Keiさんの日記 page.16
Keiさんが書いた日記の一覧を閲覧できます。
日記一覧
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2023/03/28 22:36[web全体で公開] |
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2023/03/27 00:26[web全体で公開] |
😶 Dream Askew というTRPGの一つの頂点のお話 ご機嫌よう。 ポストアポカリプス、というワードがなんとなく目に入ったので、ポストアポカリプスものTPRGのお話をしようかしら。取り上げげるのはタイトルの通り、Dream Askew(未訳)です。注意を要するテーマのTRPGです。このタイトルは個人的には、わたくしに打ち込まれた楔の一つで、何かとんでもないことが起こる、けれどそれを描くのが途轍もなく難しいTRPGです。 Dream Askew は、文明が崩壊してしまった世界、けれどまだ文明の残滓は残っているし、それを辛うじて維持している部分もある、そんな世界を舞台にしたTRPGです。けれどこの説明は、Dream Askew の何も説明していません。 システム的には、GMなしシナリオなし判定なしの、ナラティブ系TRPGです。その筋ではPBtAから判定をなくしてしまったBOBの最初の作品としても知られているでしょう。PBtAに連なる作品ですから、物語を駆動するようなプロンプトがあります。 それでは、何が Dream Askew を特徴づけているかというと。 先にお話した、文明の残滓を維持しているのは、ストレートでシスな社会です。PCが属するのはその社会ではありません。PCが属しているのはそういう社会の周辺、文明の残滓がギリギリ維持されていないあたりです。もちろん、そこはストレートでシスな社会ではありません。つまりPCはクィアな人々、ストレートでシスな社会に居場所がない人々です。ではクィアな社会で活躍するのかといえば、それも違います。文明が崩壊してしまった世界の片隅で、傷つき傷つけ合いながら生きるクィアな人々の生き方。多様なあり方がたくさんの軋轢を生む中でたくさんの間違いを犯しながら他者と関わる。それがテーマです。 どうかしら。
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2023/03/25 19:02[web全体で公開] |
😶 アイススパイア山の竜第二夜でしたの ご機嫌よう。 おおよそ一ヶ月ぶりのアイススパイア山でしたの。クエストを片付けつつ、ついにドラゴンの影を見たりして、まあね、まだ「本当にドラゴンがいたわ♪」などときゃぴきゃぴしている段階ですが。実際に目の前にしたら「はわわわわ……」ってなるのでしょうが、それはまだまだずいぶん先のことかしら。 また、今回の冒険もお使い的な感じでしたが、鉢植えになったりして楽しかったですわ。 さて、わたくしのキャラクターは特に深く考えずにはじめたドルイドですが、これまでのところ意外と前衛に出たり、軽めの回復ができたり、魔法が精神集中ものばかりだったりと、何も考えずに楽しいところと悩んで楽しいところがございますかしら。 ともあれ、まだまだ冒険は始まったばかりですし、この先も楽しみですわ♪
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2023/03/10 02:34[web全体で公開] |
😶 わたくしとは違う生き方を楽しむお話 ご機嫌よう。 とあるTRPGのルールブックを読んでとても楽しそうでしたので卓を立てたのですが(残念ながらオンセンではありませんわ)、準備しながら思ったことがございますの。 わたくし、キャラクターがわたくしには想像もつかないような何かの生き方に従うようなタイプのTRPGの方が好きですの。そういう生き方を理解してそういう風に生きる過程が好きですの。分かりにくいと思うのですが、例えば、戦士だから○○するのではなくて、○○という生き方だから戦士と呼ばれる、そういうのが好きですの。世界がそういう生き方を示してくれるのが好きですの。わたくしとは全く違う価値観や世界観が原動力にあるのが好きですの。わたくしが考える「このキャラクターは○○だから」ではない、世界という前提を踏まえた上で、キャラクターがそういう風にしか生きることができないというのが好きですの。 だって、キャラクターはわたくしではないのですから。
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2023/03/05 18:53[web全体で公開] |
😶 ケダモノオペラを遊んでまいりましたの ご機嫌よう。 ケダモノオペラに付属のシナリオ「ブドウの血の聖女」を遊んでまいりましたの。ケダモノオペラの紹介文からは悲劇要素的なものも感じていたのですが、実際に遊んでみるとそんなことなくって。 システム・シナリオ的にはナラティブと言われることもありますが、シナリオの流れに沿ったお話になるような仕組みがあって、それでいて個々のケダモノの動機は自由なので、フック多めで雰囲気はPLがある程度コントロールできるという印象かしら。もちろん、どんな予言を与えるかによって、シナリオで固めることもできるのでしょうが、今回遊んだルルブ付属のシナリオがそうではないことには好感を持ちましたわ。 そんなわけで、PLの方々のおかげもあって、聖女さまがきちんと救われてハッピーエンドになるお話になりましたの。 ご参加くださったPLの皆さまありがとうございました。
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2023/02/26 19:42[web全体で公開] |
😶 アイススパイア山の竜はじまりましたの ご機嫌よう。 昨年末にわたくしがGMを務めさせていただいたラハシアからの流れだと嬉しいのですが、わたくしの近辺ではにわかにD&Dが活気付いておりまして、アイススパイア山の竜が始まりましたので遊ばせていただいてまいりましたの。レギュレーションではバニラ5eでも参加できたのですが、キャンペーンが楽しみすぎて、PHBに加えてDMG、MM、XGtEまで揃えてしまったのですわ♪(レギュレーション的にはXGtEは使えないのですが) キャラクターは先日の入門シナリオからそのまま継続させていただきました。今回はお買い物的なクエストで、エンタングルの魔法が本当に強くて敵をことごとく拘束状態にしてノーダメで倒してしまったりもしましたが、D&Dの世界は古き良き冒険の世界という感じで、楽しませていただいておりますわ♪ やっぱりドラゴンに会ったりするのかしら? 次回以降も楽しみ♪
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2023/02/20 19:48[web全体で公開] |
😶 ダンジョンシナリオをナラティブに始めるお話 ご機嫌よう。 適切な質問ってとても難しいですわよね。ですが、ナラティブに遊ぼうとするなら、物語が進むような適切な質問を避けて通ることはできません。ですが幸いなことに、ナラティブ方面を強く志向しているタイトルの多くには、そういった質問がシステムに組み込まれています。そうはいっても、システムで決められたやり取りだけで物語が進むかといえばそうでもございませんしかしら。面白い感じにいい感じに物語が転んだり劇的なことや面倒なことを起こすのは難しいですが(ですから多くのナラティブ志向のTRPGは、特定の状況や物語性を強く志向した内容になっています)、そうやって物語ができていくのも楽しいかしら。 そこで、CD&Dの某有名シナリオを例にダンジョンシナリオの導入を例に挙げてみましょう。旅の道すがらエルフの少女からの手紙を読み、彼女の村に行き、依頼を受けるとします。 ■ 殊更にナラティブでない場合 手紙に書いてあることも村で起こることも概ねシナリオに書いてある通りです。冒険者たちは村を襲った悪人を退治することに決めます。あるいはGMがPLにそうしてくださいとお願いしてしまうかもしれません。この先に何が起こるかもシナリオに書いてある通りです。 ■ ナラティブな場合 GM:あなたたちはエルフの少女からの手紙か何かを読んだ結果、彼女の住む村に向かっています。その手紙には何て書いてありましたか? どこでどうやってその手紙を読みましたか? その手紙を読んで、どうして村に行くことにしたんですか? 全員それぞれ違う内容だったとしても構いません。 (PLによる描写) GM:では村に着きましたが、そこはどんな村でしょう? (PLによる描写) GM:その村に、手紙の差出人のエルフの少女はいますか? それは何故ですか? (PLによる描写) GM:手紙の様子と違うところはありますか? 何か気になることはありますか? それは何故ですか? (PLによる描写) GM:それでどうしますか? (PLによる描写の結果、冒険者たちは村ぐるみの犯罪の片棒を担がされることになる) このようにして、同じ?ダンジョンに行くにしても、全く別の動機になりました。動機が違うので、そこで起こることも変わります。冒険者たちはダンジョンに行くのではなく、閉じ込められるのかもしれません。奴隷として働かされるうちに何かの脱出路を見つけるのかもしれません。その奥で待ち構えているのは、村人を操る悪人かもしれませんし、彼らを告発した善人が捕えられているのかもしれません。手紙の差出人は? あの手紙は結局何だったのでしょう? それを決めるのは予め書かれたシナリオではなく、物語をどのようにしたいかというPLの語りや反応です。もちろんルールブックには、もっと色々と具体的なゲームの進め方が書いてありますかしら。
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2023/02/11 18:54[web全体で公開] |
😶 華やかなりし故郷の街に帰ってきましたの ご機嫌よう。 ついにようやくわたくしもワンダー・ローズ・トゥ・ロード遊びましたの。旅の舞台に選んだのは華やかなりしフェリアですわ。 さて、ワンダーでは、地図は四王国時代のものかしら。それでいてフェリアの説明にはエスティファ湖に沈んだと書かれていて、一方三大湖(二大湖ではなく)にファライゾンを守る龍が棲んでいるとも書かれています。年表はファーの時代から続くもの。冒険マップにもフェリアがあります。まるで各時代の説明をそれぞれバラバラに持ってきてそのまま掲載しているかのよう。これがどんな意味を持ちどんな物語になるのかはプレイヤーに委ねられています。 以前フェリアを訪れたのは前世の頃、まだビヨンドの時代でしたかしら。オリジナルの設定をこれでもかと盛った、ファライゾンの各地を夢ともうつつともつかない世界を転々としながら、エスィ・レが本当に去ってしまった遠い未来のユルセルームを垣間見、やがて誰もその存在を覚えていない水没したフェリアに辿り着く……みたいなキャンペーンというかポエム?で、いま見たら意味がよくわからないというか明後日方向に拗らせてますわね。 とはいえローズシリーズには元々ゲームというよりかはポエムという方向性がございますし(。 ともあれ、今回はルールブックに掲載のユルセルームっぽい言葉決め表は使いませんの。PLの方々に自由にファンタジー系の小説本をお持ちいただき、しかも皆さん何の本をお持ちなのかわたくし知りません。わたくし自身が持ち込んだ本はジョージ・マクドナルドの「リリス」。こうして用意した本も物語の方向性に多かれ少なかれ影響するのですわ。 というわけでキャラクターを作成し、シナリオの目的もその場で作成し、導入部分もその場で作成するのですが、その内容はPLの方々がお持ちの本の影響を受けます。 かつて、そこには「一千年の屋敷」があった。しかしいまでは、「暁の屋敷」になってしまった。この混沌の呪縛を消し去るには、「荒涼とした大地」の言葉からなる魔法風景を放たねばならない。 今回の踏み固めるものすなわち逍遥舞人たちは、 「雪の門」の「ファーナム」、歳のころ40ほどの男、その存在の全てから漂うのは揺るがし難い「影の剣を帯びた剣士」の雰囲気、彼を導いた虫の知らせは「田舎のりんご」 「子牛の赤ん坊」の「アデルモ」、歳のころ36ほどの男、その存在の全てから漂うのは揺るがし難い「裏切りと密告の知恵」を帯びた雰囲気、彼を導いた虫の知らせは「尖った唇」 ここで世界観の説明を簡単にしまして。こうして二人で世界を旅して、翼の兵士やら大声を上げる酔っぱらいやら太古の誕生祝いの木やら大黒柱の猫やら不気味な貴族やら踊り狂うリュートやら愚かしいトロルといったものたちと交流しながら魔法の言葉を集めるのです。 さて。初めてWローズのルールブックを読んだ時には意味がわからないと感じたりもしておりましたの。こうして遊んでみると、ナラティブ文脈で語られることも多いTRPGですが、なかなかに独特で、イマジネーションで言葉と言葉を、言葉と風景と物語を繋げていくのはリリックゲームのようでもあり、縛られる部分と自由な部分のバランスが独特な、なかなか他にはない楽しみでしたかしら。十数回の旅を経てPCは自分の風景を世界に移し、最後には世界そのものになるというのも好きなポイントですわ。 ローズシリーズを遊ぶ方がもっと増えたらいいな、それでもって、これまでのローズとはまたしても全く違う(それでいてやっぱりローズな)新作が出たらいいな、などと思いますの。 ご参加くださったPLの皆さまありがとうございました。
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2023/02/09 19:11[web全体で公開] |
😶 どうしてルールブックがハードカバーなのかというお話 ご機嫌よう。 日本では少数派ですが、海外のTRPGなどを買うと軒並みルールブックがフルカラーでハードカバーだったりしますわね。日本でもD&Dや、HJから出版されているものがフルカラー・ハードカバーですわね。特にハードカバーという部分については、重いから嫌とか、パッと手に取った時にページを開きにくいなどと思われる方もいらっしゃるかもしれません。個人的には開いた状態で置いておくならハードカバーの方が安定するので、これはやっぱり広い場所が確保できるかどうかといった違いもあるのかしら。 さて。老害昔話ですわよ。話半分程度の真実すら含まれませんというか、何をどう取っても疑わしいお話ですわよ。ご認識の上お読みくださいまし。 どうしてルールブックがハードカバーなのかといえば、それがプレイヤーの権利だからですの。この場合の権利というのは、ズバリ武装権ですの。 つまりTRPGの初期において、GM(DM)は権力者でPLは市民という対立の構図になる場合がございました。特にGM(DM)の納得のいかない裁定でPCがロストしてしまうような場合ですが、例えばダンジョン探索などでちょっとでも油断しようものならカチッと音がして天井が落ちてきて全員下敷きになったので終わりですとか、セッションの最初の方でのヒントを取らなかったのでラスボスに出会った瞬間一撃死にされるといったことがございました。というか悪いことに、これが普通のTRPGの風景でした。絶対に回避できない罠でPCを陥れようというGM(DM)は後を絶たなかったのです。 ですがPLだって黙っていません。最初は低いトーンの議論でしたが、そういうことが繰り返されると、そのうちに、PL全員が押し黙ったままPHB(プレイヤーズハンドブック、当時からハードカバーでした)を手に立ち上がり、後にはGM(DM)の悲鳴が響く……というようなことになりましたの(当時はまだ人類はそれほど進化していなかったことにご留意くださいね)。PHBは賞賛されました……大きくて重いから。そしてハードカバーだったから。そうやってTRPGのプレイ風景は少しずつマシな方向に進化したのですわ。 どうかしら。これは前世のわたくしが当時の何かの雑誌で読んだエピソードだと思うのですが、不意に思い出しましたの。ジョークと言いつつ目は笑っていない系のお話だったように思いますが、やっぱりハードカバーの方がよくないかしら(。
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2023/02/05 23:10[web全体で公開] |
😶 そんなに筋肉がお好きでしたら ご機嫌よう。 何やら筋肉めいておりますが、ここに LIFTS: The RPG for Your MusclesというTRPGがございます(未訳)。しかも何とシリーズで、Ultimate Pump Edition と Powered by Your ABpocalypse という2作がございますの。これは判定を文字通り筋肉で競うTRPGで、例えば行動順の決定なども、一番長くプランクを続けた順(文字通り)などと……。もちろんそれぞれの行動内容に従って各種のエクササイズを行う内容になっており…… https://itch.io/c/1548453/lifts-the-rpg-for-your-muscles
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2023/02/02 23:25[web全体で公開] |
😶 輸入するときは宛先は英語で書きましょうというお話 ご機嫌よう。 TRPGを楽しまれていれば、遅かれ早かれ海外からルールブックを個人輸入することにもなるかと存じます。それで、今回ちょっとドキドキすることがありましたので、皆さまがこんなに無駄にドキドキしないようにメモしておきますの。 さて、個人輸入ともなれば決済方法が限られ、まあ実質的にPayPal一択でしょう。PayPalは裏でクレジットカードと紐づいていますわね。そしてクレジットカードには本人確認手続きというものがあって、当然日本で日本のクレジットカードを使うのでしたらその情報は日本語です。 これのために、PayPalの請求先住所を日本語で設定していましたの。 さて。DL販売などを利用するだけでしたら、これで何も問題ないところなのですが、今回は物理的に本を輸入することになります。PayPalで支払うボタンを押して、先方の送付先住所にはPayPalから連携されたわたくしの住所が日本語で表示されています。JAPANと明示していれば日本に届き、そこから先は日本語でも構わないというのは皆さまご存知の通りでしょう……手書きでしたら。では購入ボタンをぽち。 ところが当然のことながら世界は電子の海に沈んでおりまして、運送会社から来たメールは配送先住所が見事に文字化けしていましたの。それでも荷物は日本に到着しまして、そして通関。 運送会社から宛先が不明なので通関のために連絡するようにというメールが来ました。すぐに気づいて対処したものの、これで気づかなければ余計な保管料が取られたり、最悪発送元に送り返されてしまうところでしたの。そうでなくても通関にに一日余計にかかりましたわ。連絡後も運送会社のトラッキングシステムは見事に宛先不明のまま。無事に届くのかしら? 届いて欲しい。まあね。無事に届いたのですが。 というわけで、宛先はちゃんと英語で入力しましょうというお話でしたの。
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2023/01/31 01:09[web全体で公開] |
😶 わたくしも業が深いのですわ ご機嫌よう。 先日の灰色城がほんとうにすごくって。それこそ悪い夢にまで見るようなセッションでしたの。魂の奥底にある一番暗いものを曝け出して、それを武器にして他のPCを傷つける、そんなセッションでしたの。ですからわたくしも、何度止めようと思ったか。 でも、止めませんでしたの。 すごかった。 先日、棘のある言葉がバンバン出てくる、と書きましたが、実際にはそんなに生やさしいものではありませんでした。どうしたら人を傷つけることができるのかという見本市。注意を要するどころの話ではなく、これを演じ切ったPLの方々の力量には本当に頭が下がるばかりですし、わたくしはただただ衝撃を受けましたの。ゲームだからできた、と仰っていた方もいらっしゃいましたが、でも普通に考えたらゲームだからってできないような。 でも、止めませんでしたの。止めなかったことによって止められなくなりましたの。 多少冷静になっていまから思い起こしても、止めるべきシーンはたくさんありましたし、止めなかったとしても、あの審判は、そこでその審判入れるんです? ってわたくし自分自身の視点が悪魔の視点だったって思いますわ。悪魔の? いえ悪魔すら見下ろすような。 すごかった。 PCが殺されるべきシーンで判定すべきではない、そういう終わり方でした。それが明るい未来に繋がるとは思えないような、そういう終わり方でした。どんな悪魔の所業さえ嘲笑うような視点で、わたくしは、これで終わりだと宣言したのです。 灰色城のGMは楽しい、そんな感情は消し飛びました。 終わってからの方が不安が大きくて。わたくし軽くパニックでしたわ。いつもの感じで卓後の感想会……でも、わたくし何も喋れなくって。 PLの皆さま本当に大好き。一夜経って冷静になってみて、皆さまがどんなに素敵だったか、いっそう身に染みています。ありがとう。また遊んでください。
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2023/01/29 20:13[web全体で公開] |
😶 この業の深さこそが呪いなのかしら ご機嫌よう。 久しぶりの灰色城でしたの。今回は公式シナリオの「遺されたもの」を遊びましたの。冒頭のリプレイでグッドエンド?になっているのを読んでもしかして?と思ったのですが、灰色城ですから当然そんなはずもなく、いつもの暗黒城、というかいつも以上の暗黒城でしたわ。 ご参加くださったPLの方々のRPにずっと圧倒されていましたし、すごい棘のある言葉がバンバン出てきて(GMとしては止めた方がいいのかと何度も悩みましたわ)、ハラハラしっぱなしでしたの。加えて二度の審判と対決に導かれて、なんとも言えない壮絶なエンディングになりましたわ。 とにかくPLの方々の力量が素晴らしく、ご参加くださった皆さまありがとうございました。
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2023/01/28 19:40[web全体で公開] |
😶 チーズとソーセージとパンが目の前にあったお話 ご機嫌よう。 D&Dのシナリオにお邪魔させていただきましたの。公式のサンプルシナリオとのことでしたが、なるほどイマドキのD&Dはこんな感じですのね、などと勉強になりましたわ。 PCもビルドに関する部分はGMの方が事前に全部用意してくださいまして、選んでキャラ付けしたら冒険に出発ですの。先日GMした時の印象ではガチガチの前衛キャラの方がいいのかという思いもあったのですが、ロマンで選んで良いとのことですので、遠慮なくロマン派でいかせていただきましたわ。戦闘のたびに「大地が我を守り、我が武器は彼の頭蓋を打ち砕く!」とシャレイリを唱える、元気いっぱいなドルイドの女の子。戦闘のたびに呪文を唱えて、それが実際的な効果を持つというのは大好きなファンタジー演出ですわ。まあね、持ってるのはただの棍棒、呪文の効果を加えてさえ、筋肉を見せつけてる野蛮人には到底及びません。加えて相棒もきゃぴきゃぴしたウィザードで、しかもわたくしたちってばシナリオ中、チーズホットドッグを発明して夢の販路について語るばかり。こんなちんちくりんなパーティで大丈夫なのかしら? もちろん大丈夫でしたわ♪ 遊んでいるのはTRPGで、きちんとしたGMがいるのですから。もちろんGMの方の苦労も見え隠れしていましたが、楽しませていただきました♪
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2023/01/22 20:51[web全体で公開] |
😶 物理で買ってしまいましたの ご機嫌よう。 わたくしの卓では何度か遊んでいる青髭の花嫁、物理本をお持ちの方が口を揃えて「とても綺麗」と仰るので欲しいとずっと思っていたのですが、ついに買ってしまいましたの。全部入りバンドルが売り切れているのと円相場がまだちょっと……などと自分に言い訳していたのですが、少しくらい円高になったからといってどの程度変わるのか的な悪魔の囁きを受けまして、その……勢いで。しかも勢いで限定版コアルールも一緒に。 届くのがもう楽しみでなりませんわ。 あと、これはとても言いたいのですけれど。 決済したらすぐにメールが来て、そのメールにはPDFのリンクがついていましたの。これがスタンダードだと思いますの。ChaosiumからRQ:Gを購入した時もこうでした。こうなって欲しいですわ。電子版は別売でプラットフォーム依存でしかもテキストが画像になっている、その言い訳が、なんでしたっけ? 現場からは以上ですの。
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2023/01/15 19:54[web全体で公開] |
😶 恐怖と幻想に満ちた青髭のカーニバルで ご機嫌よう 今年最初のセッション「青髭の花嫁」でしたの。これまで「部屋の書」というサプリを使って(というか頼って)遊んできましたが、今回は「鏡の書」というサプリを使います。もちろん翻訳されていないので自分で遊べる程度の私家訳ですが、いずれにせよ、わたくしが知る限り鏡の書を使ったセッションは本邦初かしら? シチュエーションが大幅に変わり、もはや「部屋の書」は使うことはできず、GMとしては困惑し恐怖に怯えてのセッション開始です。青髭の花嫁のGMはほんとうに難しくて、でも挑戦する価値はありますわ。 鏡の書には5つの舞台が用意されていますが、今回遊ぶのは「暗黒カーニバル」です。導入となる青髭からの手紙をPLの方々にお見せして選んでいただきました。カーニバルに新たに加わったショーガールは、恐怖と幻想に満ちたショーの数々とその裏側を目にして、青髭を信頼するでしょうか? それとも……? いずれにしてもカーニバルでの経験は彼女の人生を大きく変えてしまい、まあ、ハッピーエンドになることはまずありません。 ともあれ、今回もPLの方々はこれでもかというくらいに素敵なショーガールをご用意くださいまして。GMたるわたくしは、彼女から何をどのように奪おうか、彼女の素敵なところがどんなふうにトラウマに結びつくか、どんなふうに傷つけようか腐心します。彼女が怖がり、嫌がり、愛情や優しさや希望などといったものは片時も感じさせることがないように、そう、彼女は青髭に見初められたのですから、女性として生まれたことを憎み呪うしかないのです。……という風に描けると良いのですけれど。先にも書きましたが、ほんとうに青髭の花嫁のGMは難しくって。ほんとうはショーガールとラブラブしてたい! ですが、これは青髭ですので、心を無にしまして。 では、ショーガールの初舞台とその裏側を堪能してまいりましょう。 そんなわけで、ショーガールは目はくり抜かれ血を流しながら舞台に立つのです。五体満足なショーガールなんて、フリークスたちが許すはずがありません。彼女の身体も心も彼女のものではありません。そうやってショーガールにどんどんトラウマを与え、彼女たちがトラウマを癒すには青髭を信頼するしかないようにします。さあ、どうして、どのように青髭を信頼するかしら? そう、青髭の最悪の恐怖は、どんなに最低の男であっても、知らない男であっても、どれほど彼女を全く気にかけない男であっても、自分の心を守るには信頼しなければならないということ。自分の気持ちに正直な女を待つのはただ破滅だけですし、心を押し殺した女を待ち受けるのはそうし続けれなければならない未来です。芸人たちも彼女を傷つけようとし、観客は彼女が傷ついた姿を見て喜び、そして彼女の歌声自体は無視され続けます。彼女はこの舞台が本当のオーディションだったと悟り、裏切られたと感じ、そうしてついに姉妹の心は壊れてしまい、残された姉妹も大きくなる疑惑を胸に舞台を離れ、二度と舞台に立つことができなくなったのでした。カーニバルを離れてからも、その様子は夢で彼女を苦しめ続けます。 女性の権利が真に守られ、全ての女性が自分らしく生きることができる未来を望みつつ。 ご参加くださったPLの皆さま、ありがとうございました。
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2023/01/01 14:50[web全体で公開] |
😶 もっと色々なTRPGを遊びたいお話 ご機嫌よう。 昨年もたいへんお世話になりましたが、今年もよろしくお願いいたしますね。さて、といっても世の趨勢などにはこれっぽっちも靡くことなく、今年もわたくしの趣味全開でやらせていただきますわ。そんなわけで、こんなゲームができたらいいな、などと夢見ておりますの。 ■ キャンペーンはじめたい メイジ・ジ・アセンション RuneQuest: Glorantha レックスアルカナ ■ 遊びたい アポカリプス・ポスト Girl Underground(私家訳済) Dungeon Bitches(私家訳済) Fate Accelerated(私家訳済) 夜が明けたなら行こう ■ 訳して遊びたい Fate of Cthulhu Glitter Hearts Lichcraft Monsterhearts 2 Visigoths vs Mall Goths かなり厳選しておりますが、どうでしょう……? もちろん、現実はたいへん厳しゅうございまして、半分どころか四分の一でも達成できれば万々歳ですけれど、ことさらに年の初めに野望を述べるくらいのことは許されるでしょう♪ さて、今年最初に予定されている卓は「青髭の花嫁」……いきなり注意を要するテーマ全開ですけれど、これがわたくしの卓の通常運行かしら。とはいえ「青髭の花嫁」はたいへんに難しいタイトルですので、いまからプレッシャーを感じております。
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2022/12/27 21:11[web全体で公開] |
😶 今年を振り返ってみましょう ご機嫌よう。 今年も色々なTRPGを遊びましたの。セッションにお誘いくださった皆さま、またご参加くださった皆さま、ありがとうございました。 今年遊んだのは次のようなタイトルでした。振り返ってみると、まあこう、メジャーなタイトルばっかりですが。 ■ GM レディ・ブラックバード(前後編2セッション) 灰色城綺譚(2回) Soth(前後編2セッション) カムズ パラノイア【リブーテッド】 青髭の花嫁(2回) ARC 永い後日談のネクロニカ MörkBorg Kutulu ストリテラ 5e RPG(ラハシア4セッション) ■ ファシリテート&PL 我らが王の身罷りて ファイナルガール(2回) ダイアレクト Dream Askew microscope 青灰のスカウト ルサウカ ■ PL Wanderhome エモクロア ウタカゼ こうして振り返ってみると、あのレディ・ブラックバード卓からまだ一年たっていないというのが驚きですが、このリストのうち、我らが王の身罷りて、ダイアレクト、灰色城綺譚は昨年に続いてのプレイ、あとは全部はじめて枠です。セッションが終わると長くても一ヶ月以内に次のセッションがあり、それもはじめてのシステムで、挙句の果てに自分で訳す場合などもあり、楽しくも大変でもありましたわ。 ですが、ご参加いただいた皆さまのおかげもあって、セッションはとても楽しく、毎回このタイトルを遊んで良かったと思えましたし、わたくしが個人的に遊びたかったタイトルも遊べましたし、大満足ですの。 ルルブも思ったよりも増えて、物理的にも棚が大変なことになっていたり、あとPDFですが海外インディーズ系も気がつけば1,000タイトル以上を積んでいたりして(500タイトル入りのバンドルを3つ買って重複を除けばそれくらいになりますわ。もはやDLするのすら諦めていますけれど)、来年も色々なタイトルを遊べればいいな、と思ったのでした。 一方で翻訳はだいぶサボってしまいまして、これくらいしか訳していませんでしたの。一部は、後から公式な日本語訳が出たりしておりますが、未訳タイトルを訳す楽しみというのもまたあるのですわ。 Adrift 青髭の花嫁(サプリ3冊) Dream Askew / Dream Apart Lilancholy Preview Of Promises And Paper Airplanes Sapphic Slumber Party Thirsty Sword Lesbians ご一緒くださった皆さま、また日記などにいいねやコメントくださった皆さま、時には行きすぎた書き込みを諌めてくださった皆さま、ありがとうございました。来年もわたくしの趣味全開で明後日方向のセッションをするかと思いますが、よろしくお願いいたしますっ。