ポール・ブリッツさんの日記 page.23
ポール・ブリッツさんが書いた日記の一覧を閲覧できます。
日記一覧
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/06/06 13:45[web全体で公開] |
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/06/04 18:23[web全体で公開] |
😶 わたしも相当な困ったちゃんだけど 理由がなんであれ、「いくら叩いてもいい公共の敵」を作り出すのは、多くの場合誰の利益にもならないから、叩く前にちょっと考えることをおすすめします。
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/06/03 23:28[web全体で公開] |
😶 公平について。まあヒマな人だけ読んでください ABC3人のパーティーが苦闘の末ドラゴンを倒し、1000GPを手に入れた! お金持ちのAは大活躍して奮闘、ほとんどのダメージをドラゴンに与えた。貧乏なBはがんばったけど攻撃はかすりもせず、かえって大けがをして瀕死状態。Cは能力値を倍加させるバフ・デバフ要員のサポートに徹した。 で、この1000GPをどう分けるのが「公平」なのか? 哲学者ロールズの考え。 社会制度のあり方を考える上で、まずやるべきことは、「公平な立場から公平な分配システムを作ること」である。そのために、思考実験として、「無知のヴェール」と「原初状態」というものを考える。自分がその社会のどういう階層にいるかも、歴史も、宗教も、なにもかも忘れるヴェールをかけた状態で、まったくのゼロから社会システムを構築することを考えるのだ。 思考実験で合理的に考えると、自分がその社会でどういう立場にいるかわからないのだから、「最底の階層」になってしまったとき、いちばんダメージが少なくなるような社会システムを考えるに違いない。で、合理的に考えるとそうなるのだから、現実の世界もそういう発想の元でシステムを組むのがいちばん公平だ。思考実験は、われわれに、「いちばん貧しいものに最大限の恩恵を施す」ようなシステムを指し示している。だから、Bがいちばん報酬を受けるのがいちばん公平だ。 それに真っ向から反対するのがいわゆるリバタリアン。 働いた人間が働いただけ儲けるのがいちばん公平なはずだ。それが公平でないとしたら間違っている。マイケル・ジョーダンの試合で(たとえが古くて申し訳ない)、マイケルがマイケルのプレーを見に来た観客から、ひとり1000ドルで入場料を取り、一回の試合で、すし詰めの10万人の観客から一時間のプレーで1億ドルを得たら、それは公平かどうかといったら、観客は納得ずくでお金を払ってるのだし、マイケルもプレーに手抜きはしていない。1億ドルの報酬は不公平でも何でもない、とまでいえるだろう。この考えに基づくと、Aがいちばん報酬を受けるのがいちばん公平だ。 功利主義者の考えはまた違う。 重要なのは公共の福祉である。みんなの幸せの合計が一番高くなるように分配するのがいちばん公平なやり方だ。この場合、計算の結果として、いちばん幸せを増大させるのに貢献したのは、サポートに徹して、みんなの力を2倍にも3倍にも増やしたCである。だからCがいちばん報酬を受け、そのサポート能力をどんどん成長させるのがいちばん公平だ。 昔なつかしの共産主義者はこう考える。 個人個人に報酬を与えるのはどうだろうか。ドラゴンを倒したのはパーティーの総力の結果である。個人に分け与えて、パーティーの戦力が低下したら元も子もないではないか。それよりも、パーティーの総力を増大させるため、パーティーの得た報酬はパーティーを強くするのに使うのがいちばん公平だろう。得た1000GPはパーティーの共有資産とし、パーティーの総意なくしては使わないこと、とするのがいちばん公平だ。 いちばん単純な裁定者はこう考える。 「そんなごたくはやめてくれ! もう頭割りでいいよ! ひとり333……あ、1GP余った……これを誰に……」そして誰に渡したとしても、帰ってくる言葉は「不公平だ!」 わたしには何が「公平」といえるのかいまだによくわからない……。
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/06/03 14:02[web全体で公開] |
😶 ゆで理論 ネットではもっぱら揶揄の対象となっている「ゆで理論」、その是非はさておき、あれだけのことをやらかしておきながら読者に次の期待を持たせてページをめくらせるゆで先生の「勢い」については研究し参考にするだけの価値がある。などと考えた昼下がり。 ルールの適用で重要なのはそれがルールブック記載通りに適用されているかではなく、「プレイヤーの同意を得ること」であって、同意さえ取れているのならルールの適用は「ゆで理論」でもかまわないのだ、と考えるのは過激にすぎるだろうか。
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/05/31 15:01[web全体で公開] |
😶 リアルって? 自分にとってリアルとは、いわゆる「物自体」を相手とした、ルールも定かでなければ勝敗もなく、ただゲームオーバーだけはある(らしい)ひとつのゲーム……としか思えないので抑鬱症がひどいらしい。 まあショーペンハウアーでも読んでないとどうしようもない人間はおとなしくショーペンハウアーを読むのが吉なのであるが処分しちゃって持ってないので代わりになるものを段ボールから探し中。
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/05/31 10:50[web全体で公開] |
😶 考えてみたが PC間に圧倒的な貧富の格差があるTRPG、やってみたらほんとに面白いかもしれぬ……。 「ストームブリンガー」のパーティで、エルリック1人と、ほかのPCは全員ナドソコルの物乞い、というシチュエーションだろうか。 面白いか面白くないかはおいといて、すさまじくアナーキーなものになりそうだ。そういうシチュで、ナドソコルの物乞いでプレイする体験、うーむ、いっぺんプレイしてみたい……かもしれぬ……。 (気分は変わることがあります(笑)) うーむ、考えていると無性にプレイしたくなってきた。「クレオパトラDC」TRPGとか誰か作らんものかなあ。クレオ役でなくてもフォーカード役でもいいぞ(古いw)
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/05/30 23:26[web全体で公開] |
😶 考えていたら目が冴えてしまって 眠るどころではなくなってしまったのだが、 もし、『幼稚園児のやるごっこ遊び』くらいに熱中できる面白いセッションができたなら、 たとえ狭義のゲームとして成立していなかろうと、わたしは満足するという結論に達した。
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/05/30 19:59[web全体で公開] |
😶 ごっこ遊び 決められたルールもなければ勝利条件もない、いわゆる子供の「ごっこ遊び」、ウィトゲンシュタインだったら確実に「ゲーム」の範疇に入れるだろうな、と思えてきたので、寝よう! 今日はもう寝よう!
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/05/30 18:59[web全体で公開] |
😶 まあつまりあれだ 「哲学好きの人間」というものは、どう考えても「ろくな死に方をしない」よなー、と考えてしまう自己嫌悪に陥るだけの日曜日であったとさ……。 もう今日はTRPGのことなど忘れて早く寝よう、ううう。
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/05/29 04:01[web全体で公開] |
😶 江戸の敵を長崎で 30年前の高校生のみぎり、ひとつ自分の英語力をつけるため、ページの薄そうな安い未訳のTRPGを買って翻訳してみよう、と、お茶の水の書泉ブックマートで1500円ほどのうっすいペーパーバックで買ったSFTRPGの「JUSTIFIERS」、結局貧弱な英語力ではうっすらとしかわからず、引っ越しの際に処分してしまっていまではぼんやりと思い出すだけ、だったのだが、ふと海外のネット通販サイトを見ていたら、ややっ、あのルールブックが10ドルでPDF販売しているではないですか。昔の恋人に再会したような妙な気分で、思わずポチってしまい、そしていままで時間をかけて、全文をグーグル翻訳にかけて、とりあえず日本語にしてみてざっと読み、なんというか、青春の思い出を今になって取り戻したような妙な感慨にふけり、うーんこれはやっぱり、「江戸の敵を長崎で討つ」案件だろうな、と、いや、プレイするプレイしないではないんだ、そんなこととは別に、30年前に征服しそびれたものを征服した、この、妙な達成感と妙な無常感の入り混じった、うーむ説明しづらいが、30年間の思いというものが、わかる人にはわかってくれると信じたいけど、まあ、プレイはしないんだろうな……やっぱり……。
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/05/27 21:06[web全体で公開] |
😶 あたりまえの話だが 「意外な展開」と「誰ひとりそうなることを望まない展開」、 もしくは「意外な結末」と「誰ひとりそうなることを望まない結末」とでは、 まったく違うよな……とぼそぼそといろんなテキストを読みながら思う夜である。
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/05/26 18:43[web全体で公開] |
😶 ふと思ったこと 時制を一切使ってはいけない「妖精語会話卓」を立てたら面白いかもしれない。話す言葉は全部現在形でなければならず、「明日」とか「昨日」とかも使ってはいけない縛りで、3時間世間話のおしゃべりをする「だけ」の卓。どのような結果になるか想像もつかぬ。
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/05/26 15:14[web全体で公開] |
😶 ルールに書いてないところは 常識で判断しろ、とデザイナーが頭から湯気を立てているのが見えるような見えないような微妙な感じのするラフで精密なルールブックを読みつつお茶をすすった昨晩。 それともあのルルブを書いたデザイナーは開き直っているのかもしれぬ。
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/05/22 19:11[web全体で公開] |
😶 ゲームとユーザーと ローマの名将、ユリウス・カエサルの言葉に、 「力は兵しだい、兵は金しだい、金は力しだい」というものがありましてな……。 まあ、そういうことで……。(マイナーゲームファン)
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/05/19 00:59[web全体で公開] |
😶 ドラゴン・ウォーリアーズやるよ~ 6/16日から、毎週水曜予定でドラゴン・ウォーリアーズのランク1用シナリオ「森に眠る王」をプレイしたいと思います。 https://trpgsession.com/session-detail.php?s=162125258946pb100 我と思わんものは来たれ~~! シンプルなルールなのでルルブなしでもOKです!
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/05/15 22:47[web全体で公開] |
😶 一人で生活しているせいか ふと気がつくと、誰もそんなことはひとことも言ってないのに、心の中にどす黒く「みんなは大人だから黙っていたけれど、おれは気がつかないうちに、今日の卓でみんなから嫌われて当たり前の最低最悪なプレイをしていたのではないか」という妄想じみた猜疑心がどんどんと広がってきていた。 うん、どこからどう見ても、自分の精神状態が自分含め誰のプラスにもならない「ただのヤバい人モード」に突入していってる。 寝よう、今日はもう寝よう。寝て頭の中にアルファー波を出して、明日にすっきりリセットしよう。 メンヘラはつらい……。
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/05/12 00:29[web全体で公開] |
😶 毎日毎日テレワークで仕事をしていて 今日ボイセに参加して気づく。 「会話への加わりかたとタイミングが完全にわからなくなってる……」(^^;A
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/05/10 21:55[web全体で公開] |
😶 GMの快感の源泉とは GMをやった人がハマるGMの楽しさというものは、物語を作る、とか、ダンジョンを作る、とかいうことの楽しみにではなく、 「承認欲求を満たす」ところにあるのではないか? などとどうでもいいことを延々と考える、セッションが流れた夜である。
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/05/10 12:07[web全体で公開] |
😶 同じレベルのキャラ 「同じレベルのキャラ同士でも、スキルや特殊能力の組み方ひとつにこだわることで段違いに強いキャラを作れる」ことの楽しさを追い求めるプレイヤー vs 「同じレベルのキャラだとしたら、どんな組み方をしてもだいたい同じくらいの強さにならなければ『同じレベル』ということの意味がない」と考えるプレイヤー 時間無制限一本勝負、ファイッ!
| ポール・ブリッツ | |
| 2021/05/09 13:48[web全体で公開] |
😶 経済関係の面白解説マンガを読んで思ったのだが 政府に「大きな政府」と「小さな政府」があるように、 GMにも「大きなGM」と「小さなGM」があるんじゃないかな……と。 特に、シナリオの解決方法が一種類しかないようなシナリオに顕著なのだけど、 「PLとPCの自主性を最大限に尊重」して、そのうえで「シナリオの解決に結びつかないような方法が提案されたらダメ出し」をして、「PLが自分で考えて、そのシナリオクリアの方法にたどり着く」ということを重視するのが、「小さなGM」。夜警国家よろしく「GMはルールの管理者かつ調停者であればよく、それ以上のことはできる限りしない方がいい」という考え。 それに対して、「シナリオのつつがない進行を最大限に重視」して、そのうえでケインズの財政出動よろしく「シナリオの解決方法に体するサジェスチョンをGMが積極的かつ過剰に提出」をして、「PLがシナリオクリアに迷わないようとにかく誘導し、それによりシナリオがクリアされればみんなハッピー」ということを重視するのが「大きなGM」。よくいう「吟遊詩人マスター」はこっちの手法が過激になった感じ。 どっちがいい、とかいうことは無意味で、重要なのは「PLが満足すること」だろうと思う。「小さなGM」の場合は、ほんとうにPLが解決策に行き当たらなかったらみんなが不幸な結末になってしまうし、「大きなGM」の場合は、「吟遊詩人マスター」みたいに、GMが延々しゃべっているのをPLはただ聞いているだけ、という、これまたみんなが不幸な結末になってしまう。 自分のGM方針としては、完全に「大きなGM」派なのだが、うーん、スタグフレーションを招かないよう、がんばります……。