ポール・ブリッツさんの日記 page.19
ポール・ブリッツさんが書いた日記の一覧を閲覧できます。
日記一覧
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2021/12/02 02:29[web全体で公開] |
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2021/11/29 21:06[web全体で公開] |
😶 そういや日本語版がでたころのクトゥルフの扱いはどうだったんだっけ(老害のたわごと) 30年前の当時は周囲にクトゥルフやりたいって人がまったくいなかったので体験はほとんどないが、そのころの雑誌の特集記事とかリプレイとかをいろいろと思い出したところ、 『スティーヴン・キング以前の海外ホラー小説の世界を忠実に再現するシミュレーションゲーム』 みたいなノリでプレイされていた……感じがする。当時の現代日本を舞台にしたシナリオやプレイもいくつかはあったけど、あくまでも「例外的」な扱いで、若干の勇敢なキーパーが領域を拡大しようと試行錯誤していた、というところ。 そういうノリだったから雑誌の記事のひとつひとつにも『マニア以外おことわり』みたいな空気が立ちこめていて、まあそりゃ、周囲にやりたがる人もいなくて当然だ(笑) それが今では『脱出ゲーム』にシフトしたと思ったらそこからさらにシフトして『エモさ最重視』なのか、と思うと時代は変わったものだな、と妙な感慨が。魔法少女を考える上で『ミンキーモモ』の時代から『セーラームーン』を飛び越して『トロピカル~ジュプリキュア』の現代を考えるような感じか。もっともそれはそれで、『魔法使いサリー』の時代を知る人たちには「ミンキーモモなんてあんな新しいものを……」と思われていたりするんだろうなあ。 ほんとに我ながら老害のたわごとである。
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2021/11/22 23:41[web全体で公開] |
😶 同じ 「同じ視点から同じ内容で同じ結論を述べて何が楽しいのだろうか」と考える人間が、 「同じ感動を共有して味わいたい人間の邪魔をするな」といわれてしまう現代社会って、TRPGに話を限ったとしてもやっぱりどこか間違っているんじゃないかと思う。
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2021/11/22 23:22[web全体で公開] |
😶 まったく参加しないPL 「戦闘にまったく参加しないもしくは戦闘の妨害ばかりするPL」と、「シナリオ進行にまったく参加しないもしくは進行の妨害ばかりするPL」とはどちらもそうとうな困ったちゃんであるが、GMとしてどちらか一方を選べといわれたら、ノータイムで「戦闘にまったく参加しないPL」を取るな、と思った夜である。
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2021/11/20 21:03[web全体で公開] |
😶 カー・ウォーズか…… 武装した車よりも日本人には武装したモビルスーツを扱う方が楽しいらしくて日本語版の展開があっという間に衰退したゲームだったな……。懐かしいな……。
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2021/11/20 00:50[web全体で公開] |
😶 わたしの書き方が悪かったのか 「異世界から戦士を召喚した」からいうて、別に現代日本から召喚されなければならんいうわけでもないで……。
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2021/11/19 00:06[web全体で公開] |
😶 クトゥルフ7版のアーカムの地図を見て思ったことだが ごく普通の日本地図で、都道府県の形もほぼ同じなのに、数えてみると四十八都道府県になっている白地図のいろいろなパターンをまとめてコミケで売ったら、架空の県で冒険させるクトゥルフのキーパー陣に売れるんじゃないか、などと労多くして益少ないことを考える夜である。「海沿い/内陸」「東北/関東/北陸/甲信越/関西/中国/四国/九州」で簡単に好みのタイプの県が選べるようにして。 ……そんなもん買うくらいなら自分で勝手に地図に線引いた方が早いな、と考えたので寝るなり。
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2021/11/10 17:03[web全体で公開] |
😶 一週間 休み時間。オンセンを開く。面白そうなキャンペーンがあるが日程が詰まっていて参加できない。 どうして一週間は七日しかないのか、とつくづく思う。 休み時間が終わる。仕事に戻る。 どうして一週間は七日もあるのか、とつくづく思う。 人間とは勝手な生き物である。
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2021/11/03 23:44[web全体で公開] |
😶 ヒリヒリくる ドラゴンウォーリアーズおもしれえ。ザコのワンダリングとの遭遇戦闘を2回しただけなのに、すでに前衛が「死神が手招きしているのを見るかのような」という状態になっているw ヒリヒリくるスリリングなゲームだw
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2021/10/30 21:10[web全体で公開] |
😶 古いSFファンに 「面白本」について社交辞令をいえっていうほうが、無理だろうな……と思った夜である。なにせ面白本を評価すること自体がアイデンティティに直結してるからなあ……。
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2021/10/28 23:15[web全体で公開] |
😶 ウォーハンマー4版のキャンペーンでいろいろと考えて 骨太のキャンペーンの土台とするのに「柳生武芸帳」ネタを考えていたのだが、 冷静になって考え直してみると、「ユーベルスライク市だけで柳生武芸帳をやるのは無理だ」という結論にならざるを得ない。 ほかのなにをパクってキャンペーンの土台にするか悩み中である。 第一回は来週(笑)。 どうしよう(笑)。
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2021/10/23 23:58[web全体で公開] |
😶 なにをするにしても なにをするにしても考えがまとまらない。日記のコメントに返事すら書けない。脳味噌がぐるぐる空回りしている感じ。 ヤバいのでもう寝よう。 何しろ原因が「卓のぶっ込みすぎ」以外に思い当たることがないんだからとほほ。
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2021/10/22 00:33[web全体で公開] |
😶 69人も投票してくださったので結果を発表 ルルブに「それを選ぶメリットが全然ないデータ」が載ってることについてどう思うかを問うたところ、 https://trpgsession.com/vote.php?i=uid159_1634054938 あったほうがいいに決まってる……65票 なかったほうがいいに決まってる……4票 という結果だった。「盲腸」みたいなデータでも、たくさんあったほうがみんな嬉しい、ということらしい。これ以上どうやっても、「あったほうがいい」の優位は動かないだろう。 それに、中国三千年の知恵がいうとおり、「無用の用」というものもある。底なしのクレバスにかかった橋を渡るのに、合理的な思考だと、「足裏が乗るぶんの面積だけが点々と続いているだけでいい」ということに行き着くわけだが、そんなもん常識的に考えて渡れるか、というものなので、足が乗らない場所があったとしても、橋はきちんと平面で続いていたほうがいいのだ。 ……でもなあ、とわたしは思うわけなのだ。年寄りの昔話で恐縮だが。 20世紀の昔、「T&T第五版」というTRPGがあった。特筆すべきはその武器リストで、百を超える武器が用意されていて、そのひとつひとつがデータが違う、というこだわりぶりだった。何しろ剣だけで22種類あるのだ。 さて、そのリストの「短剣」に、サックス(いまでいうボウイ・ナイフ)とクックリ(いまでいうグルカ・ナイフ)があった。サックスとクックリは、与えるダメージは2d6+5と完全に同等。価格も同じ。では性能差はどこに出ているかというと、まず、重さの面ではサックスに比べてクックリは軽い。必要筋力度は、クックリのほうが力のないキャラクターでも扱える。必要な器用度の面で考えると、効果的に扱うのはクックリのほうが易しい。そして、サックスは投げて使うことはできないが、クックリは熟練者が扱えば、投げつけて15m先の敵をも攻撃できる……。そしてそれ以外に差異はないのである。 当然、誰もがクックリを選ぶわけだ。当時からつくづく疑問だった。「これじゃサックスを選ぶ意味がないじゃん!」である。かわいそうなサックスを使っていたキャラクターをわたしは見たことがない。この時点で、完全にサックスは「データの盲腸」以外の何物でもなくなっていた。 それから幾星霜が過ぎた。T&Tも改版され、「完全版」が出ていた。第五版ルルブに親しみがあったので、とりあえず「武器リスト」を見てみることにした。 武器リストは完全に改められ、百を超える別々なデータの武器は、すっきりとまとめられていた。たとえば、「大型の戦闘用短剣」は2d6+3ダメージ、「英雄的な戦闘用短剣」は2d6+4ダメージ、みたいにまとめられ、それぞれが必要とする筋力度と器用度も各項目ごとに統一されていたのである。 それを見て、わたしは「ああ、なるほど。デザイナーもあれはやりすぎだと思っていたのか」と思った。ルールをシェイプアップするという意味では大成功の部類だと読んでいて思う。 だが、同時にわたしは、「とても悲しかった」のも事実だ。やっぱり第五版ルルブくらいに膨大なデータの羅列があったほうが読んでいて楽しいのだ。……使わないだろうけど! 結局のところ、わたしは誰も使わないようなデータは別のデータに吸収させるなどシンプルに編集してまとめた方がいいのか、それとも思い切り多彩にして、それぞれの特徴を顕微鏡学的なレベルで差をつけることで、データの量を充実させた方がいいのか、いまだによくわからない。 現在の投票では、どっちか二者択一で選べ、といわれたら、「バリエーションを持たせたほうがよい」という意見が圧倒的なようである。そうだろうな、とも思うが、「ううむ……」とも思う。 人間とは勝手な生き物である。 「そんなものケース・バイ・ケースじゃないか」という声もあると思うが、そんなことをいったらこの世にあるものでケース・バイ・ケースでないものなんてあるか、という話になってしまう。もし、実のある投票結果を求めようと思うなら「ケース・バイ・ケースで判断すべき」とか、「どちらでもない」「どちらともいえる」とかいう選択肢は作らない方がいい、ということも老婆心ながら付け加えておこう……。
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2021/10/19 22:21[web全体で公開] |
😶 投票を読んで 「文章」としてものを考えるのに過剰に慣れているので、「会話」としてプレイすると、たちどころに訥弁になってしまいまともに言葉が出てこない。 さらには極度のあがり症かつ人見知りで、たとえVRでも他のプレイヤーなりアバターなりと顔をつきあわせてTRPGをプレイすると、会話すること自体が困難になる。 しかも発音不明瞭で、ボイセですら正直言って苦手。 それでもVR化の恩恵は何か受けたい。 ……まこと人間というものは勝手なものである。とにかく知恵を絞る。いいアイデアが浮かんだらビッグなビジネスのチャンスかもしれぬ。(そうか?)
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2021/10/19 22:03[web全体で公開] |
😶 ルールブックをどこに置いたっけと捜したら 電気のついたホットカーペットのうえに1時間も放り出されていたことに気づいたであります。>< 危ねえ……。
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2021/09/28 17:39[web全体で公開] |
😶 メタ読みについて考える この間、SW2.5をプレイする機会があり、その中で、相手を石像にする正体不明のモンスターが出てきて、それは女の姿だった、と聞き、反射的に「メデューサ……」とつぶやいたところ、GMから「メタ読みは控えてくださいませんか」とたしなめられた。 まあたしかにメタ読みでその通りなのだから反論のしようもないが、しかし、これはほんとうに「メタ読み」なのか、と考えずにはいられない。 つまり、わたしの演じていたPCは、メデューサについて、昔話のレベルでしか知らず、「実在するなどとは考えたこともない」人間、とわたしは考えて演じているのだ。 たとえば、ドラゴンについて考えて欲しいが、魔物知識で知名度をクリアできなかったとしても、あの世界で「ドラゴン」と呼ばれる存在があって、それは実在する、ということを確信していないキャラクター、というものは現実的だろうか? 「鱗があって翼があって首が長くて牙が生えていてブレスを吐く」存在を目撃するなり聞くなりし、「あれがドラゴンというもののなのか……!? まさか……?!」と想像すらしないキャラクターというものは、よほどの異国育ちでもない限り現実的ではないような気がする。 そういう意味の一般教養として、ある程度メジャーなモンスターについては、魔物知識判定なしでも、フレーバーとして名前くらい発言するのはいいのではないかな、と思う。別にモンスターリストを先読みしたりもしてないし、「鏡を持ってこい」とか「目をつぶって戦うんだ」とか発言したわけでもないし……。
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2021/09/25 17:54[web全体で公開] |
😶 設定もなくただそこにいて機械的に参加するのがデフォのTRPG 「……けっこう難しい条件だな」 「でもなんかあるでしょう?」 「うーん……昔のSPIの『死の迷宮』なんてどう?」 「そんなゲーム、オンセンのルールブック一覧見ましたが、どこにもありませんけど……」 「どちらかといえばボードゲームのほうでくくられているからかもしれないな。ボードゲームというか、チット引きゲームだったからなあ。チットを引いて迷宮を作って、冒険者のパーティが冒険する……だけの一人用ゲーム」 「だけ?」 「だけ。背景はない。設定もない。キャラクターを作って、迷宮に放り込んで、モンスターを殺して宝物を手に入れて、金と経験値を稼いで帰ってくる……だけ。だから、完全にルールはほぼ自動化されてる」 「…………面白いんですかそんなの?」 「けっこうファンは多かったそうだ。月刊タクテクス誌に邦訳が出てたな。続編として『戦慄の城塞』ってゲームも作られそれも邦訳されてたが、そっちは背景世界とストーリーとラスボスとエンディングがついていた。やってみたが、やるとけっこうハマる。けれど、ラスボスを倒すことはできなかった」 「中途であきらめたんですか?」 「いや、あれ、チット引いて迷宮作るゲームだろ」 「ふんふん」 「紙袋に入れてチット引いてゲームして、紙袋に入れた状態で置いといたら、『ゴミを捨てたもの』と親に間違われて処分されてしまった」 「……………………」 「あれ以来、親が死んでも墓参りだけは絶対にしない、と誓っている」 「小さい男ですねえ」 「背景世界がなくてすべてが機械的なTRPG、といったら、『暗闇への挑戦』というゲームもあったな」 「そのゲームも一覧のどこにもありませんけど……」 「昔の、ゲームグラフィックス誌という雑誌の付録ゲームだったからなあ。マイナーすぎて取り上げられてないんだろう。さっきの『死の迷宮』にインスパイアされたものらしくて、こっちのほうは、サイコロを振ってダンジョンを作り、方眼紙に書き込んでいくゲームだった。パーティを作って冒険するけど、基本ひとり用。こちらもほぼ完全にルールは自動化」 「…………そんなのばっかりですね」 「いちおう、60種類ある中で最強のモンスターであるデーモンを倒せばゲームエンディングだけど、さらに遊びたかったらオリジナルモンスターを作ってください、とかいう添え書きもあったな」 「何度も聞いてなんですけど、面白かったんですかそれ?」 「廉価版TRPGが、創元の『スティーブ・ジャクソンのファイティング・ファンタジー』しか売ってなくて、しかも田舎ではTRPGを手に入れることすら困難だった時代で、なおかつTRPGを趣味にしている友達を見つけるのは輪をかけて困難だった時代の作品だから……貧乏人の中学生は飛びついたなあ」 「いや、ですからね、面白かったんですかそれ?」 「人気はあったようで、続編に、迷宮外でのワイルダネスもできるようにルールが追加された『運命への挑戦』というゲームが付録でついたぞ。自分もそちらで果てしないプレイの末にデーモンを倒した」 「それはいいんです。面白かったんですか?」 「みんなの記憶に残るほど面白かったのなら、オンセンの『ルールブック』の一覧にないはずがない、と思ってくれ、で答えになってるか?」 「……聞いた自分が悪かったです」 「あとは……」 「まだあるんですか」 「なんか重要なものを忘れているような気がするけど、思い出せない。まあ、TRPGは、戦闘でもなんでも『機械的にただ参加するだけ』ってのがイヤになった人が作り始めたゲームじゃないかって思うんで……」 「でも、ポールさんは、ちょっとしゃべりすぎのような気がします」 「すまん……」