ポール・ブリッツさんの日記 page.17
ポール・ブリッツさんが書いた日記の一覧を閲覧できます。
日記一覧
| ポール・ブリッツ | |
| 2022/06/22 13:01[web全体で公開] |
| ポール・ブリッツ | |
| 2022/06/20 19:52[web全体で公開] |
😶 ルルブに金を払いたくないという人のいいぶんを考えてみる このSNSに忘れたころにわいてくる、「ルルブなしでもTRPGしていいよね」派の意見について、非難ばかりしているようでもなんだなあ、ここはひとつ方法的に「擁護」することにして、その過程でどこがまずいのかが逆説的に現れてくるんじゃないか、と考えてみたのだが、想像以上にでかいテーマだったことに気づいてすでに撤退準備にかかっている。 ルルブなしプレイ擁護派の主張を自分なりに明確にしてみると、「ルルブがない状態でプレイしたい」のではなく、「ルルブはあったほうがいいのは当然として、ルルブに代金を払いたくない」ということではないか、と考えるわけではあるが、なぜ「ルルブに代金を払いたくない」という考えに至るかといえば、「ビンボーだからだ」ということになるだろう。金が湯水のように使えたら、ルルブを買わない、という発想自体が生まれないからだ。 ということになると、こういうことになるのではないか。「貧しいがゆえに、人類の持つ「知識」に対してアクセスできない、というのは公正なことなのか」……こう考えただけで、自分としては扱う問題の大きさに脳味噌が腸捻転を起こしかねないのであるが、頑張って続ける。 公正なことだ、と考えるのが、前に日記で取り上げてみんなからボロクソに言われた「リバタリアン」の思考である。「知識を持つ側が、知識にこれこれの値段をつけてアクセスを許可しているのだから、それを払ってでもアクセスしたいと考える人間は払ってアクセスすればいいし、それに見合うだけの価値はないと判断するのなら払わなければいいだけだ」という発想。誰だったっけか、マイケル・ジョーダンの試合を見るのにひとり1万ドルの値段をつけても、観客が納得して1万ドルを払って観戦するんだったら何の問題もない、というたとえ話をやってたな。 でもそれでいいのか、という地点から批判するのがロールズであり、その哲学に基づいてこの問題を考えるとこうなる。いっさいのしがらみや社会的立場とは無縁になるヴェールをかぶせ、自分がどのような社会的立場であるかわからない状態で合理的な判断をさせれば、「TRPGをプレイしたいと考えるもののうち一番貧しいものが必要最低限のルルブを買うことができるような値段設定をするべきだ」という発想に行きつくだろう、ってことだが……これもうまくいきそうにない。「TRPGプレイヤーで最も貧しいもの」って誰で、収入いくらだ、「必要最低限のルルブ」ってなんだ、そして「そのルルブの値段」っていくらなんだ、ということになるからだ。ほんとに「お金がなくてCoCのルルブが買えない」TRPGを切実に求めている層に対して(小学生だろうか……)、そういう層でも買えるだけの値段をつければデザイナーが貧窮で倒れてしまうし、これとは逆の発想で「最も貧しいデザイナーが何とか生活できるだけの値段設定に」とか考えたら、これはこれで問題噴出である。 アダム・スミスみたいに「需要と供給」のバランスが自然に取れるんだから市場に任せておけばいい、という発想がうまくいかないことも、「TRPGのルール」みたいな「知的財産」であれば当然のことで、駿河屋とかアマゾンとかで絶版TRPGのルルブがどれだけプレミアがついているかを考えればおわかりいただけるであろう。貧しい人間が「黄昏の天使」をプレイしようとすると目の玉が飛び出ることになるのだ。 「わかった! もう、税金払っているならだれでもアクセスしていいよ」っていう発想のもとに作られるのが「公共図書館」である。なのだが……図書館をバリバリに利用しまくっている自分が言うのもなんだけど、「公共図書館」、いまや「無料貸本屋」みたいな扱いになっていて、行政すらも無料貸本屋のノリでカフェスペースを作ったりブック●フに運営を任せていたりする始末である。もし、そんな無料貸本屋がTRPGのルルブをじゃんじゃん貸し出ししてくれればわたしは喜んで日参するが、幸か不幸か、TRPGのルルブやゲームブックといったものは公共図書館の扱う範囲のものではないらしく、公共図書館によってTRPGデザイナーの懐が脅かされる事態にはなっていないようだ。 「公共図書館」で何が悪いのだ、悪いのは「コピー」する行為なのだから、「コピー」に厳罰を科して図書館はどんどん貧しいもののためにルルブを貸し出せばいい、という発想もうまくいかないことは、この手の問題について昔から格闘を続けてきた音楽業界がよく知っていることである。規制をかけてコピーを押しとどめるにはあまりにもコピーの手段は簡単になりすぎた。JASRACは心ある人たちからも毀誉褒貶はなはだしいし、映画泥棒は跳梁跋扈するし、自分も曲聞きたいときはYOUTUBEでタダで聞くし……。それに、いくらコピーで規制をかけようとも、TRPGのルール、「暗記」してしまえばそれまでのものなのである。 考えれば考えるほど「貧しいがゆえにアクセスできてしかるべき存在が知識にアクセスできない」という問題の困難さと、現実に起こっている事例に脳細胞がドツボにはまっていく一方である。考えているうちに今日GMするセッションまでのこり10分になってしまった。うぬれうぬれ。 尻尾を巻いて退散する次第である。
| ポール・ブリッツ | |
| 2022/06/19 00:33[web全体で公開] |
😶 2年2か月続いたロングキャンペーンが終わった 波乱万丈な冒険を生き延び、いまはマラソンを完走した後のような快い満足感。 さて、あとは自分の主催している現在2年1か月続いている公式キャンペーンシナリオのほうだなあ。がんばろ……。
| ポール・ブリッツ | |
| 2022/06/15 19:59[web全体で公開] |
😶 うーむ…… とりあえず後学のために一度やっておきたいゲームではあるけど、 「ありがちなファンタジー世界で亜流の聖闘士みたいなキャラクターを作り、ザツなルールで冒険するTRPGやりませんか」 っていったら、来るべき人も来ないよなあ……。 どうしよう「アップルベーシック 光と闇のレジェンド」……。 とりあえず後学のために一度やっておきたいゲームではあるけど、 「奇をてらったような判定システムで、ゲームの専門家からことごとく否定的な評価をもらっているTRPGやりませんか」 っていったら、来るべき人も来ないよなあ……。 どうしよう「フォーリナー」……。 とりあえず後学のために(以下延々)
| ポール・ブリッツ | |
| 2022/06/04 23:29[web全体で公開] |
😶 ゲームは一日一時間と昔のえらい人が言ってたが あれって正しいのかもしれない。 考えを変えてみると、「一週間に3時間半のセッション2回」ということであり、そのくらいが体を壊さない「ほどほど」ってやつだよなあ、と……。
| ポール・ブリッツ | |
| 2022/06/04 21:25[web全体で公開] |
😶 気持ちはわかるがどうすればよかったんだという自戒を込めて書くが TRPGというゲームは、強烈に忙しい人や毎日に疲れている人が体に鞭打つようにして無理やり時間を作って遊ぶタイプのゲームではない、ということは、もうちょっと周知されてもいいと思った……。
| ポール・ブリッツ | |
| 2022/06/03 20:19[web全体で公開] |
😶 なんとなく気になったこと 某氏から「丸い卵も切りようで四角」という言葉をいただき、「物事も言いようによっては円満にもなるし角も立つ。である以上、自分の発言した物事の正当性に対しては周囲の反応などに左右されずに自信を持つこと」を説いた言葉だと理解していたが、もしかしたら違うのかもしれない。とはいえ、違うとしたら、間違っているのは世の中のほうだろう、としか思えないので今日も超どマイナーTRPGのルルブをひとり読むのであった。オチはない。
| ポール・ブリッツ | |
| 2022/06/01 20:17[web全体で公開] |
😶 「.hack//無限増殖」を立ててみて思ったよしなしごと そのコンパクトさとシンプルさに興味を持ち、怖いもの見たさと温故知新精神から、半分「ギャグ」で立ててみた、冒険企画局のマイナーTRPG「.hack//無限増殖」だが、オンセンとオンセン外での感想を聞くと、意外なことに「けっこう評判が良かった」のには驚いた。戦闘の際にもやることは1d6を振ってからスキルの使用と不使用を決めるだけという超大雑把なシステムなのに、やっているとけっこう面白いのだ。今でいう「エモさ」とは全く逆のベクトルに全振りしているみたいなゲームなのになぜなのだろう。 その理由を考えてみたが、やはりメインとなるダンジョンアタックのシステムが「ボードゲームとしてバランスがいい」ことに尽きるだろう。種田山頭火の俳句ではないが「分け入っても分け入っても魔法陣」な、ものすごく単調なダンジョンなのだが、完全ランダムで出てくるモンスターが完全ランダムなるがゆえに「予想の斜め上」な展開を用意してくれ、そこを持てる力とパーティ皆の相互協力で乗り切っていくのがけっこう達成感を感じさせてくれるのだ。さらに、モンスターは完全ランダムだから、展開次第では「こんな浅い階層にどうしてあんな強力なモンスターが」というネットゲーム題材アニメでお約束のシーンとなり、それがいいスリルになっている。バランスは考えられているが絶対安全なダンジョンではないのだ。 そんなネットゲームで「ゲーム内の役割設定しかないアバター」を現実世界で操るPLたち、がプレイヤーの立場なので、勝手なことをしゃべりながら「ゲームに熱中しているプレイヤーをRPする」というこのゲームでしかできないねじくれた楽しみもまた格別である。「ネットでは14歳中学生のふりをしてゲームをしているが現実世界では明日待っている仕事にやる前から疲れ切ってビールをあおっている中年小学校教師」なんていうキャラクターをリアルな存在としてプレイできるのはこのゲームくらいではないのか。(できたところでしかたない、というのはおいておく) 慣れるとテキセでもワンゲーム1時間かからないでプレイできるというのも突発卓には向いている、という意見もあった。そういう話をしていると2003年に雑誌に付録という形で掲載されたまま製品化もされずにお蔵入りしたことは非常に惜しいような気になってきた。 冒険企画局様にはネットかなにかで7ページしかないルールを無料公開してほしいところだが……ダメだろうなあ……角川様の「.hack」がらみのゲームだから、権利関係が非常に難しいだろうからなあ……。
| ポール・ブリッツ | |
| 2022/05/19 17:05[web全体で公開] |
😶 あまりにもブロックやミュートが当たり前の文化になったせいか知らないが 現代人にとって「断交」はもはや暴力とはみなされていないのかもしれない。 暴力ではないのだから、断交の可能性をちらつかせて交渉事を有利に運ぶ行為も、「暴力」でもなければ「威迫」でもないのだ。 その可能性に気づき、骨の髄からゾーッとした。そのうち話し合いをやるためにはまず兵隊を集めるところから始まる時代に戻るのかもしれない。
| ポール・ブリッツ | |
| 2022/05/18 19:27[web全体で公開] |
😶 ジンテーゼを作るためには 双方が体力を根こそぎ持っていかれるほどの激しいパンチの応酬を互いに立ち上がることができなくなるまでやる必要があると考えるので、互いのジャブを2、3発かわしあった直後に試合終了を告げられても困る、というスタンスである。 そういう殴り合いが嫌いな人は初めから論争なんてやらないほうがいいのではないかと思う。
| ポール・ブリッツ | |
| 2022/05/17 23:27[web全体で公開] |
😶 キャラシートを作りながら 「人間は万物の尺度である」ってのは二千年以上も前の言葉だが、受け入れるのは想像以上に難しいのかもしれない。そんなことを考える夜。
| ポール・ブリッツ | |
| 2022/05/17 21:02[web全体で公開] |
😶 異文化コミュニケーションというか ブロックがきつい人とそうでない人の違いは、「知性については尊敬するが、話が合わなかったりかみ合わなかったりすることが話す前からわかる人」との会話を一種の知的リクリエーションとしてホイホイと始めるかどうか、の違いでしかないような気がしてきた。 それは卓の人集めとも関係してくるような。
| ポール・ブリッツ | |
| 2022/05/17 17:36[web全体で公開] |
😶 考え方はいろいろだけど 相手を問わず誰に対しても肯定的な発言を心がけるのが倫理的に正しい態度、という意見が世の中では主流なようだが、世の中の現状に対する異議申し立てというものはしておきたいときにその都度しておかないと精神衛生に悪いのではと思えてならない。 システム問わず「どう転んでも後味悪いエンディングにしかならないシナリオ」を読むたびに、現代人の我慢のしすぎがこういうシナリオを書かせるんじゃないか、と思う。一時期自分もそうだったので……。
| ポール・ブリッツ | |
| 2022/05/15 14:21[web全体で公開] |
😶 卓上のトラブルひとつとっても 卓上のトラブルひとつとっても、「もしもすべての人間が自分の犯した罪にふさわしい報いを受けていたら、人類はずっと昔に絶滅していたんじゃないか」と思えてくるので、いたずらな厳罰化には賛成できない。
| ポール・ブリッツ | |
| 2022/05/15 01:28[web全体で公開] |
😶 雑なゲームを適当にプレイすること 無い知恵を絞りまくってRPを考えながらゲームをプレイしていると、たまに「雑なゲームを適当にプレイ」したくなることがある。 ではどんなゲームなのですか、ということになって、自分が考えたのは、 ・大雑把なルール ・狭いフィールド ・弱い敵 ・金銭で表される財宝 ・ないに等しい設定 ・同じくないに等しいストーリー ・謎解きは存在しない ・短いプレイ時間 ・機械的に何も考えずにできる内容 ……などということだった。学生の時はこういうセッションに我慢ができず専門誌にいら立ちのハガキを投稿してしまったが、いまとなっては、こういう「ぬるい」セッションを日常的にプレイする、というのは、精神衛生上とてもいいアルファー波が出まくりの時間を過ごすことなのではないか、と思っている。部室で意味もなく果てしなく繰り返すUNOや大富豪のような……。まあそれだけでは飽きてしまい精神状態がまた悪くなるのでバランスが問題だけれども。
| ポール・ブリッツ | |
| 2022/04/29 22:33[web全体で公開] |
😶 なんだかんだいって自分は神官とか僧侶とかのプレイが好きだが やっていて一番楽しいのは、味方の傷をヒーリングで癒すことでも敵にメイスをぶち込んでやることでもなく、 「絶対的に正しい神の言葉を受け売りして、神の正義にまつろわぬ不届きものの異教徒に対して言いたい放題のことを言う」RPだったな、 と自戒を込めて反省する夜である。でもやると楽しいからね、あれ。