NOEMA ver.0.1

書籍説明

NOEMA ver.0.1 システム:

その他

明るい ☆☆☆☆☆ ダーク
書籍種類: 基本ルルブ リアル ☆☆☆☆☆ ファンタジー
発行年月: 2026-02 直感的 ☆☆☆☆☆ 頭脳的
所持する人: 1人 短時間 ☆☆☆☆☆ 長時間
コメント数: 0件 初心者向け ☆☆☆☆☆ 玄人向け
著者/編集:朗読機関/Quirin Quarlow

「NOEMA ver.0.1」は、“制度に関わる側”として体験することに焦点を当てた、極めて異色のTRPGライク作品です。

舞台となるのは、「終末選択制度 NOEMA(ノエマ)」が施行されたばかりの地方都市。接種により苦痛なく人生を終えることができる新薬は、個人の選択ではなく“制度”として管理されることになります。本作でプレイヤーが向き合うのは、その制度の内部――整備の追いついていない現場そのものです。

プレイヤーは「相談者」「案内役」「担当者」という3つの立場をシーンごとに交代しながら、制度の運用に関わっていきます。行うのはニュースの読解、申請の宣言、制度としての応答、処理結果の出力、そして記録。そこに判定や勝敗、明確な正解は存在しません。それでも処理は進み、選択は積み重なっていきます。

本作の特徴は、“物語を作る”のではなく、“制度を体験する”点にあります。説明不足のまま運用される仕組み、不完全なマニュアル、そして淡々と処理される申請。その過程を通して、プレイヤーは個人と制度の距離感や、判断の曖昧さに静かに向き合うことになります。

プレイ人数は3人、所要時間は60〜90分。全6シーン構成で、オンラインセッションに最適化されたデータも付属しています。短時間で完結しながらも、強い余韻を残す体験が特徴です。

扱うテーマの性質上、心理的な負荷を伴う可能性はありますが、その分、他のTRPGでは得難い独特の体験ができる作品です。ストーリー主導やゲーム的勝敗とは異なる、“思考と記録のセッション”を求める方におすすめの一冊です。

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