左遷さんの日記 「『触神祟有』感想」

左遷
左遷日記

2020/03/26 22:13

[web全体で公開]
😶 『触神祟有』感想
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)2020年2月19日(水)21:00~00:00+
2020年2月29日(土)21:00~00:00+
2020年3月4日(水)21:30~00:00+
2020年3月16日(月)21:00~00:30+
2020年3月25日(水)21:00~02:00

システム『シノビガミ』

ヤヒロさま主催のセッションに参加させていただきました。


PL的感想
いつもの使用構成。
今回は当社比でネタバレに踏み込む話もするのでクッションも兼ねて。

比良坂機関 公安隠密局
《絡繰術》《掘削術》《医術》《経済力》《異形化》《呪術》
接近戦攻撃《掘削術》p78
機械兵団《絡繰術》改p125
沈黙《調査術》p101
内偵p101
揺らしp98

兵糧丸 兵糧丸 完全成功《呪術》
うぶ(改p130)

『自動成功』をコンセプトに作成しただけなんであんまり語ることないんですが。

由来はいただいたハンドアウトの使命に「あなたは神と呼ばれている」とあったので。

神はサイコロを振らない、というアインシュタインの言葉からこの構成に。

長所とってないのに背景《うぶ》修得しているのも(異性限定ですが)感情判定でサイコロを振らないようにですね。

まあ普通にシーン表ダイスの存在忘れてて開幕から振ったんですけどね!


本題。

今回は募集要項にも書かれていたんですが、ロストの可能性の高い対立/バトルロイヤル型ということで。
わりと申請時から参加するかどうか悩みもしたんです。
プライズを戦果で『押し付けられる』って特殊レギュレーションでだいたいの構造にアタリをつけたのもあります。(なお想定の通りいったとは)

手塩にかけて作ったキャラクターを失うのはやっぱり悲しいですし。
そして何より予想が当たって、よそ様の子をこの手でロストさせるのは……もっと覚悟ができない……。

それを踏み切って参加申請を送ったのはなぜか。
これはもうごく個人的な話なんですが、一度GMであるヤヒロさんのセッションに参加してみたかったんですよね。

ありがたいことに何度かGMをさせていただいている中で「RP上手いなあ」って方に参加していただけること幾ばくか。
そういう方には私もリピーター参加していただきたいので、どういうシナリオを好まれるのか傾向を分析していたりもします。

で、まあ過去に参加申請したセッションなどデータを集めるにつれ、この方主催のセッションへのリピーター率高いなって浮かび上がってきたGMさんの一人が。
このヤヒロさんだったわけですね。

いわば食べログ評価5点……では俗っぽいのでミシュラン☆3つとでも言いましょうか。
美味しいことがまず間違いなく確定しているお店。
しかも長期卓になることが多い都合、募集されている頻度は少なく次にお目にかかれる機会があるかどうかもわからない。

気付いた時には長文の申請コメント書き始めてました。


結果的にセッションに後悔はないか……と言われれば、していないとは言い切れません。
もっと自分に力があれば、知恵があれば、覚悟があれば、違う結末を迎えられたんじゃないかって思います。

構成が違っていたら、行動が違っていたら、プロットが違っていたら、大切な人を守れたかもしれない。
自分が死なない道もあったかもしれない。

ええ、ロストしました。それも出目の事故やシナリオギミックではなく。
最後の一撃を使用して明確な自分の意思で。

私はロストは好きじゃないです。
妖魔化だって十分な安全マージンを取らないとしませんし。
助かる方法があるなら、みっともなく最後まで足掻きます。

でも今回はたとえわずかな可能性でも、そこに大切な人を守れる道があったから。
ここでそれをせず、自分だけ生き残らせたら、きっと一生PCに恨まれるだろうなって感じちゃったから。

送り出してしまいましたね……。生みの親としては未練も後悔もありありですが。
一か月以上もの間、自分の魂を入れてロールしていたので、まるで半身を持っていかれたような気分です。

でも、もしあの時申請ボタンを前に悩んでいた自分に今声をかけられるなら。
「迷わず参加しろ」と言います。

そんなセッションでした。
心が深くえぐられているのは、それだけ深く物語に浸っていた証明です。
こういうマスタリングが私もできるようになりたいですね……本当に。


他参加者さんについて。

どうでもいい人だったら、自分を犠牲にしてまで守りたいとは思わなかったはずです。
だから決断を下せたのは回数を重ねるうちに、他PCさんをどんどん好きになっていったから。

ただ結果として守れたかって言ったら守れなかったので、これ書くためにログ読んでる今めちゃくちゃ辛いです……。
決着まで13ラウンドかかった戦闘でしたが、もっとこのまま、できるなら永遠に続いて欲しいと心から思ってました。


PC2 源 頼光(ミナモトノ ライコウ)さん
超絶カッコいい護衛のお姉さん。

付き合いはPCの中で一番長い設定になったんですが、最初は距離がある感じで進めていました。
それが秘密の公開や戦闘の決着によってだんだん縮まっていき……。

私のPCへの呼び名が、巫女様(役職呼び)→下の名前+様付け→下の名前呼び捨て、と移り変わったのがもうね。
そういう関係性の変化に伴う呼び名の変更が大大大好物の自分としては幸せでした!

このパスを受け取ってくれないかな~と期待してボールを投げていたんですよね。
そしたら本当に綺麗にキャッチしてくれた上、投げ返してまでくれたので、いやあもうPC2が源さんで良かったなあって。

あと感情の結び方の都合で、全体公開になるべく源さんにある秘密を受け渡したんですけど。
それが設定的に一番心を許していて、大事なことも相談できる相手なんだよ! って感じの演出に一役買っててうわああああああ!!
沈黙持ってるから口は堅いはずなのに! 源さん相手だと緩むんですね! 不安とか思わず吐露しちゃうんですよ!

それから……今回ルート分岐による状況で、私が最後の一撃で目標にしたのが源さんだったんですけど。
回避判定も絶対防御の奥義も使わず「負けるかもしれないけどPC的に避けないと思う」と受け入れてくれた時は、もう申し訳ないのと嬉しい気持ち(と自PCのロスト)ごちゃ混ぜで感情大爆発でした。

立場や状況はどうあれ、その心は一貫して寄り添っててくれたんだなって……死んでほしくなかったよお。


PC3 白神 恋(シラカミ レン)さん
溺れそうなほど愛が深い花のお姉ちゃん。

これだけこちらのPCへの愛が深いってことは何か秘密で関係性があるんだろうな、とは考えていましたが。
最終サイクルまで私だけ分からずロール面では結構モヤモヤしてました。
まあそう動いてたのは私だし、プレイスタイル的に秘密を知らないのも楽しみたい人間なのでそこはいいんですが。
(でもこの方針に揺らしは相性が悪いから次から考えようね)

最終サイクル最終シーンで他PCさんから明かされた正直の事実は……驚きで目が飛び出ましたね。
でも同時に腑に落ちて、すごく納得できる設定だったんですよ。
知らせないようにしつつ、知った上で振り返ると全てが繋がる一貫したロール……めちゃくちゃロールプレイ上手い……。

二人の思い出の味を『ローズマリー』として、終盤その花言葉に繋げられたのも嬉しかったですね。
花言葉を引用しての演出は、TRPG人生でやりたい演出五指に入るぐらいやりたかったことなので。

「カレーライスに入れた隠し味が何だかわかる?」というパスをいただけたこと。
薔薇の妖魔の遺伝子を組み込まれている、という白神さんの設定あってローズマリーを選んだこと。
(まあローズマリーのローズは薔薇の意味ではないんですけど)
結果的にシナリオとPCの関係性にこの上なく合致したチョイスだったこと。

花言葉のハの字も知らない私がこの演出をできたのはすべて白神さんのおかげです。
本当に何度でもありがとうと言いたい。
そして……生きていてほしかった……ローズマリーを手向けの花にはしたくなかった。


PC4 枝園 三佐十(シエン サルト)さん
大事なことを全力の体当たりで教えてくれたお兄ちゃん。

教育実習生、教師の卵ながら堂に入った授業で、袋小路に陥っていた私のPCに道を示してくれました。
あれでも袋小路に陥った原因って…………うん、実に忍者だね!

導入の時点で、損得を無視して自分の信じる行いをする高潔な生き方を。
メインフェイズの最後には、忍者の本懐、その目指すべきものは何かを。

その身で、その言葉で語ってくれました。

この二つを教えてもらえたから……最後の一撃に納得しちゃったんですよね。
「ああ、ここまで枝園さんを見てきたこの子なら、ここで自分だけ生き残るようなことはしないな」って。

だからそういった意味ではある意味PCの仇……というと物騒だな。
うん、娘をお嫁に出した父親の心境が近いかな? そんな気持ちもあります。

なので嫌いとか恨みとかはないんですよね、難しいなこの気持ち……。
月並みな言葉になってしまいますが、やはり「ありがとう」ですかね。

全力で向き合ってくれてありがとう。愛を与えてくれてありがとう。
そして……生きていてくれてありがとう。

教えられた言葉で旅立つ不孝者な生徒でしたが、あなたの教えを受けられて幸せでした。
3人は守れなかったけど……せめて1人救えたから。

いい教師になって、たくさんの生徒を受け持って……天寿を全うされたときには、また会いましょう。
それまで3人(+導入でお亡くなりになった隠忍の下忍)で待ってます。


全体を振り返って。

おそらく、シナリオ製作者さんの本来意図した方向にはなっていなかったセッションだったかと。

そもそも恋愛が生じる可能性があるって書かれてたのに齢10歳連れて行っちゃってましたし……。
(おかげで一部ひどい事故が起きてました。申し訳ない)

私としては色恋より家族愛みたいな方向性になってたこれはこれで好きでしたけど。
『神の巫女』として親から比良坂に譲渡された孤独な少女が、新しい家族を作る。そういう物語。

PC1の動き方も、想定されてるシナリオの楽しみ方ではなかったんだろうなーって思います。
普通に動いたら起こる事態を回避するために、一人違う行動方針で動いてましたし。
プライズの秘密が公開されたときのメッセージパターンも、使用頻度高いやつじゃないんじゃないかな。

もうちょっと力があったらこの方向性で最後までいけたかもと思いますが……足りなかった。


頭が幼女になりかけるぐらい悩みながら、全力で楽しむために取り組んで、楽しみましたが……。
その分だけ、悲しさ、切なさ、寂しさなども終わった今大きいです。

触神祟有……いいシナリオでした。
シナリオ製作者ののりお様、このシナリオを作っていただき、公開していただき、ありがとうございます。
シリアス好きでもへたくそな自分なのに、比較的自然にシリアスできました。
半分は参加者さんのおかげですが、半分はシナリオのおかげです。


まあただそれはそれとして最近精神的疲労が大きいセッションが続いたので、次はゆるいシナリオがやりたいかな……。
いくら好きでも肉料理ばかりだと胃がもたれてきちゃうので。
お腹いっぱい味わおうとすれば、中途半端で残すことはできませんからね。
感想日記も比例して長くなりますし、文字数限界の5000文字近い文章量とか読む方も大変でしょう。(4930字)
短くまとめようと思いつつ、書きたいことが多くてどうにも……。
ここまで読んでいただいた方もありがとうございます。


最後になりますが、
素敵なセッションを開催していただいたGM様。
ならびにセッションにご一緒いただいたPLの皆様。
改めて本当にありがとうございました!
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