はるるんさんの日記 「🌇【SW2.5】夕暮れの古時計と百年の願い」

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はるるん
はるるん日記
2025/10/06 11:27[web全体で公開]
😶 🌇【SW2.5】夕暮れの古時計と百年の願い
おっはるか~♪ はるるんだよん♪
今回は四季シリーズの“秋”としてお届けした、「夕暮れの古時計と百年の願い」のセッションレポートだよ~!

◆四季シリーズって?🍁
「春:千年桜と百年の恋」「夏:2600光年のラブレター」に続く、第3弾。

この四季シリーズには、次のような共通点があるんだ♪
・季節をテーマにした物語
・魔域の中でNPCの過去が明かされる
・ちょっぴり切ないストーリー展開

今回の「夕暮れの古時計と百年の願い」も、静かで切ないラブストーリーを描いたよ🍂


◆シナリオ完成までの裏話🕰
秋といえば“夕日”、秋といえば“家族愛”
そこから最初は「3年目の浮気と30年の真実」なんてタイトルを考えてた(笑)

内容は山荘で起きた悲劇を追いながらハッピーエンドを目指す、みたいな感じだったんだけど……
正直言って、おもしろくなかったんだよねw

そんな時、ふと思い出したのが――童謡「大きな古時計」
秋 × 家族愛 × 古時計

ここでイメージが一気に繋がった。
これは、ひとりの男の生涯を見届けた“古時計の記憶”の物語なんだ――。


◆これは「時間」と「愛」の、静かなる傑作💫
「楽しかったです~!」
「沁みるお話だったなぁ」

セッション終了後、プレイヤーのみんなからの感想。
それだけで、すべて報われたと思ってる。

リタの涙、リューナの叫び、プミラの祈り、ユーリアの静かな強さ、レオスの誓い。
それぞれが“己の美学”で物語に寄り添い、TRPGという枠を超えて短編映画みたいな完成度になったと思ってる。

◆セッション構成と展開📘
▶ 度し難い結末から始まる物語
「失った妻(ホムンクルス)を蘇らせるため、魔神と契約した科学者」
――その末路は最悪の悲劇。狂った彼女との戦闘から始まる、重い幕開け。

▶ 「トキノカケラ」が紡ぐ、記憶の旅
魔神と契約する前の科学者と出会い、彼の“過去と未来”を辿る。
仲間たちの言葉と選択によって、彼は「今度は間違えない」と誓う。

▶ 絶望の化身・魔神との決戦
「俺が与えた希望を、なかったことにするなんて」
「何度やっても、結果は変わらねぇッ!」

この魔神は、“諦め”の象徴。
希望を与えたふりをして、「望んだからこそ絶望しただろう?」と囁く存在。
でも、PCたちの言葉はそれを跳ね返すだけの“強さ”を持っていた。
🩷 プミラ:「彼が見出しましたわ」→ 彼の旅路を肯定
🐰 リタ:「もう一人じゃない!」→ 愛と希望の体現者
🛡 リューナ:「望む未来を掴んでもらう」→ 騎士の誇りと覚悟
🔥 レオス:「頼まれたから」→ 背中を預ける仲間の信頼

そして、やっぱりこれ。

「…では、残り少ない夜…お相手致しましょう。」

プミラの花魁ムーブ、エモすぎた。
あの一言で、空気がビシッと締まった。


▶ “限りある時間”を生きた者たちの結末
「安らかな表情で眠る老人と、寄り添うように眠るホムンクルス」
ここで“完全な救済”にせず、「限りある時間の中で、もう一度だけ出会えた」という余韻を残すのが、秋らしさ。

プミラ:私的にはハッピーですが…これ世間一般ではビターではないのか?
GM:ハッピーなら、最後はふたりと再会してるかも?ギルドでシチュー食べて乾杯!
プミラ:でも、そこまで行くと…なんかね
レオス:ちょっとご都合すぎかなってなるかも
リューナ:これはこれで完成してると思うのです

“泣いて、笑って、残るもの”がある。
それって、最高のエンディングなんじゃないかな。


◆この物語が証明したもの💌
今はもう――動かない、その時計
「すべてを見届け、すべてを知り、すべてを受け入れたうえで、静かに眠る」
そんな結末こそ、古時計の記憶にふさわしい。

・プミラの「記憶を歌に残す」という言葉
・リタのこぼれ落ちる涙
・リューナのぐっと堪える拳
・レオスの“誓い”としての決意
・ユーリアの、誰かを支える静かな強さ

彼らが“泣いた”ということ。
それは――「この世界に心を持って存在していた」証だった。

誰かひとりが欠けても成立しなかった。
これは全員で創った奇跡のような物語。


◆あとがきにかえて🕰
TRPGの魅力は、「物語を共に創ること」だと改めて思ったセッションでした。
みんなと描けた“百年の願い”
一生ものの記憶をありがとう。

また次の季節で――旅の続きを!

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