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😶 🌇【SW2.5】夕暮れの古時計と百年の願い おっはるか~♪ はるるんだよん♪ 今回は四季シリーズの“秋”としてお届けした、「夕暮れの古時計と百年の願い」のセッションレポートだよ~! ◆四季シリーズって?🍁 「春:千年桜と百年の恋」「夏:2600光年のラブレター」に続く、第3弾。 この四季シリーズには、次のような共通点があるんだ♪ ・季節をテーマにした物語 ・魔域の中でNPCの過去が明かされる ・ちょっぴり切ないストーリー展開 今回の「夕暮れの古時計と百年の願い」も、静かで切ないラブストーリーを描いたよ🍂 ◆シナリオ完成までの裏話🕰 秋といえば“夕日”、秋といえば“家族愛” そこから最初は「3年目の浮気と30年の真実」なんてタイトルを考えてた(笑) 内容は山荘で起きた悲劇を追いながらハッピーエンドを目指す、みたいな感じだったんだけど…… 正直言って、おもしろくなかったんだよねw そんな時、ふと思い出したのが――童謡「大きな古時計」 秋 × 家族愛 × 古時計 ここでイメージが一気に繋がった。 これは、ひとりの男の生涯を見届けた“古時計の記憶”の物語なんだ――。 ◆これは「時間」と「愛」の、静かなる傑作💫 「楽しかったです~!」 「沁みるお話だったなぁ」 セッション終了後、プレイヤーのみんなからの感想。 それだけで、すべて報われたと思ってる。 リタの涙、リューナの叫び、プミラの祈り、ユーリアの静かな強さ、レオスの誓い。 それぞれが“己の美学”で物語に寄り添い、TRPGという枠を超えて短編映画みたいな完成度になったと思ってる。 ◆セッション構成と展開📘 ▶ 度し難い結末から始まる物語 「失った妻(ホムンクルス)を蘇らせるため、魔神と契約した科学者」 ――その末路は最悪の悲劇。狂った彼女との戦闘から始まる、重い幕開け。 ▶ 「トキノカケラ」が紡ぐ、記憶の旅 魔神と契約する前の科学者と出会い、彼の“過去と未来”を辿る。 仲間たちの言葉と選択によって、彼は「今度は間違えない」と誓う。 ▶ 絶望の化身・魔神との決戦 「俺が与えた希望を、なかったことにするなんて」 「何度やっても、結果は変わらねぇッ!」 この魔神は、“諦め”の象徴。 希望を与えたふりをして、「望んだからこそ絶望しただろう?」と囁く存在。 でも、PCたちの言葉はそれを跳ね返すだけの“強さ”を持っていた。 🩷 プミラ:「彼が見出しましたわ」→ 彼の旅路を肯定 🐰 リタ:「もう一人じゃない!」→ 愛と希望の体現者 🛡 リューナ:「望む未来を掴んでもらう」→ 騎士の誇りと覚悟 🔥 レオス:「頼まれたから」→ 背中を預ける仲間の信頼 そして、やっぱりこれ。 「…では、残り少ない夜…お相手致しましょう。」 プミラの花魁ムーブ、エモすぎた。 あの一言で、空気がビシッと締まった。 ▶ “限りある時間”を生きた者たちの結末 「安らかな表情で眠る老人と、寄り添うように眠るホムンクルス」 ここで“完全な救済”にせず、「限りある時間の中で、もう一度だけ出会えた」という余韻を残すのが、秋らしさ。 プミラ:私的にはハッピーですが…これ世間一般ではビターではないのか? GM:ハッピーなら、最後はふたりと再会してるかも?ギルドでシチュー食べて乾杯! プミラ:でも、そこまで行くと…なんかね レオス:ちょっとご都合すぎかなってなるかも リューナ:これはこれで完成してると思うのです “泣いて、笑って、残るもの”がある。 それって、最高のエンディングなんじゃないかな。 ◆この物語が証明したもの💌 今はもう――動かない、その時計 「すべてを見届け、すべてを知り、すべてを受け入れたうえで、静かに眠る」 そんな結末こそ、古時計の記憶にふさわしい。 ・プミラの「記憶を歌に残す」という言葉 ・リタのこぼれ落ちる涙 ・リューナのぐっと堪える拳 ・レオスの“誓い”としての決意 ・ユーリアの、誰かを支える静かな強さ 彼らが“泣いた”ということ。 それは――「この世界に心を持って存在していた」証だった。 誰かひとりが欠けても成立しなかった。 これは全員で創った奇跡のような物語。 ◆あとがきにかえて🕰 TRPGの魅力は、「物語を共に創ること」だと改めて思ったセッションでした。 みんなと描けた“百年の願い” 一生ものの記憶をありがとう。 また次の季節で――旅の続きを!
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