はるるんさんの日記 「【SW2.5】セッションレポート『腐った果実の終楽章』」

はるるん
はるるん日記

2025/07/23 09:04

[web全体で公開]
😊 【SW2.5】セッションレポート『腐った果実の終楽章』
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)7月19日(土)、ヒカリ。7月20日(日)、ハルカ。
まるで東西オールスター戦のように、僕の“分身”たちが2日連続で戦場に立った。

今回はそのうちのひとつ――
ハルカが参戦したセッション『腐った果実の終楽章』(GM:マットさん)の記録をお届けします。

◆今回予告
黄金の丘に迫る黒き瘴気。
「大地の恵み」は、今や「大地の呪い」へと姿を変えていた。

瘴気をまき散らす魔神。
破壊を楽しむ“腐った果実”、アプリ。

「こんなの絶対に受けたくないー!って普段なら言うけど…今回は気が変わった。やってやんよ」

パナマイエローの婚礼衣装を夢見る少女のため――
ハルカは仲間と共に、瘴気の中へと踏み込んでいく。

◆これが…人間の力だ! 舐めんな
ライア:「グルルォォ(遠慮はいらない!僕ごとやれ!)」
ハルカ:「ライア…お前の気持ち受け取った!これが本気のバースト!」

味方を巻き込みながらも放たれた“本気の一撃(ショットガン・バレット)”

誰かのために撃つ――それがハルカの本質。
普段はヘラヘラしているハルカが、仲間の覚悟を受け止め、信じて撃った瞬間だった。


◆詐術で滑らせる、物語の潮流
ハルカ:「不思議体験をしてからにしよう!」
ライア:「……通常の依頼ならそうしたいんだけど。」

PCライアは合理主義者。寄り道など許さない。
だが、PLは“寄り道したい”――麦わら帽子の少女が気になる。

その板挟みを解いたのは、ハルカのこの一言。
「万が一、斥候だったら?」

物語のテンポ、演出、伏線、PCの信条、PLの欲求――全てを掌に乗せて“冗談で本音を通す”
これを詐術と言わずして、何を詐術と言うのか。


◆花畑で結ばれた友情
幻か、導きかも分からない麦わら帽子の少女。
かつて救えなかった存在に向き合いながら、ライアはこう言った。
「今度こそ、その願いを叶えるよ」

贖罪でも義務でもない。
それは――愛であり、信頼であり、意志の炎。

ハルカは詮索も追及もしない。ただこう言った。
「僕たち冒険者は…誰かの願いを叶える仕事なんだ」

だからこそライアは、自ら語った。
「かつて助けられなかった女の子を、眠らせてあげたいんだ」

それは、“友達”にしか言えない言葉だった。


◆ピエロが仮面を外した瞬間
ハルカ:「この花畑は、僕が贈る婚礼衣装だ。穢されるわけにはいかないんだよ」
アプリ:「えっ?何それ最高じゃない!とっても腐らせがいがあるわ!」
ハルカ:「てめぇ……」
アプリ:「その花嫁も、毒と病気に塗れて、ぐちゃぐちゃにしちゃおうかしら?」
ハルカ:「俺の光を…穢されるわけにはいかねぇ!」

そう叫びながら、ハルカは魔晶石をセットし、無敵の変身ベルトを起動する。
そして――
「さあ、お前の罪を数えろ…!」

普段は冗談で真意を隠す“ピエロ”が、この瞬間、仮面を脱ぎ捨てた。


◆そして…熱いRPにダイスの女神は微笑んだ
その叫びが、物語の運命を変えた。
ダイスの女神は、信念を持つ者に微笑む。

ハルカ:「運命の先制判定かな?」
GM:「こちらは19」→ 成功!(出目10・達成値20)

先手を取ったハルカは、装備を整え――《テンペスト》を構え、照準を定める。
「ヒカリを侮辱した罪…許せねぇ」

攻撃障害により、回避24。
それでもハルカの一撃は、それらすべてを貫いた。(出目9・命中力25)

そしてファストアクション――
6ゾロ自動的成功からの…5部位に対してクリティカル3回
「もう一度いう…俺のヒカリを穢すんじゃねぇ」

それは、信念と怒りが込められた“魂の射撃”だった。


◆女神の微笑みか、少女の涙か
アプリ:「腐って、狂って、滅びちゃえ!」

放たれた《ポイズンミスト》は、ただの魔法じゃない。
それはアプリの歪んだ“美学”の結晶だった。

――だが、その結晶は砕かれる。
2D:[1,1] > 自動失敗!

致命の毒が届かなかった。
それは「まだ残っていた」から。
かつて“アプリ”と呼ばれた少女の心に、微かな願いが。

ライア:「グルルォォ(……今のは、まさか)」


◆“本気のバースト”が放たれた瞬間
ハルカ:「これが…人間の力だ! 舐めんな!」
ライアの「遠慮はいらない」という覚悟を、言葉ではなく行動で受け止めたハルカ。

実際に引き金を引く覚悟。
それは、ただの攻撃じゃない。“信頼”そのもの。
味方を巻き込みながらも放たれた“本気の一撃(ショットガン・バレット)”は…またしても、すべてを貫いた。(出目9・命中力25)


◆エピローグ――花の海へ
麦わら少女:黄金の花畑の中、遠くで彼女が微笑んでいるのが見えた気がした。
ライア:「……今度こそ、その願い、確かに叶えたよ」

過去と痛みを乗り越えたその言葉に、彼女は静かに、パナマイエローの花海へと溶けていった。


◆あとがき
これは、かつてのキャンペーンで「死ぬより酷い結末」を迎えたヒロインと、最期に“引導を渡してしまった”PC――ライア。

ライアPL:「数年間の心のしこりが漸く取れました」

今回のPC1は、間違いなくライア。
けれど、その傍らで、友情を育み、想いを貫いたのは――ハルカだった。

「これが…人間の力だ! 舐めんな」

記憶に刻まれる、魂の一撃。
素晴らしいセッションに参加できたこと、心から感謝します。
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