😶 2025年 ENNIE 賞ノミネート作品紹介3:Best Game 編
ご機嫌よう。
先日に続きまして、ENNIE 賞のノミネート作品を軽く紹介しましょう。今回は Best Game 部門です。
■ His Majesty the Worm
古き良きファンタジー冒険譚を新しい視点で描く TRPG です。ダンジョン内のサバイバルや町での出来事に焦点を当てていて、空腹や光の有無、アイテム管理や、仲間との関係性などによってゲームを進めていきます。プレイにはタロットが必要です(ダイスは使用しません)。
■ Last Train to Bremen
クラファン中の作品ですがいち早くノミネートされています。
悪魔に契約して大成功したバンドマンとなって、悪魔との契約から逃れようと、その契約から逃れることのできる「ブレーメン」に旅する、みたいな TRPG。一人また一人と命を奪われ、最後に残った一人が悪魔と対峙します。わたくしも(PDF 版ですが)支援しましたわ。
■ Monty Python’s Cocurricular Mediaeval Reenactment Programme
モンティ・パイソンネタの中世舞台 TRPG……なのかしら。表紙は「A Role Playing Game」の部分がバッテンで消され「NO IT ISNT!」などと書かれていますが、悪ふざけなのかどうかは実際にご覧あれ、といったところかしら。クラファンでは物理版を購入すると D14、D16、D18といったダイスがついていたようですが、こちらはクラファン支援者限定のようですわ。
■ The Last Caravan
エイリアンとの戦争で荒廃したアメリカで、安住の地を目指して旅するみたいなロードムービー TRPG。紹介ページによると「宇宙戦争」x「リトル・ミス・サンシャイン」ですとか。ゲームシステムは FitD でキャンペーン志向です。無償のクイックスタートもあります。
■ Triangle Agency
残りの人生の最初の仕事にようこそ。超常現象の捕獲・収容するエージェントとなる TRPG。PC 自身にも超常能力があり、この能力を勝手に使うと捕獲される側になるのかしら。現実を歪曲し、複雑な官僚的手続に煩わされながら日々を送ることになるようです。
さて、今回は気になるゲームはございましたかしら?