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😆 認知症の母とドライブ出かけた(TRPG関係なしの私事日記) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼) こないだの参院選。私自身は期日前投票に行き、前日にレンタカーで母の家に(田舎なので車は必須) 翌朝は二人で早朝の散歩に行き、その足で投票場である地元小学校に行く。 (選挙投票にいく小学校は好きだ!なんかここを舞台にしたシナリオで遊びたい) 前日から、母はどーしよ?誰にしよ?と迷っていたが、意外とするする記入して二枚とも投票してきた。 (付き添いで来た息子といえども背を向けて見ないことに。政治思想は家族でも自由!巴家の家訓①) 投票後は車で街中のコ〇ダ珈琲店で豪華にモーニング。自分が出すはずがトイレ行っているすきに母が支払ってくれて赤面。 好意は有難く頂く!巴家の家訓②←政治家になってはいけない家系やな♪ それからは、車で母の故郷をめぐりつつ 実家の菩提寺でお墓参り。 しかし、暑い! 熱中症アラートも真っ赤だったからエアコンの効くレンタカー移動でよかった。 道すがら、母は 「この廃墟ビル、昔は地元でも有名な蒲鉾加工工場でね。学校の帰り道、ここを通ると作業員のお兄さんたちが出来立ての蒲鉾やちくわにはんぺんを窓から投げてくれたんよ。無料(ただ)で」 今だったら衛生面とかで大問題!!その他もろもろ・・・ 母「片親や事情があって貧乏な家庭の同級生たちは大きなかごをもって入れていたからね。ある意味おおらかだったね」 お寺でお墓参り後、車中で祖父(母の父)について尋ねる。 母「じ~ちゃんは過去に二回徴兵されて一回目は中国戦線。二回目はフィリピンに配属されたって聞いた 「あまり話さない人だったけど、あちらでは現地民の子供が食べているものも取っていく兵士もいたって聞いたよ」 「お前たち孫には優しくて甘い爺ちゃんだったけど、私たちから見れば偏屈で無口、孤独な父だったよ」 「友達少ない人だったけど、同じ部隊で戦った戦友さんたちとの付き合いは死ぬまで大事にしていて、定期的な戦友会には毎回遠方になっても通っていたし、毎年終戦記念日の特集番組にはかぶりつきで真剣に見ていたのよ」 私「そうなんだ」(晩年は認知症がすすんで、祖母や母たちに暴言吐いていた負の記憶しかないので、意外) 帰り道の参道にて。 母「わー 山々の緑が良く見える♪はっきり見える」(白内障手術をしたため、視力が大幅にアップした) 「こうやって視界がスッキリ見えて、怖かったけど手術をしてよかったわ」 厳格で甘えを許さなかった母が、ここまで柔軟化するとは息子としては複雑である。 でも、まあ楽しんでもらえたようでよかった!次はお盆休みかな。 母「で、息子や。今日のドライブのお返しをしたいのだけど?」 私「草刈り!実家の草刈りな!!母さんにも手伝ってもらうから!!さっき言質とったどー♪」 「立っているものは 親でも恩人でも こき使え!!」巴家の家訓③
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