本編 2話目 その7 page.4
| あるにゃん(arthnyan) | |
| 登録日:2025/05/30 16:32最終更新日:2025/05/30 16:32 |
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コメント一覧
| 40. あるにゃん(arthnyan) | |
| 2025/07/10 15:00 |
(お待たせしました) では、アビゲイルの話を聞いた少女の顔は、話が進むにつれ、段々青褪めていく。 いつもの盗みで手に入れたものが、とんだ厄ネタどころか、自分の首を絞める縄に等しいのだったから。 それから、少女は背中の武器を見て、あなた達を見て。 ……周りを見回してから、深く、深く。観念したかのように、肩を落とした。 少女「………………・・・・・・まぁ、こんな稼業してたんだ。そのうち、どっかで碌でもないくたばり方すると思ってたけどなぁ」 独り言のように呟いてから、少女はアビゲイルの手を取った……。 手を取ったまま、少女はあなた達を見据えて、口を開いた。 少女「奴隷になるのは、私が選ぶ道だ。後悔がないわけじゃあ、ないが……仕方ないさ」 少女「ただ、私にやり残したことがある……妹が、いるんだ」 少女「別れるにしろ、共に連れてくにしろ……言葉の一つや二つくらいは、交わさせてもらえる?」 少女は、そう言って、あなたたちを見る。 少女の発言は、これから奴隷になる者としては、相応しくないものかもしれない。 だがそれは、これから自由を捨てるための、決別の儀式……に近いものなのだろう。 それさえこなせば、少女は、あなたたちに従順についていくのは間違いない。 貴方達は、奴隷が生意気だと、少女の頼みを一蹴してもいい。 あるいは、これからの彼女の未来を憐れんで、最後の別れをさせても構わないだろう。 それとも……一蓮托生だと、少女の妹も浚ってもいいい。一人も、二人も。たいして変わらないだろうから…… >ALL どうする?(少女の頼みを聞く、聞かない。少女の妹も奴隷にする(少女は抵抗しない) ) (少女の名前は決まっていないので、好きにつけてもいいし、何か通称で固定してもいい)
| 39. アイン | |
| 2025/07/09 21:57 |
【アビー】 (38の続き) 「…これで、自分が今どんな状況に置かれてるか、そして私がどんなにこの話をしたくなかったか、わかってくれたか?」 暗い表情でここまで話した後、ハァ、とため息を付きながら、軽く首を横に振ります。 「再三言うが、このままじゃお前は十中八九死ぬ。どんなに逃げても地の果てまで追いかけられるぞ。」 「…だが。まだお前は幸いだ。先にお前を捕まえたのが私らで良かったな。」 そう言いながら、後ろで黙って見てるヘルタを指で示す。 「見ての通り、私らのパーティはお前と同じ人間を抱えててな。人間の思考にもある程度共感できてるつもりだ。…今ここで見捨てたら、コイツ…ヘルタはこの先十分なパフォーマンスができなくなるかもしれねぇ。それは私たちも困る。よって、どうにかしてお前を助けてやりてぇと思うんだ。」 「そこで提案なんだが…お前、私らと同じ場所で”奴隷”にならないか?」 「この件には関わりの無い、うちんとこの上司を説得して”奴隷”になれば、その魔剣の主も納得するかもしれないし、しなくてもその上司が盾となって、すぐには手を出せなくなる。今までより生活は厳しくなるだろうが、傍にはヘルタがいるし、私もできる範囲でサポートしてやる。うちの不満そうな”計竜”様も、傍で変なことやらかさないか見ていられるなら文句も言わねぇだろ?」 「ってことで、どうだ?正直言って、この件からお前を五体満足で連れ出す案がこれくらいしか思いつかねぇんだが。」 「あと、手を振り払ったなら、その時点でお前を力づくでも魔剣の主に突き出させてもらうぞ。ここらの治安のためだ、悪く思うなよ。」 そう言って、少女に手を差し伸べます。さて、掴みますか?それとも…?
| 38. アイン | |
| 2025/07/09 20:59 |
【アビー】 「…あー…お前。さっきの話で一から十までは理解できてないだろ?」 その返答でギルベルトの琴線に触れるのではないかと感じたアビーは、ギルの肩を引いて後ろから割って入る。 「まず、この場所はお前ら人族の者じゃねぇ。蛮族共の領域だ。対等な取引なんてめったにねぇ。『力こそすべて。弱者は強者に奪われるのみ。』そんな場所だ。」 「で、そんな場所でお前さんの盗んできたソレ…『ドレイクの魔剣』は、ここの頂点に座ってる奴らが、命の次に大事にするような、力の源なのさ。奪われれば弱体化するし、何なら命まで危うい。取り返せば元に戻れるがな。」 「さて、こっからが問題だ。お前さんのような馬鹿な真似をしやがった犯人を、『お返ししますごめんなさい』だけで、ソイツらは許してくれると思うか?」 「私だったら…というかここに住む大半の蛮族共は、『生かしてはおけない』と思うだろうな。取り返しただけで満足しねぇのが蛮族だし、そんな愚行が繰り返されたりして他の仲間が命に関わる迷惑を被るなら……早く処分した方が良いだろう?」 「そんで、ここの頂点にいるような奴らがとる手段なら…手始めにここら一体を焼け野原にでもするんじゃないか?それくらい朝飯前だろうからな。」 「つまり、だ。」 「お前の背負ってるそれは、手を出しただけでも取り返しのつかねぇ結果を生む、最大級の厄ネタだってわけだ。」 (39に続きます)
| 37. あるにゃん(arthnyan) | |
| 2025/07/04 22:53 |
OK。では、進めていきます。 ギルベルトの物言いに、眉を顰める少女だが、かのドレイクの言いたいことは伝わったようだ。 少女「……ふぅん。要するに、煮ても焼いても食えない代物ってわけだ」(じろりと、背中の魔剣を横目で見て それから、あなたたちを見回してから……逃げるのも賭けになるか、と判断したのか。頭を掻きつつ、深いため息を吐いた。 少女「骨折り損かぁ……試しに尋ねるけど、何か(お金とか、あなたたちが持ってる素材とか)と交換とかは?」 少女はダメ元、の様子で、あなたたちに問いかける。 貴方達は、少女の交渉に乗って、魔剣と等価になるまでの素材(この場合、朽ちた魔剣(=4000G)とする)と交換してもいい。 その場合、少女との奇妙な縁はどこかで繋がっていくかもしれない。やもすれば、少女と肩を並べる未来が待っている可能性もある。不明瞭で、不確実な事象ではあるが。 もちろん、断ってもいいだろう。少女側が不利なのは見てわかる通りだ。無下に扱っても、少女は黙って魔剣を渡すだろう。 その場合、少女の縁は途切れるかもしれない。運命の坩堝にいるあなた達との縁が切れることは、少女にとっても幸運なのかもしれないし、悪運を招くかもしれない……それを、あなたたちが知る由はないだろう。 あるいは、しびれを切らして、少女を殴り倒してもいだろう。実力者のあなたたちから、少女がのがれる術は奇跡と呼べる確率で、ほとんどないのだから…… その場合、少女との縁は確実に切れる。少女の命がなくなるかもしれないし、命が助かってもあなた達から距離を取るであろうことは明白だからだ……誰だって、危険からは離れるものだから。 >ALL どうする?(交渉に乗る、交渉を断る、殴り倒す。他宣言や相談、RPがあれば)
| 32. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
| 2025/07/03 19:32 |
【ギルベルト】 「そりゃ買い取る側からしても手に余る得物だ。金に出来る方がおかしいというものだ」 「ドレイクが有する魔剣は原則としてその者に合わせて生まれるモノ、外部の加工も施せない物品だ。そんなものを振り回したい御仁がいると思っているのなら……」 「――それはとんだ脳内花畑だな?」 対面する人物を嘲るような表情で、若干煽るような言い回しで語り掛けます 正直〈ドレイクの魔剣〉は基本的に取引不能だしね、換金できないブツなのは確かなのよ 「貴様にも時間があるだろうから単刀直入に言おう。その魔剣を我々に渡せ」 「貴様はやってはならない領分に手を出した。被害者が隙だらけだったと言われればそれまでだが、貴様がしでかしたことはもはやキカートリークス側からみても警戒の種に他ならん。返答次第ではこちらは武力を以て解決に臨むことも考慮していただきたい」 と言った感じで、とりあえずまずは交渉。返答次第では武力解決ならびに然るべき場所に突き出すことを考えようかなと言う計竜です ……交渉のテーブルにこっちも立って大丈夫だったかしら?
| 31. あるにゃん(arthnyan) | |
| 2025/07/03 00:28 |
では、ヘルタの呼びかけに少女は足を止める。 そして、あなたたちのあまり好意的とは言えない視線に対して、見返すように目を合わせてきた。 少女「……それで? これ(背中の武器を指して)に、何か用?」 少女「どこでも引き取りに困るこいつに、何の用があるんだか」 少女は、どこかやさぐれたように、背中の武具をこんこんと叩く。よほど、たらいまわしにされていたようだ。 役立たずの道具を見るかのように、少女は盗んだものを横目にしている。 今なら、交渉なども容易くできるのではなかろうか……? あるいは、油断してる今のうちに、少女を打倒して、道具を奪還してもいいだろう。 事情を話して、協力を乞うのも一つかもしれない。か細い糸だろうが、外部とのコネクションはいくらあっても困らないのだから…… >ALL どうする?(交渉、襲撃、協力を乞う。他相談があれば)
| 30. えるむ | |
| 2025/07/02 20:54 |
【ヘルタ】 ふぅ、と小さく息を吐いてから、魔導銃を彼女に向けます。 「動かないで」 「……あなたは、手を出すべきでないものに手を出した」 「あなたが動かず、話をしてくれるなら、こちらも撃つことは、ない」 まっすぐ彼女を見据えながら、そう声をかけます。
| 29. あるにゃん(arthnyan) | |
| 2025/06/29 23:15 |
(大変お待たせしました) では、ルダイリエは、ヘルタから伝え聞いた、話し合っている場所と思われるところを突き止めた! そこには、闇商人と思しき黒フードの男と、剣らしき形状の何かを布でぐるぐる巻きにしたものを背負っている少女が話し合っている現場だった。 黒フードの商人は、あなたたちを見るや否や、話を切り上げて、そそくさと立ち去って行った…… 何かを背負っている少女は、立ち去る商人に舌打ちすると、あなたたちに向き合う。 ――――少女と、あなたたちが合うのは三度目だろう。 一度目は、親を探し求める姉妹の、姉だった。 二度目は、蛮族相手に掏摸を試みる、生きるために無謀な少女だった。 そして、三度目は。ドレイクの魔剣を盗み出すことに成功した、一介の盗賊であった。 少女は、あなた達を無言で見据えている……このまま、何もせずに見つめ合うのであれば、少女は足早に立ち去る気配を漂わせている。 あなた達が少女を呼び止めるのであれば、少女も足を止めるだろう。その後の交渉がどうなるかは、あなたたち次第だが。 あるいは、少女が立ち去る瞬間の隙を突いて、背負っている代物を奪うのも手だ。それが目当てのものでないにしろ、あなたたちの糧にはなるだろう……少女に、現実を教えるのも込みで。 >ALL 少女に対して、どう応じる?(見送る、話しかける、襲い掛かる。あるいは、別の何か) 質問、相談があれば、受け付けます~
| 25. 伊吹 | |
| 2025/06/26 07:39 |
【ルダイリエ・スカレシア】 ヘルタが見つけた、話が聞こえる場所を探します。 2d+5+4>=15 スカウト観察(探索判定) (2D6+5+4>=15) > 10[4,6]+5+4 > 19 > 成功
| 24. あるにゃん(arthnyan) | |
| 2025/06/26 07:20 |
(お待たせしました) それでは、あなたたちは合流して、各々の情報を共有する。 その上で、次はどんな行動をとるべきだろうか…… (以下再掲載) あなたたちは、この辺に居る誰かに話を聞いてもいい。場合によっては、相応の対価を支払う可能性もあるかもしれないが。 ○聞き込み判定。任意の技能L+知力B。高ければ高いほどよい あるいは、力に任せて暴れまわってもいいだろう。隠れている何者かがいれば、あぶりだせるかもしれない 大騒ぎになれば、外部から介入される可能性もあるが、手っ取り早いのはこれだろう。 ○物理、魔法、どちらでもいいのでダメージを算出する(命中、行使は自動成功してもよい)。高ければ、高いほどこの場をハチャメチャにできるだろう。 もしくは、自分の嗅覚を信じて、探し回ってもいいだろう。空回りすれば、何も手に入らないどころか、何か失う可能性もあるが。 ○探索判定(レンジャー可能)で、目標値15(難易度低下)。上回るほど、有益な情報を得られ、失敗した場合、低すぎると何か悪いことが起きる。 ……それか、ここまでの情報を持って、魔剣を盗まれた家に売り込んでもいいだろう。 これくらいの情報からなら、この辺(治安の悪い場所)一体を焼き払ってでも、目当てのものを探すだろうが……その過程で出る犠牲者は、あなた達には関わり合いの無い事だ。 >ALL どうする?(質問、疑問があれば受け付けます)
| 23. アイン | |
| 2025/06/25 09:59 |
【アビー】 「ほ〜ん?それなりに頭が切れるヤツっぽいなぁ…あ?くれんのか?ま、くれるってんなら貰ってやるぜ。」 では宝石を貰い(カツアゲ)つつ、合流しますか 「その『高価で重い盗品』ってのが、件の物かもしれねぇな。も少し探してみようぜ。」
本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の二次創作物です。