語らいましょう page.2
| Kei | |
| 登録日:2024/02/28 01:38最終更新日:2024/02/28 01:38 |
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コメント一覧
| 1. Kei | |
| 2024/03/28 23:55 |
このコミュもしばらく放置していますし、たまにはまた変わったシステムのゲームのお話でもしましょうか。 まきびしシステム The Caltrop System というシステムがございまして、コアルールは PWYW、日本語で遊べるものだと Nibiru(クイックスタートのみ日本語訳されています)に採用されています。あるいは、ソロジャーナルですが Her Odyssey にも採用されていますね。これは d4を指示された数振って、最も大きい出目を採用するというシステムで、Nibiru では 4 の出目が一つでもあれば成功となります。 本来のコアルールでは、最も大きな数字の出目によって以下のようになります。 1. 絶対的な失敗。事態が悪化したりリソースを失ったりします。 2. 部分的な失敗。事態が解決せず、リソースを失う場合もあります。 3. 部分的な成功。何かしらの解決に至りますが、そのせいで物事は複雑になります。 4. 絶対的な成功。思った以上の結果になります。リソースを得る場合もあります。 そうですね、システム自体はそれほど物珍しくもないかいら。1d4 ならどの結果も同じ確率ですし、たくさんダイスを振ることができれば成功にどんどん近づいていきそうです。 さて、まきびしシステムを採用したタイトルの中に Nighthawks というゲームがございます。これは場末のダイナーで自分の身を憂う孤独な中年男女を演じるゲームで、そんなの面白いのかとほとんどの方は思うでしょう。ゲーム中孤独な夜を過ごしまくってもいいのですが、ちょっぴり良い出来事があるといいですね。いずれにせよ、もうこれで十分だと思ったらゲームは終わります。孤独の中で過ごしても構いませんし(リソースを失います)、勇気を出して隣の席の人やボックス席で泣いてるあの人に話しかけると、もしかしたら……もしかしたらを実現するにはどうしたら良いでしょうか。もちろんそのためには触れるダイスの数を増やす、そのためには……といった感じのゲームです。ルールブックにはアメリカのこころの相談窓口やLGBT相談窓口の電話番号が書いてあり……。