ファンタジィー警察

カテゴリー:用語読み:ファンタジィーケイサツ

ファンタジー警察とは、TRPGやCRPG、小説や映画などの作品なども含む所謂ファンタジー作品における
アイテム、魔法や世界観(神々、信仰、自然現象、社会組織など)の整合性に対して、過度に厳格な基準
(主に現実の所謂中世ヨーロッパには存在して無かった系)を設け、他者の作品を批判する人々を指す言葉です。
この言葉は、作家N・K・ジェミシン
https://ja.wikipedia.org/wiki/N%E3%83%BBK%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%83%B3
によるコラムで「Fantasy Police」として紹介され、
https://www.brainyquote.com/quotes/n_k_jemisin_715884
ファンタジー作品における「お約束」や「ルール」に固執する人々を批判する際に用いられます。

詳細:

語源:
作家N・K・ジェミシンが、ファンタジー作品における魔法や世界観の整合性に過度にこだわる人々を「Fantasy Police」と表現したのが始まりです。
意味:
ファンタジー作品の魔法や世界観の整合性、あるいは「お約束」に固執し、他者の作品を批判する人々のことを指します。
批判:
ファンタジー警察は、現実世界のルールをファンタジー作品に持ち込み、作者の創造性を制限すると批判されます。
例:
例えば、魔法のルールが明確でない、あるいは現実世界とは異なる設定の魔法体系を持つ作品に対して、ファンタジー警察は「整合性が取れていない」と批判することがあります。
対比:
一般的な刑事警察や交通警察とは異なり、ファンタジー警察は現実世界の犯罪を取り締まるのではなく、
ファンタジー作品における「魔法のルール」や「設定」を監視し、批判する存在として比喩的に使われます。

簡単に言えば、ファンタジー警察とは、ファンタジー作品の「お約束」にうるさく、他人の作品を批判する人々のことを指す言葉です。

例の追加
現実の所謂中世ヨーロッパには存在して無かった系
・冒険者ギルド
・ジャガイモ
・トマト

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