四季さんの日記 「ちょっと、真面目に~(その3)」

四季
四季日記

2026/07/29 21:41

[web全体で公開]
😶 ちょっと、真面目に~(その3)
CPGMのバタバタが落ち着いたので書いてみる。おや、これは期待されているという事でいいのだろうか。

さてと、蛮族という生物種についての考察をしていたわけけど
 なぜ、各種神話の例を持ち出してこういう事じゃね?って事を書いたのは、SNEがそれで食べているプロであり各種神話体系の知識がないというのは極めて考えずらいという事と。趣味で手に取った脚本家シロウトに歴史の講釈のようなアレコレを垂れても理解知れないし扱いきれない事は容易に想像できるからだ。
 では、どうするか。本気になって調べればすぐに出てくる各種神話体系をモチーフとした神話を作りシロウトの知識を刺激する呼び水としての役割に特化した神話体系を用意すればよい。そして、そこからどう話を広げるかはGMができるユーザーに委ねる。丸投げといえば丸投げであるがTRPGというのは創作活動の発表会としての側面もある以上。自分はこれが最善と感じた。

 さて、考察の話へ話を戻そう。
 何があって蛮族社会にあっても『日常的に上級蛮族に処断される』ような“妖魔”という蛮族社会基準でも迷惑な存在が創造されたかという事だ。
 これについてはいくつか気になる項目と描写がある。また、前提として神話体系の多くには青銅器の誕生や鉄器に駆逐される青銅器の描写と思われる項目や狩猟採集民が農耕民族に吸収される項目が散見されるという事を覚えていてほしい。
 ・エンシェントブルー、p-110 “はるか昔”少なくとも七王群島が人族の勢力圏に組み込まれる前の頃まで金属の精錬技術がないアルボル民族の存在の明言されている。(アルボルだからというのもあるだろうが。)
 ・存在だけは言及されているライフォスによる小神の大量任命
 ・“支配力”という手段による軍令の徹底。
 ・グレンダールによる金属加工技術の発明。
 ・ミリュズによる料理の発明

 ココから推察される物は金属器の発明と“支配力”による統率が必要なほどに人族の人口が増加したという事。つまり金属器の発明とそして“料理”が行えるほどに余裕ある食糧生産能力の獲得。『農業の発明による。自然環境に依存した食料供給からの脱却とそれに伴う文化のパラダイムシフト』『農業革命』の発生である。
 こうなってしまえば、力による恐怖政治での人族の統率や生物的な“縄張り”の概念での社会運営が完全に過去の物なる。
 そして、バルバロスレイジの記述を見る限りバルバロス達が生産活動に積極的であるという描写は見られない。むしろ奴隷の仕事であるという認識を持っているように見える記述がみられる。
 であれば何が起きるか。圧倒的な生産能力を持つ群による個の押し潰しである。この辺りは新石器時代から古代史の歴史資料を参照した方がこんな個人研究より具体的な情報を得られるだろう。
 ならば、それに対抗するには?
 自分は第二の剣陣営が取った戦略が
 ・“妖魔”という曲がりなりにも知性を持った獣を用いた食糧生産能力への破壊工作。
 ・片方の性別しか生まれない種族による再生産能力の破壊。
 であったと考える。
 妖魔の脅威はモンストラスの記述に具体的な内容があるがミノタウロスは露骨に人族女性を標的とした脅威。ラミアは吸血種族であると同時に女性しか生まれないため自ら人族の妻になり、なおかつ人族社会に侵入し自らの種族を増やせる寄生種族である。バーバヤガーも女性しか生まれないがカマキリの雌を思わせる捕食者としての気質を持つとも読める記述がある。
 
 そして、最後のトドメがタイラントクリプトに記述がある暴虐非道の限りを尽くした魔法王たちが人族であり“奈落開闢”の主犯のようにも書かれている“享楽と暴虐と狂王”ザークルセスがノーブルエルフであるという記載がある点である。
 おそらく、神紀文明時代から魔法文明時代への移行期の時点で人蛮の戦は人族の概ね勝利で決着がついてしまったのではないだろうか。

 ここまで書いたうえであえて書こう「人としてのバルバロス達を見たとき、“クマさん可哀想”的な意味で可哀想すぎない?」あるいは「俺たちがいったい何をした!」という怒りが蛮族たちが人族に敵対する一番の理由なのかもしれない。
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