鴉山 響一さんの日記 page.3

鴉山 響一さんが書いた日記の一覧を閲覧できます。

日記一覧

鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/09/23 01:45

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😰 地下の遺物とは。
数回レポートをさぼってしまいましたが、その後もAD&Dセッションは継続しています。

城代親子から「信用はできても信頼がない。それ故に貴公らの実力を試したい」、ついては過去に探索を中断していたベルゲンブルク城の地下に広がる、アルファティア帝国が築き、そして放棄して行った地下迷宮を調査し、また回収に足る物があればそれらも回収せよ」との依頼を受けることになったのでした。

主な登場人物紹介
テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。
ミンス・ニッフルハイム……………「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。
オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。
アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。
レオナール……………………………テオドールの従者の少年。
アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。アイルスとは幼馴染。
アロイス・ベルヒマン………………ミンスの幼馴染み。ベルゲンブルク城へ同行することになるが……。
レナーテ・ベルヒマン………………アロイスの姪。実は男爵家に連なる血筋らしいが……。



老オットー曰く、かつて有志たちと調査に当たったことがあり、厄介な魔法で造られた守護者、つまりゴーレムが存在していたとの情報を得て、それぞれ対策を練ってのダンジョンアタックとなりました。

道中、アロイスの的確なアドバイスがあり各種トラップや地下モンスターたちを回避し、最下層に降りてみると、果たしてそこには石魔人(ストーンゴーレム)がいたのでした。用意していた呪文がことごとく効果が無く、またテオの剣もゴーレムに効き目が無いと知るや、ミンスは「こんなこともあろうかと」準備していた魔法の竿の効果によってゴーレムを無力化してしまったのでした。

そしてゴーレムが守っていた、旧支配者たちの膨大な遺物と摩訶不思議な魔法の馬車に訝しみつつもそれらを回収して城代たちに報告する一行。

一行の実力のほどを理解した城代親子は労を労うとともに彼らの実力を称え、それらの遺物の鑑定やレベルアップに掛かる費用は全額負担するだけでなく、遺物の内の金貨銀貨の半分の所得を認めたのでした。

一方、雪が解けたらレナーテと国外に逃亡するプランは実現性に乏しく、ベルゲンブルク城にかくまってもらうのが上策だと説得する一行についに根負けしたアロイスなのでした。

……と言ったところで本日もお開き。
そもそもテオが命じられた≪アルベルトの宝剣≫とはなんなのか、それすらも杳として分かってきませんが、それでも御領内の誰を後継者にすべきかについてはパーティ一行でも意見が分かれるようです(みんなのアイドル、ヨストゴットを次期後継者にとの珍案もありましたが)。


なお、守護していたゴーレムの特殊能力はどうやら版によって異なるらしく、5eに慣れたPLからは「まさか!」との驚きもあったようです。また、とある呪文についても差異があり、しかしそれが深刻な事態になりかねない問題が発覚して、担当PCは大いに焦ったことでしょう。AD&D(以降のD&D系統)は似通ったルールシステムだけに、そのような些細な違いが悲喜こもごもを引き起こすことも多々あり、ルールの確認は大切だと改めて思った次第です。
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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/08/05 14:32

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😆 インタールード&レベルアップ処理
昨夜も恒例のAD&D1eキャンペーン、「獅子面の女騎士」篇でした。正確には、先週も行っていますが、レポートをさぼってました。

主な登場人物紹介
テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。
ミンス・ニッフルハイム……………「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。
オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。
アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。
レオナール……………………………テオドールの従者の少年。
アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。アイルスとは幼馴染。
アロイス・ベルヒマン………………ミンスの幼馴染み。ベルゲンブルク城へ同行することになるが……。
レナーテ・ベルヒマン………………アロイスの姪。実は男爵家に連なる血筋らしいが……。

タリベートに先導させ、彼が中継しようとしていた「荷物」の届け先へ案内させてみると、それはミル司祭でした。が、ミル司祭の方は知らぬ存ぜぬ。どうやら、タリベートが勝手に届け先はミル司祭だと思っていたのでした。そしてミンスが持っていた(もともとはアロイスが請け負っていた荷物)であるところのスクロールが無いこに気付きます。併せて、ミル司祭を監視していた兵士の姿も見えません。暗殺のターゲットは城代のエルウィンだったのでした。慌てて城代の部屋に急行する一行が見たものは仰向けに倒れ込んだエルウィンに馬乗りになった暗殺者。問答無用に暗殺者を切り伏せるテオ。

暗殺者が用いたスクロールからの「魔法の矢」は威力抜群ではあったものの、エルウィンにとどめを刺すには至らず、毒を塗った短刀が振り下ろされる前に暗殺者は斃れたのでした。実は、DMとしては時間経過を密かにカウントしていまして、もしこれより遅れるようでしたら暗殺は成功し、城代エルウィンは死亡していたところにPCたちが到着。更に遅れれば暗殺者はスクロールの「瞬間転送」の呪文を使ってその場からも逃亡と考えておりました(ここまで前回)。

暗殺の窮地から救ってくれた一向に上代親子は感謝し、個人感状と金子をそれぞれに用意します。もっとも、その金一封はレベルアップに全額以上吸い取られてしまうのですが……。経験値の精算をしてみると、それぞれが1~2レベル上がることになりました。主力メンバーは平均4レベルでしたから5~6レベルになります。AD&Dでは(CD&Dでもそうですが)どのクラスも4レベルと5レベルはかなり強さに差が出ますので、これは嬉しいのではないでしょうか。とあるNPCもこれまで1レベル→3レベルになりました。キャンペーン初登場時は0レベルでしたから、DMとして感慨もひとしおです。

後半、城代親子と腹を割って話す一行。「アルベルトの宝剣」について聞き出しますが、話が「男爵家の後継者」について
及ぶと、それぞれ意見が分かれます。会談が煮詰まったところで一旦散会となったのでした。が、その夜半。一行の部屋を訪ねる者の姿があったのでした……。

と言うところで時間切れ。
まだまだ多くの謎が解決せぬままに事態だけが進展しています。それぞれのキャラクタがそれぞれの思惑で考え動き始めることによって何が生まれるのか、DMである私も大変楽しみです。

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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/07/22 17:45

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😆 哀れなタリベート
土曜日の夜は恒例のAD&D1eキャンペーン、「獅子面の女騎士」篇でした。一癖も二癖もありそうなベルゲンブルク城の住人達との晩餐会を終え、先代からの呼び出しを各々に与えられた自室で待つ一行。そこに……。


主な登場人物紹介
テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。
ミンス・ニッフルハイム……………「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。
オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。
アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。
レオナール……………………………テオドールの従者の少年。
アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。アイルスとは幼馴染。
アロイス・ベルヒマン………………ミンスの幼馴染み。ベルゲンブルク城へ同行することになるが……。
レナーテ・ベルヒマン………………アロイスの姪。実は男爵家に連なる血筋らしいが……。


テオの部屋をノックしたのは、書記官タリベートでした。どうやらタリベートはテオこそが密使だと思い込んでいたようです。城外から運び込まれるはずの「何かを」要求しますが、当然それにテオが答えられるべくもありません。尋ねる相手を間違えたことに気付いたタリベートは買収を試みますが、それに挫けてしまうテオではありません。買収額の増額を言い出すタリベートは哀れなことにそれを言い終わる前にテオの怒りの拳が炸裂して気絶したのでした。

オットー、ミンス、アイルスに事の次第を報告して相談するテオ。ミンスとオットー(のPL)は嬉々としてその状況を利用してタリベートから更なる情報を引き出すべく一芝居打つことにしたのでした。

目を覚ましたタリベートに、実は見方は俺たちなのだ、騎士(テオ)は仲間ではないというスタンスで語り出すミンスとオットー。ご丁寧なことに、テオは魔術で眠らせているという設定まで拵えていたのでした(いびきまで演技指導をしていましたっけ)。すっかりそれを信じ切り、また魔術師の恐ろしさに怯えを隠そうともしないタリベートを先導として、その「何か」、つまりアロイスが依頼を受けて所持していた物騒なスクロールを渡すべき相手に案内させるのであった……と言う辺りで時間切れ。

哀れなタリベートがテオを訪ねたのには理由があり、テオの主家はロイツベルガー家。ロイツベルガーは教会派であると旗色を明確にしていたためです。と、ここまで書けば勘の良い方はタリベートが誰の指示を受けてこの城にいるのかおおよそ想像がつくのではないでしょうか。

次回、無事に大円団となれば、ようやくのことでレベルアップ処理ができるようになります。
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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/07/18 15:22

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😆 新たな小悪党キャラ登場!
土曜日の夜は恒例のAD&D1eキャンペーン、「獅子面の女騎士」篇でした。ようやくベルゲンブルク城に到着して、アイルスが慕っている御屋形……先代の城代兼男爵軍総司令官であったオットー・ホルシュタットに面会が叶ったのでした。面会に来た要件を話そうとするも、軽妙で老獪な彼に軽くいなされてしまい、晩餐会を支度するのでその後にでも、という展開になったのでした。一方、ミンス、アロイス、レナーテはオットーに連れられて城内の中庭見物と言う名の密談。レナーテを春になったら国外に逃がすというアロイスに対して、他にも策はあると思わせぶりに切り出したオットーなのですが……。

主な登場人物紹介
テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。
ミンス・ニッフルハイム……………「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。
オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。
アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。
レオナール……………………………テオドールの従者の少年。
アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。アイルスとは幼馴染。
アロイス・ベルヒマン………………ミンスの幼馴染み。ベルゲンブルク城へ同行することになるが……。
レナーテ・ベルヒマン………………アロイスの姪。実は男爵家に連なる血筋らしいが……。

吟遊詩人オットーはアイルスに、自らの境遇をレナーテに明かしたうえで、この城に身を寄せることが最も安全なのだと説得して欲しいと話します。自身も政争の駒にされかけた経験を持つアイルスならばねいやアイルスにしかその役は果たせないだろうと言うのです。アイルスもそれを快諾し、晩餐会の衣装を選ぶという名目でレナーテと話し合う時間を作ります。

晩さん会はオットーの演奏から始まりました。辺境の地で無聊を慰めるものとして吟遊詩人は歓迎されるものなのです(もっとも、より即物的な食い物と酒と女は更に歓迎されますが)。

一同がボールルーム入室すると、すでに宴の準備は整っており、大皿に盛られた炭火で焼きあげた肉、そして近くの川から採ってきた川魚などが彩りを添えています。もちろんそれだけではなく、はちみつ酒に加えて発泡性のりんご酒、そしてエールとより取り見取り。歓迎の意を表す城代エルウィン・ホルシュタット(老オットーの息子。息子と言っても既に三十代のベテラン。御領内の重臣会議にも彼が参列しています)。

晩さん会にはベルゲンブルク城駐留部隊長のヘルマゴール、書記官のタリベート、教会司祭長のミルと言った一癖も二癖もある面々が同席していました。特にミル司祭には城代の監視が常時ついています。というのも、官僚臭が強烈に漂うミル司祭は当然教会派。男爵軍総司令兼ベルゲンブルク城代としてホルシュタットは過ぎる重臣会議においては騎士団派であると旗色を明確にしていて、当然の措置なのです。しかしミル司祭としてはそれが面白くない。自分が特権階級にあると自負している男が自らの行動を制限されることほどストレスを感じることはないでしょう。

「私を信用しないということは神をも信用しないということにも繋がりますぞ」

と恫喝するミル司祭に、城代エルウィンは(信用していないのは神ではなくて教会とお前だろうが)、と言いたげに一瞥し、「なに、世情がかまびすしくなっておりますからな。大切な御身にもしものことがあってはならぬと配慮して護衛を配置させていただいている。ここは辺境ゆえ、護衛が麗しき美姫でないのはお許し願いたい」と、お互いに分かっていての皮肉の応酬をしています。

その一方で、アロイスに接触してくるものが何者なのか、そしてその意図が何なのかその解明が先決とするテオたち。内々に老オットーと交渉できないものかと気を揉んでいます。

空気を換えるために、アイルスはオットーの演奏を提案。オットーは見事な演奏の腕前を披歴し、ホルシュタイン親子はその褒美として晩餐会の後に更なる演目の披歴を約束します。

晩餐会が終わると、それぞれ退出する面々。ベルゲンブルクの長い夜、その第二幕が始まります……。

と言うところで時間切れ。
ミル司祭は私が好きな小悪党キャラの一人でして、ある意味右のヨストゴット、左のミル司祭とでもいうべき人物なのです。教会の権益確保に血道を挙げるその姿勢はある種清々しさを感じます。直情型のヨストゴットと違い、狡猾で陰湿。当然一筋縄ではいきません。パーティの一行はどう渡り合っていくのでしょうか。
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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/07/10 14:58

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😆 マイナーシステムの募集のヒント
いまや超ドマイナー、生きた化石状態のAD&D1eという、古いシステムを用いたキャンペーンをオンラインにて主宰して5年ほどが経過しました。AD&D1eというシステム、全国的に見てもオンセで遊んでいる人たちは0とは言い切れませんが実質的にはほぼ0と見て良いでしょう。非活性あるいは表面に浮上せず固定メンバーで遊んでいる人たちはいるでしょうけれど、それでも多くはなく、せいぜい30名もいるかいないか、なのではないかと思います。そんな状況ですが、私とオンラインを通じてAD&D1eを一緒に遊んでくれた方はトータルすると30名は超えています。その方たちには本当に感謝の念が絶えません。まAD&D1e以外にも、マイナーシステムでセッション話継続されている方々もこのオンセンSNS上で見受けられ、その情熱(いや執念と換言しても良いのでしょうが)には頭が下がります。

それに比べれば、いかなマイナータイトルのシステムであろうとも、日本語表記のルールが基準としてあり、ましてや絶版もしていないシステムなんていくらでも遊べるのではないかとは思うのですが、上位5位(CoC,、SW2.0、インセイン、DX3、シノビガミかD&D5e……でしょうか?)に食い込まないシステムでの募集はなかなか難しそうなのもたしかです。そこで、参加者募集について思うことを書いてみます。


・SNSでの情報発信はどんどんしよう!
 やはり情報が無ければそもそもやってみたいと言う動機に繋がることもないので、自分が推すシステムへの偏愛をできるだけぶちまけましょう。ただし、数回程度の投稿で反応が無かったからと言ってめげていてはいけません。FacebookなどのSNSでも(そう、このオンセンもSNSです)、あるいはYoutubeでも、よほどの幸運が無い限りそう簡単に注目を浴びることはないそうです。物の本によると、100本ほど投稿してようやく反応がじわじわと……らしいです。オンセンの日記やトピックス、リプレイ機能は活用すべきでしょうね。

・100の質問は充実させよう!
 ルール的な魅力も訴求する必要はありますが、そうは言ってもRPGは最終的には人対人のゲームです。「なにを遊ぶかよりも、誰と遊ぶか」が重要だと私なんかは常々思っています。その意味においても、「私はこーゆー人です」と人となりが分かるように努めた方が良いでしょう。質問に対して簡潔に書くだけではなく、それにまつわるエピソードなんかあったら書くといいかもしれません。誰も好き好んで地雷原の上でタップダンスしたいわけではないのです。

・リーサルウェポンは「雑談」!
 日記やトピックス、あるいは100の質問も一方向の情報に過ぎません。やはり何気ない会話から自分が推すシステムの紹介ができる機会は何と言っても雑談形式でしょう。巧みな話術を駆使して、システムへ誘ってみてください。実際のところ、これが一番効果的です。オンセンSNSにも雑談ルームはありますからどんどん活用すべきでしょうし、Discordでももしかしたらご縁があるかもしれませんよ。

・まずはGMとして主宰しよう!
 マイナーシステムにも拘らず、未経験状態からいきなりルールを購入してGMを主宰するからPlとして参加してくださいとまでご厚情をいただける方はまずいません。いるかもしれませんが、希望的観測だけでは自分が推したいシステムは遊べないと思った方が賢明です。座ったまま料理が出てくる幸福はすっぱり諦めましょう。「ホントはPLやりたいんだけどナ」という気持ちは良く分かりますが、まずは噛ませ犬もとい先鞭を垂れるべくGMとしてシステムの魅力を伝えましょう。

・持続可能な遊び方を模索しよう!
 もともと私はオフラインでずっと遊び続けていた古参ゲーマーなので、オンラインでもできる限りオフに近い環境で遊びたいという気持ちは今でもあります。しかしながら、現実的にはなかなかそれが許されない環境になってきているのも事実です。私の場合はテキストオンリー(同居家族の理解が得られないと声出しはなかなか難しい)、固定曜日の夜間23:00~24:30の90分x毎週、ただし参加者の都合によって一週お休みなどは柔軟に対応。という環境に落ち着いています。しかしそれが最適かと言うとやはり人それぞれ。大切なのは参加者全員が持続可能な遊び方を模索することです。一気呵成に長時間遊びたい! という気持ちも良ーくわかりますが、それを家人に咎められ……なんてケース、たぶん皆さん心当たりあるんじゃないでしょうか。

上記のような事柄は誰でもちょっと考えれば思いつくことでしょうし、特に目新しいことを言っているつもりもありません。「すでにやってるよ」という方も多いでしょう。しかしもし参加者募集について悩まれているのであればいくつか或いはすべてを試していただく価値はあるんじゃないかと思います。自分が心動かされたシステムを「これ、イイよね」と共感してくれる人が増えた瞬間の喜びは、代えがたいものですから。

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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/07/08 08:07

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😆 ベルゲンブルク入城
昨夜もAD&D1eキャンペーン、「獅子面の女騎士」篇でした。
ようやくのことで厳寒期のベルゲンブルク城に到着した一行。剣牙虎のネーヴェの先導によって城門をくぐるが……。


主な登場人物紹介
テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。
ミンス・ニッフルハイム……………「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。
オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。
アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。
レオナール……………………………テオドールの従者の少年。
アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。
アロイス・ベルヒマン………………ミンスの幼馴染み。ベルゲンブルク城へ同行することになるが……。
レナーテ・ベルヒマン………………アロイスの姪。実は男爵家に連なる血筋らしいが……。


城代が飼っている剣牙虎のネーヴェを付き従えるアイルスとその一行に訝しむ衛兵たち。しかしそこに隠居した前男爵軍司令オットー・ホルシュタイン老が登場。彼の私室に招かれて、旅の労を労われるのでした。吟遊詩人のオットー(同じ名前で混同しやすいのですが)が気を利かせてアロイスとレナーテ、それにミンスを部屋の外へ連れ出している間にアイルスは自分がアイリーン・エルドラインであることを明かしました。かつて幼き頃、この老人相手に剣の稽古をしていた間柄なのでした。また、ある目的があってこの城に訪れたことを告げるテオ。しかし好々爺然としつつも食えない老人でもある老オットーに、その目的とやらは倅で城代のエルウィン同席の晩餐にて聞こうと話を中断されてしまったのでした。

一方、アロイスらを連れだした吟遊詩人のオットーは彼なりの思惑があったのでした。ひとつにはアイルスの出自をあたら知られたくなかったこと。そしてもうひとつは男爵家の血筋を引くと言うレナーテの処遇についてでした。春までこの城に潜伏し、雪解けとともに国外脱出をするというアロイスに、他にも選択肢があるのではないかと示唆します。その方法とは……。

……と、ここで時間切れ。
何のかのと言って、D&D系統のセッションでは一回くらい戦闘があるのが見せ場でありお約束だと思うんですが、無くてもPLが楽しんでいるなら、まあ良いか? と思う今日この頃です。以前もどこかで言いましたが、私のキャンペーンはAD&D的ルールがベースにある世界観での冒険行です。ルールと言う判定基準はやはり必要で、それが無ければDMのひとり語りに終始してしまうからです。また、戦闘が無くてもゲーム性はあると考えていて、それはPLたちが選択した結果が次の選択と結果に繋がっていくと言うことです。最良の選択をすれば次の展開は有利に進むでしょうし、その一方で毎回ベストな選択ができる保証はありません。ダイスの目であったり、状況によって分かっていて不利な選択をせざるを得ないこともあります。

とは言え、そろそろ戦闘シーンも織り込みたいところ。現在のパーティの目的を整理すると、アイテムの探索、犯人探しとその動機の解明、重要人物の保護と逃走への協力、でしょうか。そのいずれか、或いは複数が絡んだ結果として……何が起きるのか、乞うご期待です。
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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/07/02 02:14

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😲 ランダムエンカウントが導き出す展開
一昨日も恒例のAD&D1e「獅子面の女騎士」篇でした。前回はアロイスがまさかの行動……出立直前になって姪っ子だと言うレナーテを連れて行くと突然言い出したので、「隠し事は無しだぞ」と釘を刺していたミンスの逆鱗に触れたのでした。ミンスがアロイスにESPをしてみたところ、なんとレナは男爵家の血筋を引く者だと発覚。しかしそれを秘匿したのも理由があり、秘密を吐露してしまえばミンスを苦しめることになるのではないか……というアロイスの考えがあってのことなのでした。友誼を疑った自分を呪いたくなったミンスは銘酒ハートブレイカーをあおって撃沈。ミンス以外の者たちはと言うと、良く教育された連邦警察の司法取引の如く、アロイスに恐喝と信実を吐かせることに成功。ともかく、取りあえずは嫌疑は張れたアロイスやレナとベルゲンブルク城への行程を進めるのでした……。


主な登場人物紹介
テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。
ミンス・ニッフルハイム……………「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。
オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。
アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。
レオナール……………………………テオドールの従者の少年。
アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。
アロイス・ベルヒマン………………ミンスの幼馴染み。ベルゲンブルク城へ同行することになるが……。
レナーテ・ベルヒマン………………アロイスの姪。実は男爵家に連なる血筋らしいが……。

宿酔いをしたミンスを「ミンスでもそのようなことがあるのだな」とアイルスがからかったかと思えば、その翌日にはアイルスが気温が低下して体調を崩しかけたのを見て「君の風邪をアイルスに移してしまったね」とアウグストにプレッシャーを掛けるオットーがいたりと興味深いロールが続きました。

宿酔いから復活したミンスにアロイスが託されていた呪文が記されているらしき巻物の鑑定をしてもらってみると、それは「魔法の矢」「眠り」「瞬間転送」の魔法が記されていることが分かったのでした。「魔法の矢」や「眠り」の魔法自体は初級魔術ではあるものの、魔法の矢」は相当高位の魔術師によって魔術が込められていることまでも分かりました。当然その威力は絶大です。様々な憶測や推測を繰り広げる一行ですが、いずれにしてもベルゲンブルクに入城してみないことには、と結論は一旦保留に。

そしてようやくベルゲンブルク城に到着すると言う直前。冬毛になって迷彩効果が高まった剣牙虎に遭遇したのでした。剣牙虎はこの地域でも見かけることのある獰猛な猛獣。警戒する一行をよそに剣牙虎はなんとアイルスに鼻先を押し付け、あまつさえ喉を鳴らして見せたのでした。アイルスによると、何年か前に親とはぐれた剣牙虎の子供を拾ったのですが、騎士候補生の訓練課程に入るためにベルゲンブルクの城代に引き渡したネーヴェ(新雪という意味)という剣牙虎なのでした。

……と、ここで時間切れ。
ネーヴェとの出逢いは城内で用意はしていたのです。しかし、城のすぐ近くで剣牙虎のランダムエンカウントとなれば、もうそれしかないな、と。実に確立1/300でした。そのようなことがあるのもランダムエンカウントの楽しさですね。
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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/06/19 19:30

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😶 荒野での行軍をルール的に解説
先日の日記において、野外での行軍速度について触れましたが、それをAD&D1e的ルール解釈を当てはめるとどうなるか、実際に解説してみます。使用するルールは基本ルールの他にWilderness Survival Guideです。このサプリメントルールは追加技能などもありますが、だからと言ってPCが無敵になるようなことなど全くなく(野外で生き延びる術は持てます)、これまでなんていうことのなかった荒野での旅をドラマチックに一変する可能性に満ちたルール群なのです。

折角ですから、獅子面の女騎士ことレディ・バラの従者であるアウグスト君に登場願って、解説を進めてみましょう。

ア「へへっ。なんだかんだで旅慣れてきたからね。荷造りから行軍までお任せあれ」

おお、頼もしいですね。それでは早速行ってみましょう。まず、今回、従者たちの尽力によって乗用馬たる重戦馬の移動レートが落ちないように荷駄を分散しました。具体的には、それぞれの馬に5,000cn(cnと言うのはD&D世界における重量単位のことで、1cn=45g=1/10ポンド換算。単なる物体の質量でだけではなく、「嵩張り」も含まれるため概算となります。今回の場合、5,000cnはざっと225kg程度。もちろん騎手も含めます)までに抑えてあります。

ア「レディ・バラの装備は多いしいずれも高価なものが多いから、扱いは慎重にする必要があるんだ。特に騎士の命とも言うべき甲冑は二領を運んでいて、専用の櫃に収納しているんだけどこれが重くてかさばるんだ」

流石、お嬢ちゃんは良い物を持ってますな。しかし、これだけでもすごい嵩張りますよ。その上に自分たちの食料や馬たちの飼料、更に野営用具を載せつつ5,000cnに収めるのってスゴイですな。

ア「今回は暗黒騎士たちが乗っていた重戦馬をゲットできたのが僥倖だったよなあ」

重戦馬で5,000cnまでに抑えた場合、Normal Load扱いとなり、平坦な野原を一日8時間の行軍した場合、15マイル(約24km)移動できます。強行軍をして16時間の移動をした場合は21マイル(33.6km)となりますが、この場合続く一日は完全な休息を得ねばなりません。

ア「えっ、たったそれだけ!? もう少し距離を稼げるんじゃないの?」

整備された街道で、土地勘があり、モンスターたちからの不意を打たれるような危険が無ければ、確かにもっと行軍距離を伸ばすこともできるでしょう。しかし、舞台は辺境。旅の安全を図るならこの距離は妥当ではないでしょうか。馬は思っている以上にデリケートで、不用意に踏み込んだ不整地で脚を取られて骨折なんてしたらそれこそ目も当てられません。

ア「そっかあ……たしかに脚の折れた馬は可哀そうだもんなあ」

天候や季節も考えねばなりません。現在のキャンペーンの舞台は厳寒期を迎えつつある寒冷地域です。幸いにこの地ではドカ雪が降ることは少なく、パウダースノーが吹き付ける地域ですが、当然降雪はあります。となると路面状況はNormalではなくRuggedと判定すべきでしょう。移動速度は当然落ち、通常で9マイル、強行軍で15マイルとなります。なお、更に積雪量が増え、10インチ(約25センチ)を超えると通常で6マイル、強行軍で9マイルとなります。

ア「うわっ、厳しい」

おっと、悪化するのは路面状況だけではありません。当然、竜たちが棲むという霊峰から吹き付ける寒風も増してきます。今はまだ良いですが、これから気温が低下してきて摂氏-12度を下回ると、移動速度が3/4に低下します。-17度以下になると2/3、-34度以下になると1/2となります。

ア「うーん。確かに寒くなったら動きが鈍くなるよな。当たり前だけど着ぶくれもするし」

また、移動のルールとは異なりますが、防寒対策をしているか否かによってもガンガン体力を奪われて行きます。このほかに、「疲労と消耗」や「食料と水」に関する詳細なルールもあり、PCたちはモンスターと戦わなくても、荒野を旅するだけで充分に大冒険になります。

ア「やっぱりさあ、厳寒期に荒野を踏破するなんて無謀すぎるんじゃない?」

そりゃそうですよ。でも行かねばならない。目指す先に望むものがあるなら。いやあ、ヒロイックだね!

ア「なーんか、DMがうれしそうなのが気になるんだけど……細心の注意と綿密な計画が大切だってことは良くわかったよ」

そこに加えて、冬場になると現れる狂暴なウィンターウォルフとか、フロストジャイアントとか、あっそうそう、ホワイトドラゴンも山から降りてくるんだけど……。

ア「も~イヤッ!!」


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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/06/18 00:52

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😆 初めてのセービングスロー
昨日は二週間ぶりのAD&D1eキャンペーン、「獅子面の女騎士篇」でした。いよいよベルゲンブルク城へ向けて出発することとなった一行。しかし厳寒期を迎えた荒野での旅程は想像したよりも大変なようで……。

主な登場人物紹介
テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。
ミンス・ニッフルハイム……………「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。
オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。
アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。
レオナール……………………………テオドールの従者の少年。
アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。
アロイス・ベルヒマン………………ミンスの幼馴染み。ベルゲンブルク城へ同行することになるが……。



騎士の従者たちが悩みながらもそれぞれの馬に糧食や野営用品などを分散させます。その中でも特に嵩張りかつ重いのが馬たちの飼料。ジャガイモやらニンジンやらビーツなどですが、実際に自分で八百屋に買い物に行ってみればこれらが如何に運搬に骨が折れるか分かるはずです。馬なんてその辺の草を喰わせておけば良いのじゃないか、と思うかもしれませんが、雪原では都合良く牧草にありつけそうにありませんし、有ったとしても自らの分身の如く乗騎を愛している騎士諸卿は、デリケートな馬の体力に負担が掛かるような博打めいたことを好んでするはずもありません。しかし、暗黒騎士たちが所持していた軍馬二頭が使えるため、なんとかなったのでした。騎乗の動物にも重量とそれに伴う移動のルールが適応されるため、悩みどころなのです。当然のことながら、パーティの行軍速度は最も遅い者に併せることになりますが、馬の場合は人間と違い大雑把に通常と重負荷(移動力半減)の二段階しかなく、いきなり行軍速度が半減してしまうのは計画に大きな遅れが発生することとなります。更に加えて時は冬。降雪の影響もありますし、吹雪なんぞ吹こうものなら、完全に停止どころか生命の危機にすら陥ります。おっかねえ、寒冷地の行軍。

……ですが、土壇場になってアロイスが姪のレナーテを一緒に連れて行きたいと急遽言い出します。事前にそれを聞かされていなかったミンスは立腹するものの、アロイスが彼女の面倒は見ると断言したのと、出発を遅らせては貴重な冬の一日が浪費されてしまうとオットーに催促され、ホルノールタウンを出発したのでした。

曇天でそれほど吹き付ける風が強くないという理想的な天候の中、夕刻にはストックウッドの森の南端に到着。今宵はここで大休止とし、明日以降、この森の際を伝って北上すればベルゲンブルク城が見えてくるという見込みがついたのでした。

大休止となり、野営の準備を進める中、ミンスはアロイスに《ESP》という読心の魔術を掛けた上で姪っ子と称する少女レナーテを連れてきた理由を詰問します。理由をなんとかはぐらかそうとするアロイスでしたが、魔術の効力がしっかりと効いている中では隠し事など出来るはずもありません。

実はレナーテは男爵家に連なる者の忘れ形見だというのです。しかし現在御領内は跡継ぎを巡って各派閥が暗闘を繰り広げている状況。叔父として、大切な姪を政争から遠ざけてやりたいという一心で、この行軍に無理やり帯同させたのでした。しかしそれをミンスに告げれば、律義者のミンスを苦しめてしまう、だから言えないのだ……というアロイスの思考までをも読み取ってしまったミンス。

あまりに衝撃的な事実を魔術によって知ってしまったミンスは、もはや自分の手に余ると判断し、疾く《眠り》の術をアロイスに掛け、テオはじめパーティの全員に意見を求めたのでした。

そしてアロイスから直接事情を聞き出すことになった一行。憎まれ役、懐柔役と妙に役割分担が手慣れていて、あんたら連邦警察か公安かとDMが内心苦笑していたのはナイショです(笑)。次は「ん、かつ丼食うか?」とか言いそう。この世界にかつ丼はありませんけど。

その一方で、幼馴染の心遣いを魔術と言う強引な手法を使ってのぞき込んでしまった自分に自己嫌悪を感じたミンスは強い酒を手に取って杯を重ねたのでした。偶然ですが、その酒はドワーフの銘酒「心砕きの酒」と言う名で、ミンスは猛烈な二日酔いに苛まれることになるのですが……どっとはらい。

どうやらアロイスはベルゲンブルク城に先行している連中に届け物をする仕事を請け負い、それを奇禍としてレナーテを僻地に連れて行き、春になったら国外に脱出させようと考えていたのでした。その届け物とは、何本かの魔術的な巻物であったのですが……それらを誰が何を意図しているのか、まだその実態はつかみ切れていないのでした。

……と言うあたりで時間切れ。ドワーフ族の銘酒は、もうネタアイテムみたいなもんでして、対毒セービングスローが必要となるんですが、なんとこの「獅子面の女騎士篇」始まって以来のPC側のセービングスローと言うことが発覚したのでした。

当初ちぐはぐ過ぎたパーティ一行ですが、ここのところ実に連携が取れてきたというか、かちっと「あるべきところにあるべきものがある」ようなプレイにまとまってきたように感じます。また、それぞれのPLがそれを楽しんでくれているのも手に取るようにわかり、DMとしては感に堪えません。できる限りこのメンバーで長く続けたいものです。

来週はまたまた一週間が空いてしまうのが何ともさみしいですが、PL諸氏からは「外伝をやりましょう」とのリクエストもいただいております。やるのならば過去に遡る話か未来へ飛ぶ話のどちらかかな、と思うのですが、皆さんはどちらの世界が見てみたいでしょうかね?
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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/06/03 13:12

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😆 遅れた理由は「ジュディが寝かせてくれなくて……いやナタリーだったかな」
昨夜もAD&D1eキャンペーン、「獅子面の女騎士」篇でした。前回、幼馴染のアロイスと再会した魔術師ミンス。話を聞くと彼もベルゲンブルク城を目指している途中で、同行させて欲しいと言う。しかしどうもその裏にはキナ臭い話が絡んでいるようで……。


テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。
ミンス・ニッフルハイム……………「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。
オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。
アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。
レオナール……………………………テオドールの従者の少年。
アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。
アロイス・ベルヒマン………………ミンスの幼馴染み。ベルゲンブルク城へ同行することになるが……。


アロイスとともに教会に戻り、一行に紹介をするミンス。アロイスはアウグストとレオナールの従者コンビにお相手してもらっている間に、そかの主要メンバーと別室にてより詳細な話を打ち明けたのでした。アロイスが命じられた「男爵家に繋がる」という何者かの魂胆を暴くという目的。そして金や女にはだらしが無いものの憎めない幼馴染みのアロイスの身を案じるためにも、気付かぬふりをして同道しようと提案したのでした。友情に篤いミンスならもっともなことだと、異を唱える者はおらず、賛同を得られたのでした。

その後ミンスは人気のない路地裏で(おいおい……)暗黒騎士が所持していた正体不明の飲み薬の鑑定を行い、その結果、治癒の効果のある魔法の飲み薬数本であることが判明。その間にオットーは騎士の従者たちを引き連れて糧食その他の買い出しを行い、午後にはアイルスと連れ立って災難に見舞われた農家の娘に下賜するための服を仕立て屋に注文させたのでした。

と、この辺りで時間切れ。
アロイスは表向きは行商を装いつつ、実際には何者かからの密命を受けてベルゲンブルク城への潜入を試みていることまではミンスに白状しています(というか、正直に言わなければ魔法で頭の中をのぞけるんだぞと軽く恫喝したのですが)。どう考えてもキナ臭い話で、理知的なミンスなら断るかあるいは魔法を行使するなどしてその背後を暴くなどの強硬手段を使うかな、と思っていたのですが、「気づきつつも、気付かぬふりをして敢えてその話に乗ってみる」という、話の展開としては最も面白くなりそうな選択肢を選んだのでした。しかし考えてみればその通りで、そうすることでより核心に迫れるわけですから、もっともな話ではあります。

今回も前々回とは別の方に見学に来ていただいていました。冷静に考えると九割ロールプレイパート&一割魔法の物品鑑定しただけ、という流れしかなく、それで良かったのだろうかとも思うのですが、当キャンペーンとしてはいつも通りな進行でしたし、普段のプレイ風景を見ていただいたという意味においては良かったのかとも思います(その後、その見学者の方からは詳細な所感などを送っていただきました。感謝しております)。

それにつけても、アロイスのコミュニケーション能力の高さというか、人懐っこさはたまりませんね。モデルがドラマ緊急救命室のダグ・ロス先生(若かったころのジョージ・クルーニーが演じていました)なので、朝になって部屋から慌てて降りて来て「ジュディが寝かせてくれなくて……いやナタリーだったかな」なんてセリフ、とても似合っています。その反面、従者の少年たちと教会の椅子を使って遊び始める子供のような一面も持ち合わせています。人間臭くて私は大好きなキャラクタです。

次回はDM都合により一週間が空き、再来週。いよいよベルゲンブルク城に向けて冬の荒野を出発します。彼らは遭難することなく、無事にたどり着くことができるのでしょうか。
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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/05/20 12:25

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😶 魔法の物品の鑑定作業は大変です
昨夜もAD&D1eキャンペーン、「獅子面の女騎士」篇でした。近郊の農家に対して狼藉を働いていた暗黒騎士と弓兵をなんとか成敗し、囚われていた農家の娘も救出。涙ながらの父娘の対面を果たしたのでした。これによって、久し振りの経験値の算出と悪党どもが所持していた物品の検分処理から始まりました。


テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。
ミンス・ニッフルハイム……………「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。
オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。
アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。
レオナール……………………………テオドールの従者の少年。
アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。


悪党の所持していた品々はレオナール君が回収してきました。彼は割と死体から剥いでくるのは平気な様子。その辺、逆にアウグストは腰が引けているので育ちが良いんでしょうか。どうも魔法の物品らしきものもいくつか混じっているようだったので、魔術師ミンスが再び大道芸もとい鑑定の魔術を行使しようとあれこれ画策し始めます。

魔術師の大切な作業のひとつに「魔法の物品の鑑定」があります。このためには魔術の行使が必要となるのですが、それがなかなか手間と労力が掛かるもので、「フクロウの羽をワインに浸して……」とか、「生きた鯉を丸呑みして……」とかなかなか簡単に判別させてくれない、なんとも悩ましい呪文なのです。フクロウの羽にしてもワインにしても生きた鯉にしても、それ自体はたいした価値があるわけではありませんが、それがいつでも入手できるかとなるとそうもいきません。特に現在の舞台は寒冷地でこれからまさに厳寒期を迎えようとしているとなればなおさらです。

この「鑑定」の魔術とは別に、「魔法の検知」の魔術もあり、これを先に行使すれば、鑑定すべき物品の目星もつくのですが……

ミンス「ごめん、その単位落としたんだ……」

と、優秀な魔術師ミンスですらも全ての魔術を取得しているわけではないと知ったのでした。


また、これらとは別に、捕らわれていた娘を助け出してくれたお礼にと、農民からは銅貨混じりの銀貨200枚をもらい受けました。銀貨200枚は、金貨にすれば10枚程度で、「冒険者」からすると、微々たる金額です。しかし、この金は農民一家が額に汗して貯めたお金。そう考えるとあだや疎かにはできません。

さて、教会の人々とどうもそりが合わないために、鑑定用のワインを入手する口実が出来たミンスは、一行と別れて「黄金の館」亭に宿泊することにしました。そう、例のヨストゴットとの一連の騒動があったあの賑やかすぎる宿屋です。宿泊の手続きをしているミンスに声を掛けてきた者がいます。「ヨストゴット、来るなよ、来るなよ!」とダチョウ倶楽部のような反応で再会を楽しみにしているプレイヤたちとは裏腹に、声を掛けてきたのはアロイスと言うミンスの幼馴染みでした。悪い奴じゃあないんですが、女と賭事に目が無く、親戚筋からは人懐っこさから愛されている半面、トラブルメイカー的に思われている節もあるのでした。

アロイス曰く、本格的な冬が来る前にベルゲンブルク城まで行って売りさばきたい荷物があったけれど、この街に来る途中で狼によって護衛を失い、さりとて一人で極寒の荒野に旅立つのも不安で留まっていたのだとか。それならば、一緒に行くかねとミンスが誘うと、それは願ったり叶ったりだと喜びます。ただし、実際には大っぴらには言えない裏の事情があるようで、ミンスにはこっそり打ち明けましたが果たして。

そんなところで時間切れ。鑑定作業だけでもしますか? と問えば、翌日に合流→話し合い→動物調達→鑑定と結構な行程を経るので持ち越しに、と冷静な判断をするミンスのプレイヤさん。しかしその後に「途中は端折りたくない、ガッツリRPしたいのだ」と仰っていただけたのはDM冥利に尽きますかね。

と言うのも、もともとこのプレイヤさんはセッションの進行やルールの判定などについては他の版のD&Dですがとても造詣が深く、私のキャンペーンにも普段自分が接したことのない版のD&Dを体験することでフィードバックしたいとの動機から参加されていて、ロールプレイについてはあくまでフレイバーとしか捉えていなかったようなのです。

しかし、回を重ねるごとに、「このような進め方は実に良い」と気に入って貰えたようで、そこが私としては嬉しい限りなのです。


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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/05/14 17:20

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😆 システムのダイバーシティ(多様性)
このSNS以外にもRPGのセッションを募集する掲示板やSNSなどはいくつかあるようですね。私は詳しくないのでわかりませんが。このオンセンSNSを見る限り、募集の掛かるセッションの内、感覚的には60~70%位がCoC、つまりクトゥルフでしょうか。残り25%くらいがSW2.0、更に1~5%程度がその他のシステムでしょうか(厳密にデータを拾ったわけではなく、感覚的にですよ)。

深読みすれば、必ずしもプレイ人口あるいは実際の立卓率は微妙に異なるはずで、キャンペーンなどで募集はしないけれど定期的に遊んでいる人とか、キャンペーンまでいかないけど一回募集したら数回は定期メンバーで遊んでいるなんてパターンもありそうです。つまり、一回限りのセッションを楽しんでいるCoCラヴァ―たちが多いからこそ、立卓が目立つのかな、とも思います。

私もCoCは好きで遊んでいますが、ここまで一つのシステムに寡占されてしまうと、天邪鬼な気持ちがムクムクと湧いてきます。なんでもそうなのですが、モノカルチャーは面白くないし、いずれ衰亡の嚆矢となりかねません。長いものに巻かれろ的にメジャーシステムを遊ぶのもそれはそれで良いのですが、やはり「自分はこのシステムが好き!」といえるものでぜひ立卓してほしいものです。なに、誰にだって最初の一歩はあるものです。臆せずに自らが主宰となってみてください。

もちろん、いきなりマイナーシステムで名乗りを上げても見向き去れないケースが多く、心折れることでしょう。そこで、いつものセッション終了時にでも、「ところでこんな面白いシステムがあってですね……」とそのシステムの面白さをガッツリプレゼンしてください。最初はふうん、くらいにした思っていなかった人たちも、やがて「おお、それやってみたい!」となることでしょう(雄弁頑張れ)。

そういうお前はどうなんだと問われれば、私としては人の営みが感じられるスペースオペラの「クレギオン」、神々に翻弄されるダークファンタジーな「ストームブリンガー」、悪夢的状況で繰り広げられる「機動戦士ガンダムRPG」、芸能界の醜聞を泳ぎ回る「ビギニングアイドル」とかやってみたいんです。やってみたいんですよ、ええ。ただそのためには時間が……ひとりになれる空間が……。
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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/05/13 18:56

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🤔 性的・暴力シーンの描写について
昨夜も毎週恒例のAD&D1e「獅子面の女騎士」篇でした。今回は初参加で見学希望の方がいて、皆さん「お行儀良くしなくちゃ!」と思っていたようですが、特段いつもと変わらぬプレイスタイルでした(笑)。いつも皆さんお行儀良い証左ですね。

前回、狼藉を働く暗黒騎士ハリファクスと対決の予定でしたが、時間的制約で中断していたところからの再開です。

テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。
ミンス・ニッフルハイム……………「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。
オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。
アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。
レオナール……………………………テオドールの従者の少年。
アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。


前回終了してから、やはりそれは不自然だなと思い直し、暗黒騎士は甲冑を着込んでおらず飛び出してきたと改変することにしました。と言うのも、弓兵のクメッツは追手(つまりパーティたち)が早晩現れることを予測して待ち伏せをしていましたが、ハリファクスはおそるるに足らずと多寡を括っていたこと、一行の襲撃が夜明け頃であったことを勘案し、ダイスの神様にお伺いを立ててみたところやはり戦闘状態には無いとの判断にしたわけです。

甲冑を着込んでいないとはいえ、暗黒騎士は熟練した戦士。まるで台風の目のように攻撃を仕掛けますが、多勢に無勢、加えて魔術師ミンスの「拡大」の術によって巨大化した騎士テオドールの放った斬撃が功を奏してどうと斃れ込んだのでした。

甲冑を着込んでいない為、比較すればなんとか戦闘に勝利を収めはしましたが、良いことばかりではありません。囚われていた農民の娘は暗黒騎士によって慰みものにされていたのでた。獅子面の女騎士アイルスの介抱とと吟遊詩人オットーが奏でる優しい音色によってなんとか落ち着きを取り戻した娘を連れてホルノールタウンの教会に帰還したのでした。

泣きながら抱き合って再会を喜ぶ父親と娘の姿を見て、一行はそれぞれの想いを感じていたようです。また父親から約束していた通り銀貨300枚(銅貨混じり)を受け取ってくれ、いやそれはと押し問答があった挙句、好意を甘んじて受けることとしたのでした。また修道士のイヴェリオスは「当教会としても信者からの献金は吝かではありません。が……一時、そのようなことを忘れてしまう不名誉に甘んじる勇気と分別は持ち合わせておりますぞ」と言い切り、教会嫌いのミンスも坊主にもこのような男がいるのだなと思ったものでした。

と、この辺りで時間切れ。
暴力や性的シーンをどのように描写するのかと言う話題になるたびに思うことがあります。このキャンペーンは「起こりえることのうち、描写したいことはできるだけする」ようにしています。その意味では今回なんて悪党になぶり殺されたり、手籠めにされたりしているわけですから成人指定すべきなのかもしれません。しかし乱暴された娘さんの描写をつまびらかにしたところでそれはこのキャンペーンの趣旨には合致していませんし、参加者全員がもう「イイ大人」ばかりなので、少ない描写でも「これってつまりこういうことだよね……」と想像できる糸口さえ提示できれば良いかなと思っています。
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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/05/07 15:47

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😰 呉越同舟
一昨日の夜は毎週恒例のAD&D1erキャンペーン、「獅子面の女騎士」篇でした。

突如不逞な暗黒騎士とその仲間の弓兵に襲撃された郊外の農場。
まだ囚われているらしき家族を救うため、夜間強行軍を決意して進むも、弓兵に待ち伏せを受けてしまったのだが……。

主な登場人物

テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。
ミンス・ニッフルハイム…「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。
オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。
アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。
レオナール……………………………テオドールの従者の少年。
アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。

偶然が味方したのか、あるいは守護天使が囁いたのか、魔術師ミンスがぴったりと狙いを定める弓兵に間一髪気づきました。クメッツと名乗る弓兵は何らかの理由で救援部隊(あるいは官憲)を待ち受けるべく、意図的に農民にとどめを刺さず、ホルノールタウンかけ込ませたのでした。

崖の上から巧みな距離を保ってパーティを攻撃しますが、例によって(?)魔術師ミンスのチャーパーソンが見事に効果を奏し、ミンスを旧知の仲と信じて攻撃を止めてしまいます。ミンスは「自分たちは諸君の仲間であり増援なのだ。ついては暗黒騎士のいる農場まで案内してくれ」と、得意の話術で丸め込みます。

このチャームパーソンという呪文、対象者は術者のことをあたかも旧知の友人のように錯覚してしまう、なんともご都合主義な魔術です。D&D系列ではお馴染みの呪文でして、対象者が呪文に耐え抜いてしまったら何の効果もありませんが、ばっちり術が決まった場合は窮地を逆転できるかもしれない強力な呪文です。また効果時間もかなり長く、私個人としてはもっと効果時間を短縮した方がバランスがとれるように感じるのですが、現状では如何ともしがたいのです。

その一方で、よく勘違いされがちなのですが、対象者はパーティ全員に親しみを感じるわけではなく、「術者にのみ」魅了されるというのが肝です。今回、弓兵のクメッツはミンスのことをすっかり旧知の親友と思いこまされたわけですが、パーティの他のメンバーのことは同等に思っていません。それゆえ、見るからに「騎士様」なテオやアイルスと行動を共にし続けたら、性根から悪党なクメッツには都合が良くないのですが、「騎士様」たちが、呉越同舟な暗黒騎士と血みどろの死闘を繰り広げてくれたなら、それはそれで見ものだと独りほくそ笑んでいた……というのはマスタとしての私の判断でした。

弓兵クメッツの先導で農場にたどり着いた一行。クメッツとしては仲間(本人に聞けばたまたまチームを組んでいるだけで仲間なんてもんじゃない、と断言したでしょう。さすが「中立にして悪」と「混沌にして悪」のコンビです)の暗黒騎士ハリファクスとパーティ一行が死闘をしてくれることを望んでいますから、「おーい、増援が来たぞ」とどうま声で呼びかけます。

ややあって、禍々しい甲冑に身をまとった暗黒騎士ハリファクスが小屋からその姿を現します。それを見てハリファクスに突撃を掛けるテオとアイルスの騎士コンビ。途中完全に気を抜いていたクメッツを背後からランスで串刺しにし(ヒドイ話だ)更に暗黒騎士に肉薄します。暗黒騎士は不敵な笑みを浮かべると騎馬用フレイルを振り回すのでした。

……と言うところでまたまた時間切れ。せめて戦闘がひと段落するところまでは進めたいところですが、時間的制約があるため仕方ありません。イマドキの方は体験したことが少ないかもしれませんが、我々の世代は、ゲームも佳境になったところで「たけし~ご飯よ~!!」とお母上の一言によってやむなく撤収をした経験のある方も多くおられることでしょう。どんな勝利条件よりも効力を発揮する「お母ちゃんサドンデス」。もう年齢的には充分イイ大人な我々にも、そのようなアレコレを工面しつつ日々ゲームに勤しんでいる、そういうことなのでした。

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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/05/02 00:44

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🤔 セッション中のBGM
セッション中のBGM、良いですよね。盛り上がりますよね。ステキです。
でもね、ちょっと待ってください。

・ボイスセッションの場合、BGMのせいで各人の声が聞き取りにくくなる場合があります。
・大抵の曲は3~5分。セッション中の一回のシーンが5分で終わることは稀。3回もリピートすると耳に残ります。
・私が好きな曲調が、ほかの誰かが好きという保証はない。

んじゃあどうしたら良いのさ!?

聞きたい人だけ聞けるようにデータを送る、あるいはURLを貼る(もちろん安全であることは前提)。
ではなかろうかと私は思っています。

私にとってはそれが良いというだけで、ほかにもより良いやり方もあろうかと思います。「こんな手法をしているよ」という方がおられましたらぜひご教授いただきたいものです。

なお、私が多用しているのは洋画OSTでして、最近ではWEST WORLD、ちょっと前ならScicario、もっと前ならLush(Lost but Wonは名曲)、更に前ならBlack Hawk DownやThe Ninth Gateを使っていました。アニメーションや邦楽OSTは使わないですね。
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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/04/30 00:46

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😆 外気温と風速
昨夜もAD&D1eキャンペーン、「獅子面の女騎士」篇でした。

吹雪の中の強行軍が祟って肺炎になりかけていたアウグストも老齢の司祭長に施してもらった法術の甲斐あって恢復し、明後日には目的地であるベルゲンブルク城に向けて出発できることにっなた夕刻頃。教会のドアが荒々しく叩かれ、救いを求める負傷者が現れたのでした。



主な登場人物

テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。
ミンス・ニッフルハイム…「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。
オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。
アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。
レオナール……………………………テオドールの従者の少年。
アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。


その闖入者は彼は現在滞在しているホルノールタウンから半日程度の距離にある小さな農場の者でした。浅いながら複数の刀傷を負い、背中に二本の矢まで受けたその者が言うには、昨晩、禍々しいいで立ちの騎士と、その連れの男が現れ、食料を奪っただけでなく、彼の家族に無体な狼藉を働いたのだそうです。涙ながらに家族を助けてほしい、謝礼として蓄財した銀貨が200枚(金貨10枚と同価値。つまり一般人にはともかくレベル持ちの冒険者にとっては些末な金額)ほどあるので、それでどうにかと懇願されます。

目的がある身として、道を逸れる余裕があるのかと問う魔術師ミンスに対し、パーティの他の者たちは異口同音にその無法者たちから農場の者たちを助けようと提案します。それを聞いてほっとした表情になり「試すようなことを言って済まなかった」と詫びるミンス。彼自身、本当はその善なる心からこのような事態を看過しえなかったのです。

すぐに出発して夜襲を掛けるべきか、それとも地の利が無いため、明け方にすべきかで意見が分かれるものの、比較的すぐに夜間襲撃にまとまったため、すぐに出発しました。

意外だったのは、義憤に駆られた教会勤めの下級司祭イヴェリオスも同道すると言い出したことでした。あまり教会関係者に良い印象を持っていないミンスはあまり信用をしていない様子でした。

時折月明かりが雪原を照らす中、農場までの道を行く一行でしたが、次第に風が強くなり、吹き付ける雪も多くなってきて不安が募るのでした。

そんな中、切り立った崖の上から彼らを狙うべく長弓をつがえる者の姿を幸運にも発見したのでした。その長弓の射手は逃げてきた農場の者からも聞いていた風体に酷似。相当冷酷な男のようですが……。


と言ったところで時間切れ。戦闘に突入するとどうしても時間がかかってしまうため、直前でセーブすることになりました。

今回、セッション開始前にDMが予習していたのはWilderness Survival Guideと(通称WSG)いう、その名の通り野外での行動により彩り(と苦痛)を加えるルール群です。凝り性というべきか、アメリカ人たちはそれらの関連ルールだけで一冊のハードカバーとして30年ほど前に上梓。実際のところ、これらのルールはPCたちにとってマゾヒスティックな喜びを与えるだけのルール群です(笑)。

厳密にすべてを取り込むのはデータ処理が重くなることもあり避けていましたが、時に演出の意味もあり加えていこうと常々考えていました。今回導入したのは「外気温と風速」のルール。寒冷地での冒険をするのなら、そしてある程度リアリティを感じさせたいのなら、加えるべきルールだと思います。

WSGには、その他にも「疲労と損耗」とか「糧食と水」「重量物の運搬と移動」などについてのルールも細かく明示されており、モンスターと闘わなくても、自然の中で生き残るだけで大変なのだと、改めて感じさせてくれます。

あまりやりすぎてもヒロイックファンタジーの範疇から逸脱するとは思いますが、D&D系統を含めリアル志向のRPGシステムを目指したいのなら、一読の価値はあると思います。

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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/04/23 15:43

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🤔 クトゥルフの楽しみ方
普段、AD&D1eという、超古典的ファンタジー作品しか遊んでいない私が言うのも口はばったいのですが、泡沫ながらCoCのキャンペーンも連続して4年ほどしておりますので、私の所感を書いてみようと思います。

私はCoCは少し楽しみ方が難しいというか特殊なゲームだと思っています。もちろん、KPを含めた参加者が楽しいと思うのなら、好きに改変すれば良いし、神話的生命体を薙ぎ払おうが全員がアーティファクトを所持しようがDEXが100だろうが構わないのです。どのような遊び方をしようとも製品になった以上、そこから先は遊び手たるKP/PLにゆだねられているわけですから。ただ、前提としてどのような遊び方をするのかは参加者全員のコンセンサスを得るべきですし、少なくともシステムのデザイナの意図を汲み取ろうとするのならば、下記のような一考も参考になるかもしれません。


CoCの楽しみ方とは、モンスターをスラッシュしまくってお宝ゲット&レベルアップ、「イイ汗かいたネ!」みたいなのではなく、お化け屋敷あるいはバンジージャンプ的な「わかってるけど、やめられない、怖いもの見たさ」を楽しむのかなのではないでしょうか。理性では歯止めが利かないことってありますよね。頭では「やってはいけない、見てはいけない、これ以上進んではいけない」と理解しているのに、やめられぬ衝動。ようやく塞がった傷口が気になってたまらないとか。締め切り直前だというのについついテレビドラマが気になって課題に手が付けられないとかもそうでしょうか。

従って、メタ的にはこの後の展開は理解しているものの、よりPCにとっては不利な方向を選択してしまう、ただし、「究極的な危険はできるだけ回避する」というのがデザイナが構想しているCoCの楽しみ方なのではないでしょうか(そうしなければみんな仲良く莫迦げたスーサイド。それはCoCの範疇ではないでしょう)。

このバランス感覚がなかなか難しく、長いこと遊んでいてもそれをつかむのは難しく感じます。しかし、容易なものは飽きやすく、複雑なものは奥深く探求できる。そうであるのなら、このギリギリのオン・ザ・エッジな感覚を楽しむというのは、なかなかに興味深いと思います。是非とも、CoCを始めたばかりの方には、このような遊び方を「一度は」楽しんでいただきたいと思います。
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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/04/22 22:09

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🤔 「アライメント」「戒律」「誓約」
昨夜もAD&D1eキャンペーン、「獅子面の女騎士」篇でした。

行動を共にする様になってから初めて、獅子面の女騎士ことアイルスと二人きりになり、謎めいていた彼女の目的を問いただすことにした騎士テオドール。


主な登場人物

テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。
ミンス・ニッフルハイム…「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。
オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。
アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。
レオナール……………………………テオドールの従者の少年。
アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。


あなたの目的は何かと問うテオに対して、ある事情によって寄る辺なき身分となってしまった自分にとって、「それを見つけることが自分の使命です」と告げるアイルス。そしてこの混迷する御領内において、誰が次期男爵に相応しいと考えるのかとの問いには、迷うことなく亡き男爵の実弟であり、騎士団派の領袖であるダヴィット・ヒューナースドルフだと言ったのでした。

テオの所属するロイツベルガー家は教会派であるため、ダヴィットが次期当主に相応しいと宣言するのはお互いにとって緊張の走る瞬間でしたが、それを聞いたテオはアイルスに反目するどころか、好ましいものを感じたのでした。

なぜなら、これまでテオに指令を出した上司たる家老格のゲルハルト卿をはじめ、誰一人として旗色を明確にしてこなかったことに憤りを感じていたのです。そしてアイルスは、次期当主に誰が相応しいのかはともかくとして、テオから依頼された失われた宝剣の探索には引き続き助力を約束し、テオもまたアイルスの今後に助力を惜しまないと心に誓ったのでした。

……と、このあたりで時間切れ。
今回はダイスを振ることすらない、言ってみれば「なりきりロール」回でした。もう少し一回当たりのプレイ時間を潤沢に取れればいいのですが、所帯持ちのオジサンゲーマーたちにとっては毎週一回・100分程度が限界なのです。

なりきりロールとは言うものの、そのロールはルールを下敷きにしたものです。AD&D1eには「アライメント」と呼ばれる属性/性格が全てのキャラクタに定められており、それに沿ったプレイが必須となっています。加えて、テオやアイルスは騎士階級にあり、圧倒的な白兵戦能力が与えられている一方で、一般人とは比較にならぬほどの戒律と制約に縛られてもいます。

今回アイルスはテオにいくつか質問を投げかけられました。答えにくい質問だからと言って嘘をつくことは先ほどのアライメントと戒律によって認められていません。これまで自分一人が抱え込んできた秘密を全てを話してしまう誘惑に駆られたことは事実ですが、それを彼女は思いとどまりました(実はここでチェックのためロールしています)。そしてアイルスはその誘惑に寸でのところで思い留まります。と言うのも、もしその「秘密」をテオに打ち明けてしまえば、今度はテオがその「秘密」の存在に苦しむことになるからです。

いずれこの秘密は意外な形でテオに知らされるわけですが……その結果はもう少し回を重ねなければならないようです。

それはそうとして、「このキャンペーンはお金がどんどん出ていくだけでちっともお金が貯まらない!」とのお声があり、DMとしての私が吝嗇と思われてはいけませんので、次回はお宝ゲット(できるかもしれない)回と宣言しています。たまには血沸き? 肉躍る? セッションもしてみたいですよねうふふ。
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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/04/15 12:20

[web全体で公開]
😊 悪党は成敗されるまでがセットです。
昨夜は恒例のAD&D1e「獅子面の女騎士」篇でした。

前回は、ヨストゴットが「獅子面の女騎士」ことアイルスに自分を良く見せるために騎士テオドールを貶し始め、それに留まらず亡き兄まで愚弄芝し始めたのでした。アイルスは勿論のこと、当然それを看過できるテオドールではなく、室内は一触即発の空気が充満した……というところまででした。


主な登場人物

テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。
ミンス・ニッフルハイム…「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。
オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。
アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。
レオナール……………………………テオドールの従者の少年。
アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。
ヨストゴット・ロイツベルガー……テオドールの主君の遠戚に当たる横柄な男。


そこに前触れなく登場したのが、テオドールの直接の主君であり、ロイツベルガー家の当主でもあるウィルヘムでした。ウィルヘムは重い病を得て、本拠地ハスミナ島から出られなかったのですが、ある重要な要件のために無理を押して首府を目指し、途中このホルノールタウンに立ち寄ったのでした。

ウィルヘムは無礼極まりなく、ロイツベルガー家の名誉すら汚したヨストゴットに怒りをあらわにし、激情に駆られて彼を断罪し、激しく殴打したのでした。そしてテオドールの兄の名誉は保たれていると明言した上で、この後首府に向かい、御領内が二分されている窮地を回復するために、有力貴族の一人、エルドライン卿に面会する考えであることを告げます。

体力の消耗が著しいウィルヘムはアイルスにも非礼を詫び、またアイルスがバラ家の再興を果たすことを望んでいることを伝えると退室。

それと入れ違いに怒り狂ったヨストゴットが闖入するも、「幻のクロスカウンターパンチ」と、それに続く魔術師ミンスの一計により、大事なくその場を収めることができたのでした。

アイルスの出自や目的に対して疑問を感じるテオドールは彼女から話を聞き出そうとします。その一方、吟遊詩人のオットーはミンスを誘い酒場で飲みなおすことに。しかしオットーの目的は勿論飲食することではなく、ある悲しい運命を背負った少女騎士とそれを取り巻くどす黒い政治的駆け引きの経緯なのでした……。

と言ったところで時間切れ。
今回、前半はDMの吟遊パートとAボタン連打モード(要するにPCは事実上何もすることが無く、事態が進むのを見守るしかない状況)でしてPL諸氏には申し訳なかったのですが、このキャンペーンの根幹にかかわる重要なポイントでもありましたのでそのまま進めました。

後半はオットーのPLの機転によって、これまで他のPL/PCに語られてこなかった情報を自然な形で伝えられたのではないかと思います。担当PLの方、ありがとうございます。

私がちょっぴり感激したのは、オットーからそのような秘密を明かされたミンスが、「この話は(親友たる)テオドールに包み隠さず全て話す。そしてテオがどのような判断を下そうとも、私は彼とともにある」と明言したことです。ミンスさん、あんたカッコ良すぎでしょう。オットーもそれを予想していたのか満足げな表情だったのも印象的です。

そして最後にひとつだけ。
やはり悪党は成敗されるまでがセットですね。ヨストゴットの傍若無人な振る舞いに辟易としていた一行(PLとしてはみなさんワクワクしてました(笑)ですが、ウィルヘムから厳しく断じられたことで、カタルシスを得たのではないでしょうか。実のところ、DMとしての私もその一人なのです。
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鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/04/10 18:49

[web全体で公開]
😆 名セリフの応酬の為に。
名セリフに憧れます。

これまでのキャンペーンや単発セッションでも記憶に残る名セリフは数多あり、後々まで語り草になることもしばしば。お気に入りの小説やら映画から抜粋して無理やりキャラクタにしゃべらせたこともここだけの話多々あり、思い返すたびに黒歴史として抹殺したくなる衝動に駆られます。それでも、現実ではなかなか言えないことでも、架空のキャラクタを通してなら、いくらかは話せたりするでしょうか。きれいなストロークで続くラリーのように。小気味良く切り替えるクラッチのように。

しかし名セリフ足り得る言葉の応酬は、単独で成立することは稀で、大抵の場合それに先立っての何かしらの投げかけがあり、それに対しての応えであるケースが多いと思います。

レイモンド・チャンドラーの有名な探偵小説「ロング・グッドバイ」のなかで、私立探偵フィリップ・マーロウは「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格が無い(原文はIf I wasn’t hard, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive.)」と言っています。でも、やおらそんな台詞を吐いたら、強壮剤のCMか何かと勘違いしてしまいます。

それに先立って作中のヒロインから、「あなたの様に強い(hard)人が、どうしてそんなに優しく(gentle)なれるの?」と問われて、初めてそのセリフが活きてくるのではないでしょうか。

だから、気の利いたセリフを考えるよりも、それに向けた問いかけを率先して心掛けたいものだと思うのです。折角のRPGですもの、気の利いたセリフの応酬、してみたくないですか? 皆さんは他のPC/NPCにそのような問いかけをしていますか?
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