空き缶さんの日記 「エンドロール:青髪の○○と金髪の魔術師」

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空き缶
空き缶日記
2023/12/21 01:34[web全体で公開]
😆 エンドロール:青髪の○○と金髪の魔術師
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)俺の起こした一件で、隠れる必要があり、しばらく俺の知人であり、魔術師のカーシュの家に着いた頃。
俺はふと新聞を見つめた。
「お!【街にドラゴン現る】か!もう昨夜の事件が新聞になっているな。たくマスコミは、こうゆうことには、足が速いな」
「ハハブハハハ、お・・・お前ここを見ろよ!!【ホテルで浮浪者が暴動!?】浮浪者【ハンスを出せ・・・】だってよ」
その記事を見ると、額から嫌な汗が流れ、視線を逸らす。
その事件も、俺が起こした一つなので、ばつが悪い。
「あ・・・なんだこれ?」
「露骨に話題を逸らしたな」
彼は考古学者であったため、周りに骨董物や歴史的遺品が溢れておいた。
そんな貴重品に囲まれている空間で、俺は数日間を彼の家で過ごした。
そして、世間のほとぼりが冷めた頃。
俺は自分の家である事務所へと帰ることにした。
事務所のドアをそっと開けて、物音を立てずにこそこそと、中に入った。
自分の家のはずなのに、どうして泥棒のような動きをしたかというと・・・。
「いやはや、坊ちゃん。帰るのが随分と遅かったですね~」
その声は、静寂に包まれていた事務所に響き渡り、思わず俺の肝を冷やした。
冷や汗を流しながら、声の方向に恐る恐る視線を向けると、そこには、俺の元執事で今は従業員(仮)をしている爺やが居た。爺やは顔こそ、シーンとして平静を保っていたが、その表情からは読み取れない【怒り】を感じた。
「あ・・その・・えっとだな」
「随分とやんちゃしたようですね。両親からたくさんメッセージが、届いていましたよ」
固唾を呑んで、黙りこくった。
俺は取引先であり、富豪仲間の一人に随分と、失礼なことをしていたので、それ咎める手紙が来るのは当然。
「あの、それはだな・・・・・」
「言い訳は無用。そこに直りなさい!」
怒気が篭った言葉を発し、俺は背筋を伸ばして、反射的に直ってしまった。
爺やはそれを見て、徐々に近づき、手を振り上げる。
俺は思わず目をつぶって、衝撃に備えるが・・・
「私目を心配させないでください。この年で、あんなことを知って、心臓が止まりそうになったんですよ」
俺の体が、暖かくなり、先ほどまで張りつめていた空間が、和やかになった気がした。
俺は異変を感じ取り、恐る恐る目を開けると、爺やは俺をハグしていた。
「・・・・すまなかった」
「いいんですよ。いつものことです。それに私目もこうなることは、覚悟した上でついてきましたから」
焦っていた心が、徐々にほぐれ、暖かさが増し、思わず顔がほころんだ。
「ほほ、珍しく年相応の顔しているじゃねーか」
その声の方向は、事務所の入口から聞えた。
そして俺はこの声を知っている。
顔を元に戻して、そちらを向くと、茶色の分厚いコートに身を包んでいる男がいた。
「とうとうお前は、覗きをするようになったか?」
「ハハハ、そりゃはストーカされるだけの身なりしているんだ。眼福だぜ」
「チ、で何のようだ?」
嫌味を言ったつもりが、嫌味で返せれ何も言えなくなり、思わず舌打ちをする。
「ここに来るってことは、依頼しかねーだろ」
「断る!!俺は今帰ってきた。休ませろ」
「へぇ~じゃ、これを今払ってもらおうか」
それには、食事代・光熱費諸々が書かれた書類だった。
「お前がここ数十日分止まった費用だ。大人だから、払えるよなぁ~?」
ニコニコと笑いながら詰め寄る彼に、俺は怪訝な顔をするが、観念した。
「ハァ・・わかった、この鬼が。今すぐ準備するクソが」
俺はそうゆうと、事務所から出る。
「おいおい、待てよ。まだ依頼内容は、話してねーぞ」
「あの子を頼みます」
青髪の大人を追いかけようとカーシュするに、爺やは笑顔で頼んだ。
「ああ分かってる。俺はお兄ちゃんだからよ」
そして彼もまた、笑顔を返し、その青髪の大人・・・いや少年を追いかけるのであった。
【F I N】
登場人物
青髪の少年:https://iachara.com/view/7614768
金髪の魔術師
絶望の街に登場するNPCで、名前はカーシュ。
少年の兄的に人であり、考古学者をしている。
容姿は、髪・目が黄色。
セス(クトゥルフ七版)さんを思い浮かべもらえばわかりやすいかも。
(だって、セスさんが書いたキャライラストだもの)
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