マダラさんがいいね!した日記/コメント

マダラさんがいいね!した日記/コメントの一覧です。

小笠原ナカジ
小笠原ナカジ日記

2021/02/18 23:03

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😶 凄い久しぶりにオンセンで日記書きます。
お久しぶりです小笠原です、寒い死にそう。
花粉症も相まって最近はほとんど毎日不眠症です。花粉滅べ。

以前書いた日記いつ?って思ったら去年の11月?めっちゃサボってますね?とんだ不精者だわ…。
そんなこんな元気に生きてます。寒くて死にそうですが。
最近は本拠地のツイッターでの全て表示するお久しぶりです小笠原です、寒い死にそう。
花粉症も相まって最近はほとんど毎日不眠症です。花粉滅べ。

以前書いた日記いつ?って思ったら去年の11月?めっちゃサボってますね?とんだ不精者だわ…。
そんなこんな元気に生きてます。寒くて死にそうですが。
最近は本拠地のツイッターでの活動を再開してので、メインはそっちで動いています。
元々お絵描きをぶん投げる形の企画と呼ばれるものに参加するのがメインの人間なので、今現在はそっちをメインに動いている感じで、こちらになかなか顔を出せず申し訳ない。
TRPGも、ありがたくもツイッターやディスコードにてお声がけいただく機会に恵まれて、細々参加させていただいています。ありがたい。
そんなわけで最近のセッション記録をちょこちょこ。
年末は念願かなって「庭師は何を口遊む?」に参加させていただいてきました~。おがのHOは2でした!程よい地獄感がたまりませんでした。やりたいこと出来て満足。普段やらない類のRPだったので、周囲の方にも楽しんでいただけてたらいいなあと思いつつ、一年の締めくくりとして最高のセッションをさせていただけて本当に幸せでした。

年始は「X2U~吸血鬼×聖女~」をキメてきました。KPの心地よい罵声と悲鳴がとても素敵でした(褒め言葉)。これからもキレ散らかしてもらえるようにおが頑張りますね。
聖女はクロスボウ持ってるものだって信じていたので、最大火力でぶっぱなせてニコニコな記憶。
また相方さんに我が儘を聞いていただいて、立ち絵を書かせていただくという貴重な体験もさせていただけたので、なんかもう最高のお年玉って感じで思い出深いです。男女の相棒っていいね…かっこいいね…。

そして先日は「Aconite」に参加させていただいてきました!
いやあ…TRPG始めて一周年だったので、いい思い出になったというか。
もう本当最初から最後まで好き勝手暴れてしまい申し訳ないと想う気持ちもありつつ、あのメンツでこのシナリオ通れて幸せ過ぎて感謝の念が溢れております。
おが自身、おそらく今まで通過してきたシナリオの中でも1,2位を争うレベルで好きなシナリオでした…!
HOは安定の2、素敵な地獄を体験できました。最高のロストをキメることが出来るなど、良き思い出…。
今もなお不定の狂気が胸をつき、ツイッターでもほぼ毎日のようにAconiteについてつぶやいております。
本当に楽しかった…。

今後もちょこちょこお誘いいただいているセッションに参加させていただきつつ、自分自身もKPをやりたいなと思っているシナリオの準備だったり、空いた時間があれば何か楽しいセッションと出会えたらいいなと思っております。
またちょくちょく遊んでね。
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アンス
アンス日記

2020/12/23 18:44

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😆 あっという間に1年経過です
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼) TRPGを初めて本日で1年になりました。
 初めてセッションに参加する時はとても緊張していたのを覚えています。参加する前に自分でココフォリア会場を作ってひたすらダイスを振る練習をしていたのがとても懐かしいです。飽きっぽい性格をしている所があるので、こんなに長く1つのことを続けられた事に自分自身驚いているところがあります。
 まさかKPをやるようになるとは思いませんでしたし、ココフォリアの会場作りに力を入れるようになるとは想像もしていませんでした。
 これも偏に一緒に卓を囲んでくださった方々が、TRPGの楽しさを教えて下さったおかげです。これからも同卓する機会がありましたら是非ともよろしくお願いいたします!
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小笠原ナカジ
小笠原ナカジ日記

2020/10/09 05:54

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😶 箸休めの趣味の話。(最近の卓の感想は後日)
寝る前の歯磨きが大好き小笠原です、こんばんは、おはようございます、今から寝ますよヾ(´ω`=´ω`)ノ(←この顔文字、おはようって打つと出るんですよ可愛くないですか)
歯がつるつるするとついつい舌でなぞりたくなりますよね。

タイトル通全て表示する寝る前の歯磨きが大好き小笠原です、こんばんは、おはようございます、今から寝ますよヾ(´ω`=´ω`)ノ(←この顔文字、おはようって打つと出るんですよ可愛くないですか)
歯がつるつるするとついつい舌でなぞりたくなりますよね。

タイトル通り、少し箸休めの趣味の話をします。
最近の卓の感想は後日ゆるゆると書きますね&今回の日記はTRPGほぼ関係ないです。
以下、死ぬほど長いです。

日記をつらつら拝見していたら、他の方が映画の話をされていて、ふと最近あまり時間がなくて映画見れてないなあと寂しくなりました。
通というわけではないのですが、そこそこ映画が好きだったりするので、一応趣味が映画鑑賞だったりします。
とはいえ、上述の通り通ではないし、どちらかといえばミーハーな方だと思うので、どの監督が好き!より、どの俳優さんが好き!というような感じですが。
多いときは1日に四本くらい見ていたので、今はその体力は無いながらも、また映画に浸れるようなゆったりとした時間を作りたいなあと思っています。
割と映画のジャンル自体は雑食に好きなのですが、邦画はあまり見ない傾向にあります…苦手意識が高いのかな。
勿論邦画も好きなものはありますが、日本的な恋愛があまり得意じゃないのかな、恋愛ものは殆ど見ないです。
いくつか例外もありますが、「戀愛写真」とかくらいしか今は浮かばないなあ(多分思い出せばあるとは思う、多分)。
なんで恋愛映画とか小説ってどろどろしてるんでしょうね、少女漫画のベタ甘さも苦手だからその実写もあまり好きじゃないし、丁度良い具合のものはないのかしら。
洋画だと「マイブルーベリーナイツ」や「ペネロピ」が好き。
「マイブルーベリーナイツ」のキスシーンは私の中で一番ロマンチックなキスシーンです(ストーリーも主人公目線の軽いオムニバスのような雰囲気で飽きずに見れるし、映像が綺麗!)。
あと前にも書きましたがホラーが大の苦手で、特にジャパニーズホラーは本気で無理!といった様なので見ないようにしています。
大昔にぎりぎり「学校の階段」を見たかな…今思うと少しクトゥルフみたいな雰囲気ですよね、あれ。
他のはもう予告やポスター、ジャケットからNGです無理見れない。
海外ならある程度行けるんですけどね…ちなみに「ブレイド」や「デイブレイカー」ってホラー扱いになりますか…?地元のレンタルだとホラージャンルなんですけども。
推理やサスペンスものは大好きです。
アクションもあるとなお良し。
クライムサスペンスって言うんでしょうか、見ていて胃がきりきりするような緊張感のあるストーリーに惹かれます。
邦画だと「脳男」と「アナザヘヴン」が滅茶苦茶好きです。
「SP」シリーズも好き。
基本脳筋なので筋肉血湧き肉躍るがっちがちのアクションに惹かれます。
海外のアクション映画ってなんであんなに素敵なんでしょうね。
特にアジアのアクションスターが大好きなので、魅せるアクションはジャッキー・チェン、無駄のないアクションはジェット・リー、全てを兼ね備えたドニー・イェン、そして神様ブルース・リーをこよなく愛しております。
銃火器系のアクションはまた別腹やで。
とりあえずまだ見れてないから「イップマン」と「ダニーザドッグ」を見たい。
「キングスマン」の最新作見れてないし、ガンカタを見たいがために「リベリオン」も履修したい。
あとはコアだけど「アルティメット」や「ホットファズ」も好きだし、これは見る人を選ぶけど「アドレナリン」も滅茶苦茶おすすめです。
格闘系のアクションもそうだし、「TAXI」や「トランスポーター」のようなカーアクションも好き(両者はリュックベッソンが関連しているので、やはり彼の車の撮影技術は最高だと思う)。
特撮の域になるならば、やはりMARVEL系とスターウォーズシリーズは外せない。
後者は特に生まれたときから履修している作品なので、生きてる中で一番思い入れがあるかもしれないです。
「新たなる希望」のルークが初恋という実話、そして私個人の一番の推しエピソードは「ローグワン」…あれは涙なしには見れない…。
あと個人的に何度見ても最高なのが「インセプション」。
これもちょっとクトゥルフっぽいですよね。
それが果たして本当に正しいハッピーエンドだったのか、その判断が難しいエンディングで、何度も鑑賞して考えてしまう作品です。
そして特撮込み込みアクションの最高一番大好き!と言えるのが「コンスタンティン」。
あれはもう私の中でまさに神作品で、今も尚暇があれば見返しています。
台詞一つとってもぞくぞくするよね。
感動というワードから、そっち方面ならば「戦火の馬」と「ウォルター少年と夏の休日」、「トランス・アメリカ」辺りが凄く胸に来る作品だったなと思います。
番外的に「天使にラブソングを」とか「ブルースブラザーズ」も感動ものになるのかしら…?
「グリーンマイル」は実はまだ見れてなかったりします…トム・ハンクスの映画は基本外れがないと思ってるのでいつか見てみたいな。

まだまだいっぱい語りたいけど既に2000字を越えたのでそろそろ締めます。
とりあえずそんな感じですかね…どれもこれも割と有名な作品ばかりだし、本気で映画が趣味!って方のようにコアな作品はあまり手を出せてはいませんが、年を重ねた今、様々な作品を見て、小さな頃ではわからなかった思いや考察に触れられたら良いなあと考えています。
映画っていいよね、良い時代に生まれたなあと心から感謝。
もしこれを最後まで読んで下さった心優しい方がいて、その方も映画がお好きだったら、おすすめの作品とか教えて頂けたら良いなあなどと願っていたり。
またいつか時間があったら、好きなものについて語りたいなあと思います。
ではでは。
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瑠奈
瑠奈日記

2020/10/03 03:11

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🤔 久しぶりに日記
ここ最近は身内卓でダラダラやっておりましたがその間に「誰かが死んでいる」や「カノヨ街」、「火灯りし頃の蜘蛛踊り」「狂人日記」なんかを通過しておりました。

個性的なPCが地味に生まれたり、何もしてないはずのPCがPLの意向で交友関係を結ばされたりしていました。

でも、そろそろ来館者増やして行く取り組み…再始動して行こうかな?
とりあえず日曜に気になる卓がなかったらお気に入りのシナリオを回してみようかなと思います。

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より
より日記

2020/10/02 01:22

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😶 壊胎 後日譚(ネタバレあり)
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)こら。淡々とした声は左隣から。
振り向くよりも先に、こめかみに冷たいものを当てられる方が早かった。
なんともいえない重量のそれは、そのまま桃の手に渡る。自分がいつも飲んでいる、紅茶のペットボトルだ。
お礼の言葉は隣からの「駐車場混んでるから」の一言に遮られてしまった。

隣へ向けていた視線を改めて目の前に。正面、ガラスの向こうから外を見ると、そこはいつの間にか人と車で溢れかえっていた。
大型ショッピングモールの駐車場なだけあって、いくらでもスペースがあるなぁと思いながら人待ちをしていたのはつい先程だったはずなのに、と首を傾げる。
しかし、よくよく考えると隣の人が戻ってきたタイミングだってわかっていない。時間が狂っていたのは、おそらく周囲じゃなくて自分の方。
とにかく急いでこの場から離れるべく、桃はハンドルに手を伸ばす。
慌てたその様子をずっと見ていたらしい隣の人、自分が誰よりも尊敬するその人は、可笑しそうな笑い声を遠慮なく零してきた。


最近、やたらと子ども、中でも乳幼児ばかりを意識していることには気が付いている。
私物の手帳に挟まれている出所の不明な写真とメモ、それが自身の行動の原因だということも。
どちらも、数週間前に自分の前に現れたものだ。
写真には母娘と思われる姿が、メモには覚えのない名前らしき文字列があった。
そこに映る人達も、まるで自分がやるように雑に千切られた紙に書かれた名前にも、心当たりはない。
なのに、客観的に見れば怪しいはずのソレを、桃は捨て置けずに持ち歩いている。
もう何度も何度も目で指で追ってしまって、名前も顔も覚えていても関係ない。どうにも陳腐な言い方しか浮かばないけれど、ソレはある種の『お守り』になっていた。
不思議だけれど、不快ではない。恐怖ではない。むしろ逆に、なんだか温かいのだ。

物言わぬ薄っぺらなソレに、言葉をかけた回数はどの程度になっただろう。
一体どこの誰なのか。自分との関係は何なのか。まずは浮かぶ単純な疑問から。
きっとここに書かれた名前はあなた達親子のものじゃないでしょう。わからないけど。ただの勘だけど。
そんな根拠のない推理まで。
音にしたのも、しなかったものも合わせたら、おそらく両手の指では足りない。
そして、得られた答えの数は未だにゼロのままだ。


「似ていた?」

唐突にと問われたのは、車を走らせてから暫くした頃だった。
赤色の信号を見つめながらいいえーと呑気な声を返したところで、だろうね、とこれまた淡々とした声が届く。
助手席に座るその人にだけは、心当たりのないメモと写真のことを話していた。手に入れた経緯も、自身の中に抱くな気持も全て、だ。
盛大にばら撒いてしまった荷物の中から出てきたソレに食いつかれた、というのがきっかけだったけれど、いずれは全て話していただろうと思う。
ひとりで溜め込むことも、抱いている何かを隠すのも向いていない自分と、一番多く時間を共有しているのがこの人なのだ。

「別に、探してるわけじゃないんですよー」

己の言葉に嘘は無い。一向に得られない答えが欲しくないわけではないけれど、今はその時じゃないのだろう。
時が来たら──例えば、今の道を突き進んで誰の耳にも届くような存在になれたら。
根拠のない話だった。それでも、確証なんてなくとも、それが一番の近道なのだと、自分の中の何かが告げてくるのだ。

「私は、私が選んだこの道を精一杯走り抜けるだけなんで!」

答えを求めるのではなく探すのではなく。自分のやるべきことをやっていれば、きっといつか。

そう笑う桃の言葉を、隣の人は否定も肯定もしない。応援もないが、笑い飛ばすこともしない。
明日からもいつも通り厳しく指導してくれるだけだ。そんな人だからこそ、桃はこの人について行くと決めている。

この人のことも紹介させてね。写真の誰か、紙に書かれた名を持つ誰かに、そう呼びかけながらアクセルを踏み込んだ。




───────────────

壊胎 後日譚でした。

道を違えて、全て覚えていない子の後日譚なのでどう書こうか迷ったのですが、このくらいの『予感』はあればいいなと思いまして。
本人として覚えている『選んだ』記憶は1度だけです。
自然と思い出すような奇跡は無い気がしているので(そんな生易しい処置じゃないと思っている)、再会しても初めましてなんだろうとは思いますが
また逢えたらそこから始まるものはある。と、いいなぁ。


セッションの感想は本当「楽しかった」ばかりになってしまうのですが、楽しくなりすぎて(キックのクリティカル出した後とか)冷静な思考を忘れたことについては何度でも謝りたい。
冷たい海、ということは念頭にあったのに殺したらマズイの方を忘れる体たらく…見学席のパパ応援は今思い出しても申し訳なさと面白さに挟まれます。
なんであんなにキックばかりクリティカルしたんだろう……初手キックがクリティカルになった時からこの運命は始まっていたのでしょう。(なおファンブル)
探索については図からわかるヒント、というものを随分取りこぼして、行ったり来たりを繰り返した珍道中だったなぁ…と。
視覚情報からの情報収集、今後はもっと頑張りたいです。

あとは、本当に余談というか、私の中にあるだけのふんわりした設定の話を少し。
桃の師匠の性別は決めて居ませんでしたが、イメージしていた雰囲気は小沢さんに近いものがあり、エンディングのやりとりを見て少し驚いてました。
もしあの時、彼女がついていく選択をしたら小沢さんに師匠の面影を見て懐かしむのかな……みたいなifを考えたり。
まあ夢に向かって一直線で、その夢が両親を割と力技で説得してまで目指したもので、桃の性格は“頑固”なので。
彼女の性格をその言葉で表した時点で、道は決まっていたんだろうなと思います。

改めまして、KP Kadenaさん、PLないあさん、ありがとうございました!

後日譚、書きたいのがあと3本……頑張ろう
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りちゃ
りちゃ日記

2020/09/30 03:53

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😶 知らず、悟らず、されど見澄ます それから
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)
規則正しい呼吸のリズム、額から後方に流れ飛ぶ汗。
風が髪をなびかせ、巻き上げる。
この河川敷は陸上部の現役時代によく走りに来ていたコースだった。

まっすぐに続く道の先に、青空が嫌になるくらい深く広がっている。


あれからさ、時々考えんだ。
あんたがなんであんなもんに頼っちゃったのか。

センセイから図書館で猛特訓を受けて、暗号みたいだと思っていた数式の言っていることがなんとなくわかってくる度に。
家庭の問題っていうやつが、どんなにややこしくてやっかいな法律や手続きに絡めとられているか知らされる度に。
働くってこと、家に住むってこと、食べてくこと、その本当の難しさに触れる度に。

子どもでいんのに耐えらんないで、大人にだってそんな急にはなれないで。
心細くって、怖くって。
知られたくなくって、巻き込みたくなくって。
どうしようもなくなっちゃんたんだよね。

そんなあんたの笑顔の後ろの泣き声にもしも気づけていたらって。
あのいつものパン屋の角を曲がる度に、そう思う。


喉に何かが詰まりそうになって、気をとられて絡まりそうなった両脚を突っ張った。
膝に手をついて息を整える。

でもまだ、どこか繋がっている予感はするんだ。
手は、届いたから。
笑顔、見せてくれたから。

だから。
まずは知ろうと思った。考えよって思った。
回り道だって、なんだってさ。
あんたの心に追いつくために必要で、あたしらが知らないでいいことなんて一個もない。

だよね。


顔を上げると太陽の光が六角形に連なって、白く降り注いできた。

ねえ、知ってる?
うちのばっちゃんの生まれた町だとさ、雨が白く糸みたいに降ってさ、縁を繋ぐんだって。昔話っていうの?なんかいいよね。
白雨のこと見てて、ちょっとそんなこと思い出した。

最近はさ、ちょいちょい一緒にご飯食べてんだ。
ほっとくと肉とかしか食べないじゃん。あの年頃の子って。


クリーミーフルーツサンドを齧る姉と、トーストを頬張る弟の姿が、妙に真剣な顔つきがだぶって浮かんで思わず噴き出した。

この際言っちゃうけど、悪い姉ちゃんだよ、あんたは。
でもどうせさ、納得するまでやるつもりなんでしょ。

頑固で、身勝手で、思い込み激しくって。
色んなあんたを見せてくれたよね。あたしらが知らなかったあんたのこと。
ちょっとびっくりはしたけどさ、いいんじゃない。
あたしはさ、嫌いじゃないよ、そういうの。


身体を起こして大きく息を吐く。道の先を見ると、車止めの柵が目に留まった。
一歩、踏み出して、駆けだした。
近づくほど柵はぐんぐん高くなっていくように感じる。

でも、そうね。
隣の席が空いたまんまの教室って、やっぱ寂しいからさ。
顔見に行くよ。
あんたが根をあげてくれるか、あたしらが本当にあんたに追いつけるまで。
何回だってさ。

空を蹴って、よく視て識って。縁を手繰って。


柵の三歩手前、勢いをつけて踏み切ると、飛び越えたつま先に土が舞った。
自然と笑みがこぼれるのを感じて、その光景を、その先をみつめた。


『さよなら泣き虫、ただいま歌姫』。

センセイの小説に誰かさんがつけたタイトルを思い出す。
自分で言っちゃうかな、そゆこと。
ほんとにもう。ほんとに、もう。

ーーーーーーーー
先日、時雨様キーパーで時雨作の「知らず、悟らず、されど見澄ます」に、高校生探索者、空蹴 貴子(そらけり たかこ)で参加させていただきました。

青春でした。アオハルでした。圧倒的な。ガラスみたいな脆い透き通った何かを抱えて駆け抜けた2日間でした。今回、キーパーの時雨さんが本編に入る前に日常編を2時間くらいやりましょうってしてくれて、それがまたよかったんです。ダウナーな体育会系の空蹴と、夜更かし趣味人な文系のセンセイこと高視、ゆるふわ小動物な冬音。クラスの隅でいつも固まってるみたいな3人がとても懐かしくて、愛おしくてたまんなかったです。テーマソングの「おやすみ泣き声、さよなら歌姫」がまたマッチしてて、切なくて、セッションの合間にはずっとリピートしてました。空蹴がセッション中3回組みつかれたこと、マーシャルキックを5回クリティカルしたこと。センセイがちょっと格好よかったり格好悪かったりしたこと。最後に奇跡の製作:小説をクリティカルしてエピローグを増築してしまったこと。新作パンを頬張ったり、お弁当をカンパしあったり。挙げだしたらきりがないほど心に残るシーンがたくさんでした。学生探索者いいなあ。

というわけで後日譚妄想です。
最後に格好いいこと言ったけど、やっぱり学生なので、進めば進むほど壁に当たったり世界の広さを思い知ったりするんだろうなあ、でもそれも確かな未来への一歩と受け止めるだけの信頼と予感は持っていたいなという気持ちでまとめてみました。高天原市キャンペーンの入口とのことでしたので、この先が楽しみです。これからどんなお話が続いていくのかわかりませんが、冬音のことを追いかけて、冬音の心に寄り添う旅にできたらと思います。

改めまして、マダラさん、キーパー兼シナリオ作者の時雨さん楽しい時間をありがとうございました。
続きもぜひ一緒に遊んでください。
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りちゃ
りちゃ日記

2020/09/27 18:59

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😶 腕に刻まれる死 それから

ある日の夕方、わたしは自室で大学のレポートを仕上げていた。

あらかた書き終えて思い切り伸びをすると、肩がぽきりと鳴った。
思わず、あ、と小さく声を漏らして、そのままゆっくりと腕を下す。
異常がないことを確かめると、ため息をついて背もたれに倒れこんだ。

お医者さんはもう何ともないと全て表示する
ある日の夕方、わたしは自室で大学のレポートを仕上げていた。

あらかた書き終えて思い切り伸びをすると、肩がぽきりと鳴った。
思わず、あ、と小さく声を漏らして、そのままゆっくりと腕を下す。
異常がないことを確かめると、ため息をついて背もたれに倒れこんだ。

お医者さんはもう何ともないと言ってくれたけれど、体中がこわばるようなあの感覚はまだありありとした恐怖としてこびりついていた。


手首を返して腕時計を見ると、秒針がかちこちと時を刻んでいる。

同時に、その下の皮膚越しに血管が同じリズムで脈打つのを感じる。
次第に紅い血潮が次第に熱を帯び、どろどろと蠢くような錯覚を覚えた。

目が、霞む。
脈動が、早まる。

イメージが視界いっぱいに広がっていく。
そして冷えて固まったところからぷつりぷつりと人の顔が浮かんできて、口々にわたしを攻め立ててきた。

お前のせいだ、きっとうまくいかない、どうして助けてくれなかったの、楽にしてくれ、許さない。
ぞろり、ぞろりと腕から這い上る恐怖に顔を伏せそうになる。


と、部屋のドアがノックされる音がしてわたしは椅子から立ち上がった。
ドアをあけた母さんが、夕飯出来たからそろそろ降りてきなさいと声をかけてくる。
わたしは振り返らないまま、わかったすぐ行くよと答えた。

冷や汗が一筋、背中を伝っていく。
ひとつ、ふたつ、みっつ…。ゆっくりと数を数えながら深く息を吸って吐く。
それから、ぱん、と両手で頬を叩いた。
頬がじんわりと熱くなって、段々と気持ちが落ち着いていくのを感じた。


夕飯の食卓を囲みながら、父さんと母さんといつものように他愛のない話をした。
大学の話や、父さんの新しい赴任先の話、料理の味付けの話や、最近よく連絡を取るようになった年下の女の子の話。

物静かな父さんとハキハキした母さん、芯の強い父さんと心配性な母さん。
二人のやり取りを見ていると、ぴったりはまったパズルのピースみたいに感じたし、わたしはこの二人の娘なんだなとも感じた。
そうして三人で食卓を囲んでいられることの運の良さを噛みしめた。

おかわりいるでしょ?と手を出され、ごめんなさい、と言いかけて、ありがとうと茶碗を差し出した。


父さんにも母さんにもまだ言っていないけれど、わたしは大学を出たら父さんの働く研究所への就職を目指すことに決めた。
まだ未熟なわたしだけれど、忘れたお弁当を届ける以外にもこの幸福な食卓のためにできることがある気がしたから。

この腕に伝わるものはもう、死に向けて刻まれる印だけではないのだから。


ーーーーーーーー
先日、Adam様キーパーで内山靖二郎様作の「腕に刻まれる死」に、電子工学科2年生、音無 依子(おとなし よりこ)で参加させていただきました。

ずっといつかは行きたいシナリオランキング上位だった腕に刻まれる死にやっとやっと参加することができました。SeRA研究所を訪ねる理由にせっかくなのでと職員の父親に会いに行くをチョイスしたのですが、キーパーのAdamさんがにょきにょきとキャラの名前とグラをはやしてくださいまして、それがまたイメージぴったりで。それもあって、思い入れたっぷりに演じることができて大、大満足でした。また、とあるシーンでの100ファンは見学席大絶賛だったみたいで、そちらは当時の絶望感との温度差にいまだに落ち着かない気持ちです(笑)

というわけで後日譚妄想です。
ごめんなさいが口癖の依子だったのですが、色んな人にわがままを受け止めてもらったり、はっぱをかけられたりと克服していってくれたと思います。探索メンバーが揃って長身だったのでコンプレックスだった身長のことを気にしなくて良かったのもよかったかなあ。最後の言葉はあれでよかったのか、とも悩みましたし悩んでますけど、ともあれひとつの答えとして心に刻んでいきたいと思います。

改めまして、Syeruさん、ネズミさん、カニまろさん、キーパーのAdamさん楽しい時間をありがとうございました。シナリオ製作者様の内山靖二郎様にも感謝です。
またよければ一緒に遊んでください。
いいね! 10
小笠原ナカジ
小笠原ナカジ日記

2020/09/25 01:47

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😶 やっぱりこのシナリオめっちゃいいなあって話。
休日の朝から日帰り温泉に行ってのんびりぽけーっとお湯につかったあとお寿司をキメてきました小笠原ですこんばんは。
少し肌寒くなってきた今日この頃、露天風呂でぼけっとしてると鼻水が出てしまいますねずびずび。

先日、本日と大好きなKPさんでありPLさんのりちゃさん、じゃがさんに「キャンディ・レイン全て表示する休日の朝から日帰り温泉に行ってのんびりぽけーっとお湯につかったあとお寿司をキメてきました小笠原ですこんばんは。
少し肌寒くなってきた今日この頃、露天風呂でぼけっとしてると鼻水が出てしまいますねずびずび。

先日、本日と大好きなKPさんでありPLさんのりちゃさん、じゃがさんに「キャンディ・レイン」に参加していただいてきました、ありがとうございます!
これでゆうこやイツメン全員が当シナリオを通過していただいたことになります…ありがたや…。
ソロシナリオなので、別日でそれぞれセッションという形だったのですが、いやあもう言葉にならないレベルで最高のRPをしていただいたなという気持ち。
もちろん今までの方々も本当に素晴らしくて、このシナリオの世界観を上手く捉えて下さる方が多くて、参加していただけて良かったなあと心から感謝しております。
先日のりちゃさんとのセッションでは、色んなことをしっかりと悩みつつもさくっとエンディングに向かうか…?という具合に決断力が早いというか、率先して探索を決行してくださるところが凄く素敵でした。
また、じゃがさんに参加いただいた本日も、悩み惑いながら様々な可能性を探求し、できることはやっていこうというアグレッシブな行動力がやっぱりかっこいいなと感じておりました。
そして、やはりRPが上手いし、先述したとおりシナリオの世界観を切り取るのが上手いので、そこでその台詞言っちゃうか~!とKPをさせていただきながら胸がいっぱいになって、どうすればこの言葉にならないような最高のシーンを素敵な思い出にできるかとめちゃくちゃ悩んだところでもありました。
本当ね、皆さんなんでそないにRPうまいん…?KP泣きそうよ…?涙腺爆発しちゃうわよ…?
拙いKPではありますが、参加していただいた皆さんの記憶や心のやらかいところに爪痕を残せていたらと思います。(できたらいい意味で!!!)
今後も時間と相談しつつこちらのシナリオ、そして「また明日。」など回していきたいので、お時間が合った際はよろしくお願い致します。
あと中の人は茶番シナリオ回したくて仕方ないので、そっちもよろしくね。

それでは再度のお礼とはなりますが、りちゃさん、じゃがさん、そしてこっそりおKAきの助さん、セッションにお付き合い頂き、ありがとうございました!
また同卓できる日を心からお待ちしております…!
いいね! 19
りちゃ
りちゃ日記

2020/09/20 13:21

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😶 キャンディ・レイン それから
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)
ひとつ。佐久間雨はわたしの幼馴染である。
ひとつ。佐久間雨はわたしよりひとつ年下である。
ひとつ。佐久間雨は花が好きな、優しい男の子である。
ひとつ。佐久間雨は雨粒のような色の瞳をしている。
ひとつ―――。

朝の身支度を整え終え、鞄を取り上げようとして、机の上並んだいくつかの写真立てが目に入った。
そのうちの一つ、実家に残ったアルバムの中からようやく見つけ出してきた写真には、仲の良さそうな3人、わたしと兄さんと、そして佐久間雨が笑って写っている。

会沢さんならもっと上手く話せたろうか。
未谷さんならもっと上手に聞けただろうか。

たぶん答えはイエスで、そして同時にノーだ。

それがどんなにみっともなく、たどたどしいものだったとしても。
ひっそりと死に続けていた彼の純粋を写し取ったような白い白い十字架の中で、わたしが彼と辿った道のりも、苦悩も懇願も、交わした約束も、慰めあった抱擁も。
わたしだけが彼にあげられた贈り物だったと、そう思いたかった。


ひとつ。佐久間雨はわたしの幼馴染である。
ひとつ。佐久間雨はわたしよりひとつ年下だった。

これからその差はどんどん広がっていってしまう。
彼の生きた時間はどんどん過去になってしまう。

けれど、わたしはきっと忘れない。覚えている。
二人で膝を突き合わせて語り合った思い出を、感情を、願いを祈りを。
長い時間交わし合った佐久間雨の物語を。
わたしは抱いて生きていく。

そうやってわたしが佐久間雨と二度目の別れを告げた交差点に優しく降りしきった雨の粒は、彼に貰った飴玉の色に似ているように思えた。

キャンディ・レイン、あなたが最後にくれたもの。

前髪を濡らし、頬を濡らした温かさも。
喧噪をかき消すような静けさも。
薄小金の空に掛かったあの虹も。

全部が奇跡みたいだったあの光景は、どうしようもなくわたしの胸を締め付ける。
そしてわたしを励まし、支えてくれる。
だから。


ひとつ。佐久間雨はわたしの特別な幼馴染である。
そう、いつまでも。
わたしがわたしである限り。

行ってきます、と声をかけた写真立ての傍らで、花瓶代わりのドロップ缶に紫のライラックがふわりと揺れた。

ーーーーーーーー
先日、小笠原ナカジ様キーパーで遠山白様/白糖堂様作の「キャンディ・レイン」に、新米警官、羽戸 詩絵(はねと しえ)で参加させていただきました。

はじめてのソロシナリオ参加でした。始まる前は緊張で喉が渇き、始まってからはダイスロールの重大さに恐れおののき、終わってからは出来上がったお話の切なさと愛おしさをじんわりと味わっておりました。ソロシってしんどけど贅沢なものですね。延々と悩んで進めないでいても辛抱強くお付き合いくださったキーパーの小笠原さんには頭が上がらない思いです。別シナリオのキーパー談義もすごく楽しかったです。

というわけで後日譚妄想です。
いつもいつもぼんやり想像していた設定なんかをきちんと言葉にして出せないのは悪い癖だなあと思いながら、後日譚妄想です。ドロップ缶に活けるのはキンモクセイじゃなかったですね、紫のライラックです。佐久間君を動かすときはピクミンの気持ちになっていると言われましたけど、もうちょっと報われてもいいんじゃないかと思います。そんな全部を詰め込んでみました。いつにもまして同卓様以外には伝わりきらない日記になってしまった感はありますが、どうかご容赦を。

改めまして、キーパーの小笠原ナカジさん楽しい時間をありがとうございました。シナリオ製作者様の遠山白様/白糖堂様にも感謝です。
またよければ一緒に遊んでください。
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小笠原ナカジ
小笠原ナカジ日記

2020/09/18 01:06

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😶 今日のキャンディ・レインの感想とかネタバレなく話したいので話すよって話。
どうしてもコンビニおでんが食べたかったのにどこにも売ってなかった、小笠原ですこんばんは。
1時間以上、5~6キロくらい歩き回ったんやで?信じられる…?(そこそこ田舎に住んでる被害)

本日も「キャンディ・レイン」をKPとして回させて頂いてきました!
PLはマダラさん、いつもゆう全て表示するどうしてもコンビニおでんが食べたかったのにどこにも売ってなかった、小笠原ですこんばんは。
1時間以上、5~6キロくらい歩き回ったんやで?信じられる…?(そこそこ田舎に住んでる被害)

本日も「キャンディ・レイン」をKPとして回させて頂いてきました!
PLはマダラさん、いつもゆうこや始め、色んな面でお世話になっております私の推しKP様…!
参加申請をいただいて「あqwせrfちゅいおpl」と謎の奇声を上げ散らかしながら「うへえ、ひえっ、あ…あ…」とカオナシのように画面に土下座したおもひで…めちゃんこ緊張した…。
セッション自体は凄くスムーズに進行させて頂けたというか、マダラさんのRPの上手さ、ここはこういう選択をしたいなという決断力によってだいぶサクサク進んだなあという印象です。(途中BGMの切り替えを忘れてしまうハプニングもありつつでしたがhがgっがが(猛省点))
「RPを楽しんでほしい」とお伝えしていたので、本当にPC目線で「こうしたい、ああしたい」をしっかりと行動してくださり、終始にやけておりました。
また、エンディングへ繋がる決断やそれに至る謎解き(?)に関しても、沢山悩んで考えて頂けたこと、本当に本当に嬉しかったです。
正直、冗談抜きに「いや~めっちゃ考えてくれてる嬉しい~!わかるめっちゃわかる私もPLの時めっちゃ悩んだ気持ちわかるわかるよ~!いいぞもっと悩め~悩むが良い~」と画面の前で小躍りしていましたね…?(そしてマダラさんに「このやろう!」と言われましたご褒美ですねわかります)
無事グッドエンディングに辿りついてくださってほっとしていると同時に、マダラさん、静葉さんと交わした言葉ややりとりを思い出して胸に想いがこみ上げています。
「二度目が一番痛かったんだ」と彼が困った顔で笑っていますね…。
いやもうマジ、これKPがNPC視点で後日談的なの書いちゃ駄目…?駄目ですね…すん…。

マダラさん、そして静葉さん、この度は参加していただき、本当にありがとうございました!
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小笠原ナカジ
小笠原ナカジ日記

2020/09/12 16:10

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😶 誰かKP練習付き合ってくれんかなって話。
今起きた!小笠原ですおはようございますヾ(´ω`=´ω`)ノ
今日こそはケンタの月見をキメてやりますぞ。

ちょこちょこKP側でクトゥルフをやらせて頂いているのですが、スケジュールの都合によりけり、なかなかセッションを思うように立てられないのが目下一番の悩みどころ。
とはいえ、すぐに回せるシ全て表示する今起きた!小笠原ですおはようございますヾ(´ω`=´ω`)ノ
今日こそはケンタの月見をキメてやりますぞ。

ちょこちょこKP側でクトゥルフをやらせて頂いているのですが、スケジュールの都合によりけり、なかなかセッションを思うように立てられないのが目下一番の悩みどころ。
とはいえ、すぐに回せるシナリオが複数PLさんなら「また明日。」、ソロタイマンシナリオなら「キャンディ・レイン」のみなのですが…。
あと、まだまだ知らない方に回させて頂けるような自信が皆無で、できたら友達登録して頂いてる方、せめて一度は同卓させて頂いたことがある方にセッションして頂けたらなあという我が儘な気持ちもあってしまうんですね。
そうなると、本当に募集するのが難しいなあという。
日程調整卓立てたら良いのかな…。
まだまだ回せるシナリオが少ない私ですが、遊んでやるよ!という方がいらっしゃったら是非お願い致します…!(厚かましくも万が一あるならばリクエストもお待ちしてます)
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りちゃ
りちゃ日記

2020/09/12 14:10

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😶 知ラナイ家 それから

朝倉太郎丸の病室を訪れると、部屋の主はいつもと変わらず虚空に視線を遊ばせたまま黙って来客を出迎えた。

こちらも勝手知ったもので窓際に向かうと一瞬の逡巡の後、カーテンを開いた。
窓の外には夕暮れの街が広がっている。

ビルの群れは暗がりに息をひそめながら所々を雲母のように煌めかせ、沈み全て表示する
朝倉太郎丸の病室を訪れると、部屋の主はいつもと変わらず虚空に視線を遊ばせたまま黙って来客を出迎えた。

こちらも勝手知ったもので窓際に向かうと一瞬の逡巡の後、カーテンを開いた。
窓の外には夕暮れの街が広がっている。

ビルの群れは暗がりに息をひそめながら所々を雲母のように煌めかせ、沈みかけた夕日は秋空を橙に灯しながら、たなびく雲を薄紫に染め上げていた。

時が止まったような錯覚を覚えて身じろぎすると、窓ガラスに反射した自分の姿がその所作を真似た。
その表情を注視するが、特に変化は見られない。
平凡な見慣れた冴えない男の顔だ。


そう、もうすっかり片付いた案件なのだ、あれは。

頭を振って窓に背を向けると朝倉は視線だけこちらに向けてきた。
やたら陽気な看護婦さんの言う通り、最初に比べると徐々に回復してきている。
LINEを開くと数日前の朝倉からの着信に目を落とした。
そして思い出す。あの知らない家での一件を。

だいたいずるいんだよ。
俺のせいだ、なんて。
あんな言い方されたらこっちだって怒れないじゃないか。

どうせこいつのことだ。一人でなんとかしようとしたのだろう。
こいつのたすきを継いだ形の俺たちは、最後に報われたような気がするけれど、こいつはどうなんだろう。
あまり気にしないような気もする。そういうやつだった。


持ってきた飲み物を仕舞おうと冷蔵庫を開けてみると、カットされたりんごと日持ちしそうな惣菜がひっそりと収まっていた。
少し迷った後、そのまま扉を閉じた。
これはこれで祈りの一種なのだという気がしたからだ。


あの娘たち、また見舞いに来てたみたいだぞ、と朝倉に声をかけた。

物静かな、けれど妙な説得力のあった縦坂さん。
てっきり本屋かと勝手に思っていたけれど、ティーショップで働いているのを窓越しに見かけて驚いた。
行動的で、泣いて笑って忙しそうだった南ちゃん。
保母さんだったとかでこちらはそう意外ではなかった。彼女の料理からは時折季節外れの花の香りがするような気がした。

どちらも美人で、朝倉がどこでどうやって彼女たちと知り合ったのか聞き出してやりたくなった。
早くよくなって起きて来いよ。
そうしてまた飲みに行こうぜ、学生の頃みたいにさ。

そこで俺らがどんだけ格好良くお前の後始末したか聞かせてやるよ。

ーーーーーーーー
先日、時雨様キーパーで八重樫アキノ様作の「知ラナイ家」に、事務員の仁井谷 円治(にいたに のぶはる)参加させていただきました。

21時に突然クトゥルフしたい、というわがままから実現した卓でしたけど、和製ホラー的な怖さがあって楽しかったです。描写やギミックは洋風な展開が多かった気がしますけど、舞台が日本の一般的な家屋ってだけで勝手に脳みそが和風ホラーフィルターをかけてしまうものなんですね。加えて迫りくる恐怖とちりばめられた罠がどこに潜んでいるかというどきどき感が終始あって、3人でお互いフォローし合いながら進められたのはチームとはいかないまでも仲間感あってよかったです。

というわけで後日譚妄想です。
キーパーの時雨さんがいつもやられていることだそうですが、NPCとの間の親密度を1d100で決めるのが面白かったです。マダラさんちの藍生さんが73とまずまずだったり、柏木さんとこの南ちゃんが32と、それって本当に仲よいの?という数字だったりする中、仁井谷は96を引いて、親友ポジションいただいちゃいました。そういう訳で、導入NPCだった朝倉が、プレイ中ずっと頭の片隅に居ついていて、あいつのためにも生きて帰らないとなあ責任感じそうだしというプレッシャーがあってそれもまた楽しでした。

改めまして、マダラさん、柏木さん、そしてキーパーの時雨さん楽しい時間をありがとうございました。シナリオ製作者の八重樫アキノ様にも感謝です。
またよければ一緒に遊んでください。
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りちゃ
りちゃ日記

2020/09/02 00:53

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😶 白夜の歌 それから
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)
ぎゅっ、ぎゅっと砂を踏みしめる音を残しながら二頭のオルフェが白夜の砂丘を行く。
その背に跨るのはフードを被ったひとりの少女とひとりの男。

オルフェが鼻を鳴らすと立ち止まって頭を垂れる。
どちらからともなく二人はオルフェから降りてその鼻先に屈みこんだ。

そこには一輪の花が小さく咲いていた。
ささやかに、けれど胸を張るように、空に向かってその手を差し伸ばしている。

少女は笑い、男もまた笑った。


砂丘は白く、静かで、月の表面のような寂しい光景ではあったけれど。
その地平線には今やカーテンの裾からこぼれる様に薄白い灯りが引かれている。

男が両手の指で四角を作ってその風景を切り取った。
それはいつものことなのだろう、その小さな窓をのぞき込む少女の表情は真剣で、けれどその瞳は輝きに溢れている。


二人は再びオルフェに跨るとフードを被りなおした。
少女が彼方を指さすと男は頷いた。


二頭のオルフェが白夜の砂丘を行く。

ゆっくりと歩き始めたオルフェの背で、男の口からメロディーが漏れ出た。
それは愛についての歌だったろうか。
少女も追いかけるように旋律を紡いだ。

あるいは旅人の歌、あるいは家族の歌、勲の歌に、絆の紡ぎ歌。
尽きることのない会話のように二人は調べを交わし合う。

世界の目覚めを促すように、生命の芽吹きを祈るように。
その唄は空にほどけて、大地に染み渡っていく。


二頭のオルフェが白夜の砂丘を行く。

それは世界の欠片を拾い集める旅であり、世界を調律する旅だった。
たとえ果ては見えなくても胸を張って、信じたままに。

再会を夢見て。


ーーーーーーーー
先日、瑠奈様キーパーでチーム朔様作の「白夜の歌」に、伝説のメカニックの弟子、南波 成美(なんば なるみ)で参加させていただきました。

旅情溢れる3日間の砂丘の旅でした。旅を通して信頼を築き上げていった仲間たち。はらはらしたり、どきどきしたり、悔しかったり、嬉しかったりの末に、みなでたどり着いたゴールの余韻に浸りながら記録を残せる幸せを噛みしめています。ネタバレ回避で畳んだので思う存分叫んじゃいます。オルフェかわいい!シンちゃんかわいい!!
調査チームのメンバーも個性派揃いで、ぶっきらぼうだけど男気溢れるガイドに、超超高飛車お嬢なアイドル、凄惨な過去を滲ませる研究者に、三単語表現が癖のネットジャーナリスト、そして軽ーいメカニック。最初はどうなることかと思いましたが、喧嘩したり助け合ったりはげましあったり、オルフェやシンちゃんも含めて最高のチームになりました。チームForteは最高だ!

というわけで後日譚妄想です。
師匠から預かった工具セットは修理にも戦闘にも危ないところを助けてもらいました。そんな大恩あり尊敬してやまない師匠の元に戻るのではなく、シンちゃんと砂丘に残る選択をしたのは、シンちゃんのこの世界の手助けをしたいという言葉でした。それって世界をメンテナンスするってことでもあるんじゃないか、伝説の整備士の弟子として恥じない仕事なんじゃないかと感じたためでした。もちろんシンちゃんを支えたいというのも8割9割ありましたが。師匠は毒つきながらも許してくれるんじゃないかなと思います。
利巧さんが佐古さんと帰り道の研究を始めてくれるみたいですし、もたもたしてるとこちらが仕事を終わらせる前に呼ばれてしまうので、南波には愛オルフェのパジェロと共に楽しくも気を緩めず、慎太郎君の言葉や日和ちゃんの歌を胸に頑張ってほしいところです。
研究所をベースキャンプにはするでしょうから、皆のオルフェのお世話も任されました(静葉さんのカーディガンのメンテ含む)。

改めまして、じゃーがさん、柏木さん、時雨さん、マダラさん、そしてキーパーの瑠奈さん楽しい時間をありがとうございました。シナリオ製作者のチーム朔様にも感謝です。
また次回、監獄で皆と一緒に遊べるのを楽しみにしてます。
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小笠原ナカジ
小笠原ナカジ日記

2020/08/29 17:03

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😶 いよいよ今夜KPデビューですぞって話。
クリスタルクロニクルリマスターおめでとうありがとう小笠原ですこんちゃちゃ。
スイッチは持ってないのでiPadでのプレイですが、ちゃんと製品版DLしたからやりこんでいきます。(FGOとツイステのイベント真っ只中だけど)
やってる人いたらマルチで遊びましょマジで。

そんでもってタイトル通り今夜全て表示するクリスタルクロニクルリマスターおめでとうありがとう小笠原ですこんちゃちゃ。
スイッチは持ってないのでiPadでのプレイですが、ちゃんと製品版DLしたからやりこんでいきます。(FGOとツイステのイベント真っ只中だけど)
やってる人いたらマルチで遊びましょマジで。

そんでもってタイトル通り今夜ですね、KPデビューしてきます。
緊張しかないし、今思うともうちょっとココフォリアの会場綺麗にしたかったなとか色々あるけど、時間的に間に合わない部分も多いので、完璧主義より多少の行き当たりばったりを楽しもうかと。
今までお世話になったKPの皆さんにも「探索者さんに楽しんでもらって、自分も楽しむことが大事だよ」とアドバイス頂いてきたので、私が楽しかった気持ちを少しでも共有できるように頑張ろうと思います。
一度KPをやろうと準備を始めると、あのシナリオもやってみたいなあと思うものも見つかったので、今度準備してみようかなとも考えています。
「首吊りアパート」と「ゴリラよあなたは強かった」が回してみたいんですよね…。
やってみたいことが増えて、これからの楽しみが増えて、なんだかとってもいい感じ。
ロケット団チックな感想ですが、前向きに挑戦していけたらいいな。
それでは最終調整とチェック、そしてきたる本番、頑張ってまいります٩( ’ω’ )و
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りちゃ
りちゃ日記

2020/08/23 16:30

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😶 ひまわり畑のれもねえどはお好き? それから
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)おいらは夏に生まれたってパパさんが言ってた。
けど、そんな昔のことは覚えてないから、いまがおいらのはじめての夏だ。

夏は暑い。そこらじゅうからお日様の匂いがいっぱいする。
おいらはお日様のこと大好きだからちょっとうれしい気分になるんだ。

おいらは夏が大好きみたい。


アキホちゃんちの神社に遊びに行くと、あの日みんなで植えたひまわりがおっきくなってた。
ひまわりたちはみんなお日様の方を向いて楽しそうにしてる。
きっとお日様が大好きなんだろうなって思って、おいらはしんきんかんを覚えた。

新しく仲間になったシキっていう子は、懐かしいみたいな匂いがしてずっと不思議だったけど、それってひまわりの匂いだったのじゃないかしら。
ぐるっと境内を探してみたけど、シキはお出かけしてるみたいだった。
たぶん、また白城のパン屋さんに「こい」っていうのをしに行ってるんだと思う。


おいらもパン屋さんのことはすぐ大好きになった。
お店の近くを通るだけでオーブンが機嫌よく吠えていたり、お皿がかちゃかちゃ笑っている声が聞こえてきてわくわくするし、もっと近づくといい匂いがしてきて、おいらは思わずよだれをたらしちゃう。
焼きたてのパンって、たっぷりひなたぼっこをした後のしっぽみたいにふかふかで、おいらはパン屋さんはきっとすごい術を使ってるんだと思う。


シキは「こい」をしに行けないときは、初めて会ったときみたいな顔をしてる。
なんだか遠くを見てるみたいな、不思議な顔だった。

そんなことを思い出していると、ひまわり畑で貰ったれもねえどの味をなんでか思い出してびっくりした。
あれは、すっぱいみたいな甘いみたいな不思議な味で、ちょっと夏っぽくて、それに文学的だったと思う。


こい、ってなんだろう。
どうやったらなれるのかな?

師匠に聞くのはなんでか少し恥ずかしいみたいな気がした。


ーーーーーーーー
先日、マダラ様の語り部でマダラ作の「ひまわり畑のれもねえどはお好き?」に犬のへんげ柴健太で参加させていただきました。

ずいぶん間があいてしまいました。直後に重ためのセッションが入ったので落差を埋め切れずに難航していましたけど、他の方々のれもねえど回の感想もはずみになってなんとかまとめきれました。素敵な回だったので形にできてほっとしました。

というわけで後日譚妄想でした。
健太も4月で9か月でしたので、もう1歳です。成長早いなあ、なんとか秋までには思春期させてやりたいと思いつつ、今回はおバカ小学生くらいのノリでやらせていただきました。今回も師匠はふっくら物知りで、とと丸はぼーっとしてたり鋭かったりで、アキホちゃんは背伸びかわいかったです。新登場のパン屋さんや古道具屋さん、れもねえどスタンドの双子ちゃんもよいキャラ揃いで絡み足りないくらいでした。
ひまわり畑宛の手紙も師匠たちに字を教えてもらって書いてたりしたいな。

小笠原ナカジさん、Fjagaさん、そして語り部のマダラさん、楽しい時間を本当にありがとうございました。
またよろしければ遊んでやってください。
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うーろ
うーろ日記

2020/08/16 22:32

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😆 ゆうやけこやけセッション振り返りするよ!
書いてた日記が投稿した瞬間消えたので絶賛絶望中のうーろです。結構書いてたよぉっ!?学んだのでメモ帳に書いてコピペします!これは勝ちましたね!

気を取り直して、
昨日初めてゆうやけこやけのセッションにお邪魔させていただきました。シナリオは「かがりびほたると秘密の灯」、KPはマダラさんでシナリオ全て表示する書いてた日記が投稿した瞬間消えたので絶賛絶望中のうーろです。結構書いてたよぉっ!?学んだのでメモ帳に書いてコピペします!これは勝ちましたね!

気を取り直して、
昨日初めてゆうやけこやけのセッションにお邪魔させていただきました。シナリオは「かがりびほたると秘密の灯」、KPはマダラさんでシナリオもマダラさん作になります。

PLは私と小笠原ナカジさん、火筒さんの三人です。家犬黒柴、豆タヌキ、始祖鳥道怪となかなか個性的なメンバーだった気がします。

みなさん終始お互いの良いところを引き出し合って、個性をいかし動く様子が大変勉強になりました。また、初心者である私に丁寧にご説明いただいたり、お時間をとってくださったりと足を向けて眠れないほどお世話になりました…ありがたすぎる……。

NPCの苦労人、ツンデレRPや、歩かないけどその知識や優しさで率先して提案してくれるタヌキののかぜさん、始祖鳥なのに堂々と町中に現れアクロバティックやんちゃに動き回る道怪ちよまるさんがもう可愛くておもしろくて、夢と一言がチャットに飛びまくるという状況ににやけが止まりませんでした。

お誘いいただきましたナカジさん、初めましてにもかかわらずあたたかく接してくださったマダラさん、火筒さん、ありがとうございました…!

昨日大丈夫だったのに今日はダメという私のツンデレ機材トラブルと初心者ゆえの処理や知識の浅さが本当に悔しい限りですので、徐々に慣れて余裕が出たときに、この悔しさをプラスに変換していければいいなと思います。
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りちゃ
りちゃ日記

2020/08/10 13:42

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😶 カーネーションは凛として枯れる それから
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)2020年10月。
僕は野薔薇零の墓前に立っていた。
小雨がしとしとと降り、他に誰もいない霊園の静けさをことさら際立てていた。
霊園からは街が一望でき、そこにはビル群やテレビ塔が黙とうを捧げるように厳かに林立していた。

僕らは罪の意識という脆い砂の土台に建てられた尖塔みたいなものだった。
他にどうすることも出来ずひたすらに天を目指した。
絶対に届かないと、絶対に終わることがないと、心のどこかで気づきながら。
天才なんていう肩書は、その孤独で純粋な祈りと懺悔と呪いの副産物でしかなかった。


もう君の姿を幻に見ることも少なくなってきた。
凄惨な光景と言っていい幻覚だったけれど、それが見えている間は僕は君のことを、君が背負っていたものの一端を、僕が与えられた救いを、そして君にあげられなかったもの全てを鮮明に思い出すことができた。
『かっこいい、面倒見のいい、一生懸命な零ちゃん。』
君のまねごとをしながら、君の足跡を少しでも辿ろうとがむしゃらに生きた2年間……人が変わったみたいだって訝しがられたりもしたけれど、喜んでくれる人たちもたくさんいたよ。

島での日々が、館の主との語らいが、そして君の在り方が、僕に思い出させてくれた温かかった母さんの思い出。
僕の話を静かに嬉しそうに聞いてくれた母さん、学校からの苦情に困った風にしながらも頭を撫でてくれた温かい手、好き嫌いで食べ残しをしてよく叱られたこと。
そんな全部が、認めたくない罪と一緒に目を背けていたそれら全てが、僕に罪と一緒にそれでも生きる意味を教えてくれた。生きなおさせてくれた。

僕は君に救われたんだ。

だから同じように君にも思い出させてあげたかった。
あかりさんとの大切な日々を。
あの夢の光景の他にも広がっていたはずの景色を。
止まらないで、と言ったというあかりさんが望んでいただろう行く先を。
脆い砂の上にそびえ続ける尖塔の、足元に土台を打って、杭を打って、凛とした君が君であるままに、それでも建ち続けていられるように。

そうやって僕は、君の共犯者になりたかったんだ。


クグロフの包みと、紅茶の茶葉を墓前に供えた。
檸檬のクグロフをひとつとり、齧る。檸檬のかすかな苦みがゆっくりと口に広がった。
天を仰いで唇をかみしめる。そうやって雨が降りかかるにまかせて立ち尽くした。


しばらくして雨はあがり、雲間から光が差し込んできた。
傘をたたむと、墓前に向き直り、そっと触れる。

もう君の姿を幻に見ることも少なくなってきた。
でも、なんとか間に合ったよ。
これからどうするかはおいおい考えるけど、ちょっと旅に出ようかと思う。
あちこちを周って、そうして死にぞこなった意味をもう一度考え直してみるかな。
答えが見つかったらまた会いに来るよ。これが今の僕のエゴだ。
じゃあね、元気で。


季節外れの訪問者が立ち去り静寂を取り戻した霊園の片隅に、小さな温室が佇んでいる。
その温室には、時刻や季節の移ろいにあわせてさまざまな灯りが差し込んで、そこに植えられた素朴な野ばらを包むだろう。
朝露が弾く柔らかな朝日が、力強い日差しが、切ない夕焼けが、囁くような星の瞬きが、静かな月明かりが。
いつまでも。いつまでも。

ーーーーーーーー
先日、あひる様キーパーで英エイスト様作の「カーネーションは凛として枯れる」に建築の天才、都築 建(つづき たける)で参加させていただきました。

何度か一緒にまわらせてもらってるメンバーだったのですけれど、みんな会うたびに個性が磨かれて素敵になっていて、マダラさんの時浦君は熱い語りと心が毎度ずんと響いてきて何度も耳目が釘付けにされたし、こるめさんの二階堂さんは周りへの気遣いを持ちつつ押さえるところはしっかり押さえて素敵だったし、柏木さんははらはらどきどきさせながら他では見られない展開を見せてくれました。そしてもちろんこの濃密な舞台を作り上げ、気持ちを引っ張り続けられる回しをしてくれたキーパーあひるさんも含めて、豪華なメンバーだったなと本当に本当に思います。

というわけで後日譚妄想です。
こんなん泣くわあああああ。セッション中もうまく喋れないくらい泣いて、終わってからも泣いて、これを書いてる今も泣いてます。どうしようもなく悲しいけれど、それだけじゃないです。野薔薇零という存在は、都築健に、そして都築健を通してプレイヤーの自分にも大切なものを残してくれました。大げさに言うと生きる意味のその一つと言っていいと思います。
大変で、大変で、本当に大変な2日間と6時間だったですが終わってみればあっという間だったなと思います。事前にあひるさんから登場NPCの何人かは参加者を見ながら、NPCたちの生い立ちから組み上げると聞かされていて、これは大変なことになった、と思っていたのですが、予想を遥かに超える厚みでした。自分は動き出しが遅くなってしまったこともあって、少しでも並んで立てるように積み木を積むのに必死でした。崩されるために積んだのですが、何も残らないのだけは絶対に嫌で、空回りはしてたとしても、全部を振り絞って頑張れたなあと、それだけは言えると思います。
都築としてはあの時あそこで死んでもいいやと思った場面があったのですが、エミリアちゃんとの友達設定やダイスに生かされてしまったので、生き残った人間がやるべきことをしよう、したい、と思った後日譚妄想でした。この翌日からの皆からの連絡には、世界のあちこちの写真と一緒に都築の近況が届けられると思います。

結局、どうすればよかったのかは聞かなかったし聞けませんでした。掬い取ることができなかったそれらは彼女のものだと思ったし、こちらは想像して向き合って行こうと思います。
あひるさんには大切なキャラクターだった彼女と引き合わせてくれて、申し訳なさもありつつ、それにも増してとにかく感謝でいっぱいです。

いつもはネタバレ避けた日記に頑張ってしてるのですが、今回はさすがにネタバレは回避できてる自信もつもりも皆無だったので畳んじゃいました。
改めましてマダラさん、こるめさん、柏木さん、そしてキーパーのあひるさん苦しくも楽しい時間をありがとうございました。シナリオ製作者の英エイスト様にも感謝です。
またよければ一緒に遊んでください。
いいね! 11
小笠原ナカジ
小笠原ナカジ日記

2020/08/08 02:03

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😶 ゆうやけこやけが本当に楽しいお話。
おうちに帰る通勤路の信号が青が多かったのでにこにこ小笠原ですこんばんは。
信号の多い道を通っているので、青が多いといいことがありそうな予感がしますね。

マダラさん卓のゆうこやにまたまたお邪魔してまいりました!
ご一緒させて頂いたのは引き続き、じゃがさんとりちゃさん。
最早イツメンと化す(全て表示するおうちに帰る通勤路の信号が青が多かったのでにこにこ小笠原ですこんばんは。
信号の多い道を通っているので、青が多いといいことがありそうな予感がしますね。

マダラさん卓のゆうこやにまたまたお邪魔してまいりました!
ご一緒させて頂いたのは引き続き、じゃがさんとりちゃさん。
最早イツメンと化す(?)狐二匹とわんことたぬき…とても可愛いです…。
とにかく可愛いシナリオに、ひたすら胸がキュンキュンとしつつ、たぬきの持つ特性?をフル活用してのんびりしながら、好きなだけ「可愛い好き!」という夢を投げまくりました満足です。

ぶっちゃけ、PLとしてもKPとしても最推し!というお三方とご一緒させて頂いてて「あーこの方々まじで凄い好きです憧れです」って気持ちをぶちまけれて楽しかったです。
いやもう、みなさんこんなに優しい世界の中でも「うわあ、頭いい…!」っていうこの語彙力の乏しさを呪いたいレベルで発想力が豊富なんですねえ…。
マダラさんの穏やかかつ豊富な語彙力とか、りちゃさんのリアルアイデア値の高さ(ロマンチスト感)とか、じゃがさんの機転の利いた優しい立ち回りとか、全部語りきれないくらい憧れだし尊敬しています(積極的にダイレクトマーケティングしていく所存)。

まだまだマダラさんの墨之町の物語は続いていくようなので、今後も楽しみで仕方がない気持ちでいっぱいです。
というか、トレーラーやこういう構想をしているという予告で既に切なさや優しさに泣きそうになっています。
これは…気を引き締めねば多分最終回で…泣く…。
皆様、素敵なお時間をいつもありがとうございます。
そしてこれからも、よろしくお願い致します。
いいね! 22
より
より日記

2020/08/06 20:18

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😶 腕に刻まれる死 後日譚
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)キーを打つ。白ばかりの画面に文字を埋める。
白と黒で描くのは、瞼に残る赤い光景。
想像力を駆使して行うはずのこの作業に割く労力が、いつもより少なく済む現状が妙に不思議だった。


現実離れしていた一連の出来事について、敢えて言葉を濁した理由に保身が含まれていたことは否定しない。
信用してもらえるに値する話とは思えず、共に解決を試みた人の中には一時的とはいえ狂気を抱いた様子を見せた者がいた。
自分も”そう”かと判断されることを避けたかったのだ。
手を動かさなきゃ仕事にならず、休んだところで保障があるわけでもない生業で食べているのもある。それに、何より、自分は今のこの仕事が好きなのだ。
「先生しばらく休みましょうか」なんて言われることを想像するのは、正直身震いするほど恐いことだった。
幸いにも意識を途絶えさせたまま病院に運び込まれた人間の、何も覚えていないという主張は信憑性が高かったらしい。それ以上の追及がなかったことに甘えたのである。

(……けれど)

決して、あれほどの犠牲を出した事件を、新聞の三面記事で済ますようなものにしたかったわけじゃなかった。

そう思ったところで、全ては後の祭り。事件に対する証言の少なさは、様々な立場のわが身が可愛いものにとっての追い風になったのだろう。
こちらにそのつもりがなかったとしても、結果的には悪手となった。導いてはいけない方への舵取りを手伝ったことになる。
そんなことばかりだなと思う己の脳裏に蘇るのは、粉々に砕かれた、赤くて温かい、誰かだった石像達。

気付くと、部屋の中には沈黙だけが満ちていた。
いけない、とひとつ呟きを落して、無意識に止めた手を再開させる。
無音の中に響くタイピングの音は酷く心地が良くて、靄のかかる脳内が少しずつ晴れていくようだった。

知らずと重ねてしまった罪を、永遠に胸に抱えて生きていくような優しい人間ではない自覚はある。それでも、明るみに出るべきものが葬られていくのを笑顔で見送るような真似もしたくなかった。
なら、自分ができるのは一体何か。


鋭意制作中の新作小説の舞台は、郊外に置かれた医療系の研究所。
前触れもなく発生する無差別バイオテロ。
事件の裏にあったのは、最愛の人の生を望んだ者の深く哀しい狂気に満ちた愛だった。


プロットを読んで「…いつもと少し傾向が違いますね」と言葉を選び抜いたコメントをくれた担当編集の明らかに強張った顔は、いくらか新鮮なものだったなあと思い出す。

どれほど小さな記事で扱われた事件であっても、当事者が周囲にいる場合の解像度は格段に上がるものだ。
余程鈍い人間でなければ連想するのは容易だろうし、気付けば長い付き合いとなったその人が愚鈍な人間であるはずがない。
それでも、あくまで『覚えていない』を貫いた自分の「インスピレーションが湧いたんです」という言葉に何も言わなかったのは、これまでの信頼関係に加え、自身があの研究所を紹介したという負い目もあったからだろう。
そういった、所謂“良心”というところを利用したのだろうと言われたら否定はしない。


思考が僅かに道を外しても、今度は音を途絶えさせることなく、好調な速度で白に黒を並べていく。
記憶に新しい光景に、虚構も混ぜて貼り付けていった。
あくまでフィクションとして書き上げる理由には、やはり保身も入るのだろう。
結局、自分には事件の記事を限りなく小さくさせた存在に真っ向から立ち向かう資格などは無い。
だから、そういう役目は、別の人に託すのだ。

エンターキーを打って改行。そこでまた少し手が止まる。
視線はモニターから天井へ。腕を組んで小さく唸った。
親の身を案じる者として呟く一言の候補が浮かんでは消え、浮かんでは消え、を繰り返す。
書いたことのないタイプの人を動かすのは大変だなと、小さく笑った。

物語の舞台は郊外の研究所。
事件は凄惨なバイオテロ。
立ち向かう主人公は、家族思いの雑誌記者。

結末にあるのは、もちろんハッピーエンドだ。


──────
腕に刻まれる死、後日譚でした。

シナリオ終了後でお話していた某PCの将来的なものを勝手に混ぜちゃったのですが、ダメだったら直します!
あの後に連絡先でも交換して、彼の進路を把握してたりしたら歌川は間違いなく彼を主人公にするだろうなと思って書きました。
安心してください、小説にお姫様抱っこは書かれません。多分。
しかし、この歌川氏、肝心の胸熱ラストを目撃していないのである…ほんと、回避、大事。
所長の最期の言葉も彼として聞いておきたかったなぁ。


セッションについては、長い時間やっているのに少しもダレないというか、いつまで経ってもハラハラドキドキで楽しかったです!
おそらく、KPさんや見学者の皆さんの方が余程ハラハラされていたのかとは思いますが。笑

今回のシナリオは、ご一緒できたPLさんの誰が欠けてもあのラストには辿り着かなかったと思います。
どのセッションでも思っていることではあるのですが、今回は特にそう思いました。
KPさんの温情も大変有難かったですし、温情を与えてもいいだろうというところまでやれたのはPLの皆さんのおかげです!

セッション中の歌川の反省点は多々ありますが、個人的一番は鞄にしまわれたままの重要アイテム…!!
彼は最年長というのもあって、とにかく『同行者の避難&怪しい病気の進行を止めること』を一番の目的に動いておりました。
多少の悪いことなら不可抗力だろう。使えるモノは使おう。が彼の行動指針だったわけですが、なんでもかんでも鞄に放り込んでいたら持ち物が増えたせいで大事なものが埋もれるという…
何より時間はあった筈なのに無造作に入れることしかしないで、目星を振ったりひとつずつ見る発言をしなかったことが一番いけない。
得た情報は全部ちゃんと確認しないといけないと心に刻みました。
ちなみに最初からそのアイテムに手を伸ばした理由は情報云々よりも、人質ならぬ物質にしてNPCを脅せるかな?という考えによってだったり…

PCの行動指針は上記のとおりなので、副所長のアレはPL的には土下座ものですが、PCとしては仕方がない道だったかなあと思ったりもしています。
今度POW高めのSAN盾PC作る時は、なんでも突っ込むバーサーカーor全員仲間にしちゃう戦隊モノレッド(概念)を作りたいですね。
実は歌川は流卓となってしまったセッションの時に作られたPCで、なんとか使ってやりたくて今回のセッションに連れて行きました。いくらか推奨技能あるしいけそうかな?と思って…
故にコンピュータ技能とか無くてほんとすいませんでした!

説得持ちが役に立たなかった例の件については、むしろ良いフラグを立てる為に必要だったのでは?と開き直っておきます。笑
可愛い女の子と可愛い女の子はいい…

ネタバレなしの感想は書いているので、他に書くこと…って考えたら一人反省会みたいになってしまった!笑
まあ、自分への戒めとして一応残しておきます。

罠もヒントもたくさんあって、最後の解説で何度もああ~、となったシナリオでした。
本当に楽しかったです。

最後にバッチリ主人公をやってくれて、自然体でみんなに愛されるRPが光っていたマダラさん(蘇芳くんめっちゃかわいい)
素晴らしい閃きで的確なご意見を投げてくれ、探索以外のところでは類い稀なセンスでこちらの腹筋を壊してくださったれるさん(やるじゃん、が面白すぎて息できなかったです)
PC的には紅一点のはずなのにあらゆるヒーロームーブを掻っ攫い、ヒーラーとしても大活躍なスペクトラムさん(時折蘇芳くんをちくちくいじめるRPも好きでした)
これだけの情報量のあるシナリオを長時間に渡り回していただき、物語の最後まで導いてくださったKP、Adamさん
本当にありがとうございました!このメンバーでセッションできて本当に楽しかったです。
また同卓の機会がありましたらよろしくお願いいたします!

見学の皆様もツッコミを入れつつ見守って(?)いただきありがとうございました。
後から副音声を見返すのも楽しかったです。

今度は私も副音声の立場やってみたいなと思ったので、もし卓が立ったら見学しに行きます、と宣言して締め。
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より
より日記

2020/08/03 08:21

[web全体で公開]
😶 TRPG祭り
祭りというか私が勝手に詰め込んだだけの話ですが。
先週、当社比ですがセッションを詰め込んだ週だったので振り返りがてら。

7/29,31 沼男は誰だ?
KP はーべさん
PL boxさん、こるめさん、じゃーがさん

2日間にわけたセッションでした。
日をわけたセッションは初めてでした全て表示する祭りというか私が勝手に詰め込んだだけの話ですが。
先週、当社比ですがセッションを詰め込んだ週だったので振り返りがてら。

7/29,31 沼男は誰だ?
KP はーべさん
PL boxさん、こるめさん、じゃーがさん

2日間にわけたセッションでした。
日をわけたセッションは初めてでした。
また再開するまでに少し冷静に行動や情報を整理する時間があるのって有難いなと思う反面、色々と気になりすぎて翌日に影響が出る!笑
シナリオ的には良い結果で終わらせられたのかな、と思いましたが……うーん、どうなんだろうなぁと未だに色々考えます。本当に考えさせられる内容でした。
PC的には手に届く範囲から助けていく、解決していく方針でしたが上手くやれたかなぁ…
心に残るシナリオ、とても楽しかったです。

(余談になりますが某PCさんの罪滅ぼしの意味を本日なんとなく把握しました…)

8/1 おおかみだれだ
KP そばうどんさん
PL ぷらんずさん、トロさん、ぷくぷくさん

突発卓が立っていることに気付き突発で参加させていただきました。
告知に書いてあった言葉にメタ推理を働かせてしまった結果、とてもドタバタなセッションになった気がしましたが、短時間でサラッと勢いよくできるシナリオで楽しかったです。
PvPとまではいかない勢いのある対立、面白かったです。あと、時間が短い分それぞれのキャラの差がわかりやすく出るのも面白かった。
秘匿の処理って大変そうだなと改めて思いました。KPさんお疲れ様でした!
このシナリオに関しては後日譚を書ける要素がないので書くのが難しいかも…

8/2 腕に刻まれる死
KP Adamさん
PL マダラさん、れるさん、スペクトラムさん

お昼に始めて終わったら日付はゆうに超えていた、13時間に渡る長時間セッションでした。
……13時間?!いや、反省会を除けば12時間くらいですかね?………12時間?!12時間って何時間??
(※長時間セッションであることを理解した上で参加しましたが、改めて数字にするとビックリする図)
沢山の見学者さまに囲まれ、リアルINTが働かないままで生還できたのはひとえに他PL様の行動と、KP様の温情のおかげです……ありがとうございました。
いやーほんと今回あまり役に立てなくて申し訳ないです。本気でSAN盾になる予定だったんですけど、そういう行動にも持っていけなかった…!
一応PCの行動指針としては、年長者なのもあり自分含め一緒に行動している人が生き残ることを第一に。ある程度悪いことならしても良いかなーという方向性でした。
(正直、自分達以外はもうダメじゃないかと考えていた感じ)
もう少し俯瞰で見られるPCになれたら良かったんですけど、PLの視野が狭くてダメでしたね!
次に行くときは、もうちょっとちゃんとSAN盾になれたらいいな。
長時間ではありましたが、休憩などの雑談中にめちゃくちゃ笑わせてもらった楽しいセッションでした。

どの卓でも大変楽しく遊ばせてもらいました。
お付き合いいただいたKP&PLの皆々様、お世話になりました。
また機会があった際には是非よろしくお願いします。

睡眠時間がかなり足りてないはずなのですが、妙に元気なので通勤中に書き連ねた日記でした。
後日譚はまた書くかもですがひとまずこの辺で。
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