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😶 ケダモノオペラの初参加! ケダモノオペラが面白そうだと思い、ルールブックは買って卓立つまで待っていました 1回は先に埋まってしまったので逃しましたが 「亡者の国の姫」GMめぎどんさん の卓の参加申請が間に合ったので参加しました さて、キャラは何にしよう そもそも私は人間臭いキャラクターが好きで 人外のRPが得意なわけじゃありません とキャラをパラパラめくっていて目に入ったのが「メルカバ」 ラピュタのロボット兵や巨神兵のようなロボット兵器とパイロットのイラスト これだ!と思って選択 ファンタジー世界に巨大ロボいたら面白いじゃん しかも設定的に神代の超兵器のようで、世界観ぶち壊す存在ではない このメルカバをキャラクターにしようと読んでいたら疑似餌が御者(パイロット)で なるほどなるほど・・・ん? 疑似餌ってチョウチンアンコウの提灯の部分じゃないの? 別人格が疑似餌? つまり一人二役? メルカバはいずれ御者の魂を食らいつくし取り込んでしまうと エヴァンゲリオン以降のロボットアニメでよく見た設定だな それでできたキャラクター メルカバのエーテリオン 御者のユート https://trpgsession.com/player/nagigmrm/character/175608244742nagigmrm/ 権能は暴虐 戦闘兵器だからね ユートは飢饉に陥った村で口減らしのために村を追い出され、闇の森に捨てられる そこで出会った神代の超兵器エーテリオン いずれ取り込まれることを条件にエーテリオンに保護されるのだった ユートはすでに死んだ身と、それを受け入れる 続いて群れの仲間 ノスフェラトゥのシルバー PL:ぎんじょーさん https://trpgsession.com/player/drinkdrunk55/character/169919636525drinkdrunk55/ 処刑された貴族(?)で世界に恨みを持ちノスフェラトゥとして再誕 わかりやすい吸血鬼然とした見た目だけど、悲観主義でダウナーな男 メインNPCがハーモニー 他国に嫁に行った姫だが、故郷が亡者の国になってしまい 闇の森のケダモノに助けを求める女性 システムとしてはナラティブ系のシステムに当たります 「予言」と呼ばれる文章をPLがなんとかして達成させましょうと イントロ予言(HOに近い)、特技を使ったら1個予言 判定失敗したら1個悪い方向の予言・・・と 「持っている予言をすべて実現しないと終わらないTRPG」です 判定は2d6で目標値「10!?」 期待値で3足りんだろ!となりますが 特技を使うと1d6~3d6振りたしできます 特技を使用したら予言が1個増えます エーテリオンビーム! 得た予言が、周囲の地形を変えてしまった エーテリオンパンチ! 予言、うっかり建物を壊してしまった セッションで一番エモい部分は エーテリオンは神代の兵器なので「超越存在」 ユートは自分の魂すら諦めている「諦観」している少年 シルバーは吸血鬼なのに一番「人間臭い」元人間だから シルバーがユートに人間としての生き方を説いている部分が一番エモいシーンでした 以下ログを シナリオに書かれている部分はすべて終えているところなのでネタバレはないです ユート : 「はぁはぁ・・・」 エーテリオンの御者台、コクピットから崩れ落ちるユート 地下で亡者だけではなくヌースのメルカバまで相手に立ち回ったのだ それは御者のユートに対し相当な負担がかかっている 10m以上のエーテリオンから落下するユート このままでは地面に激突してしまう シルバー : ではええと、ユートさんを受け止めに行きます! ユート : 「あ、ありがとうございます」 「メルカバまで相手にして、流石に疲れました…エーテリオンには疲れはないですけど、ボクは・・人間ですからね」 ユート : 「これが、エーテリオンの神代の力 ボクの魂を食らうことで神のような力を発揮する」 「御者のいないメルカバではエーテリオンには敵いませんね」 「シルバーさん・・・ボクはまだ、生きていますよ ふらふらですけど」 とお姫様抱っこされた状態で無事を伝える シルバー : 「ああそうだな、貴殿は人間だな、ユート! だから死neばそれまでなのだ」少しだけ苛立ったような声で言いますね シルバー : 「あの時死んでいたはずだからと言ったな。 いずれエーテリオンに取り込まれて死ぬのだから、とも言ったな! 聞こう、それは受け入れたのか――ただの諦めなのか!」 ユート : 「…諦め、かな ボクは両親に捨てられた どの人間にも必要とされていない」 シルバー : 「…………」歯軋りというか、牙軋りします シルバー : 「よもや満足しているのかと思った。 自分が犠牲になれば故郷の人々が助かるのだから、ならばそれでいいと。 だとしたら、とんだ愚かな子供だと思っていた。 愚かで、幸せな子供だ」 シルバー : 「…だが、貴殿はそうではなかった。 愚かであれば、もっと…幸せでいられたのだろうに。 都合の悪い真実を、飲み込みやすい嘘にして自分を騙すことすら貴殿はしなかった。 その意味では、尚愚かだ」 シルバー : 「けれど、その貴殿の愚かこそが正しく、かつ美しいのだろうな。 誰もが理解しながら、誰も手が届かない正しさを、それを真理と呼ぶのだろうか」 シルバー : 「…私はな。 その時既に生命活動を終えていたはずなのだが。 死して我が身が倒れる音を聞いた」 シルバー : 「人は誰しも死ぬ時は一人だとはよく言うな。 我が死を、その瞬間を見届ける目は数多くあったが、どうしようもなく独りで死んだ。 ああいう死に方をだな、ユートにはしてほしくない。 『いつか死ぬから』より『いずれ死ぬまで』と――そう考えるようにはできないだろうか」/ ユート : 「シルバーさんはもともと人間だったんだよね だからケダモノの中ではより人間らしい…自分で持っている力とのギャップで苦しい思いをしたのだろうね」 「ボクだって、存在する街の守護神と言われたら苦しいもん」 ユート : 「ボクは、人に見捨てられ人間のことは諦めていた 諦めのいい性格だったから口減らしで選ばれたのだと思う」 「ボクのことを拾ってくれるのはケダモノだけ エーテリオンもそう」 ユート : 「そのあがきもしない諦めは、美しいわけじゃないよ 自身の生存すら諦めている姿は正しいわけじゃない」 ユート : 「それでもボクは闇の森に来てよかった」 「エーテリオンはボクのことを他のケダモノから守ってくれる」 ユート : 「そしてシルバーさんは、何かとボクのことを気にかけてくれる」 「そう、ボクはケダモノの中でこそ人間性を取り戻しているのかもしれない」 ユート : 「だから、分かった シルバーさん」 「ボクはいずれエーテリオンに取り込まれる あなたの言う通り、それまでは人間として生きていこうかと思う 半死半生としてではなく」 と上目遣いでシルバーの目を見る シルバー : 「…賢いな、ユートは」 シルバー : 「何もかもを諦められぬ余り、ケダモノにまでなり果てた私とは貴殿は対極のところにいる。 …そうだな、駒やカードで遊んだことはあるか。 今度持って………ええと。 遊びに行く。 私は大概味気ないが、エーテリオンとよりは互角の勝負になるだろう」 ユート : 「エーテリオンは駒が強すぎて全く勝てないけど、思考する相手だったらまだ勝負になりそうだね」 「それに、嬉しいよ 水場の仲間だと思っていたのに ”遊びに”来てくれるなんてね」 と、諦観しており 表情もなにか作り物感を感じていたユートだったが シルバーに対し真実の笑顔を見せるのだった エーテリオン : 「私は神代のメルカバ、神に与えられしインテリジェンスを持つもの」 「シルバー、私には人間の魂を感じることはできない 知っているだけのこと だからユートの友になってくれるのであれば私は感謝します」 エーテリオン : 「それにしても、最初に私達に出会ってから 随分と心変わりをしているようですね」 「はじめは必要以上に近づくなと言っていました それが、今ではユートの方へ近づくように」 と、記憶力が凄いエーテリオンは余計なことを喋っているのだった シルバー : 「…!」顔にはほとんど出ないんですが、愕然としてエーテリオンさんを見上げますね! シルバー : 「…そこはだな、敢えて黙すのが人間のやり方というものだ…! 貴殿が守護者であるならば御者もまた護る対象だろう、護るというのは物理的なものに限らずだな! そういう、そういう歯に衣着せぬ物言いはだな…!!」 などと、どんどこ駄目な感じになりながら闇の森へ帰りましょうか… シルバー : 2体のケダモノと、メルカバの御者の人間が1人と。 帰りの足並みは行きのそれより心なしそろったものになりました END
> 日記:ケダモノオペラの初参加! 同卓有難うございました。 リアルタイムでも雑談の方で 自分でもちょっと何言ってるか分からないと発言した記憶がありますが、 客観的に眺めてみると本当に我ながら何言ってるか分からない…! 穴があったら埋まりたい。
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