夏空永久（クトゥルフ神話TRPG用キャラクターシート）

《プロフィール》
【職業】 医者 【性別】 男 【年齢】 38 
【出身】  【学校・学位】 夜間高校卒 
【精神的な障害】  

【SAN値】 現在 / 最大
25 / 78

【STR】 14 【APP】 9 【SAN】 78
【CON】 10 【SIZ】 12 【幸運】 85
【POW】 17 【INT】 16 【アイデア】 80
【DEX】 9 【EDU】 14 【知識】 70
【H P】 11 【M P】 17 【ダメージボーナス】 +1D4

【職業技能ポイント】 280
【個人的な興味による技能ポイント】 160

《戦闘技能》
☑回避　　　　 46%　☑キック　　　 90%
☐マーシャルアーツ  1%　☐投擲　　　　 25%
☐こぶし　　　 50%　☐マシンガン　 15%
☐拳銃　　　　 20%　☐頭突き　　　 10%
☐サブマシンガン 15%　☐組み付き　　 25%
☐ライフル　　 25%　☐ショットガン 30%
☐手斧　　　　 23%　

《探索技能》
☑目星　　　　 80%　☑聞き耳　　　 81%
☐応急手当　　 30%　☐追跡　　　　 10%
☐隠れる　　　 10%　☐忍び歩き　　 10%
☐隠す　　　　 15%　☐写真術　　　 10%
☑図書館　　　 85%　☐登攀　　　　 40%
☐鍵開け　　　  1%　☐精神分析　　  1%

《行動技能》
☐水泳　　　　 25%　☐電気修理　　 10%
☐運転：　　　 20%　☐跳躍　　　　 25%
☐機械修理　　 20%　☐操縦：　　　  1%
☐乗馬　　　　  5%　☐ナビゲート　 10%
☐製作：　　　  5%　☐変装　　　　  1%
☐重機械操作　  1%　

《交渉技能》
☐母国語：日本語 70%　☐信用　　　　 15%
☐説得　　　　 15%　☐言いくるめ　  5%
☐値切り　　　  5%　☑外国語（英語） 31%

《知識技能》
☐クトゥルフ神話 21%　☐歴史　　　　 20%
☐オカルト　　 15%　☐コンピューター  1%
☐経理　　　　 10%　☐電子工学　　  1%
☐天文学　　　  1%　☐物理学　　　  1%
☐化学　　　　  1%　☐考古学　　　  1%
☑心理学　　　 20%　☐法律　　　　  5%
☐人類学　　　  1%　☐生物学　　　  1%
☑薬学　　　　 84%　☐地質学　　　  1%
☑博物学　　　 65%　☑医学　　　　 94%
☐芸術：絵画　 15%　

{武器}
キック 1D6+DB タッチ 1回 -
組み付き 特殊 タッチ 1回 -
こぶし 1D3+DB タッチ 1回 -
頭突き 1D4+DB タッチ 1回 -


{所持品}
白衣…8着あるうちの1着。よく見ると純白ではなく様々な汚れで彩られている。
楽園のミサンガ…AF。擦り切れ、赤い糸も血のように赤黒く変色している。
脚部プロテクター…ズボンの下に装着している。カーボンセラミックス製で軽く硬い。
麻酔入り注射…ガスによる圧力で皮膚上から薬品を注入する。痛い。こぶしで使用。
鎮痛剤入り注射…同型。使う時も痛いが効果は絶大。
閃光手榴弾…軍用の強烈なもの。襲撃された時の逃走用。
ノートパソコン…様々な人間のカルテが入っている。どんな人でも、人以外でも。
仮面…とある少年の遺品。表面は削れ、被害者の血による汚れが目立つ。


【現金】 45000 【預金／借金】 312237000

{パーソナルデータ}
【人物像】
社会の闇に生きる闇医者の一人。普段は自分の家にて裏の存在を相手に手術を行っている。
闇医者ではあるが、師匠である深きものの伝手で正当な医師免許は持っており、裏の仕事が無いときは表の病院で派遣の医師としても働いている。
脳神経外科から整形外科まで、何でもござれの万能派。薬学にもある程度は精通し、「とりあえず先生に頼れば大体OK」と周り(表も裏も)からは見られている。本人は迷惑そうにしているが。

腕は超の付く名医ではあるが、非常時になると手元がよく狂う。
平時であればかなり難しい手術を涼しい顔で完遂する彼ではあるが、非現実に巻き込まれた際には簡単な応急処置すら手こずることもある（あるセッションで医学を3/8失敗している）。


常に気難しそうな表情を浮かべた壮年の男。
眉間には深い皺が刻まれており、事ある毎に嫌そうな顔をする。
厄介ごとに多く巻き込まれ、やや人間不信となりながらも見捨てられない甘い男。不信のせいで、あまり人の心が読めなくなった。その甘さから命を救われた存在は数多く、好意を持たれることも少なくない。人間も、人間以外でも。
それでも独身。女性を見ると妹を思い出し気後れしてしまい、撥ね退けてしまため。

ある事件の後、恋愛面にも前向きになろうと密かに決心した。
が、その直後に重すぎる愛を叩きつけられ、早くも心が折れかけている。


どうあっても善良な一市民である。闇の世界に居るのも、師匠が闇医者であったから。
彼には16歳までの不透明な過去こそあれ、悪事を成したことなど闇闘技場での闘士だったことぐらいしかない。
…いや、実は学歴詐称して医師免許を取っているのでバリバリの犯罪者なのだが。

長年の悩みはギリギリ170cmに届かない自分の身長。骨延長は痛いのでやりたくない。


かつて、妹が嵌められ自殺したことから、探偵と呼称される人間の全てを嫌悪していた。
ある事件の黒幕との邂逅にあたって真実を知り、敵を取ったことで胸中の怨念を払拭した。
後遺症として未だに探偵への忌避感と女性との距離感の不明が残るが、昔のような憎しみの対象ではなくなった。

その後、一人残された孤児を引き取るところから、新しい一歩を踏み出した。
ひょんなことから引き取った災害孤児である鏡吾のおかげで、人の温もりを思い出した。
笑い、語り、慈しみ、触れ合うことの嬉しさを思い出す。
他意もなく、気遣いもなく。ただ無邪気な戯れに、いつかの団欒を重ねる。
髪を撫でる手から伝わる暖かさが、確かに彼の心に息づく。宝物として、灯として。
そしてその暖かさも、不届き者に当たり前のように奪われた。

利用されようと、押さえつけられようと、どんな苦しみの中であっても。
それでも男は立ち上がるだろう。
空虚だった胸には、息子が遺した暖かさが、今は満ちているのだから。


言わなければならないことができたのだから。

【収入】時価。 
 
【個人資産】ランドクルーザー

【不動産】家兼病院『なつぞら医院』

【住所】数か月から数年のスパンで引っ越している。

【家族】
天涯孤独。父は幼少期に死に、母は自分と妹を救い力尽き、妹は慙愧に駆られ自殺した。
そのショックから立ち直った頃に引き取った息子も、他愛のない事故に奪われた。
また失った。また、奪われた。
彼に刻まれた苦しみは、並の人間なら一生心を閉ざすには十二分だっただろう。
それでも彼に救われた孤児は、彼の胸に、他人との温かさという希望を遺した。
男はその温かさに縋りながら、いつか立ち上がるだろう。
今度こそ。
自分の終りに辿り着いた時。笑顔で「頑張ったぞ」と彼らに告げるために。

・夏空 瞳…妹。女優だったが麻薬使用の冤罪をかけられ自殺。愛する夫も彼女を責め立て
    たことが決定打となった模様。夫は半殺しにし絶縁。子も夫が引き取り絶縁状態。

・夏空 鏡吾…おれ、の、息子。(横田ひかるさん)
     事故で自分を庇い死亡。お前が明日に旅立つ姿が、俺の小さな夢だったのに。
     嗚咽は懺悔が如く。拳に落ちる涙は、いつか撫でた頭のように暖かかった。
 
［友人］
友人の大半は元自分の患者。建築現場から政界まで。ソラの果てから地の底まで。
加えて気さくに仕事を増やしてくるスポンサーがいるが、助けられた場面がかなり多く強気に出られない。ちゃんと鍵をかけているのに音もなく家に入ってくるのは勘弁してほしいと思っている。幼女の姿だと洒落にならない。

警察官と探偵の友人がいる。彼らを見ていると、また人を信じてみても良いのではないか、なんてことを夢想したくなる今日この頃。
しかし、別の友人となった男に、思い出を良いように利用されたことから、友人のハードルは再び上昇した。その男の名前は記憶の端に置くのも苛立たしいので記載しない。

・東雲 鐘一…羨ましい程に、熱く、真っ直ぐで、人への愛に溢れる男。(横田ひかるさん)
         彼の家族とも交友がある。もし結婚出来たなら、式に呼ぶと約束した。
・大矢 景近…窮地でありながらも役目を果たす、頼れる男。(supさん)

【狂気の症状】
・聴覚異常…左耳の難聴化。聞き耳が半減。
    トリガー:ストーカー、もしくはヤンデレというワードを聞く
    発狂期間:完治済み
  発症セッション:「その手にナイフを、あなたに×を。」

・恐怖症…行動型技能半減
  トリガー:白いものに赤いつぶつぶがあるものを見る
  発狂期間:完治済み
  発症セッション:「アイヒマンの鳥籠」

・間欠性爆発性障害（感情が抑えられなくなる）…60時間、思考技能が半減。
 トリガー:人が殺害された状況を見た時
 発症期間:2ヶ月・セッション
 発症セッション:「同居人」

【負傷】

［後遺症］
・眼球交換:両目の色が異なる。とある人間と交わした、些細で深い繋がりの証。
  …右目は明るい、左目は暗い茶色をしている。まるで、彼と男の在り方のように。

・ドーの夢:睡眠時、5%の確率でドーの落とし子に脳を犯される夢を見る。
  …見た場合1D3の正気度喪失が発生する。完治済み。

【傷跡など】
・こころのきず…ファースト、セカンドキスを男に奪われた。もとい、捨てさせられた。
            その日の夜は枕を濡らした。ノーカンにしようと心に決めている。

・喪失感…身近な人間を喪っている。身近な人が失われるのを極度に厭う。
          生きているなら意地でも救う。亡くした彼らを無駄にできるか。

【読んだクトゥルフ神話の魔導書】

【アーティファクト】
・ホムンクルスの体…クトゥルフ神話技能に+4し、INTかEDUに+1される。
    諦めなかった母からの最期の愛。彼と妹は、揺り籠から世界へと旅発った。
・楽園のミサンガ…SANが0以下になった時、1d10のSAN値を即座に回復する。
    擦り切れた赤黒いミサンガ。妹だけと生きた、とある楽園からのボトルメール。
・夜のヴェール…一度だけ、SANの減少値を-1d3する。常識、価値観とも言う。
 　  知らずに人々を覆う、真実を遮る遮光幕。まぁ、見えなくていいものもあるさ。

【学んだ呪術】
・生命の察知…生命体を熱源（体温）で感知できるようになる。1MPと1SANを消費。
       分かるのは大体の形とSIZのみで、具体的な情報はわからない。
・ナーク=ティトの障壁の創造(改変)
  …1d2∔4時間の間、物理的防御と魔術的防御を担う直径50mの障壁を創造する。
 　 1d5SANと1d5MPを消費し、消費するMP1ごとに、1d6耐久度が増加する。
 　 破壊には障壁の耐久度とダメージまたはSTRとの対抗ロールが必要。
・ニャルラトホテプの召喚…非処女、非童貞の死肉と生贄の魂の離別を対価に邪神を　　
　　　　　召喚する。彼本人は件の邪神に良い思い出がないので使用を大層嫌がる。
・旧き印…POWを2消費しつつ刻むことで、旧き神、その手下からの干渉を遮断する。
　　　神自体には効果がないともされ、それは個人の裁量に委ねられる。

【遭遇した超自然の存在】
・機械仕掛けの人間…「機械仕掛けの街」
・グラーキの従者…「コンプリスの牢獄」
・チョー＝チョー人…「納骨のヴィトヴェ」
・シュブニグラスと人の混血児…「その手にナイフを、あなたに×を。」
・アイホート…「アイヒマンの鳥籠」
・悪意の残滓…「症例:被加虐症候群」
・聖なる光…「眼球異聞と夜の帳」
・ドーの落とし子…「暗がりのステラ」
・クトゥルフ…「hack」
・宇宙からの色、生命力を食うもの…「183番目の過剰」
・黒い仔山羊…「幸福なコモリ」

【探索者の履歴】
「夏の扉を僕らは知らない」…グッドエンド。過去を脱ぎ捨て、世界へと羽ばたいた。
   抜け殻になった肉の檻は、彼らの日常の片隅に。彼らも彼らも、未だ終わらず。

「やさしいじごくのつくりかた」…グッドエンド。今も人知れず、二人は世界に立つ。
   どこかから飛んで来た石は、至ることの無い意志を示す。ただ、ここにあったと。

「機械仕掛けの街」…グッドエンドで終了。失われたモノは、巨大な黒に掬われた。
   奇怪なスポンサーが付いた。いつしかただの少年は、変幻自在の共犯者に。

「コンプリスの牢獄」…Aエンド。失意の中で捨てたものを、また手に取った。
   警察の友人が出来た。バレれば逮捕とスリリング。騙したくなくてストレシング。

「納骨のヴィトヴェ」…Aエンド。遺恨を踏みしめ、怨念を脱ぎ捨て、悔恨を過去にした。
  探偵の友人が出来た。頼れる男だと思っているが、その不動さと身長に嫉妬している。

「その手にナイフを、あなたに×を。」…Aエンド。人の持つ愛の重さを思い知った。
   愛に狂う姿に思いを馳せ、黄昏の空を仰ぎ見る。踏み出す足は、一体何を踏み潰す？

「アイヒマンの鳥籠」…Aエンド。知らずに抱えた後ろめたさが、彼らの命を奪いに来た。
 置き去りにした筈の後悔が、見知らぬナニカを連れてきた。過去が、未来へと牙を剥く。

「症例:被加虐症候群」…Aエンド。光に混じる僅かな黒を、痛みで以て討ち祓った。
  友人の家族と懇意になった。傍らに居た男への疑念は、未だに唇に残り続ける。

「眼球異聞と夜の帳」…Aエンド。真実から逃げて瞼を閉じ、虚飾の世界を取り戻した。
  偽りより生まれ、嘘に生き、虚無に死ぬ。天からの贈り物こそ、彼を冒す毒だった。

「暗がりのステラ」…Aエンド。道端の箒星を手放し、男は再び目を閉じる。

「hack」…生存。扉を開けたら邪神がいた。いつものことだと溜息をついた（SAN-4）。

「183番目の過剰」…Dエンド。日常を冒す色彩を、いつかの脅威を大地に押し込めた。

「幸福なコモリ」…エンド2。束の間の幸福の痕跡から踵を返し、白い哺乳瓶を踏み砕いた。

「同居人」…エンド2。彼の傍らの熱は、願いだけを彼に囁いて、雪のように溶け消えた。
涙に暮れる男は、負けるものかと顔を上げる。その瞳は、既に混沌が如く濁り切っていた。

「海底散歩と星の唄」…Aエンド。失われた声を思い出し、彼方に輝く双星を見上げた。

マクロはありません。

マクロはありません。