トゥバン（ケダモノオペラ用キャラクターシート）

ケダモノ名:トゥバン
ケダモノ種:ドラゴン　亜種:リュウ(アンノウン)
権能:慈愛
欲望:奉仕 義侠 支配
疑似餌の姿:金髪・褐色肌の少年
住処:森の中にある、とぐろを巻いた蛇のような形の岩の中(封印されている)
群れ:
設定:
「キヒヒ！”なう”で”やんぐ”な”愛され系ドジっ子ケダモノ”、トゥバン様が顕現じゃ！」
「───って、だ～れがドジっ子じゃい！！」

『ナウでヤングな愛され系ケダモノ』を自称する、(大分)変わったケダモノ。一人称は「儂」。
楽観的で調子に乗りやすく、煽てに弱い性格。人に何かをお願いされるとウッキウキで手を貸すものの、ドジを踏んで新たなトラブルを起こしがち。
ケダモノとしての力も弱いが、この点を指摘するといじけはじめるので注意が必要。
また、寂しがり屋のかまってちゃんな面もあり、総じて割とめんどくさい性格の持ち主。

かつては数多の財宝と権能を手に入れた、ケダモノの中でも指折りの力を有する『(自称)完璧で究極なケダモノ』だったらしい。
小さな国をコッソリと守護しながら、たびたび街に繰り出しては人間達に混じって生活を送るも、すぐにバレて逃げ出す……というのを繰り返していたとのこと。
しかし、神話戦争の際のとある”やらかし”により、他のケダモノたちに持っていた財宝や権能の殆どを奪われた挙句、とぐろを巻いた蛇のような形の岩の中に封印された。


●ドラゴン亜種『リュウ』について
爬虫類と鳥類と類縁関係にあるとされる竜種とは違い、爬虫類…それも蛇に酷似した姿をもつ、所謂『東洋龍』の姿を持つドラゴン、それが『リュウ』である。
ドラゴンと同じく、『夢から生まれる』と噂されているケダモノであるが、ドラゴネットを生み出すことが出来ないといった違いが存在する。
一説によれば『リュウ』は、古代生物の化石ではなく、遥か昔に眠りにつき 今もこの星のどこかで眠り続ける神秘的存在が見る夢から生まれた、『胡蝶の夢』のような存在とも云われる───が、その真相は定かではない。


●伝説【千年の孤独】
あなたは永いときを、ずっとひとりぼっちで過ごしてきました。

昔々、一匹のリュウがいました。
そのリュウは、生まれながらにして この世の殆どを手に入れていました。並みのケダモノとは比べ物にならないほどの力、空や大地すらも思い通りに操ることの出来る数々の権能。誰もが羨む金銀財宝……。

そんなリュウを、他のケダモノ達はとても恐れました。なんせリュウがその気になったら、自分達など一瞬で消してしまえるのですから！
実際の所、リュウはそんな気など全然ありません。それでも、ケダモノたちはリュウに関わらないことを決めました。
リュウは、孤独を手に入れました。

それから、幾千年が経ち……。
『光の主』とかいうのが生み出した『人間』という生き物を見たリュウは、この世にはまだ手に入れていないモノがあったことに気付きます。
友人、家族、仲間。弱い人間が当たり前のように、無限に生み出していく繋がり。リュウは、自分もそれが欲しくなったので、人間に化けて人里へと訪れてみますが、何故かすぐにケダモノだとばれてしまい、居場所がなくなってしまいます。

時や場所を変えて何度も繰り返しても───かつてのケダモノと同じ、もしくはそれ以上に自分の事を恐れる人間たちを見て、リュウは気づきました。
自分はこの世の殆どを手にしているからこそ、一番欲しいモノはどうやっても手に入らないのだと。

こうして、またしてもリュウは孤独を手に入れてしまいました。

●特技
オペラ 獣道 (異説)

①飛翔 特技C (異説)
②酒池肉林 特技C (異説)
③無垢なる心 特技B (異説)
④人のなごり 特技B (異説)
⑤夢飼い 特技A (異説)

子供たちと近づくきっかけ
●現在の住処に封印されていたが子供たちが解いた

神話戦争でケダモノは……
●“光の主”の陣営で参戦していた

人間を守るため光の主に協力していたが、ある日ケダモノ陣営に罠に嵌められる。
偽の宴でしこたま酔わされ、眠りについた所を袋叩きにされた結果、力を奪われた挙句、封印された。
「他のヤツらは”絶対に罠”とかなんとか言ってたけどね。”皆で仲良く仲直りの宴をしよう”って誘われたら、そりゃ行くしかねぇじゃろ！」

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