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😆 新作TRPG「ひとつ屋根の僕ら」購入!おためし卓を立てました。 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)日記で買うと何度も言っていましたので、流石に有言実行しなければ……ということで、電書版を入手しました! ルールブックは284ページですが、各ページはかなり余裕のあるレイアウト。 そのうち、ルールパートが70ページぐらいで、残りは14本のシナリオです。 ルールのうちセッションに使うのは40ページぐらい。 更に言うと、ルールというかゲームのコンセプト説明や注意書きに当たる内容も多いので、ルールとしては相当な簡単さです。 とりあえずルールパート一通りとシナリオ何個かは読んで、ソロプレイもしてみましたので、私自身の記憶の整理も兼ねてまとめてみます。 ■前提 不思議なことを呼び寄せる「家」に住むPCたちが、ちょっと不思議な出来事に遭遇して解決する……という感じです。 (ただし、共有の場でさえあればいいので、同じ町内会の人たちや、お店の常連同士などでも構いません) 舞台は一応現代を想定していますが、シナリオを変えればファンタジーの居酒屋やギルドにも出来ると思います。 実際、例の中にも江戸時代の長屋などがあります。 ■PCの作成 PCの作成は簡単です。 このゲームのPCはルール的な能力値が存在しませんので、名前と設定を決めたら、PCが持つ「ウワサ」を3個決定したら終わりです。 ちなみに、「よそから来たキャラクター」という項目で、別ゲームからの持ち込みも認められています(もちろん、GMや他参加者の承諾は必要です)。 あとはPCたち「僕ら」がどんな存在かや、家が持つ「ウワサ」3個を決めたら準備は終わり。 「僕ら」の例の中に「藤子不二雄の居候漫画っぽいもの」や「江戸時代の長屋」がありますので、そういうのも出来ると思います。 ちなみに、GMレスで進めるシナリオもありますが、通常の遊び方の場合、プレイヤーはシナリオ全部を読んでおくわけではありません。 プレイヤーが知っているのは、あくまでも前提状況までです(ただ、PCが知り得ない一部情報までは「プレイヤーは」知っていることが多いです)。 ■セッションでやること ◯「ハテナ」と「コタエ」、「コウナル」 ルールで厳密に設定されたPC個別シーンに別れているタイプではなく(シナリオによってはありえますが)、GMが状況を説明してプレイヤーがPCの行動を言う形で、通常通りに物語を進めます。 まあ、その場にみんないる前提で始まることが多そうなので、個別シーンというほどの必要はないことが多いのかもしれません。 そして、話がある程度進んだら、「ハテナ」というものが出題されます。 プレイヤーはそれに対して「コタエ」を回答し、全員分聞いたら、それをまとめてGMが「コウナル」を答えます。 この時に、先に決めておいた「ウワサ」が重要になります。 プレイヤーは「コタエ」を言う時に、「ウワサ」を組み入れることができます。 「ウワサ」は自分の「ウワサ」でなくてもいいし(他のPCの「ウワサ」だけは本人の許可が必要です)、同じものを何度でも使って構いません。 ただ、同じ「ウワサ」ばっかり使っていて面白くない時は、GMは「ウワサ」を使ったこととして認めない……というルールはあります。 便利な「ウワサ」を設定してそれだけ使っていると面白くないから、ということですね(なので、面白いなら連続でもいいともあります)。 「コタエ」の内容は効率的な解決策でなくても、なんなら解決のための行動でなくてもよく、 例:俺の大事なコレクションを壊すなー!? ……と、自分を【見失ったらしい】を使います。 例:【料理が上手】だからフライパンを持って立ち向かいます。 などでも構わないようです。 また、あくまでも「ウワサ」なので、必ずしも事実として扱う必要はありません。 全員が「コタエ」を言ったら、GMがそれに応じて「コウナル」を言います。 (※これは、「コタエ」とシナリオの内容に応じたGMのとりまとめであり、行動成否のための判定等はありません) ただし、「コウナル」を言うには「コタエ」が足りないなら、追加の「コタエ」を要求することが出来ます。 ちなみに、場合によっては「コウナル」を先に言ってから「コタエ」を言ってもらっても構わないそうです。 「この後の展開はこうなるのでそれに合わせて行動を作ってね」ということです。 まあ、通常の「事件を解決する」スタイルのゲームというよりお話づくり色が強いので、それでも構わないのでしょう。 ◯ウワサロール 「ハテナ」「コタエ」「コウナル」が終わったら、ウワサロールを行います。 シェアウワサ表とシナリオウワサ表の中から好きな表を選んだ後にD20を振って、「シェアウワサ」を入手できます。 この時、先ほどの「コタエ」で「ウワサ」を使っていた回数がプレイヤー人数以上なら、振りなおしを2回行えます。 プレイヤー人数未満だが1回でも使っていたなら振りなおしは1回、全くウワサを使っていないなら振り直しはありません。 「ウワサ」を使っているなら好きな「ウワサ」を追加できる可能性が高まるわけですね。 ■特別な「ハテナ」 クライマックスやPC同士が対抗したケース用の、特別な「ハテナ」があります。 このゲームで数字的なゲーム上の措置が行われるのは、事実上、この特別な「ハテナ」2つだけです。 ◯難題ハテナ 難しい課題に挑むハテナです。 ここでとうとう、ダイスの結果が行動自体の成否に関係します。 各プレイヤーは、「ウワサ」を使って、どのように難題を解決するか言います。 全員の解決方法が出揃ったら、「ウワサ」を使った個数だけD20を振って、10の位の数が成功値になります。 各ダイスごとに、「1~9ならゼロ、10~19なら1、20なら2」ということです。 この時のダイス個数は、PC人数×2という上限がありますので、無限に組み込めば無限に成功するわけではありません。 この成功値の合計がPC人数を上回っていたら成功で、問題は解決します。 下回っていたら失敗ですが、一発逆転というD20一回振りのチャンスがあり、そこで10以上なら成功です。 それも失敗ならバッドエンド…‥という感じです。 ◯ハテナクラベ PC同士の対抗判定です。シナリオによっては使うようです。 おたがいに「ウワサ」を使って行動を言って、お互いの「ウワサを使った個数+D20」の比較でGMが結果を決めます。 (ここでも、使える「ウワサ」の個数には制限がありますので、たくさんウワサを使える人が有利なわけではないです) 高い人が一番よく、低い人が悪い結果になります。 ■エンドハテナ 要するにエピローグです。ここではロールはないので、まあエピローグを描写しておしまい、という感じです。 セッション終了後に各プレイヤーの「ウワサ」が増えますが、その「ウワサ」の内容は、自分ではなく他の人が決めた中から選びます。 ### 諸則あるように見えて、実際にプレイヤーとして参加する場合に覚えておくことは、 ・「ハテナ」を宣言されたら「ウワサ」を使ってPCの対応(「コタエ」)を言う。 ・GMが「コタエ」に応じて「コウナル」を描写したら、そのあとにD20を振って、増える「ウワサ」を決定する。 ・「難題ハテナ」では、「ウワサ」を使った解決方法を言う。 ・解決法を言ったら、「ウワサ」を使った個数だけD20を振って、10の位を合計する。 これだけで大丈夫だと思います。 というわけで、プレイヤーとして参加していただくのに必要な準備はキャラ設定と「ウワサ」3つの設定だけ、ルール読み込みもいらないということで、おためし部屋を立ててみました。 公式からワンクリックでココフォリア部屋を作れるのですごいですね! 開催は明日(12月20日土曜日)の夜です。 https://trpgsession.com/session/176613404864Woshida215 「今週の土曜はセッションないんだよなー」という方は、雑談の延長ぐらいのつもりで、お気楽に来ていただければと思います。
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