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😶 ケダモノオペラ【獣の夜、王の目醒め】 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)まとめ:王は目醒めなかった。 前回しらたまさんに回して頂いた【人の朝、星屑の国】の続編シナリオ、【獣の夜、王の目醒め】のプレイに引き続き参加させていただき、多大なるご迷惑をおかけしながらも、昨夜完走と相成った。 前編があっての後編といった立ち位置なので、感想を書くとなるともう全てがネタバレになってしまうため、トレーラーの内容ですらおいそれとは言えねぇなということで、今回は伏せで感想を書かせていただいている。 GMのしらたまさんは、毎度ながらこちらのロールプレイに絡めて描写などをお出ししてくるのがめちゃくちゃ上手な方だ。何というか、今回のイグニスのテーマであった「帰りたい願い」を描写から鋭く読み取って、物語に滑らかに組み込んでくださるのだ。その結果、今回のシナリオは「ずっと帰れなかったケダモノがついに帰る場所を見つける物語」として、非常に美しいストーリーにまとまっていた。これが台本なしで実現するのは、もうさすがしらたまGMである。 【ケダモノオペラとは】 強大な力を持ちつつも孤独な人喰いの“ケダモノ”となり、人間たちとの関わりを描いていく暗黒神話TRPG。 ダークファンタジーと謳っているため、シナリオはド重いシリアスが多い。(コメディもある) そもそも、人喰いのケダモノと人間が関わることで発生する、相容れないもの同士のジレンマを描くシステムなので、ケダモノと人が関わると不幸しか起きない。共に居れば共に破滅するもの同士の、薄氷の上を渡るような物語を体験したい人にはイチオシシステムだ。 【むかしむかし】 立派な王様が、神獣の力を借りてこの国を築きました。 しかし長い時の中で星屑の民は版図(はんと)を広げ、酷い悪夢となり果てました。 ある日ケダモノのもとにひとりの姫君があらわれ、銃口をつきつけます。 星屑帝国の皇帝は神獣への生贄と偽って、子供たちを連れ去っているというのです。 ケダモノと姫君は、真実を確かめる旅に出ます。 少年王からはじまる、1000年に及ぶ夢の終わり──。 ◆イグニス PL:おかゆ 「私が消えれば、この国の人たちは幸せになるんだと、そう信じていた。ケダモノが、人間の不幸のすべての根源だとでも思いたかったのでしょうか」 「さよなら。“あなた”に『一緒に帰ろう』って言ってもらえたこと……とっても嬉しい」 前編で、イグニスはホルンと星屑の子供たちとともに“星屑の国”を興した。しかし、光の国の侵攻と、卑劣な罠により、その身体には大きな傷を負い、星屑の子供たちとの関係にも亀裂が入った。 しかし、イグニスはその運命を良しとし、星屑の国から離れた辺境の地で、ひとり眠りに就くことにした。ケダモノと人が関われば、そこには必ず災いが起こる。すべては星屑の国の子供たちに幸せになって欲しいがために、星屑の国を、ホルンを遠ざけた。 しかし、未来は彼女の想うようにはいかなかった。彼女が目を覚ました1000年後、国は腐り果て、病が蔓延していた。 彼女は必死にその原因を探り、皇帝の思惑を知る。 もはやこの国は滅びゆく運命なのだと悟った皇帝は、神獣の力により、かつての始祖ホルンの再誕を願ったが……イグニスはこれを拒否。そして、空高く、自分の星(魂)に向かって飛び上がった。 空の炎が彼女の身体を灼き、彼女は燃えながら地に落ち、そして死んだ。空の星が砕け、彼女の周囲……星屑帝国全域に降り注ぐと、国の病は消えた。 彼女は自らのすべてを捧げて、国の滅びの運命を断ち切ったのだ。 ◆ホルン皇帝 星屑帝国、かつての星屑の国の建国に携わった始祖ホルンの直系の子孫。ちぃ(地位が高くて)かわ(かわいそうなお兄さん)。 詰みすぎてて何してもダメになってもう自分で何にも考えたくなくなったかわいそうな人ではあるが、言動の端々がメンドクサイ人間。終始いじけてて超かわいかった。
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