温森おかゆ(まんじゅう)さんの日記 「DLH【イカロスの蜂】中間」

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温森おかゆ(まんじゅう)
温森おかゆ(まんじゅう)日記
2024/01/08 00:30[web全体で公開]
😶 DLH【イカロスの蜂】中間
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)↓DLH【イカロスの蜂】前半
https://trpgsession.com/comment-detail.php?c=117okayu&i=117okayu_170402777148

 ……数日後に相棒になる二人がギクシャクすれ違っている滅茶苦茶限られた期間、良くない?
 そしてそのロールプレイが実現できる相手って、良くない?
 【イカロスの蜂】中間では、PC2のレッドサンがPC1のブルーマンデーに対してギクシャクするロールプレイをする期間だったわけだが、思い返してみればこれもGMに「最初は不信感からツンケンしてしまうんだけど、すれ違いを繰り返すうちに相手を理解していって態度が軟化するロールプレイをしませんか?」と提案してのことだったので、ツンケンされても何となくプレミア感があったというか、「この人がこんな態度をするのは今しかないんやな」みたいな親心の目線を持つことができた。もはや尊いとはこのことか。
 ロールプレイにおける相談というのは大事だ。何も相談なしでツンケンロールプレイは出来なかっただろうし、此方も相談なしでツンケンする相手に優しく接したり、たまには地雷を踏み抜いて怒らせてみたりと言ったロールプレイは出来なかっただろうから。相手の「やりたいこと」が理解できてこそ、深いところで通じ合うロールプレイだってできるのだ。

 三等星ヒーローの「ブレイド・ビー」が死んだ。
 凶悪なヴィランに殺されたのだ。ヒーローらしい最期のはずだった。
 敵の名はホワイトファイア。
 零等星ヒーローたちですら手こずっている強大なヴィランだ。
 そいつに単身戦いを挑み、嘲笑され、玩弄されてブレイド・ビーは殺された。

 人々は首を傾げた。敵うはずがなかった。無意味な死だ。
 笑いものにする者もいた。ここぞとばかりにG6批判に利用する者も。

 …そして皆、あっさりと忘れていった。

 だが──
 忘れることのできない者が、ここにたった二人、残された。

◆ストーリー(中間)
 ブレイド・ビーがホワイトファイアの前に斃れた。
 そのニュースに、二人のヒーローはそれぞれの想いを抱く。
 それに追い打ちをかけるように、次のホワイトファイアの犯行予告がだされる。零等星であるブルーマンデーに避難指示の依頼が舞い込んだ。
 その夜、衝動的に自らの拠点を飛び出したレッドサンは、いつの間にかブレイド・ビー(エヴリン)が経営していた【定食屋はちのす】の前に足を運んでいた。何気なく足を踏み入れると、カウンターにはブルーマンデーことジョナサンが一人やけ酒を煽っていた。
「あいつに聞かれたよ。『自分より、はるかに強大なヴィランが相手であるとき……ヒーローは、戦うべきだと思いますか? ……ってな。俺は……『YES』って答えた」
「それが……まさか、『たとえ話じゃなかった』なんて思わなかったんだ」
「俺は……俺自身が一番……許せない……!!」
 ブルーマンデーの自白を聞きながら、レッドサンは、過去に一度、ブレイド・ビーが彼にしたのと同じ質問を、メリッサからされたことを思い出していた。
 その時……レッドサンは、『NO』と答えた。何故だか、肯定すれば、彼女がどこかに行ってしまう気がして。
 しかし予想に反して、数日後、メリッサは自分の前から姿を消したのだった。
「真逆の答え返したのに、同じよーに後悔してんのか……世話ねーな」
 同じ質問を、それぞれ真逆の答えで返した二人の、後悔と懺悔が続く。ふと、ブルーマンデーは、レッドサンの姿に、死んだ元相棒の姿を重ねてしまった。
 しかし、そのことに気付いたレッドサンはまた機嫌を悪くする。「…テメー、俺の中に何を見てんだ?」
 二人の間の近づきつつあった距離は、再び離れたのだった。
 謝罪したブルーマンデーは去り際、レッドサンにこう告げる。
「ホワイトファイアが犯行予告を出した。近々、近隣住民の避難指示が行われる」
「俺は、それに参加するつもりだ」

 それから2週間後。ホワイトファイアの犯行予告の日まで、1週間を切ろうとしていた時。
 犯行予告の日に、避難指示を行うこととなったブルーマンデーのもとに、ガーディアンズ・シックス幹部のスカーレットから連絡が来る。当日共に行動することになったヒーロー、レッドサンと合流し、当日の打ち合わせを行ってほしいということだった。ブルーマンデーは整備室に預けていた自分の装備を取りに行く道すがら、それに承諾する。
 一方、レッドサンはスカーレットの執務室で、作戦に参加したことについてからかわれ、気恥ずかしさに飛び出して行ってしまうのだった……。

◆ブルーマンデー
「だから、俺の今の言葉は弱音ってより、“懺悔”なんじゃねえかな」
「俺の答えは……“俺で見つける”」

 ブレイド・ビーが強大なヴィランの前に斃れた。そのニュースに、彼は止められなかった後悔と共に、ドス黒い感情を抱く。大切なものを失って、心に大きな穴が開いたまま、ヒーローとして戦い続けられるのか……迷いを抱いた彼は、ブレイド・ビー(エヴリン)が経営していた【定食屋はちのす】で一人、感傷に浸っていた。

◆レッドサン
「…なんで、何も言わねぇで……俺の前から消えたんだ、メリッサ…」
「上手く言えねーんだけどよォ……俺はテメーを見て話してるのに、テメーは俺じゃないヤツを見て話してンだろ。そんな気ィする」

 ブレイド・ビー(メリッサ)が強大なヴィランの前に斃れた。そのニュースに、彼は何も言わぬまま消えた彼女に悲憤の想いを抱く。そのまま衝動的に飛び出した先でブルーマンデーと会い、言葉をかわすうちに、彼が自分に対して死んだ元相棒の影を見ていることに気付く。
 なぜ、重ねられなければならないのか。彼にとって、自分とは何なのか。疑問を抱いたレッドサンは、結局、ブルーマンデーが参加するという作戦に自分も立候補したのだった。
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