【クトゥルフ神話7版】クレイジー・ラフティーショー【TRPGリプレイ】
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本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION
これはゆめたろう様作KPレスSAN値回復シナリオ『クレイジー・ラフティーショー』のリプレイです。
PL:フルフル PC:琴野 心
Call of Cthulhu【クレイジー・ラフティーショー!】START!
一日を終えて、あなたは夜、眠りにつく。そして目を開けばそこは真っ暗な空間だった。《SAN値チェック0/1》
1d100<=28 【正気度ロール】 (1D100<=28) > 40 > 失敗
[ 琴野 心 ] SAN : 28 → 27
「え、何ここ!?どこかに連れ去られたの!?」と、あたりをキョロキョロと見渡す
あなたが周りを見ていれば唐突に頭上から派手な音楽と共に陽気な男の声が聞こえてきた!
「LADIES AND GENTLEMEN!!ようこそ、狂騒と喝采の舞台へ!」
「ひぃ!だ、誰!?」
突如暗闇に鮮烈な光が差し込み、おもわず目を瞑る。目を開ければ君にスポットライトが当たっていた。
眩しい!
辺りを見渡せば暗く全貌はわからないが、自分がホールのような場所の中央に立っていること、遠くに客席があることがわかる。
そして目の前にはテレビ頭の男?がいた。
男はマイク片手に客席に向かって話し始めた!
「わたくしがこの華麗なる夜会のホスト、ラフティー・ブロードでございます。どうぞごゆるりと、最後の最後までお付き合いくださいませ。」
「さて、今宵の主役は——そう、あなた!」
ラフティーと名乗る男が君を指さす。それと同時、客席から拍手が鳴り響いた。
「あ、え?わ、私!?(な、なにこれ!?)」と、困惑
「(というか、注目されてすごく恥ずかしい…)」
茫然とする君に対してラフティーは快活に告げる。
「あなたを当番組のゲストとしてお呼びさせていただきました!なに、番組が終わればすぐに帰してあげましょう。」
君は自身の恰好が寝る前の服ではなく普段着になっていることに気が付く。また荷物も一切もっていないようだ。
「え、あ、はい。」
《アイデア》を振る
CC<=90 【アイデア】 (1D100<=90) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 60 > 60 > レギュラー成功
アイデア成功 どこか意識がぼんやりとし夢心地だ。現実ではなく夢ではないかと思う。けれども妙に空気感や音が生々しい。現実離れながらも妙にリアルな光景を少し恐ろしくおもうかもしれない。
また自身の体が動かないことに気が付く。
口だけはなぜか動かせることだろう。喋れはする!
「(と、とりあえず。生きて帰ろう。)」と、意気込む
ラフティーは話を続ける。
「さて、主役たるあなたに、少々お尋ねしたいことがございます。これから問いかける簡単な二択の質問に、心のままお答えくださいませ。選ぶのは、どちらかひとつ───たったそれだけのこと。ですが、その選択があなたという人間を映し出すのです。」
「どちらでもない場合は、マシだと思う方でも選んでください。人生は決断の連続ですからね。」
どうやらラフティーの質問に答えるまで解放してもらえないようだ!
「質問は全部で10問です!」
ラフティーの声と共に君の目の前には電子のテロップが表示された。
▼PL向け
※不定に入っても特に処理をせず、そのまま突き進んでほしい。
「さぁ、参りましょう!第一問!」
「さて、まずは肩慣らしと参りましょうか。あなたは犬派ですか?それとも猫派?ワンワン!と元気に飛びつく愛らしさか、ニャーンと甘えてくる気まぐれな可愛さか…どっちも魅力的ですね!」
Q1: 犬派?猫派?
①犬派
②猫派
「え、あ、えっと、猫派です…」
※なお、彼女は猫を撫でようとすると、手をひっかかれます。
「おお、あなたは猫派ですね!ふふ、あなたはマイペースでツンデレな魅力を愛するお方ですかね?」
「あ、そ、そうですか?えへへ」
「続いて第二問!」
「さて、朝の始まりには何を選びますか?温かな湯気をたてるお米か、それとも香ばしく焼き上げたパンか?さて、あなたの朝を支えているのは、どちらでしょう!」
Q2: 朝はお米派?パン派?
①お米派
②パン派
「あ、お米かな。時間の無いときはパンを食べるけど。基本的に和食が好きです」
「おお、お米派ですね!しっかり食べて力をつける… ふむ、あなたは堅実で粘り強いお方とお見受けします!」
「(いや、私粘り強くなんて…)」
「続いて第三問!」
「さて、次の問いは少しロマンチックなものといたしましょう。あなたの心を奪うのは年上の落ち着きか、それとも年下の無邪気さか?あなたの理想の恋とは、どちらにございますかな?」
Q3: 付き合うなら年上?年下?
①年上!
②年下!
「あ、え!?お、お、お、お付き合い!?」
「(付き合うってことはデートするんでしょ。デートなんて私計画立てたりとかリードしたりとか絶対できない。む、むり!!)」
「え、えっと…年上で」
「おお、年上派とは! なるほど、あなたは大人の余裕と安定を求めるタイプ。きっと、包容力のある関係をお望みなのですね。」
なんだか少し疲れてきた気がする…。《SAN値チェック1/2》
1d100<=27 【正気度ロール】 (1D100<=27) > 22 > 成功
[ 琴野 心 ] SAN : 27 → 26
「(なんだろ…疲れてきた。)」
「(これで3問目が終わったんだ…。10問あるって言ってたから、あと7問か…頑張ろう!)」
「続いて第四問!」
「うーん、これは究極の選択!大事なのは仕事?それとも恋愛?あなたならどっちを選ぶ?」
Q4: 優先するのはどっち?「仕事」「恋愛」
①仕事
②恋愛
「…恋愛なんてしたことないからわからない。仕事かな」
「おお、仕事を優先!目標に向かって努力する姿勢が素敵ですね!」
「あ、ありがとうございます」少し照れてる
「続いて第五問!」
「 おやおや、少し踏み込んだ質問と参りましょう。あなたの本質はどちらか? ”S”か” M”か───さぁ、ご自身をさらけ出していただきましょう!」
Q5: ぶっちゃけ自分は性格的にどっち?「S」or「M」
①S
②M
「え、え、SかM!?」
「(そんなのわかんないよ…)」
「(あ、そういえば妹に『お姉ちゃんはMだよね』って言われたな。)じゃあMで」
「へぇ~~~!それはそれは…。なるほど、あなたは優しさと包容力を持ち、人との関係を大切にするお方のようですね!」
なんだか…体が重くなってきた気がする…。《SAN値チェック2/4》
「そ、そうかな?」えへへ
「(う、またなんか疲れてきた)」
1d100<=26 【正気度ロール】(1D100<=26) > 35 > 失敗
[ 琴野 心 ] SAN : 26 → 22
「続いて第六問!」
「さて、ここで少々スリルのある問いを。あなたは確実に1000万円を手にしますか?それとも、50%の確率で1億円に賭けますか?堅実な道を行くか、それとも運命を試すか…実に興味深いですね。」
Q6: 選ぶとしたら?「確実にもらえる1000万円」「2分の1の確率でもらえる1億円」
①確実にもらえる1000万円
②2分の1の確率でもらえる1億円
「い、い、い、一億円!?」
「あ、でも二分の一…(そういえば私、昔から運が悪いんだ…)」
「えっと…1千万で。(これで、妹になんか買ってあげよ)」
「おお、確実な道を選ぶとは!あなたは慎重で計画的な思考をお持ちのようですね。」
「あ、ありがとうございます」
「続いて第七問!」
「時を超えることができるなら——あなたは過去に戻りますか? それとも未来へととびますか?選択によって、あなたの人生観が見えてきますね。」
Q7: 行けるなら?「過去」or「未来」
①過去
②未来
「(過去と未来かぁ…。昔に戻って引きこもりの私を今の私が勇気づけ…。あ、無理だ。たぶん一緒になってウジウジジメジメしてる。)」
「(じゃあ未来?あ、でも未来の私が引きこもってるっていう可能性が…。だって、このままバイオリニストとして成功しなかったら大学卒業したら私も就職しないといけないわけで…)」
将来の自分(社会人)を想像する
「(ぜ、絶対無理だ!!未来へ行ってもどこにも私の居場所なんてないんだ…)」
「(それくらいなら、昔へ行ってすごい発明とか株とか当てて大金持ちになろう。ヨシ)か、過去で」
「過去を選ぶとは! 何かやり直したいことがあるのか、それとも美しい思い出に触れたいのか…あなたの心には、強い想いがあるようですね。」
なんだか息切れしてきたぞ…!
《SAN値チェック2/4》
1d100<=22 【正気度ロール】 (1D100<=22) > 69 > 失敗
[ 琴野 心 ] SAN : 22 → 18
「(い、息切れしてきた。は、走ってないのに、なんで!?)あ、あと3問」
「(もしかして、未来のことなんて考えたから?)」
「続いて第八問!」
「さぁ、これは少々哲学的な問いになりますね。人は生まれながらにして善なのか、それとも悪なのか…?さあ、あなたの心はどちらの考えに傾いていますか?」
Q8:人間はどちらかというと「性善説」?「性悪説」?
①性善説
②性悪説
「(…今までいろんな人に会ってきた。いい人、悪い人…)みんな最初は無や悪なんだ。そこから人は成長するんだ。」
「なるほど、人間の本質は慎重に見るべきと?ふむ、あなたは現実を見据え、冷静な判断ができるお方のようですね。」
「続いて第九問!」
「さて、続いて少々重たい質問を…。もし選んだほうだけが生き残るとしたら”自分の命”と”大切な人の命”、どちらを選びますか?これは決して軽い選択ではありません。あなたの答えが、あなたという人間を映し出すことでしょう…。」
Q9:助けるなら?「自分の命」or「大切な人の命」
①自分の命
②大切な人の命
「(自分の命か…大切な人の命…。もし、おばあちゃんや妹が危ない目に見え合ってる時、私は助ける勇気があるのかな…)」
「(たぶん、むり。)」
「(…でも、妹やおばあちゃんが死んじゃうのは嫌だ。だから…)大切な人を助けるよ」
「おお、大切な人を選びましたか!あなたは他者への愛と献身を重んじる、深い優しさを持ったお方ですね。」
頭がくらくらとして体が重たい!何かが変だ!
《SAN値チェック2/4》
1d100<=18 【正気度ロール】 (1D100<=18) > 16 > 成功
[ 琴野 心 ] SAN : 18 → 16
「(うっ…なんだかクラクラしてきた…)」
なんだか先ほどから回答するたびにじわじわと疲れている気がする!
「…次が最後の質問となりますが……」
「……………」
「……ふふ、」
「どうやら疲れてきているようですね。」
ラフティーがくつくつと笑い始めた。
「っ…(でも、次で最後。頑張ろう)」
「……いやはや、見事に答えてくださいましたね。」
「…お気の毒に。実は今までの問いかけ、すべてあなたの生命力…言わばエネルギーを少しずつ頂くためのものだったんです!!」
突如スポットライトが赤く染まった。
ラフティーのテレビ画面の映像も赤く移り変わり、怪しげな笑みを浮かべる。
「ふふ、気づきませんでしたか? どうにもお疲れのご様子──ほら、体が重くなってきたでしょう?」
途端重圧が君を襲う!
体が重たく、息が苦しくなってきた───!
「うっ…は、はあ、あぁ…ぐっ」重圧に苦しむ
「では第十問!最後です!」
「あなたの命、いただいてもよろしいでしょうか?」
ラフティーが君に問いかけてくる。
答えようとしても体が重く、上手く口を開くことができない。
「回答しないのであれば…”YES”と捉えさせていただきます。」
「私は人の精神をエネルギーとして動いているのです…いやはや、貴方は運が悪いですね。」
ラフティーは笑顔で君に近づいてくる。
「さぁ、そのまま力を抜いて、安心してお休みなさい。あなたの命、ありがたく頂戴いたしますよ!!」
まずい!両足で立つことも難しくなってきた!
どうにかしなければ命を取られてしまいそうだ…!
「(うまく口が動かない…。なんとか、なんとかしないと!)」
その時。
突然照明が全て落ち、辺りが暗闇に包まれた。
「おやおや!? これは一体どういうことですか!?一体、誰がこの私の優雅なひとときを邪魔しているのです!?」
「……む? まさか、あなたは……!!」
「ふむ、どうやら少々”夢の世界”に没頭しすぎてしまったようですね。お邪魔するつもりはなかったのですが……これは、少々想定外ですよ……!」
ラフティーの焦った声が聞こえる。
「(な、なに!?)」
「悪いですが今日は巻かせていただきますね!」
ラフティーの声が遠のく。
辺りに轟音が鳴り響き始めた。
はっと眼前をみれば視界にノイズが走る。暗闇の向こう側。
”ナニカ”がいるのが君には見えた。
周囲に眩しいばかりに緑色の光が散らばる。
そこには自身の数倍、数十倍はある巨大な生物がいた。
タコに似た頭部をもち鱗に覆われたゴムのような体、大きなかぎ爪、そして背中からは細長い翼を生やしていた。
────化け物。その単語が脳内に浮かぶ。
自身の想像を超える悍ましくも巨大な存在は神と呼ぶのがふさわしかった。
コラジン(クトゥルフ)をみた探索者は《SAN値チェック 1d10/1d100》
※0以下になってもそのまま続ける
1d100<=16 【正気度ロール】 (1D100<=16) > 4 > 成功
1D10 (1D10) > 10
[ 琴野 心 ] SAN : 16 → 6
君は神と目が合う。
恐ろしい存在に自身の精神が強くどこかへと飛んでいくのがわかるだろう。
血の気が引き全身が震えた。
その時、目の前の巨体は自身の安眠を邪魔された怒りからか
鋭いかぎ爪を振り上げ、
この空間を切り裂いた!
「(ひっ!)」
切り裂かれた箇所から亀裂が入り
真っ暗だった世界に光が差し込む。
視界にノイズが入り始め、意識が鮮明になっていくのを感じた。
「な!とんでもないゲストですね!!困ったものです…!!」
「くくく…しかし、おかげでとんでもないエネルギー量を蓄えることができました!このまま逃げてしまいましょう…!」
目の前にはラフティーがいる。
どうやら君には気づいていないようだ。
足を引っかけることができそうだ!
「あいたっ!」
君が足を引っかければラフティーが転び頭を地面に打ち付ける。
その瞬間、ラフティーの体から緑の光が飛び出しあなたの体へと吸い込まれていった。
《SAN値をシナリオが始まる前まで戻す》
君は気が付く。
ラフティーを叩くと自分の体の疲れや痛みが治っていくことに…!
恐らくエネルギーとやらがラフティーから溢れているのだろう。
[ 琴野 心 ] SAN : 6 → 28
「(あ、疲れが…なんだか、身体が暖かい)」
「……あなた!、なぜ体が自由に動くように…!?」
「なるほど…!!あの方が来たことでエネルギーを取られすぎて、精神がこちら側に引き寄せられて干渉できるようになったんですね…!!」
「チッ………」
「ふ、ふふ…!おもしろい……!」
「しかし、ショーはもう終わりです!!!!」
ラフティーは頭のテレビを手で守るようにしながら逃げようとしている!
今後の事を考えて今叩きのめした方がいいかもしれない!
《POW*5》or《好きな戦闘技能》を一回振る!
※精神世界のためPOWでも殴れるイメージ
CC<=40 【POW】 (1D100<=40) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 1 > 1 > クリティカル
??????
「え、えい!」と、ポカンっと殴ろう
「あっちょっとまってくださ……」
「暴力はいけません!コメディーショーじゃなくなってしまいますよ!」
「番組終了!番組終了ですから!!」
転び上手く体勢が保てていないラフティーに向かって殴ることができる!
《10d2+10》を振る
※ダメージ値が最後SAN報酬になるため覚えておくこと
10d2+10 (10D2+10) >14[2,1,1,2,1,1,2,1,2,1]+10 > 24
「イテテテテ………」
「ああっ!せっかく集めたものが…!」
ラフティーを叩くと、君は取られたものが返ってくる気がする!
むしろ最初よりも元気になった気がすることだろう。
「(あ、暖かい。なんだか身体がじんわりとする)」
ラフティーはボロボロになりながらも配線とマイクを抱きしめ立ち上がる。
「ふ、ふ……今日はこの辺にしておいてあげましょう!」
「さぁ、皆さま!素晴らしいゲストと一緒に素敵な時間を過ごせましたね!…と、思いきや!とんだ飛び入りゲストが来て会場は大混乱!大変楽しいお時間ですが、なんと、今日はここでお別れ!皆様のおかげで、最高の夜でした。本当に本当に………!くそ、感謝の気持ちでいっぱいです!」
ラフティーが捲し立てるとどこからか拍手の音が巻き起こる。
「え、あ、ありがとうございました?ら、ラフティーさんもお疲れ様でした…」
「それでは!わたくしがホストのラフティー・ブロード!また次回お会いしましょう!」
ラフティーはそのまま電子の空間の闇へと消えていく。
それと同時、君の意識も遠のいた。
目が覚める。
そこは君が夜に眠りについた場所だった。
なんだか変な夢を見た気がする。拍手の音が陽気な音楽が未だに耳の奥に残っていた。ハイスピ―ドのテンションに疲れたが心なしか体が軽くなっていることに気が付いた。
思い切り殴ったからだろうか。少しの違和感と共に君は日常へと帰っていく。
「(なんだか…不思議な夢を見たような…)」
Call of Cthulhu
【クレイジー・ラフティーショー!】
SCENARIO CLEAR!
探索者生還にてシナリオ終了!
✦生還報酬
・生還した SAN回復1d5+5
・ラフティーを殴った時に出したダメージ分、SAN回復
※大量に回復するのが嫌であれば受け取り拒否してもいい
※これは探索者の元々のSAN上限を超えることはできない。
(POW*5の値を超えての回復は不可。元々のSAN上限が低く上限超えて回復することを目的としている場合はその限りではない)