ゆこりんさんの日記 「先日のガランサス」

ゆこりん
ゆこりん日記

2019/11/10 14:06

[web全体で公開]
😶 先日のガランサス
医療ディストピア×正体隠匿×ジュヴナイル
Juvenile SF RPG luxury sleeper train Galanthus

思春期の揺れ動く感情をシステム化した感情カードシステム。
思い出が自分の運命を変える思い出カード&後日談システム。
港町ニルヴァスから医療都市エルウェシーへの豪華寝台特急の修学旅行。
15歳の少年少女の最期の思い出と輝かしい未来が交錯する2泊3日の旅路。
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オフでよく遊んでくださっている子たちと。
以前イエサブさんで見かけて購入したものの、るるぶを読んでもGMできるほどには理解できなくて。
一度PLしてから、と思いながら数か月がたった頃、友人が回してくれることになりました。
とは言っても全員未プレイなので、ルルブ読みながら手探りでではありました。

4つの境遇があって、それを好きに選びます。
「難民孤児」
「特待生」
「移植待機者」
「末期患者」
立場の違う人たちが自分の境遇を隠して交流をします。
そして、その旅が終わった時に今後どうなるか…という物語をみんなで作るゲームです。

…ゲーム?人によってはゲームとは呼べないと思うかもしれません。
行為判定はないし、クライマックス戦闘はないし。
とにかくRPをして、みんなで物語を作るというシステムです。
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とりあえずやってみるかーって感じで集まりました。
事前にGMにどの境遇を選ぶか伝えておきます。
それを隠して交流するわけですが、普段は基本的にインセインで遊ぶことが多いメンバーです。
そのため、みんな必要以上に隠す隠す…
実際やってみて、そこまで隠さなくてもいいのかなぁ?とは思いました。
PLは気付いててPCは知らない、みたいな。

わたしは「特待生」を選びました。
こういうシステムだと、みんな悲しい境遇選びたがるかなって思って。
…読みが外れましたね。
まさかの全員特待生www
一人は特待生やりそうな子がいたんだけど、もう一人はほぼ確実に移植待機者か末期患者だと思ったんだ。
ちなみにわたしは戦争孤児だと思われてたw


性別はみんなのを見て決めまーす!
って当日聞いたら男女各1。
しょうがないので中間をとってオネエにしました。
身長ダイス振ったら181センチ。
その身長でかわいい見た目は辛いので、見た目は普通の男子に。
言動だけオネエということになりました。

一緒に旅をしてくれたのは、小生意気なリリィちゃんとおとなしいメリッサ君。
二人とも背が小さくてRPが可愛いので、ノア(わたしです)は保護者的なRPをしてしまいました…15歳とは。

わたしは基本いいオネエでした。
オネエって面倒見がいいイメージがあるんですよね、わたし的に。
身体の小さいメリッサがあまり食べられないというと、「…しょうがないわね。こっちに入れなさい」って言ってみたり。
割と「あーもう!大丈夫だから!」って励ましたり、喧嘩した二人を仲直りさせようと動いたりする役回りでした。

設定を何も積まずに行ったので、その場でにょきにょきはやしていきました。

・いいとこの坊ちゃん。
・だが、気が弱くて優しい子だったので、長男にも関わらず両親からはいらない子扱いされていた。
・弟妹からは慕われていたため、面倒見がいい。
・病気や争いのない世界を望んており、そのために医療都市の学校へと入学する。
・人間は好きだが、人と深くかかわることは苦手。特に自分に対して深入りされたくない。
・「オネエ」という言動でバリアを貼り、自分の本性を隠すことに成功。
・「いいやつだけど変人」という評価の中でマイペースに生活するが、修学旅行で出会った二人に対して情がわく。

という設定を自分の中でこっそり持ちつつRPしていきました。
そして最後にノアかメリッサどちらかが死ななければならないというシチュに。
わたしは「ノア死にたいです」(メリッサは末期患者あたりだろう?僕の臓器を移植して生き残るんだ…!)
メリッサは「どっちでもいいかな…」(ノア死んでほしくないなぁ…あ、でもそう思うってことは、ノアが死んだら死んだでRP的においしいのでは…!)
それぞれの思惑が交錯して、わたしが死亡権を勝ち取りました。イエーイ。


そして後日談。
ここでメリッサとノアはお互いの境遇を知ります。
「……特待生?」

わたしとしては予定していたプランではなかったため、焦る焦る。
だけど、メリッサの子がとてもうまくまとめてくださって。
リリィの子との掛け合いもあって、とてもきれいにまとまりました。
張ったつもりもなかった伏線も回収されてましたし!
メリッサがきれいに闇落ちしてくれたので、見ててとても楽しかった!

1日目に
「人は死んだらお星さまになるんだよ」って言ったメリッサに
「そんなことあるわけないじゃない。人は死んだら終わりよ」って現実的なことを言うリリィ。
実際にノアが死んだときに、考えが逆になったのが見てて本当に楽しかった。
そして「治療」ではなくて「蘇生」に興味を持ち、どんどん狂っていくメリッサ。
目の前で死んだ友人を庇うことも治すことも、狂っていく友人を止めることもできず、正気を失うこともできないリリィ。
(ノアはメリッサをかばって死んだというシチュエーションでした)
そんなエモい後日談を見せていただけて、わたしは気持ちよく死んだ甲斐がありました。

こうなんていうかね、ノア死亡後の二人のやりとりが、まるで自分の死後を見てるみたいで。
ノアの死を悲しんで大泣きしているRPなんてされると、「ええんやで、気にせんでええ」って言いたくなるのに死人に口なしだから言えなくて代わりに泣きそうになりました。
リアルゆこりんが死ぬ日が来たら、こんな風に見てみたいなぁ。
…悲しんでもらえなかったり、逆に喜ばれたりしたら別の意味で泣くがw

リリィと、メリッサと。案内役のエイルと。
何度も遊んで気心しれてるメンバーでのRP支援型TRPGはとても楽しいものです。
次のフラグは立ててはこなかったけれど、またタイミング合わせて遊べたら嬉しいなぁ。
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初めてのオネエはとても楽しかった!
オカマは女のわたしがやってもただのキャバ嬢RPにしかならなかったが、オネエはまたちょっと違う感じにやれたと思う。
いいオネエというのはとてもやりやすいので、どこかで使えそうなところがあったら別システムにコンバートしてノアくん使いたいな。
どう見てもアラフォーオネエにしかならなかったので、ガランサスでの再使用は難しいかな…
(モデルにしているのがミッツさんだったりマツコさんだったりなので、しょうがないですね…!)



長くなりましたが、ガランサスのプレイレポでした。
来年入ったらどこかしらで時間を作って回したいなって思います。
今年はもう時間がない…
ご興味をお持ちくださった方がいらっしゃったら嬉しいです。
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