つぎのさんの日記 「伝わったメッセージが伝えたメッセージ」

つぎの
つぎの日記

2021/08/31 19:02

[web全体で公開]
😶 伝わったメッセージが伝えたメッセージ
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)という表現がある。
*****
これは、あなたに相手を不快にさせるつもりが全くなかったとしても、「相手がそう受け取ったのなら、それはあなたがそう伝えたから」という意味だそうです。
曰く、そういったズレにより生じる「不和」の殆どは、悪気があってされているものではなく、だからこそ注意が必要なのだとか。


「相手がそう受け取ったのなら、それはあなたがそう伝えたから」
シビアな評価だと感じましたが、核心を突いているような気もするのです。

__連想して思いついたのは、言葉。
不思議なもので、一般的に使われている言葉でさえ、人によって意味が異なることがしばしばあります。
特に感情表現だとそれが顕著な感じ……。結局、私たちが言葉を使って表現しているのは「感情表現の擬似値」に過ぎないのかな、と。そういう意味で、言葉は大なり小なり誤差を孕んでいるのだと思います。

例えば、「---机の上にひとつのティーカップがある。」と描写を受けた場面があるとします。
その時 瞬間的に思い浮かべたイメージ(光景)というのは、恐らく人によって様々でしょう。
ティーカップはどんな形状でどんな模様がついているのか? 大きさはどうだろう? 使用感は? 中身は入っているだろうか? そもそもカップの載っている机はどのような見た目なのだろう?
……………
………
…
因みに私は、「黒い卓袱台(机)にのった、古ぼけた白と青の縦縞模様のある湯呑み(*私にとって湯呑みはティーカップだ)で、冷めた番茶が入っている光景」を思い浮かべたのだけど………。
きっと、私とは違う光景を思い浮かべた人も多いに違いないっ!()


__言葉には『ズレ』がある。
それは個人個人が、言葉ひとつひとつに無意識に紐付けたバックボーンが違うから。
今まで培ってきた経験や価値観は、一人一人違う……。

違いがあるからズレが生じて…ズレが悪い方向を向くと「不和」になってしまう…。
不和はなかなか厄介さん。不快にさせられた側も、そのつもりがなかった不快にさせた側も。
解決策としては、「伝え方を工夫して未然に防ぐないし発生回数を減らす(よう努める)」か「生じた差異を後からフォロー(補足)する」しかないのかもしれませんね……。


その一方で、殊TRPGにおいては、
その伝達の『ズレ』や『誤差』を逆手に楽しんでいるような面があると(勝手に)思っています。

「えっ嘘やろ?」「なぁんでそーなるのーーー!ww」と呟きたくなってしまうような『ズレ』自体をお互いに笑う。
それによって生えた設定。想定外のルート。
誤差を楽しむ。言葉の上滑りを楽しむ。
ズレちゃ困るようなところ(共通の認識が欲しい場面)では、詳細描写や補足が入るシーンはあるけれども……。

違うを楽しむあそび。
ズレに自由度が残されているあそび。
ちょっとおもしろいなあと思う夜でした。
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