狂瀾怒涛チャイナ幼女朱朱さんの日記 「シティシナリオについて(SW2.5雑記」

狂瀾怒涛チャイナ幼女朱朱
狂瀾怒涛チャイナ幼女朱朱日記

2021/10/17 19:25

[web全体で公開]
😶 シティシナリオについて(SW2.5雑記
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)ありがたい事に、シティシナリオを褒めていただく機会が増えた。ソドワ民は優しい(一部除く)。
のでシティシナリオ関係を書いてく。誰かの役に立てれば幸い
前やった似たような日記はこれ→ https://trpgsession.com/sp/comment-detail.php?c=trpgyaritai4&i=trpgyaritai4_163205525474

今回は友達から質問があった、情報収集関係を考えていきたい。どうなるかは分からん。

◆シティアドでの情報収集◆
情報収集はシティアドの華。
シャドウランとかでも情報収集で走り回ってるシーンが一番好き(自分語り)。
で、シナリオとしてもシティらしさを出す目玉的なあれなので、シナリオ作成時は考える事が多い。
以前の日記で書いたのは「一本道のダンジョンシナリオにしてまえ!」という奴だったけど、今回はちょっと難しい事を考えたい。
手法をどう表現するかを考える時点で難しい。
今朝の卓で、これまた友達が面白い表現を作ってくれたのでそれに乗っかる。

『情報収集=多部位モンスター説』

朱朱は多部位モンスター嫌い。ややこしいからGMの時は使いたくない(自分語り)
多部位モンスターは、『攻撃障害』でどっかの部位を破壊しないとコア部位攻撃できなかったり、そもそもコア部位がいくつもあったり、常時効果を直接攻撃できない奴が居たり、って感じで、難しい。
これをシティシナリオに置き換えてみる

『攻撃障害=他の部位(情報)を手に入れてからじゃないと破壊できない(わからない)』情報
『いくつものコア部位=いくつも破壊(調べ)ないと倒せない(わからない)』情報
『常時効果=部位が破壊(調べられる)まで効果が発生する、厄介な事件や謎』情報

分かりにくいかもしれん。
要するに、情報に「段階」を持ち込む考え方。

GM:殺人犯探して!
PL:わかんねぇ!どこでやられた?調べてみよう
GM:事件現場が守りの剣も無いようなスラムだと分かる
PL:じゃあ蛮族とか盗賊ギルドかな、犯人の姿とかは?
GM:聞き込みに行けば分かるよ
PL:じゃあ行って聞きこむ。教えて!
GM:捕まえた浮浪者は『首の無い騎士だった!』と言うよ
PL:……デュラハンか!!

って感じ。
『殺人犯=デュラハン』というだけの謎だけど、それに気づくまでに『場所』→『目撃情報の聞き込み』という段階を踏んでいる。
無理やりさっきのモンスター説に入れると
『殺人犯の正体』がコア部位、残り二つは攻撃障害持ちの部位、って感じ。
これだけだとあっさりなので、シティっぽいフレーバーを入れていく

導入:友人が不審死してしまったから調べて!という依頼人からの依頼
↓
不審死を調べると、スラムでデュラハンにやられていた事が分かる
↓
デュラハンは『死の宣告』という、指を差した相手を1年後にやっちゃう特徴があると分かる
(まもちき失敗してたら、なんか魔法使いギルドとかで教えてもらう)
↓
不審死した友人は死の宣告を受けていた!
なんなら一年前まで一緒に冒険者やってた依頼人さんも受けていた!
↓
依頼人を護衛して、街中でデュラハン登場!クライマックスバトル!

というシナリオになって。
情報収集の演出を「浮浪者は『情報っつったってなぁ、ほら、酒でもありゃ思い出すんですが』と指でガメルマークを作る」とか「街の衛兵は酔っ払いの仕業だと取り合ってくれないんだ!」とか入れると、シティっぽい気がする。
気がしてきたら完成。
「情報収集を段階式にする」と、それをそのままシナリオに出来るのがこれの良い所。
上記のデュラハンシナリオを情報で解体すると

『犯人を捜せ!』
 >殺害現場を調べる
 >聞き込みする
 >首なしの騎士だって?まもちきか、詳しそうな人に聞いてみよう!
 『犯人はデュラハンだと分かった!』
  >デュラハンの特徴からして、被害者は一年前に呪われてたみたい!
  >呪われた時の事を調べる
  『被害者は呪われていた!なんなら依頼人も!』
  『デュラハンは依頼人の前に現れるらしい!捕まえる/倒すならそこだ!』
   >依頼人を説得して護衛しよう!無視して見捨ててもいいぞ
   >心優しい冒険者は呪いの主、デュラハンを倒すのだ!!

という段階の情報収集になっている。
シティっぽい気がする。
これもうシティでいいんじゃないかな。
とりあえず、『事件の真相』へ至る過程を調査する感じで情報収集してもらうと、それっぽくて良さそう。
良くない?
良い気がしたのでこの話は終わり。

◆情報収集のプレイ方法◆
でも聞かれたのは違う事なんだ。
情報収集するのは良い。で、それを『どんな風に』やるんだ?という話。
シティシナリオは良くも悪くも行ける所が多い。
町長の家、領主の屋敷、衛兵の詰め所、魔術師ギルド、遺跡ギルド、冒険者ギルド、その他もろもろ。
冒険者は時々突飛な行動に出て、GMの頭を煮る事がある。分かる。楽しいからね。
でも、GMはその行く先々の情報を考えなきゃいけないと思うと、つらみ。
つらいので手抜きします。

情報収集で必要なのは、PL、PCが『何を調べればいいのか?』が分かっている事。
さっきのデュラハン事件で言うと、『不審死した!殺人犯を探さないと!』という感じの事件なので、『犯人を捜す』という情報収集が必要だと分かる。
他にはなにか届け物するなら『届ける相手の居場所を調べる』とか、宝石が盗まれたなら『盗人を探す』だとか。
PCが何を調べたいか、というのが重要。
この点を抑えて置けば、行く先々で個別に情報を作らなくてすむ。

情報収集の手段はいっぱいある。
知り合いに聞く、衛兵の詰め所に行く、図書館を漁る。とかそんな。
場所と手段はいっぱいあるけど、『調べる事』は同じなのがポイント。
知り合いに聞いても、衛兵に聞いても、『調べる事』さえ分かればいいのだ。

GM:マイケル少年が誘拐されたので、皆さんに探してほしいみたいだ。
PLA:どんな状況で誘拐されたのか調べてみよう。どんな方法が良いかな。
PLB:衛兵とか、少年が最後に向かった場所……今回は市場だから、そこの人に聞きこむとか
PLC:キルヒア様なら何でもお見通しよ!図書館に行くわ!
GM:OK。じゃあ衛兵に聞きこむなら、一般技能の《兵士》などの技能を使って聞き込み、市場の人だったら、なんかそれっぽい判定か、お金で情報が買えることにしよう。
  マイケル少年の誘拐は昨日の事だから、図書館には記載が無いよ
PLC:残念。じゃあ神殿のお友達に聞こうかしら。
PLA・B・C:判定した!
GM:では、市場の人はマイケル少年が馬車に乗ったのを見たらしい。衛兵も怪しい馬車を目撃しているね
  神殿の友人も、市場でマイケル少年が馬車に乗ったのを見たらしいよ。
PLA:なるほど、じゃあ今度はその馬車を調べてみよう。

今回は三か所で調べる感じになった。神殿、衛兵、市場とファンタジーなシティで楽しいね。
けれど、返って来た情報はひとつだけ。
「マイケル少年は怪しい馬車に乗って姿を消した」という情報を、言い方を変えて三回繰り返した。
ずるっぽいけど有効な手段だと思う。
PLからすれば「複数の視点から同じ情報!この情報は確実らしい」となる、筈。
何人も同じ情報を調べる訳だから、情報が手に入らなくて詰んだ、という事も無くて良い。

こんな感じで、多種多様な調べ方に対し、答えを一つに絞っておくことで、GMの負担が減る場合がある。

ここから先は馬車を調べるために、また関所とか運送業者とかを当たるかもしれないけど、そこはまぁシナリオ次第なのでなんとも。
とりあえず、『情報を単純化する』というのは有効な手で、逆にこんな使い方もある。

GM:皆さんには、山賊のアジトを探してもらいたい!調べる方法は任せるよ

と言うのだ。
「●●を調べてほしい!」と言えば、『何を調べればいいのか?』が分かりやすい。
その上で、どんな調べ方が来ても、大体さっきと同じ手で返せる。
PLは探す手段を考えるのが楽しいのでハッピー。GMは捜査の描写をPLに投げられるのでハッピー。
判定の出目が悪く無ければ、良い感じにさっき用意した、「どこでも分かる情報」を渡せばよい。
ただ、この手法は以下のような出来事を生む事がある。

PL:調べる方法っつったって、手がかりがなぁ

聞き込みだとか色々手段はあるけど、やっぱり自由となると迷ってしまう人は居る。
CoCなどでは、この辺を明言しなかったがためにプレイ時間が二時間程伸びた卓もあるのだ。
そんな時のために、GMは調べる場所の予想を……少なくとも一つは……事前に考えておくと良い。
直接GMからヒントを渡すのはメタいが、その時はNPCを使おう

GM:ギルドマスターは、山賊の事だったら山に入る猟師に聞けば何か分かるんじゃないか?と、知り合いの猟師を教えてくれるよ。
PL:お、じゃあそいつに聞いてみよう

放浪者の場合は知らん。良い感じのを考えよう。
ヒントを渡すのは悪い事じゃない。むしろ卓の進行を助ける。
私の場合は「調べられそうな場所は三つ。貴族のサロン、酒の卸業者、盗賊ギルドだね」などと調べる場所まで言う事も多い。
PLもPCも、何をすればいいのかがチンプンカンプン、という状況が一番ストレスになるのだ。

大体こんな感じか。
以下は、朱朱が以前言った事のあるてきとーなシティ台詞を記しておく。

「じゃあなんか聞き込みで。お好きな技能+精神力Bでどぞー」
 >これに対し、イケメン執事のPCは貴族のマダムに聞き込み、神官は傷を負ったスラムの人を治療して聞き込み、などと個性豊かな情報収集を返してくれた。
「とりあえずそいつ倒せばいいんだよぉ!」
 >分かりやすい
「アンヤーク男爵はにこやかに手を差し伸べます」
 >名前でぶっちゃけるのは楽だし、名前も憶えやすい。

他、なんか「こうしたらいいよ!」「うちはこうしたなぁ」とか、コメントしたら誰か読むかもしれません。
誰かの参考になれれば幸いです
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