Adamさんがいいね!した日記/コメント

Adamさんがいいね!した日記/コメントの一覧です。

より
より日記

2020/10/02 01:22

[web全体で公開]
😶 壊胎 後日譚(ネタバレあり)
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)こら。淡々とした声は左隣から。
振り向くよりも先に、こめかみに冷たいものを当てられる方が早かった。
なんともいえない重量のそれは、そのまま桃の手に渡る。自分がいつも飲んでいる、紅茶のペットボトルだ。
お礼の言葉は隣からの「駐車場混んでるから」の一言に遮られてしまった。

隣へ向けていた視線を改めて目の前に。正面、ガラスの向こうから外を見ると、そこはいつの間にか人と車で溢れかえっていた。
大型ショッピングモールの駐車場なだけあって、いくらでもスペースがあるなぁと思いながら人待ちをしていたのはつい先程だったはずなのに、と首を傾げる。
しかし、よくよく考えると隣の人が戻ってきたタイミングだってわかっていない。時間が狂っていたのは、おそらく周囲じゃなくて自分の方。
とにかく急いでこの場から離れるべく、桃はハンドルに手を伸ばす。
慌てたその様子をずっと見ていたらしい隣の人、自分が誰よりも尊敬するその人は、可笑しそうな笑い声を遠慮なく零してきた。


最近、やたらと子ども、中でも乳幼児ばかりを意識していることには気が付いている。
私物の手帳に挟まれている出所の不明な写真とメモ、それが自身の行動の原因だということも。
どちらも、数週間前に自分の前に現れたものだ。
写真には母娘と思われる姿が、メモには覚えのない名前らしき文字列があった。
そこに映る人達も、まるで自分がやるように雑に千切られた紙に書かれた名前にも、心当たりはない。
なのに、客観的に見れば怪しいはずのソレを、桃は捨て置けずに持ち歩いている。
もう何度も何度も目で指で追ってしまって、名前も顔も覚えていても関係ない。どうにも陳腐な言い方しか浮かばないけれど、ソレはある種の『お守り』になっていた。
不思議だけれど、不快ではない。恐怖ではない。むしろ逆に、なんだか温かいのだ。

物言わぬ薄っぺらなソレに、言葉をかけた回数はどの程度になっただろう。
一体どこの誰なのか。自分との関係は何なのか。まずは浮かぶ単純な疑問から。
きっとここに書かれた名前はあなた達親子のものじゃないでしょう。わからないけど。ただの勘だけど。
そんな根拠のない推理まで。
音にしたのも、しなかったものも合わせたら、おそらく両手の指では足りない。
そして、得られた答えの数は未だにゼロのままだ。


「似ていた?」

唐突にと問われたのは、車を走らせてから暫くした頃だった。
赤色の信号を見つめながらいいえーと呑気な声を返したところで、だろうね、とこれまた淡々とした声が届く。
助手席に座るその人にだけは、心当たりのないメモと写真のことを話していた。手に入れた経緯も、自身の中に抱くな気持も全て、だ。
盛大にばら撒いてしまった荷物の中から出てきたソレに食いつかれた、というのがきっかけだったけれど、いずれは全て話していただろうと思う。
ひとりで溜め込むことも、抱いている何かを隠すのも向いていない自分と、一番多く時間を共有しているのがこの人なのだ。

「別に、探してるわけじゃないんですよー」

己の言葉に嘘は無い。一向に得られない答えが欲しくないわけではないけれど、今はその時じゃないのだろう。
時が来たら──例えば、今の道を突き進んで誰の耳にも届くような存在になれたら。
根拠のない話だった。それでも、確証なんてなくとも、それが一番の近道なのだと、自分の中の何かが告げてくるのだ。

「私は、私が選んだこの道を精一杯走り抜けるだけなんで!」

答えを求めるのではなく探すのではなく。自分のやるべきことをやっていれば、きっといつか。

そう笑う桃の言葉を、隣の人は否定も肯定もしない。応援もないが、笑い飛ばすこともしない。
明日からもいつも通り厳しく指導してくれるだけだ。そんな人だからこそ、桃はこの人について行くと決めている。

この人のことも紹介させてね。写真の誰か、紙に書かれた名を持つ誰かに、そう呼びかけながらアクセルを踏み込んだ。




───────────────

壊胎 後日譚でした。

道を違えて、全て覚えていない子の後日譚なのでどう書こうか迷ったのですが、このくらいの『予感』はあればいいなと思いまして。
本人として覚えている『選んだ』記憶は1度だけです。
自然と思い出すような奇跡は無い気がしているので(そんな生易しい処置じゃないと思っている)、再会しても初めましてなんだろうとは思いますが
また逢えたらそこから始まるものはある。と、いいなぁ。


セッションの感想は本当「楽しかった」ばかりになってしまうのですが、楽しくなりすぎて(キックのクリティカル出した後とか)冷静な思考を忘れたことについては何度でも謝りたい。
冷たい海、ということは念頭にあったのに殺したらマズイの方を忘れる体たらく…見学席のパパ応援は今思い出しても申し訳なさと面白さに挟まれます。
なんであんなにキックばかりクリティカルしたんだろう……初手キックがクリティカルになった時からこの運命は始まっていたのでしょう。(なおファンブル)
探索については図からわかるヒント、というものを随分取りこぼして、行ったり来たりを繰り返した珍道中だったなぁ…と。
視覚情報からの情報収集、今後はもっと頑張りたいです。

あとは、本当に余談というか、私の中にあるだけのふんわりした設定の話を少し。
桃の師匠の性別は決めて居ませんでしたが、イメージしていた雰囲気は小沢さんに近いものがあり、エンディングのやりとりを見て少し驚いてました。
もしあの時、彼女がついていく選択をしたら小沢さんに師匠の面影を見て懐かしむのかな……みたいなifを考えたり。
まあ夢に向かって一直線で、その夢が両親を割と力技で説得してまで目指したもので、桃の性格は“頑固”なので。
彼女の性格をその言葉で表した時点で、道は決まっていたんだろうなと思います。

改めまして、KP Kadenaさん、PLないあさん、ありがとうございました!

後日譚、書きたいのがあと3本……頑張ろう
いいね! 12
りちゃ
りちゃ日記

2020/09/27 18:59

[web全体で公開]
😶 腕に刻まれる死 それから

ある日の夕方、わたしは自室で大学のレポートを仕上げていた。

あらかた書き終えて思い切り伸びをすると、肩がぽきりと鳴った。
思わず、あ、と小さく声を漏らして、そのままゆっくりと腕を下す。
異常がないことを確かめると、ため息をついて背もたれに倒れこんだ。

お医者さんはもう何ともないと全て表示する
ある日の夕方、わたしは自室で大学のレポートを仕上げていた。

あらかた書き終えて思い切り伸びをすると、肩がぽきりと鳴った。
思わず、あ、と小さく声を漏らして、そのままゆっくりと腕を下す。
異常がないことを確かめると、ため息をついて背もたれに倒れこんだ。

お医者さんはもう何ともないと言ってくれたけれど、体中がこわばるようなあの感覚はまだありありとした恐怖としてこびりついていた。


手首を返して腕時計を見ると、秒針がかちこちと時を刻んでいる。

同時に、その下の皮膚越しに血管が同じリズムで脈打つのを感じる。
次第に紅い血潮が次第に熱を帯び、どろどろと蠢くような錯覚を覚えた。

目が、霞む。
脈動が、早まる。

イメージが視界いっぱいに広がっていく。
そして冷えて固まったところからぷつりぷつりと人の顔が浮かんできて、口々にわたしを攻め立ててきた。

お前のせいだ、きっとうまくいかない、どうして助けてくれなかったの、楽にしてくれ、許さない。
ぞろり、ぞろりと腕から這い上る恐怖に顔を伏せそうになる。


と、部屋のドアがノックされる音がしてわたしは椅子から立ち上がった。
ドアをあけた母さんが、夕飯出来たからそろそろ降りてきなさいと声をかけてくる。
わたしは振り返らないまま、わかったすぐ行くよと答えた。

冷や汗が一筋、背中を伝っていく。
ひとつ、ふたつ、みっつ…。ゆっくりと数を数えながら深く息を吸って吐く。
それから、ぱん、と両手で頬を叩いた。
頬がじんわりと熱くなって、段々と気持ちが落ち着いていくのを感じた。


夕飯の食卓を囲みながら、父さんと母さんといつものように他愛のない話をした。
大学の話や、父さんの新しい赴任先の話、料理の味付けの話や、最近よく連絡を取るようになった年下の女の子の話。

物静かな父さんとハキハキした母さん、芯の強い父さんと心配性な母さん。
二人のやり取りを見ていると、ぴったりはまったパズルのピースみたいに感じたし、わたしはこの二人の娘なんだなとも感じた。
そうして三人で食卓を囲んでいられることの運の良さを噛みしめた。

おかわりいるでしょ?と手を出され、ごめんなさい、と言いかけて、ありがとうと茶碗を差し出した。


父さんにも母さんにもまだ言っていないけれど、わたしは大学を出たら父さんの働く研究所への就職を目指すことに決めた。
まだ未熟なわたしだけれど、忘れたお弁当を届ける以外にもこの幸福な食卓のためにできることがある気がしたから。

この腕に伝わるものはもう、死に向けて刻まれる印だけではないのだから。


ーーーーーーーー
先日、Adam様キーパーで内山靖二郎様作の「腕に刻まれる死」に、電子工学科2年生、音無 依子(おとなし よりこ)で参加させていただきました。

ずっといつかは行きたいシナリオランキング上位だった腕に刻まれる死にやっとやっと参加することができました。SeRA研究所を訪ねる理由にせっかくなのでと職員の父親に会いに行くをチョイスしたのですが、キーパーのAdamさんがにょきにょきとキャラの名前とグラをはやしてくださいまして、それがまたイメージぴったりで。それもあって、思い入れたっぷりに演じることができて大、大満足でした。また、とあるシーンでの100ファンは見学席大絶賛だったみたいで、そちらは当時の絶望感との温度差にいまだに落ち着かない気持ちです(笑)

というわけで後日譚妄想です。
ごめんなさいが口癖の依子だったのですが、色んな人にわがままを受け止めてもらったり、はっぱをかけられたりと克服していってくれたと思います。探索メンバーが揃って長身だったのでコンプレックスだった身長のことを気にしなくて良かったのもよかったかなあ。最後の言葉はあれでよかったのか、とも悩みましたし悩んでますけど、ともあれひとつの答えとして心に刻んでいきたいと思います。

改めまして、Syeruさん、ネズミさん、カニまろさん、キーパーのAdamさん楽しい時間をありがとうございました。シナリオ製作者様の内山靖二郎様にも感謝です。
またよければ一緒に遊んでください。
いいね! 10
より
より日記

2020/09/16 19:54

[web全体で公開]
😶 振り返り+α
セッションの振り返りが追いつかない。
正確に書くと後日譚を書くのが追いつかないので、ネタバレにならない程度にまとめて振り返りやらなにやら書いておこうと思います。
色々とあったセッションばかりだったので、りあえず記録には残しておきたいようなことばかりだったので。
後日譚は後から書けたらいいな…
全て表示するセッションの振り返りが追いつかない。
正確に書くと後日譚を書くのが追いつかないので、ネタバレにならない程度にまとめて振り返りやらなにやら書いておこうと思います。
色々とあったセッションばかりだったので、りあえず記録には残しておきたいようなことばかりだったので。
後日譚は後から書けたらいいな…


【壊胎】
クトゥルフTRPGってなんでもできる!楽しい!!って改めて思わせてくれたシナリオでした。
もちろん、ルールやマナーやモラルを守った上での“なんでも”ですよ。

荒ぶる出目が色々とアレだったのは置いておくとしても、とりあえず途中色々なことを忘れてハイになったのは反省すべき点。
そんな反省点もありつつ、最後までとことん楽しくやれたシナリオで面白かったです。
技能も成長したし、SAN値も安定しているのでまたどこかで元気に探索させたいのですが、女の子のRPがあまり慣れないので今後の課題として頑張ろうと思います。
桃ちゃん、客観視して好きな子になってるんですけど、RPするのは自分である。
なおPCを作る時に考えていた彼女と中の人(私)との共通点は、夢中になったものからブレない、というところと、計画的だけどその計画が突拍子もない、です。

KP Kadenaさん、PLないあさん、ありがとうございました!傀逅をやるのも楽しみにしています。


【クレイジーガーデン】
他のセッションのアフトで未通過だという話をしていたら、回していただけることになり…ご厚意に甘えました。大変感謝しています!
リドル系というわけではないと思うんですけどけど(……多分?このあたりの線引きがわからない)、リアル脱出ゲームやったような気持ちにもなったクローズドシナリオでした。
単純に解説で「あっ!!!」ってなったからかもしれない(一時期リアル脱出ゲームばかりやってた頃、何度も「あ!」「それか~~!」って言ってた人)
あ、ちゃんと無事に生還してます!

探索やら脱出方法を考えるのが楽しいのシナリオで、身内で回してみたいなと思いました。
他の人はどう考えてどんな行動になるかなあとか、コレに気付くかなあとか考えるだけで楽しい。

余談ですが。
この日、見事にファンブラーの称号を得ました。わぁい……

この日記で振り返るPL参加セッションはあと1本なんですが、先日の日記に書いた『悪意と杭と鎖』『狼を養うは脚』含めた5回のセッションでほぼ100ファン出しているんですよね、私。
狼を~の時の記憶が曖昧なのでほぼ、と書きましたが…もしこの時も100ファンしてたら全てで100ファンしてることになりますねハハハ。
※なお、間違いなくファンブルはしている
でも、その分クリティカルも割と多いので!ダイスが荒ぶるだけで!!ファンブルばかりじゃないんで!!!

……収拾がつかなくなるので言い訳タイムはこの辺で終わります。

KP Adamさん、PL スペクトラムさん、氷雨雫さん、タキタニさん、一緒に遊んでいただきありがとうございました!


【知を孕む母よ】
一言でセッションの感想を言うのであれば……どうしてこうなった、に尽きる。
印象に残った場面を一言で表すなら、おそらく満場一致で『地獄絵図』だと思ってます。
シナリオに罪は無い!KPさんも悪くない!全ては出目が悪い!!!

……なんて勢いで書きましたが。
正直な話、あの地獄はめちゃくちゃ楽しかった……笑

“探索者全員(PC2人)が同時に一時的狂気と不定の狂気を発症”が決定した瞬間に爆笑してしまいました。
ちなみに自PC、不定を3つほど持ち帰ったので計4回発狂RPしたんですけど、楽しくて仕方がなかった……!
発狂したいなって思う気持ちがわかってしまった日。

無事に生還はしているんですが、SAN値がきっちり30減り、15くらいしか回復せずに30台になりました。
1回のセッションでこんなに減ったの初めてでしたね……本来はここまでSAN値が減るシナリオではない、はず……何が起きたんだ??

上記に書いたとおり、出目はたくさん荒ぶってたくさん成長してくれたので、どこかでSAN値回復チャンスを得てからもっと動かしていきたい所存です。

シナリオについての感想とはしては、構成というか、色んな要素のバランスが大変良いなぁと思いました。ネタバレになるから語れないんですけどNPCが好き…!かわいかった……
ちなみにこのシナリオは個人的に気になっていたものだったので、通貨出来て嬉しかったです。
このシナリオもいつか回してみたい。
KP じゃーがさん、PL パピーさん、ありがとうございました!



最近、やってみたいなあと思っていたり気になっているシナリオに参加させてもらうことも増えて嬉しい。
全く知らなかったシナリオで物凄く面白い!ってなるのも多いので、世の中には面白いシナリオで溢れているな…という陳腐な感想になってしまうんですけども、本当にどれも楽しい。凄い……
何故か、やればやるほど気になるシナリオも増えていく謎なのですが、リプレイとか見てしまったことによって涙を飲んだ回数も増えてきているのでそこは我慢してます。
最近特に気になるのは嗤う人間師と堕ちた先に在ったのはと沈没せしメアリーセレストあたりかなー。いずれ上手いこと縁があるといいな。


そんな感じでざっとした振り返り日記でした。
後日譚も書けるように頑張りたい。今週末~連休にかけてもセッション予定があるので、まずはそっちに集中ですが!
良いRP&無事生還できるように頑張ります。



*
ここから先は近況的なこととかちょっとだけ。(TRPG関係あったりなかったり)

先日、KPとして身内で『亡き猫を蘇らせる唯一の方法』というシナリオを回してきました。
1度まわしたことのあるシナリオを再び、というのもあってか前よりは上手くできた…気がするような…
割とリアルアイデアが必要なシナリオではあるのですが、PLやった友人が閃き特化型だったので思いつくまでの時間が短く、これにはKPとしてもにっこりでしたね。
ギミックが面白いとか物語として好き、の他に、この人はこういうの得意&好きそうだから……という理由でシナリオ選ぶのも楽しそうだなと思いました。


その翌日、先週末の話なのですが、久々の発熱で急遽セッションをキャンセルという体たらく……その節は申し訳ありませんでした。
1日でパッと下がった熱で頭痛程度の症状しかなかったんですし、コロナの心配はないと言われておりますが、今週いっぱいは在宅勤務命令が出たので念の為ガッツリ引き籠ってます。
調子乗って夜更かししていたらダメだなって思い知りました。
今週末には上記のとおり予定もあるので、二度とキャンセルなんてしないように体調管理はしっかりしたいですね。

季節の変わり目なので皆さまもお気をつけてください。
いいね! 16
より
より日記

2020/09/06 17:36

[web全体で公開]
😶 悪意と杭と鎖 感想
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)最近のセッションの記録が全然遺せていなかったので、少しずつ遡って感想とか後日譚を残していきたいなと思っています。
というわけで、まずは『悪意と杭と鎖』の感想を!
ネタバレは無いように書いたつもりですが、下の方のおまけの後味もアレなので一応閉じます。

どういう結果になったか、あの行動の言い訳とか、今まで通過したシナリオとかその他個人の背景的に色々とあるのですが、まあというのは所謂その探索者の人生だったということなので、どう行き着いても満足です。

単純に、PLとして一辺倒な考え方になってしまった、決め打ちしすぎてしまったのはダメだったなという反省点はありますが、すごい楽しかった!
とても良いシナリオで、他の人がをやってるのも見たいし、いつか身内で回してみたいなとも思いました。
リベンジ的な意味とはちょっと違うんですけど、記憶なくして他PCで行ったらまた違ったかな~とか暫く考えたりもしましたね。

探索についてのあれこれについては、まさかの医学100ファン2連続ばかりが目立っておりましたが
SAN値46で参加し「発狂ロール考えておいてくださいね」と言われていたにも関わらず、ほぼSANチェックを成功させてたりしたのもすごいと思うんですよね!
(何回やったか忘れましたが失敗したの2回くらい)
ちなみに発狂した時は妹の幻覚を見る気満々でした。あのお姉さんを妹と見誤って、必死に治そうとするRPしたかった……笑
いやまあ、100ファン2連続は普通に土下座ものなのですけどね。反省はしているが、今後やるかやらないかはダイスの女神に聞いてほしい。

その他にも出目が荒ぶりまくってKPさんに何度も「なんで!?」て言わせた卓でしたが、楽しくRPさせていただきました。
KPのAdamさん、PLのboxさん、じゃばさん、kadenaさんありがとうございました!

これは後日譚をあまり前面に出すものでもないかな、って思ったので……こう、ちょっと下に下げたところに“数年後”の岡橋圭の話を載せますね
後味がまっっったく良くないのと、今回のシナリオ以外の通過したシナリオのことを若干仄めかしている(どのシナリオかわからないようにはしているのでネタバレにはならないと思います)ので、ご注意で。



















なんだかこうやって出かけるのも久しぶりだね、と成長した彼女は笑う。
そうだっけ、と前を向いたままに答えれば、その態度が面白くないとでも言いたげに、そうだよ、と不満を一杯に含めた声が返ってきた。

気付いたらさっさと一人暮らししちゃうし。いつも忙しそうだし。気付いたらこんな車なんかも買っちゃって。
助手席の背凭れに寄りかかり、溜めていた不満を吐き出すその横顔には、幼い頃の面影が見えた気がした。
なんだ、寂しかったのと笑って、そんなんじゃないよと膨れる頬を横目に、もうひとつ笑みを零して。

もう寂しくないよ、と、口には出せただろうか。

「おねえちゃんね」
「うん?」
「むかし、あなたとおなじとしごろのこをころしてしまったの」

ハンドルに手をかけたまま、かつてを思い出して言葉をこぼす。
手をかけたのは、私ではなかったけれど。結果的に殺したのは私たち。生きている私たち。
もう顔も忘れてしまったその人の代わりに、私がやれば良かったなぁと思う。
だって、ぜんぜん。難しいことじゃなかったから。

え、と小さな声が落ちる、
二人だけの狭い空間に、冷えた空気が広がった。ああ、すこし、空調が強かったかな。

「それから、しばらくして、いまのあなたくらいのこを、ね」

銀色に光る鋭利なソレは、高潔だった。肉も骨もを無視して、深く深く潜り込ませてくれた彼女も、とてもとても高潔だったのだろう。
だから、あんなにあんなにあんなに、綺麗で。

あれをたくさん、見たくて。誰にも見つからないように何度も繰り返して。
ようやく、ようやく。ハンドルを握る手は、もう自分のものには思えなかった。

「……仕事で、何か……」

あったの、と続けた声は徐々に弱くなっていく。言葉を返すよりも、力をなくした四肢がダラリと投げ出される方が早い。
少し日に焼けた肌に、今日のために贈った白いワンピースはよく似合っていた。
きっと、赤も、よく映えるのだろう。

たのしみだね。
耳の奥でいくつもの笑い声が、そうだねと応えてくれた。
いいね! 10
よいなき
よいなき日記

2020/08/18 10:01

[web全体で公開]
😶 某密林通販で
クトゥルフ2010と2015が在庫ありになってたから脊髄反射で買ってしまいました。
水曜日に届く?明日?ほんと???
なんかもう楽しみすぎてわさわさしてきた!
いいね! 16
とまと/新規❓
とまと/新規❓日記

2020/08/15 16:54

[web全体で公開]
😆 初めてのオンセンKP
今日初めてのオンセンのKPを終えました。
参加してくださった皆様ありがとうございました。

反省点とか改善点とか色々ありますが、
取り敢えずめちゃくちゃ楽しかったです!
募集した時は、集まんないだろうなー的な気持ちで募集していたので、参加者が意外と早く決まって卓が立てられる嬉しい!となって全て表示する今日初めてのオンセンのKPを終えました。
参加してくださった皆様ありがとうございました。

反省点とか改善点とか色々ありますが、
取り敢えずめちゃくちゃ楽しかったです!
募集した時は、集まんないだろうなー的な気持ちで募集していたので、参加者が意外と早く決まって卓が立てられる嬉しい!となっておりました。
なので今日はその日の何倍も嬉しいと楽しいの気持ちで溢れております。
ココフォリアも可愛いと言ってくださって嬉しかった…!
画像いっぱい用意しておいてよかった!
でもルールとかに関しては分かりやすいように例を記載するようにしようと思います!
次立てるときも参加者の皆さんが最大限楽しんでいただけるようにしたいですね!

次は、参加したいと言ってくださった方がいらしたので、その方達にお声掛けして立てたいですね。でも、私が誘っていいのかなぁ…的な気持ちの方が強いのでちょっと勇気が出たときにお声掛けさせて頂きます。

おわり。
いいね! 25
とまと/新規❓
とまと/新規❓日記

2020/08/12 18:05

[web全体で公開]
😆 腕に刻まれる死 感想
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)とっても遅くなりましたが、
Adam様KPの元「腕に刻まれる死」に柚木園梓で参加、SAN0にしてまいりました~
一緒に参加してくださった ままままさん(柳沢 聡美) よいなきさん(山中 志渡) チキンさん(七瀬 野野)本当にありがとうございました!とっても楽しかったです!

TrueEnd行けなかったのは残念でしたが、個人的にとても美味しい美味しいと思いながらロストを迎えていましたね。ロストは親族探索者に味をつけてくれる言い隠し味なのです。
だからと言ってわざとロストを迎えるような行動とか発狂するような行動は嫌いです。頑張ってやることやってやり遂げてからのロストが好きです。

柚木園は体は残っているのでどこか精神病院に入院することになるのでしょうが、不定発狂精神科医の所か、やべーのを収容している精神病院のどちらかに入れておきましょう。あと発狂状態としてはAPP14以上の異性が皆旦那に見えるという事にしたので、息子にとっては色んな意味で拷問的状態になりました。





以下蛇足的後日談↓

ーー①ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「——————」

私の旦那様が私の目の前に立っている。

嬉しそうに顔に笑みを浮かべ、私の傍に寄ってきてくれた。
私が、■■さんの名前を呼び、頬を撫でていると泣き出してしまった。

どこか痛いのかな、悲しい顔して欲しくない。
零れ落ちそうになう涙を指で掬う。

「どこか痛いの?」

■■さんは少し、驚いた顔をしたと思うと、もっと涙を流してしまった。
目を擦って、涙を拭っている。
悲しいことがあったのかな、怖い事があったのかな、大丈夫、私はちゃんとここに居ますよ。
身体を抱きしめ背中を擦る。

「だいじょうぶ
さみしくないからね」

■■さんは、しばらくすると泣き止んだようで、体から離れていった。
何か、話しているようだが、うまく聞き取れない。

それでも、一緒に居られるだけで、私はとても幸せです。

ーー②ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
肩に誰かの手が触れ「お母さん」という言葉が聞こえた。

そちらに顔を向けると知らない女の子が私の顔を見ていた。
迷子かな。
「おかあさんをさがしているの?」

肩に触れた手が震えている。
不安で仕方がないみたい。■■さんにも聞いてみよう。
「■■さんは、このこのおかあさん、みた?
あれ、いない、■■さんどこ?」
■■さんの姿が見当たらない。
立ち上がり、辺りを探してみるが返事もないし姿も見えない。

後ろの方で声が聞こえた。
振り返ると女の子がしゃがんで肩を震わせていた。
泣いているの?きっと怖い事があったのだろう。
頭を撫でた。
女の子はこちらに視線を向けてくれた。

「お母さん」

迷子かな。
「おかあさんをさがしているの?」
お母さんの特徴について話してくれている様だが、何を言ってるのか上手く聞き取れない。
不安で仕方がない様子だった。

「きっとすぐみつかるよ」

ありきたりな言葉しか掛けられなかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いいね! 12
しゃけ
しゃけ日記

2020/08/12 01:07

[web全体で公開]
😶 はじめてのPL
やりたいやりたいと思いを募らせ、布教しようとしては失敗し、我慢すること3年目、とうとうこのサイトを知りPLをすることができました!!GMさんにはほんと感謝しかないです!キャラ自体身内のおさがりだったので今度は自分の子を作成して参加させてもらえたらなとおもいます。
ほんとうにありがとうございました!
いいね! 44
より
より日記

2020/08/06 20:18

[web全体で公開]
😶 腕に刻まれる死 後日譚
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)キーを打つ。白ばかりの画面に文字を埋める。
白と黒で描くのは、瞼に残る赤い光景。
想像力を駆使して行うはずのこの作業に割く労力が、いつもより少なく済む現状が妙に不思議だった。


現実離れしていた一連の出来事について、敢えて言葉を濁した理由に保身が含まれていたことは否定しない。
信用してもらえるに値する話とは思えず、共に解決を試みた人の中には一時的とはいえ狂気を抱いた様子を見せた者がいた。
自分も”そう”かと判断されることを避けたかったのだ。
手を動かさなきゃ仕事にならず、休んだところで保障があるわけでもない生業で食べているのもある。それに、何より、自分は今のこの仕事が好きなのだ。
「先生しばらく休みましょうか」なんて言われることを想像するのは、正直身震いするほど恐いことだった。
幸いにも意識を途絶えさせたまま病院に運び込まれた人間の、何も覚えていないという主張は信憑性が高かったらしい。それ以上の追及がなかったことに甘えたのである。

(……けれど)

決して、あれほどの犠牲を出した事件を、新聞の三面記事で済ますようなものにしたかったわけじゃなかった。

そう思ったところで、全ては後の祭り。事件に対する証言の少なさは、様々な立場のわが身が可愛いものにとっての追い風になったのだろう。
こちらにそのつもりがなかったとしても、結果的には悪手となった。導いてはいけない方への舵取りを手伝ったことになる。
そんなことばかりだなと思う己の脳裏に蘇るのは、粉々に砕かれた、赤くて温かい、誰かだった石像達。

気付くと、部屋の中には沈黙だけが満ちていた。
いけない、とひとつ呟きを落して、無意識に止めた手を再開させる。
無音の中に響くタイピングの音は酷く心地が良くて、靄のかかる脳内が少しずつ晴れていくようだった。

知らずと重ねてしまった罪を、永遠に胸に抱えて生きていくような優しい人間ではない自覚はある。それでも、明るみに出るべきものが葬られていくのを笑顔で見送るような真似もしたくなかった。
なら、自分ができるのは一体何か。


鋭意制作中の新作小説の舞台は、郊外に置かれた医療系の研究所。
前触れもなく発生する無差別バイオテロ。
事件の裏にあったのは、最愛の人の生を望んだ者の深く哀しい狂気に満ちた愛だった。


プロットを読んで「…いつもと少し傾向が違いますね」と言葉を選び抜いたコメントをくれた担当編集の明らかに強張った顔は、いくらか新鮮なものだったなあと思い出す。

どれほど小さな記事で扱われた事件であっても、当事者が周囲にいる場合の解像度は格段に上がるものだ。
余程鈍い人間でなければ連想するのは容易だろうし、気付けば長い付き合いとなったその人が愚鈍な人間であるはずがない。
それでも、あくまで『覚えていない』を貫いた自分の「インスピレーションが湧いたんです」という言葉に何も言わなかったのは、これまでの信頼関係に加え、自身があの研究所を紹介したという負い目もあったからだろう。
そういった、所謂“良心”というところを利用したのだろうと言われたら否定はしない。


思考が僅かに道を外しても、今度は音を途絶えさせることなく、好調な速度で白に黒を並べていく。
記憶に新しい光景に、虚構も混ぜて貼り付けていった。
あくまでフィクションとして書き上げる理由には、やはり保身も入るのだろう。
結局、自分には事件の記事を限りなく小さくさせた存在に真っ向から立ち向かう資格などは無い。
だから、そういう役目は、別の人に託すのだ。

エンターキーを打って改行。そこでまた少し手が止まる。
視線はモニターから天井へ。腕を組んで小さく唸った。
親の身を案じる者として呟く一言の候補が浮かんでは消え、浮かんでは消え、を繰り返す。
書いたことのないタイプの人を動かすのは大変だなと、小さく笑った。

物語の舞台は郊外の研究所。
事件は凄惨なバイオテロ。
立ち向かう主人公は、家族思いの雑誌記者。

結末にあるのは、もちろんハッピーエンドだ。


──────
腕に刻まれる死、後日譚でした。

シナリオ終了後でお話していた某PCの将来的なものを勝手に混ぜちゃったのですが、ダメだったら直します!
あの後に連絡先でも交換して、彼の進路を把握してたりしたら歌川は間違いなく彼を主人公にするだろうなと思って書きました。
安心してください、小説にお姫様抱っこは書かれません。多分。
しかし、この歌川氏、肝心の胸熱ラストを目撃していないのである…ほんと、回避、大事。
所長の最期の言葉も彼として聞いておきたかったなぁ。


セッションについては、長い時間やっているのに少しもダレないというか、いつまで経ってもハラハラドキドキで楽しかったです!
おそらく、KPさんや見学者の皆さんの方が余程ハラハラされていたのかとは思いますが。笑

今回のシナリオは、ご一緒できたPLさんの誰が欠けてもあのラストには辿り着かなかったと思います。
どのセッションでも思っていることではあるのですが、今回は特にそう思いました。
KPさんの温情も大変有難かったですし、温情を与えてもいいだろうというところまでやれたのはPLの皆さんのおかげです!

セッション中の歌川の反省点は多々ありますが、個人的一番は鞄にしまわれたままの重要アイテム…!!
彼は最年長というのもあって、とにかく『同行者の避難&怪しい病気の進行を止めること』を一番の目的に動いておりました。
多少の悪いことなら不可抗力だろう。使えるモノは使おう。が彼の行動指針だったわけですが、なんでもかんでも鞄に放り込んでいたら持ち物が増えたせいで大事なものが埋もれるという…
何より時間はあった筈なのに無造作に入れることしかしないで、目星を振ったりひとつずつ見る発言をしなかったことが一番いけない。
得た情報は全部ちゃんと確認しないといけないと心に刻みました。
ちなみに最初からそのアイテムに手を伸ばした理由は情報云々よりも、人質ならぬ物質にしてNPCを脅せるかな?という考えによってだったり…

PCの行動指針は上記のとおりなので、副所長のアレはPL的には土下座ものですが、PCとしては仕方がない道だったかなあと思ったりもしています。
今度POW高めのSAN盾PC作る時は、なんでも突っ込むバーサーカーor全員仲間にしちゃう戦隊モノレッド(概念)を作りたいですね。
実は歌川は流卓となってしまったセッションの時に作られたPCで、なんとか使ってやりたくて今回のセッションに連れて行きました。いくらか推奨技能あるしいけそうかな?と思って…
故にコンピュータ技能とか無くてほんとすいませんでした!

説得持ちが役に立たなかった例の件については、むしろ良いフラグを立てる為に必要だったのでは?と開き直っておきます。笑
可愛い女の子と可愛い女の子はいい…

ネタバレなしの感想は書いているので、他に書くこと…って考えたら一人反省会みたいになってしまった!笑
まあ、自分への戒めとして一応残しておきます。

罠もヒントもたくさんあって、最後の解説で何度もああ~、となったシナリオでした。
本当に楽しかったです。

最後にバッチリ主人公をやってくれて、自然体でみんなに愛されるRPが光っていたマダラさん(蘇芳くんめっちゃかわいい)
素晴らしい閃きで的確なご意見を投げてくれ、探索以外のところでは類い稀なセンスでこちらの腹筋を壊してくださったれるさん(やるじゃん、が面白すぎて息できなかったです)
PC的には紅一点のはずなのにあらゆるヒーロームーブを掻っ攫い、ヒーラーとしても大活躍なスペクトラムさん(時折蘇芳くんをちくちくいじめるRPも好きでした)
これだけの情報量のあるシナリオを長時間に渡り回していただき、物語の最後まで導いてくださったKP、Adamさん
本当にありがとうございました!このメンバーでセッションできて本当に楽しかったです。
また同卓の機会がありましたらよろしくお願いいたします!

見学の皆様もツッコミを入れつつ見守って(?)いただきありがとうございました。
後から副音声を見返すのも楽しかったです。

今度は私も副音声の立場やってみたいなと思ったので、もし卓が立ったら見学しに行きます、と宣言して締め。
いいね! 15
より
より日記

2020/08/03 08:21

[web全体で公開]
😶 TRPG祭り
祭りというか私が勝手に詰め込んだだけの話ですが。
先週、当社比ですがセッションを詰め込んだ週だったので振り返りがてら。

7/29,31 沼男は誰だ?
KP はーべさん
PL boxさん、こるめさん、じゃーがさん

2日間にわけたセッションでした。
日をわけたセッションは初めてでした全て表示する祭りというか私が勝手に詰め込んだだけの話ですが。
先週、当社比ですがセッションを詰め込んだ週だったので振り返りがてら。

7/29,31 沼男は誰だ?
KP はーべさん
PL boxさん、こるめさん、じゃーがさん

2日間にわけたセッションでした。
日をわけたセッションは初めてでした。
また再開するまでに少し冷静に行動や情報を整理する時間があるのって有難いなと思う反面、色々と気になりすぎて翌日に影響が出る!笑
シナリオ的には良い結果で終わらせられたのかな、と思いましたが……うーん、どうなんだろうなぁと未だに色々考えます。本当に考えさせられる内容でした。
PC的には手に届く範囲から助けていく、解決していく方針でしたが上手くやれたかなぁ…
心に残るシナリオ、とても楽しかったです。

(余談になりますが某PCさんの罪滅ぼしの意味を本日なんとなく把握しました…)

8/1 おおかみだれだ
KP そばうどんさん
PL ぷらんずさん、トロさん、ぷくぷくさん

突発卓が立っていることに気付き突発で参加させていただきました。
告知に書いてあった言葉にメタ推理を働かせてしまった結果、とてもドタバタなセッションになった気がしましたが、短時間でサラッと勢いよくできるシナリオで楽しかったです。
PvPとまではいかない勢いのある対立、面白かったです。あと、時間が短い分それぞれのキャラの差がわかりやすく出るのも面白かった。
秘匿の処理って大変そうだなと改めて思いました。KPさんお疲れ様でした!
このシナリオに関しては後日譚を書ける要素がないので書くのが難しいかも…

8/2 腕に刻まれる死
KP Adamさん
PL マダラさん、れるさん、スペクトラムさん

お昼に始めて終わったら日付はゆうに超えていた、13時間に渡る長時間セッションでした。
……13時間?!いや、反省会を除けば12時間くらいですかね?………12時間?!12時間って何時間??
(※長時間セッションであることを理解した上で参加しましたが、改めて数字にするとビックリする図)
沢山の見学者さまに囲まれ、リアルINTが働かないままで生還できたのはひとえに他PL様の行動と、KP様の温情のおかげです……ありがとうございました。
いやーほんと今回あまり役に立てなくて申し訳ないです。本気でSAN盾になる予定だったんですけど、そういう行動にも持っていけなかった…!
一応PCの行動指針としては、年長者なのもあり自分含め一緒に行動している人が生き残ることを第一に。ある程度悪いことならしても良いかなーという方向性でした。
(正直、自分達以外はもうダメじゃないかと考えていた感じ)
もう少し俯瞰で見られるPCになれたら良かったんですけど、PLの視野が狭くてダメでしたね!
次に行くときは、もうちょっとちゃんとSAN盾になれたらいいな。
長時間ではありましたが、休憩などの雑談中にめちゃくちゃ笑わせてもらった楽しいセッションでした。

どの卓でも大変楽しく遊ばせてもらいました。
お付き合いいただいたKP&PLの皆々様、お世話になりました。
また機会があった際には是非よろしくお願いします。

睡眠時間がかなり足りてないはずなのですが、妙に元気なので通勤中に書き連ねた日記でした。
後日譚はまた書くかもですがひとまずこの辺で。
いいね! 23
りちゃ
りちゃ日記

2020/07/31 01:59

[web全体で公開]
😶 氷の姫君 それから
熱い珈琲にドーナツを浸して頬張る。
糖分が体中に染み渡るようで冬にはこれが何よりの御馳走だ。

空になった紙コップをごみ箱に放り込むと、マフラーを巻きなおして歩き出した。
岐阜県郡上市は今日も冬晴れで、澄んだ空気に日の光が明るく気持ちがいい。
陽気につられて目的地の一駅手前で降りて歩くこと全て表示する熱い珈琲にドーナツを浸して頬張る。
糖分が体中に染み渡るようで冬にはこれが何よりの御馳走だ。

空になった紙コップをごみ箱に放り込むと、マフラーを巻きなおして歩き出した。
岐阜県郡上市は今日も冬晴れで、澄んだ空気に日の光が明るく気持ちがいい。
陽気につられて目的地の一駅手前で降りて歩くことにしたのだった。


信号待ちの間、手袋をした左手を無意識に摩っているのに気づいて手を離した。
もう違和感も薄れてきたというのにどうにも癖になってしまった。

全てを終えて帰参し、勝手をした詫びにと指を詰めた俺に、若頭は「若いのの前じゃ言えないがそれは生き指だと思っているよ」と言ってくれた。
それは最終的には組の利益に繋がったからという訳ではないことが素直に伝わってきて、先代の満足した顔が目に浮かぶようだった。

そんな訳で比較的円満なけじめだったこともあって、それで堅気さんたちに要らぬ気遣いをさせないために義指をつけてもらうことにしたのだが、最近の義指は気持ち悪いくらい精巧にできていた。
あまりによく出来ているもので、その後の調子を聞かれて「詰めた意味がなくなりそうだ」と返信したら、怒りスタンプを大量にいただいてしまった。


目的地の料亭につくと、店には入らず裏手にまわって縁側の老人に会釈をした。

お互いの事情が落ち着いてからは、折を見てはここに剣術を習いに通っていた。
刺すならドスでいい。
タマを取るならハジキでいい。
ポン刀を習おうと思ったのは護りたいものが増えたからだ。

ひゅう、と音を立てて迫りくる木刀を斜めに構えた刀で受け流した。
つもりが、ずしりと重みが加わりこちらの刃が後ろにはじかれてしまう。
困った顔をしていると、こう、と体捌きを見せてくれた。

相手の勢いを逸らそうとすると力負けすることもあろうが、体を捌いていなせば横から押せるし懐に入り込めもするのだという。
流れるような動きからは彼の実直さと研鑽の重みが感じられた。


稽古を終えて世間話をしていると、表から賑やかな声が届いてきた。
老人が笑って菓子と茶を用意してこようと立ち上がる。
それを見送って庭の梅の木を眺めていると、一陣の風が吹いて庭埃を舞い上げた。
嫉妬かい、親父さん。と空を見上げた。

あの時、取り上げないでくれてありがとうな。
後生だから人間の一生分くらいはこっちに置いてやってくんな。
だってさ、ツンと澄ました顔だって悪かないが、あの娘にはお天道様みたいな笑顔が一番だって俺はそう思うンだ。


ーーーーーーーー
先日、Adam様キーパーで魔王様作の「氷の姫君」に、暴力団構成員の安藤 七海(あんどう なつみ)で参加させていただきました。

人生2度目のHOありのセッションでした。そしてHO4に暴力団構成員とあるのを見て遠慮もなく飛びついてしまいました。譲ってくださった同卓のみなさん本当にありがとうございました。他ではなかなかやらないだろうキャラクターで存分に楽しめました。また、キャラクター同士の関係性もすんなり取らせていただいたおかげでアウトロー職ながらみんなのために動けたのもありがたかったです。

というわけで後日譚妄想です。
セッションが終わった後、見学席の話も読ませてもらったのですけど、その中で一番笑ったのが「ママが4人いる」でした。ほんとうにね(笑) きゃっきゃうふふ楽しかったなあ。とはいえ、それだけではなく、遠野刑事は文句なしにヒーローだったし、市川先生は安定安心のヒーラーだったし(えぐれなかったのもお医者さんぽいなと思いました)、逢坂さんの体の張りっぷりは見ていて眩しく羨ましかったです。3人の生きざまはかなり安藤のその後に影響したと思います。という後日譚妄想でした。お陰で安藤は今日も元気です。ありがたい。舎弟たちとも仲良く甘味パーティをやっております。

改めまして、こるめさん、じゃばさん、ゆねさん、そしてキーパーのAdamさん楽しい時間をありがとうございました。シナリオ製作者様の魔王様にも感謝です。
Adamさんのとこではここからキャンペーンできるそうで今から楽しみです。またよろしくお願いいたします。
いいね! 12
ぷらんず
ぷらんず日記

2020/07/28 22:09

[web全体で公開]
😭 「氷の姫君」通過+後日談です。 (ネタバレ有り) (妄想原油垂れ流し)
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼) お正月もとっくに過ぎ、2月13日。まだまだ寒さが続きそうなこの時期。街中ではバレンタインの影響でピンク色の広告が雪景色の中で強く存在を主張している。
 本来ならば楽しいイベントなのだろうが、私にとってはこれほど己の不安定さを実感するイベントは他にない。学生の頃はこの浮つく空気についていけない私がいた。チョコを貰うことはあっても、それを素直に喜んで受け取ることは一度も無かった。理由はその人を騙しているという罪悪感が心のどこかにあったからだ。そして今年はその罪悪感がそんなイベントとは関係無く、更に大きくなってしまっている。
 氷愛ちゃんを養子としてから迎えてからもうすぐ1か月が経過しようとしている。しかし、私は自身のことを彼女に何も教えていない。彼女は今でも私を男性だと信じ続けている。更にはどこか鋭い彼女に触れてしまえばそれがばれてしまうような気がして、彼女との物理的な接触も最低限になってしまっている。彼女は本当に純粋だから。私の嘘を聞いたときにどんな反応をするのか。既に大人になってしまった私にはわからない。わからないから、未だに恐れて躊躇ってしまっている。


「りょうお兄ちゃん?」

 遠くを見ていた私に対して心配そうな声がかけられた。ゆっくり目線を向けると心配そうな表情で私を見る氷愛ちゃんの姿があった。今日は彼女からのお願いで街へ買い物に来て、まずは昼食としてファミレスまで来ている。偶然にも初めて会った日に行ったファミレスへ。
「どうしたの?」
「ぼーっとしてたから、だいじょうぶかなーって」
「心配かけちゃいましたね、大丈夫ですよ。それよりほら、顔にソースついてます」
「えへへ、ありがとー!」
「どういたしまして」
「だけど、じぶんでもふけるんだからね!」
 彼女の咲くような笑顔を見るとさっきまでの考え事が多少小さく感じるから不思議なものです。
「そういえば……」
「んー?」
「今日は何を買いに来たのか聞いてなかったって思って」
「気になるー? 気になるー? だけどひみつなんだー!」
 と体を左右に揺らす彼女はとても楽しそうで、見ているこっちも思わず笑みが零れる。
 時期的にこれだろうなと想像はつくけれど本人が言わないのであればこれ以上の追及は無粋でしょう。……クラスメイトに好きな子がいるのかもしれませんし、もしかしたら組員のだれかかもしれません。組員の皆は氷愛ちゃんを可愛がっていますし……。 
 昼食を終え、向かったショッピングモールでは洋菓子店に入っていきましたが、結局何を買ったかは教えてくれませんでした。あそこのお菓子はそれなりの価格だった記憶がありますが、恐らくお父様でしょうね。お母様に密告してしまいましょう。金銭面の甘やかしは厳禁です。

 2月14日。イベントの日であるからと言って祝日ではないため、今日も仕事だ。最近は急に活動の減った雪花組についての調査を任されており、お父様に報告するために今もこうして部屋に来ていた。
「先の事件から雪花組は活動を再開する様子はないそうです。ですが可能性が0と言い切れる確証もないため、引き続き調査を行っていきます」
「そうか。まあ半年かけて戻らなかったらそこまでだろう。とりあえず半年を一つの目途として引き続き頼む」
「はい、わかりました」
「にしても、あの甲斐田とかいうやつが教えてくれれば全てわかる気はするんだがなぁ」
「そういえば甲斐田さんに連絡なさってましたね。あれ以降音信はないんですか?」
「あぁ、さっぱりな。どうせなら欲しかったんだがなぁ」
 本当に残念そうな顔をするお父様に苦笑いで返す。私の方には週一程度で連絡が来ますが、お父様のには応答しないということは完全に身を引くおつもりなのでしょうか。
「そうですね。仁義を通し、確かな自身の価値観を持ち合わせる人間は貴重ですから……。では、そろそろ氷愛ちゃんも帰ってきますし、私は食事の手伝いしてきますね」
「あぁ、頼んだぞ」
「では、失礼します」
 ひとまず、資料のコピーを自室に置くために自室へ向かう。途中通った玄関には既に氷愛ちゃんの靴が置かれていたのを見るにもう既に帰ってきてるらしい。帰りの会の時間を考えると、随分と急いで帰ってきたのかもしれない。自室の扉が見える廊下へ入ると、ドアの前に彼女が壁に寄りかかっているが見える。
「おかえりなさい。学校楽しかった?」
 彼女はこちらに気づいていなかったようで、肩を跳ね上がらせながらこっちを向く。
「びっくりしたー!ただいま!学校も楽しかった!」
「それはよかった。ご飯はもう少し待ってて。今からお母様と作るから」
「あの、りょうお兄ちゃん。これ!」
 差し出されたのは小さな紙袋。昨日洋菓子店で買ったものだということはすぐにわかる。
「バレンタイン……かな?」
「うん。けどりょうお兄ちゃんがすきなもの、わたしわからなくて……おじさんたちに何あげたらいいと思うって聞いたの!」
「そっか……私にだったのか。ありがとう、嬉しい」
「そのなかにはマカロンっておかしが入っててね。バレンタインにとくべつな人にあげるんだって!」
「特別な人?」
「わたしがようしってことは、お兄ちゃんは2人目のパパってことでしょ?だからとくべつ!」
 そういってにへら~とした笑顔をこちらに向けてくれる。
 パパ。
 父を意味する言葉が私に向けられる。私の立場からすれば当然だし、別にそれに否定的な感情も無い。ただ、そう言葉にされると自責の念に苛まれ、少し胸に痛みが走るのがわかる。けれど私は子供じゃない。これを消す方法もわかってる。矛盾するようだけど、子供のように正直に全てを伝えるだけでいい。これからもこの子のパパでいるために、ただのパパでないことを伝える。たったそれだけ。
「そうですね。……うん。ご飯食べ終わったら一緒にこれ食べましょうか」
「いいのー!?」
「勿論。美味しいものを独り占めするのはよくありませんから」
 ぎこちない動作で初めて彼女を抱きしめる。子供特有の体温。小さな体躯。鼓動は通常より早い。きっと顔は驚いた表情をしているんでしょうね。それが抱き着かれたことになのか、それとも別の理由なのか。流石にそこまではわかりませんが。
「その時、もし良ければ私の話を聞いてもらえませんか?私の好きなもの、嫌いなもの、氷愛ちゃんとしたいこと。氷愛ちゃんに話さないといけない秘密のこと。色々あるんですそのあとにでも、もっと氷愛ちゃんのこと色々教えてください」
 何秒が経っただろうか。長い間この状態が続いたようにも、本当に一瞬だった気もする。気づくと小さな腕が私の背に回されていた。その細さからは想像もできないほど力強い抱擁だった。
「うん。いっぱい話そ?もっとパパのことしりたいから。もっとわたしに教えて?それにえーっと、秘密?もね!」
 あぁ、よかった。こんな機会がなければきっと私は言い出すのにもっと時間がかかっていたように思う。勇気を行動にすることなくいつまでも引きずっていたかもしれません。私たち二人を少し前へ進めてくれたバレンタインが、ほんの少しだけ好きになれた気がします。

 時々空を見上げる。何かに見守られているというか、優しい視線を感じる度に。

 任せてください。あの子が独り立ちするまでの間、しっかりと面倒を見させてもらいます。彼女となら私も一緒に成熟していけると、そう確信しています。

 微かに風が吹いて出来た雲の合間に、あの瞳がまた見えたような気がした。


 パパ呼びママ呼びで葛藤する氷愛ちゃんや、今回の件でお世話になった方々にもマカロンを送る氷愛ちゃんが後々見られますが、それはまた別のお話。

                                待て、次回。


 先日氷の姫君というシナリオをAdam様の卓でプレイさせていただき、身内卓以外で初の養子縁組ということで、初めての後日談を黒嵜 遼くんちゃんさんで書かせていただきました。既に3度セッションが行われており、現状最も好感度が低い状態での養子縁組ということで、とりあえず互いのことを知るきっかけと甲斐田さんとの現状を書こうと思い、今回のような形になりました。(ちなみに呼ばれ方は一応パパママおるしなぁって思って5時間近く葛藤していました)
 初の後日談なんですが、やはりロリRPって難しくない??って再確認させられました。あとツンデレって書こうと思うとと難しくない??小説家や毎回後日談を書いてる人凄い……。
 今までやったことのないような設定の探索者でどうしようかねぇとか思っていたんですが、段々固まってくるとどんな人間かが固まっていき、この人ならこうする!っていうのが湧いてくるのが嬉しかったです。周りの方々も温和だったおかげで非常に暖かなセッションになったと感じています。

 3300文字という恐ろしい数字が見え始めたのでここまでにしておきます。
 同卓させていただいた ちゃんこま様、フィシー様、アンス様、Adam様。そして拙いながらに必死に書かせていただいた文をここまでお読みくださった方々。本当にありがとうございました!次回のシナリオでお会いしましょう!
いいね! 12
Kadena
Kadena日記

2020/07/25 12:06

[web全体で公開]
😆 ひかりかがやくゆびいっぽん
昨日の興奮のまま幸せな大爆睡をかました結果
歯医者の予約を踏み倒しましたおはようございます。
初KPに砕心しすぎて翌日の歯医者なんて記憶の彼方に吹っ飛んでましたよね…。

というわけで昨日、人生で初めてKPなるものにチャレンジしてきました。
なんとか走りきって、探索者無事生還全て表示する昨日の興奮のまま幸せな大爆睡をかました結果
歯医者の予約を踏み倒しましたおはようございます。
初KPに砕心しすぎて翌日の歯医者なんて記憶の彼方に吹っ飛んでましたよね…。

というわけで昨日、人生で初めてKPなるものにチャレンジしてきました。
なんとか走りきって、探索者無事生還と相成りました…。
途中、これはどうしたものかと処理の順番を入れ替えたりして
所々でヒリヒリドキドキしていただけたんじゃないかと思います。

だいぶ甘々裁定になってしまったところはありますが
高ロストの殺意の高いシナリオとはいえ探索者をロストさせるのが目的じゃないので!
ヤバさを切り抜けた後の、っあー生きてるーーー!!だって醍醐味だと思うので!

KP、面白いですね…ほんと、面白い。
面白楽しすぎて、今日はめっちゃ肌テカテカしてます。

有名シナリオすぎて通過してる方やご存知の方がいっぱいいらっしゃるし、
とてもではないが初心者KPが選んでいいようなシナリオでもないのは重々わかっているので
あまり声を大にして次の人柱(コホン)、参加者を募集するのは気が引けますが
何かのときには「ワタシモ回セマスヨ」って主張できるラインナップに入れられると思います。

ちょっとうまく行ったからって調子づきすぎ?
いやいや、好きシナリオをうまく回せた高揚感は致し方ないです…。

とりあえず自分のプロフィール欄の、GM回数:1が、
わたしには勲章のごとく輝いて見えます…

--------------------------------------------------------------------------------------------
お付き合いいただいたじゃーがさんもじゃばさんも、本当にありがとうございました!
以前から密かに狙っていたシーンを神目線から存分に堪能させて頂きました。
そして想像以上の反応も大変ありがとうございました。
しばらくはお二人のRP思い出して美味しいご飯がいただけそうです。
ありがとうございます、ありがとうございます……!(拝む)

もう一つの方も頑張って部屋用意してみようとか調子づいちゃってますが、
そちらもお二人のRPが見れるなら…と下心満載です。
準備できたら性懲りもなくお声がけしちゃいますので、またお付き合いいただけたら幸いです!
いいね! 25
Kadena
Kadena日記

2020/07/14 21:06

[web全体で公開]
😟 お願い、行かないで。
頼むから、すぐどっか行っちゃうのやめてくれんか。
せめて1週間くらい居残ってくれ。

何の話かというと、うちのPC達です。

セッション中はこいつならどうするかなって比較的わかりやすく出てくるくらいには
頭の中にちゃんと根っこはやして居座っているのに、
セッションが終わると、「じゃ、お全て表示する頼むから、すぐどっか行っちゃうのやめてくれんか。
せめて1週間くらい居残ってくれ。

何の話かというと、うちのPC達です。

セッション中はこいつならどうするかなって比較的わかりやすく出てくるくらいには
頭の中にちゃんと根っこはやして居座っているのに、
セッションが終わると、「じゃ、おつかれっしたー!」って即おかえりあそばす。

昔からそうでした。
RPモリモリの人狼ゲームしてても、ゲームが終わると「んじゃ、っした!!」って。

なんで???
さっきまで人狼吊ったらあかんってめっちゃ感情論で訴えたりしてたやん。
恋人を守って人狼に最後の一発ぶち込んで、肩で息した状態でエンドゲームだったりしたやん。
村人一人ずつ落として最後PPに持ち込んで悪い顔で勝利の遠吠えしたりしたやん。
悪手で後手に回って村人に仕留められて暴れたりしたやん。

なんでみんな、ゲームが終わるとさくっと帰っちゃうんですかね…。
参加者のみんながRP続けて遊んでる中で、一人素面に戻ってるこの気持ちよ。

盛り上がってないわけではないのに。
なんなら時々イタコるくらいなのに。
楽しかったとか、ちくしょーもう少しだったのにとかそういう感情はいつまでも残ってるんです。
しかし肝心のキャラがすでにいない。

数年前からずーーーっと不思議に思ってる現象は、TRPGでもそっくりそのままだったようです。
頭の中でキャラを動かしていく系なので、
ちょっとでも残ってくれんとアフターストーリーの一節すら出てこないんですわ。

かける人はすごいなあって、尊敬します。
うちの子らもたまにはしばらく頭の中に居残ってあーでもないこーでもないって語ってくれんもんかなあ…。
いいね! 14
こるめ
こるめ日記

2020/07/11 14:24

[web全体で公開]
😶 赦されたひとごろし 後日談 ネタバレあり
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)感想は先日 今日は後日談で
がっつりネタバレなのでご注意!!

- - -
八峰やよいの後日談


気持ちよく布団に入ったはずなのに。
家の中は安全とは限らないようだ。反省しよう。
そう、またもや血生臭い場所に放り込まれてしまったのだ。

状況から察するに、おそらく夢なのだろうが、妙に現実的でしっかりと五感が働いていた。
周囲の装飾から今度は誰かの悪趣味というよりも儀式的な場所で、同じ境遇の残り二人も女性だったことから(しかも彼女らも度々何やら巻き込まれているらしい)、ついに私も捧げられてしまうのか、やれやれという達観の念と、一方で安眠を妨げられた憤りの気持ちも抱いていた。お気に入りのパジャマも身につけていなかったし。

今回自慢していいのは、やたらといい声の猫ちゃんに出会えたことか。
でもあれのせいで、時々路上でこっちを見ている猫ちゃんが喋りだすのではないかと素直に可愛がれなくなった。大学敷地内で学生が可愛がっている猫ちゃんも同様だ。許さじ、夢。

病院での実習を終えて、今日もスーパーに買い物に来た。
いつものように海鮮コーナーで怪しい人影を見た後、鮮肉コーナーを覗く。今晩はカレーにするのだ。3日分くらい作り置きする予定だ。
タイムサービスを狙って安くなった牛肉に手を伸ばすと、傍に誰が買うのか、高級肉も売ってあった。
ふと思い出す。
あの肉は焼いて食べられたのでは。
怪しいところに置いてある肉を食べる勇気はないのだが、それでも惜しまれる高級肉。
夢の中でいいから、味わいたかった。あれだけちゃんと五感が働いていた夢なのだ、さぞかし美味しかっただろう。許さじ、夢。

キッチンで玉ねぎを切りながら考える。
それにしても、あの空間はなんだったのだろう。
許しを乞うてた人はちゃんと赦されたのだろうか。
最近人の死に慣れてきている自分もいる。
けど、私は小さい子にあんなことはしたくない。まだまともでいたい。

私はやっぱり、あの夢を許せなかった。
涙が出てくるのはきっと玉ねぎのせい。


おわり

- - -


KPがところどころにネタを入れてくるのが面白くて、特に肉のくだりのKPのノリノリなところが印象的でした。普段のSANチェックの前みたいなじっとりした語り口も好きなんですが、このちょっと軽めな感じも好き(あんまり言って引かれたらやだからこのくらいにしておく)


完全に個人的な話ですが、セッションを通して博物館行きたい欲が高まってきました。エジプト展めっちゃすき。休みがとれたら博物館・美術館巡りのために一人旅に行こうと思ってたのですが、コロナのせいでとても行ける状況でないので残念です。
その分卓の準備したりキャラシ作成したりするんだ…!
今のところ立ち絵は全て自分で描いてることによるのもあり、キャラクター作成に地味に時間がかかるのです。
その点八峰さんは(医学成長して80超えだけど)優秀で使いやすいので、条件が合えば継続でポイっと参加できちゃうのが強みですね。本人は嫌だろうけど…
いいね! 11
こるめ
こるめ日記

2020/06/24 21:53

[web全体で公開]
😶 クレイジーガーデン 終えて ネタバレあり
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)議論されている中に後日談とか投稿するのちょっと恥ずかしいんですが、書いちゃって勿体ないから投稿しますね (;^o^)ノ彡 エイヤッ
例によってネタバレありありなので注意です〜〜

そして書きかけで気づいたら1週間経ってたよ!
相変わらずごちゃごちゃ書いてますが許してください






まずは感想から

先日PLでご一緒した方が希望されてKPさんが卓を立ててくださったので、ここぞとばかりに参加させていただきました!ありがたい!!
探索は色々疑って、やばい方向に向かっていたところはありましたが、無事クリアできてよかったです。
今回はスタンダードなヒーラー的PCを作成しました。RPとしてはキャピキャピ(死語)した女子大生やろうとしてたのですが、謎解きメインのためやってる間に大体素に戻ってたような気がします。みなさんRP面白かったなー。それぞれ、らしいというか。作家さんが二人いるのにそれぞれキャラが立ってて、院生さんも冷静に突っ込んでくれて。ファンブルが働いてSANチェックの連鎖になったのは可笑しかった!やっちゃった後の立ち絵芸も今でも思い出し笑いします!
名前間違えられてて、まあいいやと思って訂正しなかったらどんどんみんな間違ってる方に合わせてくるので、最後にカッコよく訂正して散ろうと思ってましたがうまくいかんかったな!
カップの情報から絶対近くにいるぞ!と思っていたら、まさかの違う理由でそこにあったのも、全然頭回ってなくて悔しかった〜。ちゃんと考えないとね!

演出面では、情報がハンドアウト形式で渡されるの好きでしたね。受け取った情報をうまく伝えられないんですけど。SANチェック回避するためにどこまで伝えたらいいのかとか考えるの好き。まあうまく伝えられなくて結局公開してSANチェックするんですけど!みんなでRPで探索やってる感じがして個人的には好きなんだ〜〜


KPのAdamさん、PLでご一緒したboxさん、旅の栞さん、空家さん、楽しいセッションをありがとうございました!またご一緒する機会がありましたらよろしくお願いいたします!








〜〜妄想後日談〜〜




今日から循環器内科の実習が始まる。
病棟で指導医についていき、受け持ちの患者さんと挨拶する。
「学生の八峰です。まだまだ勉強中ですが、よろしくお願いします!」

患者さんは50代の男性で、心筋梗塞で運ばれてきたという経緯を持っている方だった。
問診としてまずは病歴を聞いていく。初対面にもかかわらず、幸い、男性はお話好きで詳細に聴取することができた。
急に脂汗をかくような痛みが襲い、慌てて救急車を呼び−−

彼の話を聞いているうちにある感覚を思い出す。
死の恐怖。私は一度体験した。
鼓動が乱れ、えも言われぬ苦しみを感じながら、脳が虚血に陥り気の遠くなる感覚。一瞬世界が暗転し、…目が覚めると元いた場所に。

“目が覚める”?

目が覚めるなどあり得ないのだ。一度死んでから生き返る、ありえない現象。
乱暴に失われた沢山の命のとなりで、現代医学を覆し、命の尊厳を踏みにじるような、訳のわからない理屈に巻き込まれて息を吹き返した。
なぜ自分はあの場にいて、なぜそのような目に遭わされたのか。
なぜあの部屋の人はあんな恐ろしい目に遭わされなければいけなかったのか。
理不尽な運命に、恐怖を通り越して怒りを覚える−−

「大丈夫?顔が真っ青だよ。」

患者さんの声にハッとする。
気づけば変な汗が額に滲み、握り拳には実習前で手入れしているはずの爪が食い込んでいる。
患者さんに気を遣われるなんて。
その場をぎこちない笑顔で取り繕っていそいそと病室を出ていく。

正直あの場、自分が判断を迷ったことも気に入らなかった。
所詮学生だからと言ってしまえばそれまでだけど。人を救うためにこの道に入ったのに。
自己犠牲が正しいかなどわからない。
でも本当に答えが合っているかわからない、怖さが勝って、あの人の行末を見守ることしかできなかった。
自ら進んで実践してみせたあの人がいなければ、できなかったかもしれない。
それがなんとなく、無性に悔しかった。

世間では奇妙な事件のニュースが続いている。
逃れただけで精一杯だった。取り戻した日常を、味わうしかないのだ。
私は、現代医学の手の届く範囲で、やるべきことを成すだけだ。

- - -

普段小説は読まないが、一緒にいた作家さんたちの作品には目を通しておくべきか。
医学書とダーツ雑誌ぐらいしか読まないため、小説コーナーは新鮮だった。
名前を探し、手に取る。
名前を見て、あの日を思い出さないわけではなかった。
でもそれ以上に、彼らは苦境をくぐり抜けた大切な仲間なのだ。
この本にどんな世界が広がっているのか、読むのが楽しみだ。


さて、今度の休みは気分転換に出かける予定だ。
友人から連絡があり、久しぶりに地元で遊ぼうとのことだ。
地元は辺鄙なところだが、ちょうどいいバスがあるのでそれで向かうことにした。
ずっともやもやしていた。だがとてもあの体験を友人に話すことはできない。
くだらない話で気を紛らわせよう。それで十分だ。


〜〜妄想おわり〜〜

どうでもいいけど(よくない)、シナリオ概要のところよく見たら月日も書いてあったのに立ち絵は半袖で来ちゃった!冬の半袖族みたいになってたよ!寒かっただろうな!
今度から季節もちゃんと確認しよう!技能の振りミスもなくそう…ほんとに……
いいね! 10
こるめ
こるめ日記

2020/06/15 07:51

[web全体で公開]
😭 腕に刻まれた死 ネタバレあり
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)*シナリオネタバレほのめかしあります*

*読み返したら頭おかしいところ色々あるけど、深夜に書いてたししょうがないよね



内容に当たり障りない話から
どうもDiscordかマイクの問題かわからんが、音を拾ってない様子で自分のアイコン光ってなかったのをどうしようかと思ってます。Discordの音声テストは拾いすぎなくらい拾ってたんだけどそういう仕様なの?マイクに近づいても光らないし、ちょくちょく返事をしているのが通じてなかったりしてたけど、このまま使ってて大丈夫かな。ううむ。

まずは入室して、ココフォリアの画面すげーーー!!ってなってました。
こだわりがすごい。丁寧。
パクリスペクトしよ、といっても何がどうなっとるんじゃ???
今度KPやるときできるんか???


内容に当たり障る話へ
13時間濃かったですねー。言われていたように、制限があると慎重になって次にどういう編成で行くかとか何調べに行くかで結構悩みましたね。あんぽんたんなので考察より行動でやっちゃったけど。その割に調べ残しがあったけど。ぐぎぎぎ…悔しい…。みなさんRPも考察もすごかったなあ。メモしてる間に聞き逃しちゃう質なので、図で取れるメモはできるけど文字は書いてる間は意識が分散してるので聞けずに失うものも多く。メモの仕方練習しなきゃな。RPしながらメモ取れるのすごいなーって思いながら、四谷ならどう動くか悩みながら参加してました。天の声に耳を傾けるべきかもちょっと迷ったところがあったけど、リアルINTが低いので素直に聞いとけば…ぐ……。
問題の神話生物の事象の方は「永劫より出てて」の小説の方で知っていたので、直接見てないし画面にも出てくるわけじゃないしウイルスてどゆこと?と混乱してたらそーいうことかーあいつかーー!!ってなってました。



はい。
初ロストしました。辛い…辛いよ…

お弁当の感想聞かせてくださいってメモ、副所長読んでくれてるかな…
ベッドサイドでいいからさ…聞かせてくれよ…感想を…僕が考えたメニューなんだ……
いつも名前忘れちゃううまい棒のあいつにも、脱出できたら健康的な美味い弁当食べさせてギャフンと言わせたかったな…

四谷には妹がいるので、この事件を知った妹がのちに研究所に調査(復讐)に行くと思います。
妹探索者作っとこ


でも1D100のSAN減少に夢っていうか憧れみたいなのあって、正直めちゃめちゃ興奮したよね。
もちろん生きるのがベストだけど、ゴリッッッッッて一気に削れるの、それはそれでたまらん…
HPがじわじわ減って後を任せた!みたいなRPもなく無慈悲に精神だけ蝕まれるやつ…
私は好きです(真顔) あーでも辛い…生きて帰りたかった…


長時間にわたりこのボリューム、KPを務めてくださったAdamさん、PLとしてboxさん、Kadenaさん、ないあさん、楽しい時間をありがとうございました!また遊んでください!



おまけ
悔しいから後日譚書いとく(忘れてください)

- - - - - - -

あの晩、兄さんが帰ってきた。

事件の3日前、新メニューの大型注文が取れそうだと、子供みたいにはしゃいでた兄さん。
有名企業の研究者に気に入られ推薦もされれば、事業も広げられるかもしれない。
確かに魅力的なニュースだった。でもあくまで営業のチャンスが得られただけで、実際に注文が取れると決まったわけではないし夢を見過ぎだと、高校生の私が指摘したら、それでも自分が考えたメニューに目をつけてもらえただけで嬉しいと、へにゃっと笑った兄さん。

朝元気に出て行ったのに、夕方になってもなかなか帰らないのを両親が心配していた。携帯の電波も通じない。
最初は研究所みたいなところは電源を切らないといけないことや、兄さんのことだから研究所を出ても電源を入れ忘れてるんじゃない、と適当に相槌を打っていた。学校から帰って店番をしていると、「あれ、今日はお兄さんは、」常連さんがと声をかけてくる。この常連さんが兄さんに会いにきているのは知っている。私もどこかで見てないか聞き返したが、その常連さんを含め知り合いは誰も姿を見ていないという。町で誰も兄さんを見ていないというのは引っ掛かったが、夕飯時には帰って来るだろうと甘く考えていた。

外が暗闇に包まれた頃。
なんとなく、町がうるさい感じがして表へ出た。
ざわざわして、ヘリコプターまで飛んでいる。
火事とか、何かニュースになるものとか。そういうことが起こっているに違いない。
でも−−−急に兄さんの顔がよぎった。

やっぱりおかしいと両親と相談し、警察に連絡すると、すぐ相談に乗ってくれた。
兄さんの行き先が研究所だと伝えると、警官は表情を変え、少し待つように言った。
そして名前を再度確認し、すぐ病院に向かうよう告げた。

信じたくなかった。医者は「体は多少怪我はあるものの無事」だと言う。
精神は−−−
そこにあるのは、体だけ、兄さんだったものだ。
毎日毎日、いくら声をかけても、私を私だと認識してくれない。
あのへにゃっとした笑顔でこちらを見てくれることはもうない。
虚な表情で虚空を見つめたまま。

兄さんは、どこへ。
兄さんが、帰ってこない。

- - - - - - -
いいね! 9
マダラ
マダラ日記

2020/06/01 01:16

[web全体で公開]
😶 氷の姫君 ちょっとあとのこと
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼) 札幌の街では、ゴールデン・ウィークにやっと桜が咲く。
 全国区のテレビやコンビニエンスストアの看板なんかはもうとっくに夏を見据えた展開をしていて、毎年この時期は春に置き去りにされたような気分になる。花見の場所取りの仕事を請け負うことが多いために桜こそ見る機会はあったが、そんな一人ぼっちの仕事が楽しいわけもなく、むしろ周囲の浮かれた雰囲気と自分を比べてしまって沈んだ気分になるのが常だった。
 けれど今年の僕は、妙に浮ついた気分でいた。長い冬の終わりを前に、身体の中の細胞の奥にある、人間ではない部分が騒いでいるような。それでいて穏やかな春の風の中に含まれた眠り薬に、うっかりと身を委ねてしまいたくなるような。そんな気分だ。今年の冬に街を襲った寒波が、特別強烈だったせいだろうか。いや、そんな理由じゃないのは分かりきっている。だって……。

「──お兄ちゃん、ねえ、お兄ちゃん!」

 と、病室の窓の外の街を覆う桜を眺めながらそんなことを考えていた僕の意識を、ベッドに横たわった妹──千歳の声が現実に引き戻した。膝の上の聖書を閉じ、僕は彼女に顔を向ける。
「ああ、悪い。どうかしたか?」
「どうしたもこうしたも、ずっとぼおっとしてるじゃない。お見舞いに来てくれても、それじゃ張り合いないんですけど。……ほら、神父さまから手紙来てたよ」
 その言葉に僕は思わず眉をあげ、千歳の手元の白い便箋と、そこに書かれたかっちりとした文字に目を向け、やれやれと首を振った。
「……どこまでバラした?」
「こないだ電話でぜーんぶ話したわよ。私の病気のことだけで精いっぱいな感じだったのに、お兄ちゃんに娘ができたって聞いたときの驚きようときたら、そのままひっくり返って死んじゃうかと思ったんだから」
「語弊のある言い方をするんじゃない」
「だって、養子とはいえ、お兄ちゃんがその歳でパパになって、私は十五歳でおばさんだよ? 氷愛ちゃんかわいいからいいけどさ。……神父様、お兄ちゃんとも話したがってたよ」
「合わせる顔がない」
 目を合わせずにそう応えて肩をすくめる僕に、千歳は特大のため息をついた。
 冬の事件で千歳が感染した、人を人でなくする恐ろしい病気は未だ治ってはいない。けれど進行を抑える薬の量産体制はすっかり整って、完治させるための研究も着実に進んでいるようだ。研究チームの中心には心強いことに久々知さんの名前もあるらしく、おかげで僕も、病床の千歳に自信を持ってきっと治ると言うことができていた。
「ところで」ふっと千歳が便箋から顔を上げて言う。
「今日はお花見なんでしょ? 早くいかないと」
「そうだけど、ほんとにいいのか、千歳? 僕だけ行っても……」
「いいに決まってるでしょ。お兄ちゃん、私より全然頼りないんだから、良くしてくれる人のことは大切にしないと」
 彼女がそう言い終わるのと同時に、病室の外で、おにーちゃん、おねーちゃんと呼ぶ、幼い少女の声がした。窓から穏やかな春風が吹き込み、千歳の頬にかかった長い髪を揺らす。
「……氷愛だ。それじゃ、今日は行くけど、また来るからさ」
「うん。あ、お兄ちゃん」
 席を立った僕を引き留め、千歳はにこりと笑った。

「助けてくれて、ありがとね。皆にも伝えて。本当に、ありがとうって」

 満面の笑みを浮かべる彼女に、僕も頬笑みを返した。

     *****

 花見の名所はひどく騒がしかった。むせかえるようなももいろの連なりのなかを歩く僕の手を、急がないと逃げられてしまうとでも言いたげに氷愛が引く。雪をのっけたまま春を迎えてしまったような白い髪と赤い目に、周囲からは奇異の視線が向けられるが、今の彼女はそんなことなど気にしていないようだった。
 先にこちらを見つけて、鮫島さんが大きく手をふって声をかけてくる。最近は家族が増えた僕の為に、実入りの良い、それでいて手を汚さなくていい仕事を優先的に回してくれる。ありがたい限りだ。
 氷愛の声に、女子高生の集団に取りかこまれていた颯太さんも飛んでくる。まあ……いい人なのは確かだし、あの事件の後は僕もいっそう世話になっているけれど、まだ氷愛を彼の家に泊まりに行かせる許可は出していない。
 久々知さんは草に留まった蝶を熱心に眺めている様子だ。こんな日にまで生物オタクを発揮しなくてもとは思うが、彼女のそういう部分に、あの日の僕らも、千歳も助けられたのだ。これからは好奇心から妙な事件に巻き込まれないことを祈るばかりだ。
 氷愛の後ろで彼らを眺める僕に、鮫島さんが花見弁当を手に声をかけてくる。僕も笑みを浮かべて、皆の輪に入っていた。

 神父様、僕、この街でなんとかやっていけそうです。

 そう呟く僕の頬を、やけに冷たい、それでいて穏やかな風が撫ぜる。誰かに見られているような感覚に空を見上げ、僕は突き抜けるような青空に、小さく手を振った。



おわり



 以上となります。先日参加させていただきました「氷の姫君」(KP:Adam様)のマダラのPC、佐久間深雪の後日譚のようなあれそれです。妹を助けたいと頑張っててたら、家族が一人増えてたよ。
 ハンドアウトをもとにキャラを作るのは初めてでした。そして今回担当したHOはキャラの近しい人が失踪するというもの。失踪する人物に妹を設定し、一週間あれこれ考えていたので、妹絡みのシーンは気持ちが入っちゃいましたし、他のPLさん方がメインの探索目的が他にいる中でも彼女のことを気にかけてプレイしてくださっているのがとてもうれしかったです。千歳ちゃんからのありがとうも伝えたくてコレを書いたところもあります。
 あとはNPCの氷愛ちゃんがとにかくかわいかった! 佐久間はぶっきらぼうなひねくれキャラだったんですが、自分とも妹とも重なるような境遇の彼女には優しくならざるを得なかったです。それにかわいいんだもの。だってかわいいんだもの。
 だから氷愛ちゃんだけに心を開く感じにしようかなと思ってたら、皆さんのPCもとても素敵なロールプレイで佐久間に良くしてくれるので、彼は当初の想定よりもなんか、大分人と話せるやつになってました。
 そうして最後は大団円のハッピーエンド、自由度が高いシティシナリオで、ちゃんと必要な情報を得ることができているのか不安なところだったので、本当に良かった……!
 個人的な心残りは、振るわないダイス目も相まって探索・戦闘ともにあんまり貢献できなかったところと、あとはRPがぜんぜん上手いことできなかったところですね。皆さまをお手本に精進していきたいところです。

 それではこのあたりで。読んでくれた方々、同卓させていただいたもなか様、ココ様。ラチャ様、そしてKPのAdam様、本当にありがとうございました!
いいね! 6
Kadena
Kadena日記

2020/05/17 04:08

[web全体で公開]
😆 はじめてのぼいせ。
今日、初めてのボイセを経験させていただきました。
めちゃめちゃ楽しかったです。

みなさんのリアル能力が高くて探索ほぼパーフェクトでした。
わたしは「ほわーすっごい」って眺めてるだけだった…のは、ヒミツです。

それにしても、中の人のリアルINTが低いと
ボイセってトテモ全て表示する今日、初めてのボイセを経験させていただきました。
めちゃめちゃ楽しかったです。

みなさんのリアル能力が高くて探索ほぼパーフェクトでした。
わたしは「ほわーすっごい」って眺めてるだけだった…のは、ヒミツです。

それにしても、中の人のリアルINTが低いと
ボイセってトテモ難しいモノデスネ?!
オフ卓でもロールプレイは少ししたけれど
声だけだと難易度がばち上がった気がしました。
しかしめちゃめちゃ楽しかったです。(9行ぶり2回目

そして、初戦闘も経験しました。
組みつきを使ってみたかったのだけど、
どういうことになるのかルルブの読み込みが浅くて踏み切れませんでした。
次に機会が巡ってくるときには使えるよう勉強します。

そしてこれからはボイスセッションも
臆せずチャレンジさせていただこうかなって思います。

KPのAdamさま、同卓させていただいた皆さま
本当にありがとうございました。

クトゥルフ神話TRPG、世界観が広くて
楽しそうでやばい(語彙)ということがよくわかりました。

シティシナリオも興味ありありですが、
大正とか戦国とかWWW2とか、めっちゃ美味しそう!
廃盤書籍がいくつかありそうが本当に残念ですが、
それでも次のボーナスはサプリに消えるんだろうなあ。

-------------------------
ここからは、個人的に振り返って。

テキセでも少しあったりしましたが、
中の人がしたいことと、PCがしたいこと。
どうしても生じてしまうこの乖離。

ボイセだとさらにその幅が広くて深いなと思いました。
音声だとどうしても得られる情報量が多いんですよね。
自PCが知らないこと、他のPCさんが知らないことに
振り分けたうえで、自PCの持っている情報を
どうやって共有展開させていくのか。
そして、PCが取りたがる行動と客観的合理性について。
これはなかなか骨太な課題。

昔、カード人狼で思った「あ、これムリかも」の
気持ちも、こんな感じだったような気がする。

それはそうと、Discordを久しぶりに使ったら
デバイス設定が飛んでました。
……事前にちゃんと確認しましょう、わたし。
みなさんご迷惑をおかけしました。

これに懲りず、また遊んでいただけると嬉しいです!
いいね! 17
りちゃ
りちゃ日記

2020/05/17 02:05

[web全体で公開]
😶 クレイジーガーデン それから
晴れ晴れした気分!
あんなにやきもきした1週間はテスト期間にだってなかった。
もう大丈夫だよね?って何度も何度も胸に手をあてたっけ。


あの誘拐事件から無事に家に戻ったとき、安心でお母さんにわんわん泣きついたりしちゃたけど、それだっていま思い返すとちょっと恥ずかしい。あのお父さんが、あの全て表示する晴れ晴れした気分!
あんなにやきもきした1週間はテスト期間にだってなかった。
もう大丈夫だよね?って何度も何度も胸に手をあてたっけ。


あの誘拐事件から無事に家に戻ったとき、安心でお母さんにわんわん泣きついたりしちゃたけど、それだっていま思い返すとちょっと恥ずかしい。あのお父さんが、あのお父さんが、ちょっとうるっときてたのをわたしは見逃さなかったよ。
ご飯も残しちゃったりして心配させちゃってたんだろうなあ。
もう大丈夫だってわかったとたんご飯をおかわりしちゃう現金なわたしだけど、ほっとした感じで顔を見合わせてるふたりだったし、これも親孝行だもんね。


ニュースで犯人が捕まったって見た時、クラスでも少しざわざわしたけど、わたしは実は少し前に浜辺さんからこっそり教えてもらっていたのだ。
今度、快気祝いっていうの?だってしてもらうんだ。浜辺さんと、矢矧さんと、鈴木さんとみんなで。
ケーキ屋さんがいいなって思ってるんだけど、男の人は恥ずかしがるかしら。大人だから平気かな?
ケーキはチョコレートのがいい。季節のフルーツも大好きだったけど、ちっさい種を見るとまだ、うっ、てなっちゃうからね。
家族でも先生でもない大人の友達がいるのって、ちょっと特別な気分。


わたしはもうこうやって元気100倍なわけだけど、寝るときに時々思い出すあのときのすーっと寒くなる感じ、あれにはまだまだ慣れそうにない。
そんな時は無理せず起きだして、サーブのポーズ。
ポーズをゆっくり繰り返しながら思い出す。イメージする。
ばっちり決まった鈴木さんの必殺キック、てきぱき調査してる矢矧さんのきりっとした顔、しっかり抱きとめてくれた浜辺さんの温かさ。

気分が落ち着いてベッドに戻ろうとしたら、机の上に置きっぱなしだった進路調査の紙が見えた。
何にも決まらないでまっしろのままだったけど、いまだとそうだな、婦人警官なんて良いんじゃない?
指でピストルを作って鏡に向かって、ばーんってやったあとさすがに恥ずかしくなってベッドに潜り込んだ。
頭まで布団をかぶって、ひとしきりじたばたしてるうちにぐっすり眠ってしまうわたしなのであった。


ーーーーーーーー
本日、Adam様のキーパーで詐木まりさ様作の「クレイジーガーデン」に参加させていただきました。
クローズド探索もの楽しい!
しかもほぼほぼパーフェクトクリア!

もともとリアル脱出ゲームも大好きな人間なので、密室に閉じ込められるとがぜんやる気がわいてきてしまいまして、不安なはずのキャラクターとの折り合いをつけるのが難しいやら楽しいやらでした。

また、探索者メンバーの中では最年少かつ唯一の未成年キャラでしたので、あっちこっちひっくり返しては見つけたものをお姉さんお兄さんの元にお届けするという使いっ走りプレイがたのしゅうございました。
それにしても、マルチリンガルインテリに婦警さんに探偵って勝ち確メンバーですよねwキャラクター的には頼りっぱなしにさせていただいておりました。

というわけで後日譚妄想でした。
そう言えば連絡先交換する場面なかったなあと思いつつも、いやするでしょ、たぶん、きっと、するよね?
浜辺さんの傷の具合はどれくらいで大丈夫になるんだろう。何てことないよって顔しそうだけど。
おそらく今回の同行者さんにはすごく影響されたと思うので、そういうところも年若いキャラクターを使う楽しみだなーと発見でした。

しまさん、Kadenaさん、めいろんさん、そしてキーパーのAdamさん、楽しい時間を本当にありがとうございました。シナリオ製作者の詐木まりさ様にも感謝です。
またよろしければ遊んでやってくださいまし。
いいね! 9