烏賊パスタさんの過去のタイムライン

2025年06月

烏賊パスタ
烏賊パスタ日記

2025/06/24 15:50

[web全体で公開]
😶 【雑記】またもや拳三個分の一石を投じる話【キャラクターについて】
進捗ないよぉ!私の進捗どこに行ったのぉ!?

という戯言はさておいて、お久しぶりでございます。初めましての方はエスプレッソを、初めましてじゃない方はアイリッシュコーヒーを飲んでください。アイリッシュコーヒー、周りの店にないので自作し始めるというね。おいしいよアイリッシュコーヒー。カフェイン×アルコールは無敵コンボ。

前置きはこれくらいにして、またもや一石を投じるお話でございます。今回は拳三個分なはず…多分!
創作をやっているとどうにも「あぁこれ全然進まねぇな…」だとか「スランプかなぁ…」と悩む時期、あると思います。絶賛それで今まで作っていたストックでどうにかこうにか卓やらを回している次第です。そんなスランプを脱するためにいろいろなものを取り込んでいるのですが、そのインプットの中で一つ、面白いことを取り上げていたので、それについて触れたいと。

簡潔に言いましょう。
「貴方のキャラクターは物語派かデータ派か」

インプットの為にいろいろな本を読んでいるのですが「動物化するポストモダン」という本の中で、面白い概念に出会ったので紹介も兼ねての一石です。その本の中では、私達消費者がどうやって物語を消費しているのかを二つのモデルに分けて紹介しているんです。

一つはツリー・モデル。物語派にあたるものです。
私達消費者は、アニメやゲームといったものを通してその裏にある大きな世界観を知ろうとしている見方。
例として「ガンダム」ですね。ガンダムは色々なシリーズやアニメ、ゲームといった媒体がありますが、根本となる世界観や設定なんかは大きく共通している土台があります。その土台をアニメやゲームといった断片的な媒体を持って知ろうとする…土台となる大きな物語を知るために、アニメやゲームの小さな物語を消費しているというのがツリー・モデルです。

二つ目はデータ・ベースモデル。データ派にあたるものです。
私達消費者が、アニメやゲームといったものを通し、またその裏にある大きな世界観がすでに提供されており、その世界観からアニメやゲームにどのようにつながっているのかを見ることができるモデルです。作品全体よりもキャラクターの設定を注視し、その上に物語が成り立っている。いわゆる萌え要素というのものを一つ一つの要素に分解して、分類し、其処に合致するキャラクターを作り上げることがメインとなるものです。

この二つのモデルの違いは何か?

ツリーモデルの場合は、言い方は悪いですがキャラクターよりも世界観や設定が重視されています。言ってしまえばそのキャラクターはあくまでその世界に登場する一個人。年表や歴史に名を残す事をするかもしれないが、あくまで基盤は世界にある…とざっくりこう思ってくださいな。

データ・ベースモデルの場合は、キャラクターありきのもの。「ツンデレ」や「クール」「ヤンデレ」「メカクレ」といった性格的な要素から「魔女っ子」「異能力者」「魔法使い」「神様」といった設定に関わるものまで。キャラクターの要素を組み合わせて、そこから世界観を作る。世界観に合わせていくといったものになります。

例えばですが、sw2.5の場合
ツリーモデルは、その世界観に登場する種族やその種族を取り巻く環境からキャラクターを作っていく。エルフであるなら、sw2.5のエルフは大概非力ですが魔法の適性が高いので、魔法使い系技能を持った「ひ弱だけど頭がいい」といった肉付けをしていくと思われます。

データ・ベースモデルは、まず作りたいキャラクターの要素、「男性」で「大きな剣」を持っていて「豪快に振り回す」キャラクターを作りたいと考え、そこに合致する「人間」「グレードソード」「戦士技能を持つ」キャラクターが出来上がる…というものです。

ようは
ツリーモデルが世界観、設定からキャラクターを作り上げるもの
データ・ベースモデルはそのままデータからキャラクターを作り上げるもの
となるわけです。

さてさて、此処までお付き合いくださってありがとうございます。再度聞きましょう。

「貴方のキャラクターは物語派かデータ派か」

なぜこれを聞くかというと、これを聞くことでTRPGに何を求めるかがぼや~と見えてくるなと思ったからです。物語派なら設定や世界観を重視する人になりますし、データ派ならゲームやキャラクターを重視していると考えられます。もちろん、物語派だけどキャラクターは大事だし、ゲームとして楽しんでるけど設定や世界観も大事だよねという方もいらっしゃると思います。そこらへんを否定したり断定するつもりはありません。予防線ヨシッ!

ですので、前と同じになりますがどちらか片方についてみてお考え下さい。
貴方のキャラクターは登場人物か、それともキャラクターデータなのか。
ちなみに私はキャラクターデータ。データ派ですね。GMをやる時は物語派ですが、PLで遊ぶときはデータ派になります。やっぱり好きな要素を詰め込んだキャラクターをやりたいよねと。GMで設定や世界観をひたすらこねてるからPLくらいはって気持ちもありますが。でも、世界観にしっかりあったキャラクターとかGM的にめちゃくちゃうれしくなるんですよ。「私の世界で生きてる人がいる…!」ってなる。わかる人いないかな…?

長文駄文失礼しました~。コメントできる方はコメントしてくださーい。コメントできない方は、ちょっと考えてみてくださいな。自分はどちら派か。また、自分とは異なる方でキャラクターを作っても面白いと思います。ではでは~
いいね! 16
烏賊パスタ
烏賊パスタ日記

2025/06/02 16:11

[web全体で公開]
😶 【雑記】岸辺露伴がイタリア語を喋るだけで面白いという話【映画】
絶望は理不尽なものであり、運命はちっぽけな事柄で決まる…!

どうも、「岸辺露伴は動かない 懺悔室」を観に行ったよ〜な烏賊パスタでございます。
重要なネタバレはなぁし!な感想戦です。

いや〜…色々言いたいこと語りたいことありますがまず…「岸辺露伴がイタリア語喋るだけで面白いのずるい」ですね。イタリアが舞台だからそらそうって感じですが…可笑しくない?「高橋一生がイタリア語喋る」って書くと役作り大変だなぁなのに、「岸辺露伴がイタリア語喋る」になると、あぁイタリア語が喋れるって自分に書いたんだろうなって読み取れますもん。

今回は「懺悔室」ということで…ボリューム考えると映画は難しいのでは…?と思いましたが、ちゃんと長尺用に改変されていましたね…
個人的に良改変だったかなと思います。「岸辺露伴は動かない」単体で完結出来るように康一くんがオミットされたのがちょっと気になる所…でも康一くん出されても、ドラマ版しか見てない人に康一くんお出ししても「誰…?」でしょうし、しょうがないかなと。

全体見ると改変されて残念…というより「よくそこまで再現したな!?」という驚きで一杯でした。これで改変に文句言ったら、ブン殴られるだろうなと思うほど再現がすごい…。少女をガチのイタリア人かな…?採用したのはやっぱ岸辺露伴は動かないのドラマ版作ってるところだけありますねぇ!熱意が高ぁい!

あと「懺悔室」では岸辺露伴の出番があんまりないのが大丈夫かなと思ってたので岸辺露伴がちゃんと登場してきて安心しましたね。そこも踏まえると改変は仕方ないと思います。

CMで言ってるのでこれはネタバレではないですが「幸せが襲ってくる」という文言まさにその通りで、六壁坂、くしゃがらの表現技法が目立つものでしたね…。幸せは何か?呪いとは何なのか? 絶望は理不尽なものなのか? 幸せをどう捉えるか?

とりあえず幸せにキレる岸辺露伴が見たい人は見るべきですね…。創作マンとして、岸辺露伴の創作像が見れるもので…とても良きでした…!ネタバレになるのでニュアンスだけを取るならば…

自分自身にとって一番の作品は自分自身で作り上げたい

これですね。たとえどんなに時間を掛けても幸運が降り掛かったとしても、最高の作品を自分の手で作り上げるという考えは、創作意欲に特大バフをもらいました。ありがとう…それしか言う言葉が見つからない…

クッソ面白かったから観に行ってね!

ps.泉京香ちょっと怖い…怖くない…?めちゃくちゃポジティブな人だと思ってたら…ちょっと怖くなっちゃったよ〜
いいね! 14