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😶 【卓感想】稲荷の村(CoC7版) 新クトゥルフ神話TRPG「稲荷の村」を遊んできました。 どこか懐かしい田舎の村で謎に迫る探索系シナリオ。 不作が続く田畑の土壌や環境調査のために伊那鳴村を訪れた探索者たち。依頼主の孫(大学生)、米農家(名前のセンスが最高でした)、令嬢育ちのイラストレーターと性別も年齢も異なる3人でしたが、思ったよりも馬が合ったような気がします。 シナリオの雰囲気としては、クトゥルフ要素のあるボーイミーツガールといった感じでした。開幕1クリティカルを出すほどの簡単な調査の筈が、山の社で不思議な少女と出会ったことで新たなミッションが追加。手がかりを探していくうちに、少女に異変が。彼女を助けるために、強いては村のために、村を四方八方移動する探索者たち。架空の息子を作り上げたり、暴力的な集団に金を握らせたり、神の布教を始めたり、店主こだわりのラーメンを堪能したり、ケモミミ娘をバズらせたり……楽しくロールプレイさせてもらえたなぁと思います。あのラーメンがなければ「チャーシューになれ!」なんて迷言は出なかったことでしょう。 道中戦闘シーンがあったのですが、一番体格の良い米農家さんが強いこと強いこと。耳つきの麦わら帽子を被り、ほぼ一撃で敵の命を刈り取る様は、丸いおひげもあいまってまさに「狩ーるおじさん」でした。ラストまで大活躍の頼もしさでしたね。スタイリッシュに剣舞のごとく武器を振るう画家さんもかっこ良かった!7版の近接イクストリーム、ダメージがえぐい。敵に大ダメージ決まるのって……楽しいですよねぇ!! ラストの戦闘も熱いものがありました。やっぱり名状し難い怪物が出てくるとテンション上がりますね。PCが発狂して苦しむのはPLなのに、大きい正気度ロールがあるとついテンションが上がってしまいます。戦闘で決着をつけるタイプのシナリオの、圧倒的な存在を前に探索者全員で立ち向かう場面が大好きです。駆けつけてくるNPC、神様の加護。生還できたのは、みんなの出目の良さと幸運と筋肉とパワーの賜物ですね。 壮絶な戦いの後のエンディングはとても優しいものでした。失ってしまったものもありますが、決して全てがなくなってしまったわけではない。あたたかで、どこか寂しい田舎の秋の景色が良く似合う結末に辿り着けたと思います。 世間はちょうど稲刈りの時期でしょうか。 揺れる金色の稲穂に囲まれて、どこからか風車の回る音が聞こえてくるような気がします。 KPさん、同卓の皆様。 楽しいセッションをありがとうございました!
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