鴉山 響一さんの日記 「NPCの秘匿情報について」

鴉山 響一
鴉山 響一日記

2026/01/02 22:37

[web全体で公開]
😶 NPCの秘匿情報について
PLに対して秘匿情報、特に行動原理を持ったNPCは、PLに信用されにくいし、そもそも動機を上手く伝えないと置いてけぼり感が強くなります。そのようなトラブルを未然に防ぐために、どのような施策を用意すべきなのでしょうか。

現在進行中の主宰キャンペーンにおいて、主要NPCのひとりに、そのような秘匿情報を持たせています。システムとして秘匿情報の扱いがルール化されている場合は、細かくケアされたルール回りになっていることでしょう。しかし、クラシックな基本設計のシステムの場合、そのようなルールとしての配慮は無いか、乏しいケースがほとんどです。そして主宰キャンペーンはダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ(5e)です。もしかしたらダンジョン・マスター・ガイドなどに何らかの示唆が記載されているかもしれませんが(もしご存じでしたら教えていただけると助かります)。

実際問題、秘匿情報にまつわるトラブルは時限爆弾であり、体感的にはGM/DMの構想通りに行くよりも、不発や消化不良、そして大きなトラブルに発展するケースの方が多く感じるので、できるだけ設定しないに越したことはないとすら思います(少なくともシステムとして用意されていない限りは)。

それでもNPCの秘匿情報を設定したい場合、どうすべきかを考えてみました。他に「こんなやり方も効果的」なんてのはあるでしょうか?

・NPCの信頼構築を段階的に進める: 最初からすべてを明かさず、NPCの行動や会話を通じて小さなヒントを散りばめ、プレイヤーが自然に信用を築けるようにする。例えば、NPCがプレイヤーの小さなクエストを手伝うことで信頼を積み重ね、秘匿情報の開示を後回しにする。これにより、置いてけぼり感を軽減できる。

・動機の伝達を間接的に行う: 直接的な説明を避け、NPCの過去のエピソードや周囲のNPCからの証言、アイテムなどの環境要素を使って動機を匂わせる。プレイヤーが自ら推理できる余地を残すことで、没入感を高め、トラブルを防ぐ。

・プレイヤーの調査機会を提供: スキルチェックやロールプレイを通じて、NPCの秘匿情報を部分的に探れるメカニズムを導入。例えば、洞察力チェックでNPCの嘘を見抜けたり、背景調査でヒントを得られるようにする。これでプレイヤーが主体的に関与し、信用しやすくなる。

・セッション前のオリエンテーション: キャンペーン開始時に「NPCには隠された動機がある場合があり、信用は徐々に築くもの」とプレイヤーに伝える。いわゆる「第0回」ですね。セーフティツール(例: Xカード)を使って、置いてけぼり感が出たら即時調整できるようにする。

・バランスの取れたNPCデザイン: 秘匿情報がストーリーの核心でない場合、代替ルートを用意。例えば、NPCを信用しなくても進めるサブプロットを複数設定し、プレイヤーの選択肢を広げる。

・フィードバックループの構築: セッション後にプレイヤーから感想を聞き、NPCの扱いを調整。事前のテストプレイでトラブルを洗い出す。

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