ブラボーキッドさんの過去のタイムライン
2025年09月
ブラボーキッド![]() | |
2025/09/13 00:45 [web全体で公開] |
😶 「中二病の初心者PLと疑問形KPの超短編」 第六話【かっこいいことしたいの賽】 「めっちゃカッコイイ感じのヤツがしたい…」 中二病をこじらせたPL(歴1か月)は言う。 「ふむ?…ではどんな卓をしたいのですか?」 興味を示したKPは疑問を投げかけた 「かっこいいヤツだ」 「ほむ…、では質問を変えましょう…どんなかんじのことをお望みです?」 「どんな感じかって? 他のPLたちが敵と戦ってるときに俺がスッと来るじゃん? グオッ!って感じでこっちに敵来るじゃん? そこをシュイーンって感じで回避して「何!?」って感じになって ドッドッドバチコーン!!ってぶっ飛ばすじゃん? そしたらみんなが「なんだこいつ!?」ってなると思うから 敢えて何も言わずに立ち去るじゃん? で…その時から定期的に戦ってる最中のみんなの前に現れては敵を瞬殺していく こういうことがしたいんだよな…かっこいいだろKP?」 「……かっこいいというか…それじゃただのストーカーキルパク野郎なのでは?」 「………」 KPのその一言が…中二病PLの心を貫いた。 某日・春の出来事である ───────────────────────────────────────────────────────
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2025/09/07 01:04 [web全体で公開] |
😶 「PLが居ないのでブチぎれないGMと疑問形KPの超短編」 第五話【縁起物の賽】 「縁起物って…あるじゃないですか…?」 KPは喋りだした。 KPが自分から喋る時は、大抵の場合何かしらの問いを投げかけてくることが多い。 『ええ…ありますな』 GMも穏やかにその声に返答する。 それに慣れていたGMは、既に疑問に対して答える構えをとっていた。 だが…今回はその大抵ではなく 「出目が良くなる縁起物について考えたんですよ」 『ほう…』 「…辿り着いた結論は…クリリンだったんですよね」 『はぁ?』 口から発せられた言葉は…トンチキなる考えであった 『な…何故そのような考えに?』 不意打ちのトンチキに、GMは困惑した。 KPが普段そういうことを言う人では無い分…その衝撃が強かった 「だって…おでこに6の出目のタトゥー入れてるじゃないですか…」 『別にアレそういうんじゃないのでは…?』 「あ、でもCOCとかだと6ってクリに1足りないか…」 『…あの』 「となると…COCの縁起物は…天津飯ですね…」 『…ちょ』 「…文字通り…1つの目が出てますからね…」 『………』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「…ということで…GMさん…ドラゴンボールTRPGをしましょう」 『KPさん…会話をしましょう…?』 KPからの言葉のドッジボールを受けきったGMは、 そう…話を締めくくった。 某日・春の出来事である。 ───────────────────────────────────────────────────────
ブラボーキッド![]() | |
2025/09/03 23:07 [web全体で公開] |
😶 「肉体の衰えを感じるGMと元気に煽ってくる遅延PLの超短編」 第四話【爺の賽】 「……………」 GMは落ち込んでいた。 自身の肉体に衰え…老けを感じたからである。 「…このまま老けたら碌な老人になれんな…」 「そうだなぁ…爺M…」 「誰が爺Mだ!」 体が老けても、 PLのイジりに即座にキレられる反射速度と声の出具合は…相変わらずに一級品である。 「実際…このままいくとヤバいぞ。 いずれ後輩からあだ名とかつけられるぞ!…、例えば…【ほうれい線バキバキーパー】!」 「呼び始め絶対お前だろうな!」 「又は【腰(K)ペイン(P)】!!」 「変なあだ名を増やすな!!!」 「怒んなよ~…爺Mゥ~」 「だから爺M呼びするな!!!」 チリン… と…二人の掛け合いに…外し時を見失った風鈴が鳴った… この日から、GMは老化に抗うべく、トレーニングを始めたそうな… 某日・冬の出来事である。 ───────────────────────────────────────────────────────
灰⇒ブラボーキッド | |
2025/09/03 00:29 [web全体で公開] |
> 日記:【滅茶苦茶遅延してくるPLと秘匿系PLとそれにブチぎれるGMの超短編】 第三話「秘匿はクソ!の賽」 今日はこれ読んで寝ます
ブラボーキッド![]() | |
2025/09/03 00:18 [web全体で公開] |
😶 【滅茶苦茶遅延してくるPLと秘匿系PLとそれにブチぎれるGMの超短編】 第三話「秘匿はクソ!の賽」 「GM!、秘匿HOを持ち込みたいです!」 GMは耳を疑った。 持ち込まれるHOという概念にGMは心の底から(???)だった。 「いいね、許可!」 「勝手に許可を出すんじゃない!」 どうやらGMは思考が停止した状態でも、 遅延PLの蛮行には反射で返答することはできるようだった。 …まぁ、とやかくありつつもセッションがスタート。 遅延PLの行動速度は相変わらずの停滞だが、なんと今回は2PLである。 「お、おお…!」 GMはかつてないほどスムーズに進む進行速度(当卓比)に驚いた。 (もしかするとこのPL…変なものを持ち込む以外は普通なのでは…?) GMはやっとまともなPLに会えたと歓喜した… 約2時間55分後… 「…あなたの前に立ちはだかるは!人知を超えた冒涜神話!…さぁ、あなたはどう切り抜ける!?」 GMは熱くなっていた!…過去…類を見ない程に! 「頑張れ~」 普通に道半ばでロストした遅延PLも、隣で応援していた。 「それならば!」 秘匿PLが次の一手を打とうとした瞬間… ピピピピッ!ピピピピッ! どこからか…タイマーが鳴った。 どうやら秘匿PLのポケットからのようだ。 「あ、もう時間か…」 秘匿PLの発言を理解できないGMは困惑した。 「…じ…時間?、何の…?」 その答えは…存外すぐに手に入った 「GM、秘匿HOを公開します」 そう言って…渡されたメモに書いてある文章を読んで、GMは絶句した。 ─────────────────────────| 【帰りたいなら 3時間後に毒入りスープを作れ | 飲むまでは 君じゃあここから出られない】 | ─────────────────────────| 「…というわけで…バケモノ無視して毒入りスープを作りまーす☆」 「草」遅延PLは爆笑した。ゲラゲラと…ゲラゲラと… 期待を裏切られ、絶句したまま固まったGMを残して… 某日・秋というには夏っぽい温度の時の出来事である。 ───────────────────────────────────────────────────────
ブラボーキッド![]() | |
2025/09/01 01:54 [web全体で公開] |
😶 「滅茶苦茶遅延してくるPLとそれにブチぎれるGMと疑問形KPの超短編」 第二話【意味を知りたいの賽」 「KPって…何の略なんですかね…?」 KPは尋ねた。 他愛ないシンプルな質問を 向かいに座る二人へ… 「ああ…キーパリングですな…」 さらりと一人が…GMが答える。 「違うぞ」 それにもう一人が…PLがさらりと反論する。 「嘘をつくな…じゃあなんの略であるか言ってみ給え…」 GMは既に、あ…こいつ碌でもないこと言うな…という顔をしていた。 「苦しむ(K)パーソン(P)」 「苦しめてるのは大体お前パーソン」 息の合った掛け合いである。 おそらく掛け合いの隙間は0.3秒ほどであろう。 「では…GMは?」 間髪入れずにKPが差し込む…お題(起爆剤)を… 「決まってる、Goddamn ma-n…」 「誰が畜(ピー)野郎だね!、このPrivate longが!」 二人とも…無駄にネイティブである。 その後…聞くに堪えないガバガバ英語口喧嘩が勃発。 その中で… モグモグ「二人とも仲良しですねぇ…」ポリポリ KPは…二人を肴に柿ピーを食べていた。 某日・秋の出来事である ───────────────────────────────────────────────────────
2025/09/13 21:00
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