橙さんの過去のタイムライン

2021年07月

橙
日記

2021/07/24 11:50

[web全体で公開]
😆 【PC】ドラコ【case1~6】
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)1/21~4/5 計6回のセッションに参加しました。
2021.01.21『DEVIL’S OVERRUN』
2021.02.04『ラナンキュラスの追憶』
2021.02.14『火棲波旬』
2021.02.21『眠り猫起こすべからず』
2021.03.05『大報海』
2021.04.05『Savage of Sharnoth』

:『ドラコ』というPCについて
口を開けば周囲を煽り散らかす(しかも敵味方問わずに)、お調子者のようなキャラを目指して生まれたPCでした。
場を賑やかすムードメーカー…かと思いきや、戦闘となると手に取る武器は選ばず、そこらへんにあるものをなんでも引っ掴んでぶん回す狂戦士。カルト絶コロ集団<UNI>に似つかわしく、しっかり頭のネジが数本緩んでいます。中指立ててゲス顔晒すポーズがよく似合うお兄ちゃんです。
立ち絵はあえて可愛く作りました。こういう見た目かわいいお兄ちゃんが、瞳孔ガンびらきの牙剥き出しにして煽り散らすの…とても性癖なんだよなあ。

『DEVIL’S OVERRUN』
<UNI>…<UNione Italiano>というイタリア系の人種で構成された、カルトスレイヤーの色が濃い探索者組織。合言葉は「カルティストはぶっこ ろす」───そのリーダーであるPC、ジウ・アーカーの物語のプロローグとして催された回でした。
PLに事前情報として渡されていたのは「UNIは既に壊滅した組織」「ジウはそこのまとめ役だった」「ジウの目的は事件の首魁であるカルト集団<血塗られた舌教団>への復讐」「ジウ以外の探索者は死亡している」…つまり今回は時間軸を過去においた、在りし日の<UNI>を語る話。拠点にしている違法酒場で個性豊かな仲間たちと過ごした日常は、もう記憶の中にしか無いのです。PLたちがノリノリで『楽しかったあの頃』を演じている裏で、KPが「ちょっと待ってこのPT全滅するの?」と白目剝いていたのがとても面白かったです(クソPL 飲み会RP楽しかったんじゃあ…(天を仰ぐ)。
邪悪で強大な魔術師たちの手によって、仲間は一人ずつ殺されていきました。ジウの目の前で、為す術もなく。
ドラコの死体は鹵獲され、<ゾンビ>に加工されていいように使役されました。生前の戦闘能力を以て、かつての仲間も見知らぬ探索者も葬り、遂にはかわいがっていた後輩すらも───。幸か不幸か、意識を取り戻したドラコは、同じように鹵獲されていた仲間に再会。彼の手引きによって魔術師の支配から逃れて、そして───…

『ラナンキュラスの追憶』
時が過ぎ。各々<アーカム>に帰還したジウ・ドラコ・ディアナの三人は、神話的異空間にとりこまれ、そこで再会を果たす。以降、UNIの三人組といえばこの三人になるのですが、この二人とのRPの掛け合いがマジで愉しかった。
ドライとウェットのバランスがとてもいい感じだったんです。カルトスレイヤーという物騒な生業に手を染めているがゆえに、UNIに流れている空気は単純な仲間意識とは少しズレていて…ひねくれ者の集まりだったのかな。友人というにはドライで、ただの利害関係と割り切るには情が深い。一人が暴走して勝手にダウンしても、ちゃんと見守っていてカバーに入れる…理想的なチームだと思いました。
ですがジウのチームは本来三人ではなく六人。ドラコとディアナは戻ってきたが、相棒は未だ帰還せず、一人は教団の暗殺者によって気付かぬ間に殺害され成り変わられていて、そして最年少メンバーであった少年は…敵として立ちはだかる。
───誓ったじゃないか、カルティストは皆殺しだって……

『火棲波旬』
前卓で仇の一人…お人形・<サンダーソニア>を撃破。次の復讐の対象である魔術師・<アヴタ=ソル>は幻夢郷世界の火星で引きこもっているとの情報をキャッチし、ジウ達は次の復讐に赴くために<幻夢郷>へと踏み入ります。
ジウ、ディアナ、ドラコのUNI三人組…のみならず、前卓で出会った、双子の妹を取り戻したい元教団の暗殺者<レッドブラッド姉妹>の片割れ・アイリーンと、彼女の後見でありまた自身も教団に恨みをもつアビゲイル。そして夢見の才能ゆえに幻夢郷のオークションに掛けられていたエマ。どの顔を見ても「血塗られた舌教団憎し(血涙」で構成されたこのパーティで、夢の大陸を大冒険です。
───さて。幻夢郷での旅で一番の障害とはなんでしょうか。
神話生物?言葉?金?移動手段?
どれもネックです。が、どれでもありません。人間最大の欲求にして生命維持に不可欠なもの…そう、それは食料。神話生物?言葉?金?移動手段?んなもん暴力でどうにかなる(ゲス顔)。けど食料だけは…。度々襲い掛かる食糧難は探索者たちの理性を削る(別にSANチェックは発生していません)。
コンゴジャングル!肉食植物(ドラゴン)!死肉!虫(これが一番キた)!魔力結晶!
食料調達のたびにアヴタ=ソルへの恨みつらみが雪だるま式に加速していく現象が面白すぎました。

『眠り猫起こすべからず』
殺伐とした復讐劇は一旦お休み。山キャンプだぁ!!(無邪気)
ドラコが用心棒兼店員を務める違法酒場のお客さん達とアウトドアレジャーです。
『DEVIL’S OVERRUN』ぶりの店員ムーブ。UNIの面子を相手する時とは違い、まともな接客です。こういうシーンがあると、彼らにもいたって普通の日常があるんだなあと思います。出てくるのがビヤーキーのスケッチとかなのには目をつぶり…客の一人であるジャスミンに誘われ、探索者たちは週末の予定を決めます。
しかしいざ山を登り始めると、なにかがおかしい。異変に気が付いた探索者たちは、山頂にある展望台で働いているジャスミンの友人を心配し、急ぎ山頂を目指す───。
休暇が休暇じゃなくなる、事件物では定番の展開ですね。探索者という生き方は本当に業が深い(したり顔)。
いつもとは面子が違うために勝手の違う探索…具体的には非戦闘員を保護しながらの撤退戦を序盤余儀なくされるものの、戦闘が解禁された瞬間解放感で戦闘民族っぷりをさらす。
Q:「いつもどんな探索してるの」
A:「(ジウが)撃って、(ディアナが)ぶった切って、(俺が)殴る」
シンプルだろ?に対しの「(あ、NOUKINの方だったんだ)」の独り言で笑いました。
元は新COC、それも携帯電話やSNSが普及している前提の現代が舞台のシナリオでした。これを1927年で回せるように調整してくださったようです。

『大報海』
探索者組織のスポンサー様からのご依頼。
───ここ数日悪夢にうなされているというマイヤー夫人。その夢の中では、漁に出て亡くなったはずの夫が家に帰ってくるそうだが、その姿は霧に包まれてぼやけ不気味で、夫人はなにをする事もできずに最後には家ごと海の底に沈んでいくという。その夢を見始めた時期と同時期に現れ始めた不審者の存在もあり、夫人は腕っぷしのたつ探索者諸君に相談をもちかける。
で、来たのが<UNI>の狂人と狂戦士と、<ABC/Arkham Busters Club>の最精鋭の一人ラドクリフと、サテュロスの身で探索者でもあるプルミエの四人。違う組織の人と組むのも、またバランスが変わって楽しいものでした。なんというか「俺たち今まっとうな探索してる…」感があり(草
僕ね、ディアナの中の人のRPが大好きなんです(勿論他の方も好きですけど)。なんといえばいいのか…とにかく会話がお上手だし、個性を主張するタイミングをバチ当てするんですよね。身内内だとしばしばカニバリズムが横行するのですが、僕もガジガジと腕齧らせて頂きたい(歯をギザ歯に整え…。ディアナは特にやること言う事ぶっとんでて大好きでして、今回彼女が言い放った「マスターキー(物理)」は普通にパワーワードで面白いのと、<UNI>の脳筋ぷりがうまく表現されているなあと唸らされもして、(ラスボス戦直前だったことも相俟い)印象的でした。
戦闘はコンビネーションがひたすら楽しかったです。ラドクリフがライフル使いなので、近接系の二人は積極的に前衛に出る。…そう考えるとジウも拳銃使いなのでどちらかといえば後衛側(システム的には拳銃は基本前衛扱い、のはず)の人間だと思うのですが、普通に近接二人と並んで前に出てくるので、そのあたりが<UNI>らしい部分とも言えるのか。
斧とバールで挟み合わせてぶん殴るのきもちいいいいいいいいいい!!!


『Savage of Sharnoth』
いつの間にか誘拐されていました。ヒロイン化は草なんじゃ。
実はこのシナリオの前に一本『ファイアボールリリィの毒』というシナリオが挟まれておりまして(スケジュールが合わずPL橙が参加できなかった)。これまで二つの復讐を遂げ、最後の魔術師『トラッパー』に攫われるピーチ姫の状態でシナリオ参加していました。まじ草。しかも結構グチャグチャに拷問されてたっぽい。すまんだらドラコ、PLに夜勤だか遅番だかがあったばかりにな。
無事トラッパーを撃破…とは言い難く。トラッパーという魔術師は、自らが撃破されることすら織り込み済みで『三人の魔術師を生贄に捧げる大儀式』を画策していた。ジウの左目に生まれた<トラペゾヘドロン/魔眼>の輝きは、彼ら探索者たちを混沌と黒檀の地<シャールノス>へと取り込む……。
かくしてジウ・ドラコ・ディアナ、そしてゼリンダの四人が<ランダムダンジョン>に放り込まれたわけですが、敵の狙いはジウ。その他の三人は奴らにしてみれば余計にくっついてきたオマケに過ぎず、ダイスの出目によって押し流し引き離されようとします。
TRPG界隈だとダイスは生き物なんてよく聞かれる文句ですが、ここの人たちと囲む卓には本当に何か棲んでいるような気がする。
いつか書いたロブの出目然り。今回もきれいにジウと他メンバーが分断されて、「絶対にジウを引き摺り込んでやる」というくそっタレな思惑が出目に反映されているように感じました。しかしどうも最後の最後でトラッパーは詰めを誤ったようです。いつまでもカルティストの手の上で転がされている<UNI>ではありません。彼らはニャルラトホテプの魔力に満ちた空間を踏破し───遂に復讐を遂げました。
実は二時間かからないくらいの短時間で制覇した今シナリオ。打ち上げと称して、もう一本続けてランダンをやっていました。こっちの方が時間かかっていた不思議の出目のダイス。KP陣の「1時ですが最後までやります?」「そろそろ終わらせても良いかもしれないwこれ26:00なっても終わらないでしょ(確信」のやりとりでPCPL双方命拾いした。
といっても、ドラコはほぼほぼ羊(神話生物)と戯れていただけで、死ぬ思いをしていたのはジウとディアナと、KP交代し参加したアリスの三人でしたが。
###
KP:ROUND回りましてジウさんどうぞ
ジウ・アーカー:DANG 俺も行くぜドラコ
Cthulhu : 不死鳥の塔(7[7]) → <Ⅱ>遭遇判定 → <Ⅰ>デモニング・マター[正気度喪失:1/D6]
ジウ・アーカー:出して!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
デモニング・マター:【神話生物】[正気度喪失:1/1D6]どうぞ
ドラコ:wwwwwww
ジウ・アーカー:此処から出して!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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ごめんジウ。安全圏で笑ってたよ僕。
孤独に独り言RPしていたら、最終的にジウから店の裏で養鶏を営む許可をもぎ取っていました。これでますますUNIの食卓事情が充実するぞ!!

過去を清算し、ようやく真の意味で未来に目を向けられるようになった<UNI>の三人。
自然に「帰ろう」と口に出せる空気を、二度と手放さないように、きっとこれからもそれぞれ歩んでいくことでしょう。
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2021/07/13 12:27

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> 日記:分かる人には分かる時事ネタ
ちょうど計ったように3人ですね、間違いない
しつけから始まるオープニング……
橙
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2021/07/13 12:14

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> 日記:分かる人には分かる時事ネタ
わかります。成人すると児童文学の棚をうろうろするの少しきつい。
怪盗側じゃなくて名探偵側を中心においたHOでも、きっと名探偵はPC4におかれている…(名推理
橙
日記

2021/07/13 03:20

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😶 【PC】ミトン・イリイチ・スヴィーニン【LOST】
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)※特にネタバレ要素はないんですが、長いので折りたたむために『あり』に設定しています*

2021.02.14~02.20『銀の時代』

:『ミトン・イリイチ・スヴィーニン』について
 時代は他PCと同じく1927年。旧ソ連軍に属する軍人です。
 GRUで暗躍する探索者を演りたくてWikiとか結構一生懸命漁ったんですけど、当時のロシア関係のデータや資料がなかなか見つからず。足りない知識面をKP陣にアドバイスして頂いて作成したPCでした。
 作成する際にイメージした姿は、一面の銀世界の中にひとり佇む、真っ赤に染まった長剣を片手にぶら下げた青年です。
 当時のロシア(旧ソ連)はロシア革命と最終戦争を経て、スターリンによる全体主義政治が幅をきかせはじめた頃。スターリンを崇拝しなければ粛清される、息の詰まる時代だったそうです。
 ミトンはそんな体制に対して「いつか亡命してやる」と内心では中指を立てつつも、外面は真面目に仕事をこなし職務に貢献する人でした。賢く立ち回りながらも、ままならない現状に幾つも手を汚しては心を壊し、ただ大勢に抗う野心は決して失わない。最後に笑うのは俺だ、と言わんばかりの負けず嫌いな性格でもありました。
 そんな彼に『銀の時代』に参加するにあたって、KPが『妹』をプレゼントしてくれました。
 彼女は幼いながらに貧しい生家を助けようと働きに出る『お兄ちゃん』を心配して見送りに出てくる…そんな可愛くて自慢の妹でした。

『銀の時代』
2/14〜2/20間の五日卓に参加しました。
<GRU>…ロシア連邦軍における情報機関、その中でも対神話に特化した部隊<SV-8>に所属するヴァレリー、カミラ、ミトンの三人が<ニジニ・ノヴゴロド>における異常気象の調査に派遣される───のですが、導入はそれよりも任務を言い渡されるよりもずっと過去の時間から始まる。
───この極北の大地で彼らはどんな人生を歩んできたのか、その始点には、ターニングポイントには何があったのか。
あまり馴染みのない(普段は米国を舞台にしたシナリオが多い)ロシアが舞台だったこともあってか、まず空気からロシアのものに差し変えられるような感覚のじっくりとした導入でした。ログを見返すと、PLもろともPCを舞台装置に取り込んでいく手腕が本当に凄い。それもこれもこの後めちゃくちゃじっくり美味しく焼き上げるためだと思うと…村焼き職人の二つ名は伊達じゃないですね(震撼

:LOST
魔術師の集団で<マスター>と称される程の強敵と、最後の最後…彼女にトドメを刺すその瞬間まで戦いきって、そして力尽きました。
ミトン・イリイチ・スヴィーニンの人生は、恵まれてはいなかったかもしれません。
けれど決して不幸だったとは思いませんし、最期も悪くはありませんでした。
───
KP:ミトンさんは、全身が……傷だらけで、その乗り越えた<嵐>の大きさは
KP:それだけで、見て取れるほどでしたが
KP:……最期の顔は、何処か安らかなものでした
<><><>
KP:ミトンさんは……顔を上げると、古ぼけている
KP:見慣れたドアノブを掴んでいました……白い、白い、世界の中心にその家はあるように
KP:ずっと、思えて
リージヤ・イリイチ・スヴィーニナ:「おかえりなさい、お兄ちゃん」扉の向こうには、家族の幸福がありました
───
ロスト後の最後のRP直後に差し込まれたこの描写に、あぁよかった、と本気で思いました。
あまりの厳しさに憎みすらしたこのロシアの大地、けれど、確かに彼らを育んだ母なる大地に受け止められた最期。ずっとずっと本当は望み続けていた家族の幸せを、彼はようやく手に取ることができました。

自分も雪国育ちなので、肌に触れる空気感とか雪景色に抱く寂寞感には覚えがあり。五日間、没入し続けた一卓でした。
デビュー卓でロストしてしまいましたが、この一卓に凝縮されたミトンの生き様は、演じた身で恐縮ですが見事だったと言えると思っています。
生き残ったカミラとヴァレリーに、これからの道行の幸福を。一人のPCの人生に、心からお疲れ様でした。
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橙
日記

2021/07/11 19:23

[web全体で公開]
😆 【PC】ロブ・ボロー【case1〜4】
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)これは半年前に書いた記事です。

12/20~01/09 計4回のセッションに参加してきました。
2020.12.20『至福の一杯』
2021.01.02『真夜中の儀式』
2021.01.09『One Shot One Kiss』
2021.01.13『セベク』(6日卓)

※特にネタバレ要素はないんですが、長いので折りたたむために『あり』に設定しています*


今回のPC『ロブ・ボロー』について。
宇津瀬聡二と同じく<クロシェベルト探偵事務所>に所属する探偵。
聡二よりも若くて、ケルト系の狩猟民族出身のPCを作りたいと思って生まれた子です。
はじめロブは、集落でも特に頭が良い方の少年で、大学などの進学のためにアメリカに留学し、そのまま現地で探偵として就職した、という脳内設定でした。当初は武器もライフルではなく弓矢を使用するつもりでした。それがなんとまあ見事に殺意タッカイタカーイなスナイパーに成長して…。


『至福の一杯』
ある友人の家に、他の探索者諸君と一緒にお呼ばれしてコーヒーをご馳走されました。ビヤーキーコーヒーだったんですけど。思えばこの時から、ロブはビヤーキーと縁を結んでいたようです。

『真夜中の儀式』
ロブに設定が生え始めた回。
<EPH/イースト・パブリック・ハイスクール>と言う学校に通っていたことになったロブに、後輩と先輩の探索者仲間ができました。物語は先輩であるアイラが夢を見るところから。その夢で彼女は瓦礫の中で愛おしげに『鉄の魚』を抱え、とても幸せそうな心地でいました。────彼女の夢見るものは、世界平和。彼女はこの奇妙な幸福感に満ちた夢を、神話的事象ではないかととらえ、ロブとバンに相談します。
…正直、はじめにこの描写を読んだ時から、PLはこの『鉄の魚』の正体に心当たりがありました。まぁもしかしたら私の知らない神話生物なのかもしれない、と思って口には出しませんでしたが。嫌なもの連想しちゃったな、とは言いましたけど結果心当たりはバチ当たりしていました。…小学生くらいの頃、あの形を映像で目にした時から「こいつ魚みたいな形してんな」と思っていたんですよね。
────人類が滅べば世界は恒久的に平和を手に入れられるよね、とか汚染された聖杯みたいなこと言うのはやめてクレメンス。

『One Shot One Kiss』
ありがたいことにロブの設定掘り下げ卓ということで開催して頂けた卓でした。
舞台はアーカムを離れ、<シカゴ>。ここで彼は<アーカム>に来る以前は、<シカゴ>のアイリッシュ系のストリートチルドレンだった事に。
導入では先輩探索者のジムさんと話しているところに、先々代所長と契約していたビヤーキー…『ロックボトム』が帰還。後の相棒との出会いがあり、<シカゴ>時代の幼馴染・アメリアとの再会もあり。
シカゴの探索者組織<グレーターズ>からの依頼(アメリア、ワフトはグレーターズの所属)を受け、違法酒場で起こった神話的事件の解決に乗り出す。<ノースサイド/アイリッシュ系>と<サウスサイド/イタリアン系>の両ギャングの抗争に端を発したと思われるこの事件に、アイリッシュ系人種のロブとアメリアはストリートチルドレン時代の伝手を使い、ノースサイドの違法酒場を仕切る男がかつて二人を守ってくれた兄貴分だと突き止め、彼を尋ねる。────が。
二人の知る”彼”はすでにこの世にはおらず、いたのは”彼”の皮を被ったナニカ。
────を、踏まえての次卓。

『セベク』01/13~01/20間の六日卓
尊敬する探索者を一人喪い、再会したばかりの幼馴染ともゆったり会話をする時間も取れぬまま死に別れ。
ミ=ゴという神話生物を前に、それでもロックボトムとワフトの助けを得て生き残ったロブは、<グレーターズ>からの勧誘を断り<アーカム>でロックボトムと探偵業を続けていた。
過去の繋がりを全て喪くしたロブは、空いた穴の涼しさを埋めるように、ロックボトムと契約をしていた。
そんな中、<グレーターズ>がシカゴ…ひいてはアメリカ大陸の覇権をめぐって<暗黒のファラオ団>との戦いを始めることを耳にし、ロブ・ロック・タケルの3名は<アーカム>から<シカゴ>に向かう。
このシナリオは個々PCに生えた設定の一つ一つが重たくて…、特に<グレーターズ>の二人は家族を亡くし、あるいは取り戻し。全員で立ち向かって最良を掴み取りにいった、濃密な全6回でした。
前回卓の報酬で取得したメインタグ<迷彩>と<呼吸>を活用し、戦闘場面では活躍いたしました。
特にラスボス(仮)戦では天も味方してくれました。ロブの手番直前、KPCとして参加していたロックが戦闘不能になってしまい、しかし指揮官であるクレメンタインの言葉に戦闘を続行────手当てに走るのではなく、銃を撃つ事でロックを守ると決めた直後のダイスロール。

‘‘‘
ロブ・ボロー:迷いを振り切るように、勝ちを取りに
ロブ・ボロー:ccb<=85 ライフル
Cthulhu : (1D100<=85) → 1 → 決定的成功/スペシャル

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機械的処理、ただの乱数処理だとわかっていても、これはロブが引き寄せたんだと思って胸にくるものがありました。相棒とまだこの先も歩み続けたいロブの意志が、他の歴戦の探索者たちすら唖然とさせる弾丸を放ったのだと。この時PLは思わず涙ぐんで、そしてこのパーティの勝利を確信していました。
────その後真のラスボス戦を経て。探索者らは家族を失い、または取り戻し、または誰かへと繋ぎ。以前と少し異なった日常を再び歩み始める。
エピローグでついにクレメンタインに外堀を埋められたロブとロックは、<クロシェベルト探偵事務所/シカゴ支部>の創設に伴い異動。ついでに支部長に就任させられることに。前回卓、絶望で後にした<シカゴ>の土地を、今度は新天地として再びロックと踏むことになるとは。感無量です。


まだ5卓経過してないのにこの濃密さ。
ロブのキャラクターを他PLさん方にも愛して頂けたからこそなんだろうな、と思いつつ。
これからの彼らが、暗雲を切り払って進み続けられるよう。
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