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😶 ケダモノオペラ【人の朝、星屑の国】 今回、しらたまさんからお声がけいただき、ケダモノオペラの公式シナリオ集【人の朝、獣の夜】に掲載されているキャンペーンシナリオ【人の朝、星屑の国】をプレイさせていただいた。 さすがケダモノオペラのシナリオ集筆頭を飾るだけあって、内容はドシリアス、ほのぼのからシリアスへの落差が富士急のジェットコースター並み。あまりネタバレになるようなことは言えないので濁すが、楽しいギミックやバカ重テーマに情緒をめちゃくちゃに灼かれるとてもいいシナリオだった。終盤、展開が重すぎてGMと悶絶する結果に。 GMのしらたまさんは、何と言っても展開の描写が上手いし、プレイヤーから投げた描写から情緒的意味合いを受け取るのも上手い。これをゲーム進行を行いながらさらりとこなしてしまわれる。そしてさらに、拘り抜かれたココフォリアルーム。各所に置いてあるスクリーンパネルには、シナリオに関わる世界観の一部が記載されており、カーソルを合わせればすぐに確認できる。思った以上にその情報が深くシナリオに関わってくるので、この存在はとても大きかった。 細部にわたるしらたまさんのお気遣いと広いお心のお陰で、私はこのシナリオを最大限に楽しむことができたのだ。 改めて、GMを務められたしらたまさんに、感謝の意を表したい。 【ケダモノオペラとは】 強大な力を持ちつつも孤独な人喰いの“ケダモノ”となり、人間たちとの関わりを描いていく暗黒神話TRPG。 ダークファンタジーと謳っているため、シナリオはド重いシリアス寄りが多い。(コメディもある) そもそも、人喰いのケダモノと人間が関わることで発生する、相容れないもの同士のジレンマを描くシステムなので、ケダモノと人が関わると不幸しか起きない。共に居れば共に破滅するもの同士の、薄氷の上を渡るような物語を体験したい人にはイチオシのシステムだ。 【むかしむかし】 “光の主”とケダモノの大戦争がありました。 ケダモノは“闇の森”に封じ込められ、人間たちは“光の主”を神と信じるようになりました。 けれどそれからしばらくして……。 ある嵐の夜、力なき子供たちがやってきます。星屑と名乗る彼らは、親も祖国ももたず、この世界に居場所がありません。 彼らはケダモノに、自分たちの神様になってほしいとお願いします。 ケダモノは子供たちの神となり、共に理想郷を作り始めます。 ◆イグニス PL:おかゆ 「私は、自分の縄張りを……あなたたちを護るためなら、あなたがどう言おうが、自分の全力をもってして戦うでしょう。それこそ、自分の正義のために。……あなたはそんな時、私という力をどう考えますか?」 「私は……護りたいんです。あなたと同じくらい、星屑の子供たちを……そして、そこには、あなただっていた」 ドラゴンのケダモノ。“鎮守(ちんじゅ)の竜”を自称し、神話戦争の時代には実際に攻め来る敵から人間の王国を護っていた。それだけに人間と関わり合うことに抵抗はなく、寧ろ情が移りやすい、人喰いのケダモノとしては奇異な性格。 神話戦争を経て自分の護っていた王国は滅び、廃墟と化した王宮を意味もなく護り続ける毎日を送っていたが……嵐の夜、星屑の子供たちと出会ったことが、彼女の幸せと不幸の始まりだった。 彼女は再び護るものを得た。しかし、それは永遠ではなかった。
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