ポール・ブリッツ
備忘録
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登録:2020/03/26 21:13
更新:2020/03/26 21:13
休まなければ旅ではない 一日に耐久力種族値以上の時間を歩き続けたり飛び続けたり泳ぎ続けたりしたキャラクターは「気合い」のスキルでチェックする。失敗したら、その日は疲れきって休んでも体力は回復しないうえ、予備体力も半分になる。 旅とは耐えることなり 「気合い」のチェックをしたり、長いこと旅をした時には、一日一度「サバイバル」の技術でチェックをしなくてはならない。失敗すると、すべての技能に「-1」の修正がつく。そしてこの修正は「累積する」のだ。五日間も食うや食わずの行軍を続けたりすると、すべてチェックに失敗したとして五日目には「-5」の修正になる。これは快適な場所で丸一日眠るまで続く。知能派を気取るのであれば、知性スキルの「自然学」が、すべてのサバイバル技術の代わりになってお得である。 寝ることは技術なのだ 一日に一度、「回復」スキルのチェックに成功することにより、キャラクターは体力を1点回復させることができる。魔法や奇跡や薬の力なしに、誰でも体力を回復させられるのだ。 「回復」スキルを持っていないキャラクターは、代わりに「耐久力種族値ー1」を使う。宿屋で+2、家宅で+4、治療者がついていれば+8、魔法の保護下だったら+10と修正が累積でついていくので、(「医者つきの宿屋なら+10」となるわけだ)普通に医者のいうこときいてベッドで安静にしていれば、それなりの日時で体力は回復する。だが、「回復」の高いキャラクターは、真冬の砂漠のど真ん中でも、「回復」スキルに成功しさえすれば、体力がどんどん回復していくのだ。正統派イギリス冒険小説の世界である。 医者にかかるとはどういうことか 医者が外科手術である「治療」スキルに成功すれば、もしそれが外傷ならば、スキルの成功値の1/4だけ体力が回復する。成功値が16だったら4点、というわけだ。問題は、このスキルのチェックが、「1週間に1回が限度」ということなのだ。やはり、生物の体は、自己治癒力に勝るものはない、ということだろう。 やはり最後には…… クリエイト・ドラッグによる「クスリ」に託すしかないのかもしれない。今、時代はドラッグなのだ! 冒険者はラリりながらアニスを闊歩するのだ! ……そうかなあ。
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たしかにそこらへんは読み返していて強く思いました。4~5人で役割分担しながらでないと、「街道を宿場伝い」以外の方法で旅を続けることは困難かもしれませんね。 でも、クリエイトドラッグの時間短縮は、インスティルの呪文で1時間しか効果を発揮しない魔力回復の丸薬を作るのにも6時間かかることを考えたら、ルルブの薬作成時間で妥当ではないか、と思います……。
ヒーラーとアルケミストは旅に必須そうですね
ポール・ブリッツ
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