雅 狼餓さんの日記 「「The Hound of the Wild Hunt」オープニング」

雅 狼餓
雅 狼餓日記

2020/07/08 08:35

[web全体で公開]
😶 「The Hound of the Wild Hunt」オープニング
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)KUMOさん(ゴブスレ作者さん)の「The Hound of the Wild Hunt」のオープニングになります。
告知スレで開始宣言をしたシナリオのオープニングです。
スレからコピペさせていただきました m(__)m。

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「私はハンス・ブラックハウス。ロフヴィルの代理人だ」
 シアトルの高級クラブ「ダンテズ・インフェルノ」最下層、VIPルーム。
 そこに現れた男は、恐ろしいほど様になった仕草で葉巻を揺らしながらそう名乗った。
 ロフヴィル。ダンケルザーン亡き今、世界で最も有名なドラゴン。その代理人。
「そして彼女はディンドラン。私の姪だ」

 それは男とは対象的に、雪のように白い肌をした銀髪の少女だった。
 感情の薄い顔を引き締めて、アタッシュケースを大事そうにしっかりと抱えている。

「彼女はある貴重な遺産を受け継ぐ事になっているが、その遺産を狙う不届き者がいる。
 遺産相続の手続きとしてイギリスへ向かわねばならないのだが、その間の護衛をお願いしたい。
 報酬は一人あたり2万新円。襲撃者を排除してくれたなら全員で1万新円。
 期間中の滞在費および交通費は我々が用意しよう――無論、常識の範囲内でだが」

 最後の言葉は冗談だったのだろうか。Mrブラックハウスの顔に酷薄そうな笑みが浮かぶ。

「……よろしくお願いする」

 白い少女、ディンドランがしゃちほこばった様子で頭を下げた。
 きっちりとアクショニアビジネスクロークを身につけた彼女は、どこか新人のカンパニーマンを思わせる。
 将来はきっと、有望なS=K社の企業人に育つに違いない。
 悪くない話だが、しかし――……。

 ――ドラゴンには関わるなというが、ドラゴンの方から関わってきた時はどうすれば良いのやら。

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