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🤔 事故らないシナリオとは またまた、ふぃあ通TRPGチャンネルで、面白そうな話題の動画が上がってました。 要約すると、リプレイのシナリオと公開用のシナリオの作り方は違う、何故ならば公開用のシナリオは「事故」を未然に防ぐ分かりやすいストーリーにしているからだ、ということでした。 この動画での「事故」は、飽くまでもセッション中にシナリオが進められなくなることに絞って解説されていましたね。内容的にはFEARの企業秘密の筈ですが、具体的にどうすれば防ぐのか、というところまでしっかり紹介してくれていました。 内容的には、GMだけではなくPLも見るべきかなあと感じました。 GMは公開用のシナリオ、つまりオンセン等で野良で募集する場合は、自分の即興力に自信がなければ事故の発生しづらいシナリオを作るべきですし、その作り方について勉強するとより安定したセッション運営ができます。 一方、PLはシナリオに参加した際、どういう心構えで参加した方が楽しく過ごせるか、というのは、リプレイを録る際のセッション運営、つまり事故が起こることは承知の上で作られているシナリオをプレイしている際にどういう事を考えているか、について学ぶと事故が起きにくくなります。 残念ながら、オンセンやその他SNSで募集しているGMは、全員が全員プロというわけではないですし、GMがやりたい展開を作ったシナリオを進めた結果、事故は起こりえます。そういう時に、PL側でカバーする方法について知っていれば、ベテランプレイヤーに一歩近づくことができるでしょう。 まあ極論とにかくコミュニケーションですよね。ぶっちゃけてしまう。自分が何をやりたいかを言う、GMは何がやりたいのかを聞く。察してほしいなんて思わず、興ざめを恐れずに全て伝えましょう。セッションが崩壊する方が興ざめです。 TRPGを長く遊んでいる人ならば、1回や2回、セッションが事故った状況に遭遇したことがあると思います。 かくいう私も、一番最初のGMでは事故が発生しかけたのを思い出しました。 ボス戦を、ちょっと戦うのが面倒な位置にいる敵に据えたのですが、ボスを倒さずに脱出する方法を提案され、困ったことがあります。 当時は、「セッションの終わりには必ずボス戦を据えなければいけない」と考えていたので、何とかしてボス戦を回避する方法について理由をつけて依頼が達成されないことにし、ボス戦を戦ってもらいました。 普通に考えれば、倒す必要のない敵であれば回避したいのは当然で、その為に工夫するのは良いことなんですよね。 今思えば色々やりようがあったなあと思います。例えば、一旦その場はその案で切り抜けたということにして、PLを褒める。そして、PCが脱出できそう…と思ったところで、満を持して別のボスを出して戦闘させる…或いはボス戦自体をなかったことにする。こうすることで、GMのやりたいことも、PLのやりたいことも両立できます。 PLは「ぼくのかんがえたさいこうにすまーとなほうほう」を褒めてほしいですし、GMは「ぼくのかんがえたさいこうにたのしくてすりりんぐなしなりお」を楽しんでもらいたいわけです。どっちかをないがしろにしていいというわけではなく、どちらも両立可能ならば両立させるべきなんですよね。 TRPGの勝利条件は、「セッション参加者の全員が楽しんで終わること」なので。
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🤔 事故らないシナリオとは またまた、ふぃあ通TRPGチャンネルで、面白そうな話題の動画が上がってました。 要約すると、リプレイのシナリオと公開用のシナリオの作り方は違う、何故ならば公開用のシナリオは「事故」を未然に防ぐ分かりやすいストーリーにしているからだ、ということでした。 この動画での「事故」は、飽くまでもセッション中にシナリオが進められなくなることに絞って解説されていましたね。内容的にはFEARの企業秘密の筈ですが、具体的にどうすれば防ぐのか、というところまでしっかり紹介してくれていました。 内容的には、GMだけではなくPLも見るべきかなあと感じました。 GMは公開用のシナリオ、つまりオンセン等で野良で募集する場合は、自分の即興力に自信がなければ事故の発生しづらいシナリオを作るべきですし、その作り方について勉強するとより安定したセッション運営ができます。 一方、PLはシナリオに参加した際、どういう心構えで参加した方が楽しく過ごせるか、というのは、リプレイを録る際のセッション運営、つまり事故が起こることは承知の上で作られているシナリオをプレイしている際にどういう事を考えているか、について学ぶと事故が起きにくくなります。 残念ながら、オンセンやその他SNSで募集しているGMは、全員が全員プロというわけではないですし、GMがやりたい展開を作ったシナリオを進めた結果、事故は起こりえます。そういう時に、PL側でカバーする方法について知っていれば、ベテランプレイヤーに一歩近づくことができるでしょう。 まあ極論とにかくコミュニケーションですよね。ぶっちゃけてしまう。自分が何をやりたいかを言う、GMは何がやりたいのかを聞く。察してほしいなんて思わず、興ざめを恐れずに全て伝えましょう。セッションが崩壊する方が興ざめです。 TRPGを長く遊んでいる人ならば、1回や2回、セッションが事故った状況に遭遇したことがあると思います。 かくいう私も、一番最初のGMでは事故が発生しかけたのを思い出しました。 ボス戦を、ちょっと戦うのが面倒な位置にいる敵に据えたのですが、ボスを倒さずに脱出する方法を提案され、困ったことがあります。 当時は、「セッションの終わりには必ずボス戦を据えなければいけない」と考えていたので、何とかしてボス戦を回避する方法について理由をつけて依頼が達成されないことにし、ボス戦を戦ってもらいました。 普通に考えれば、倒す必要のない敵であれば回避したいのは当然で、その為に工夫するのは良いことなんですよね。 今思えば色々やりようがあったなあと思います。例えば、一旦その場はその案で切り抜けたということにして、PLを褒める。そして、PCが脱出できそう…と思ったところで、満を持して別のボスを出して戦闘させる…或いはボス戦自体をなかったことにする。こうすることで、GMのやりたいことも、PLのやりたいことも両立できます。 PLは「ぼくのかんがえたさいこうにすまーとなほうほう」を褒めてほしいですし、GMは「ぼくのかんがえたさいこうにたのしくてすりりんぐなしなりお」を楽しんでもらいたいわけです。どっちかをないがしろにしていいというわけではなく、どちらも両立可能ならば両立させるべきなんですよね。 TRPGの勝利条件は、「セッション参加者の全員が楽しんで終わること」なので。