リントウ（ケダモノオペラ用キャラクターシート）

ケダモノ名:リントウ
ケダモノ種:ドラゴン　　　　
権能:慈愛
欲望:義侠
疑似餌の姿:白衣の医者
住処:高山の頂上
群れ:
設定:とある小さな町の病院に気まぐれと言いながら毎日やってきては、どんな難病も治す凄腕のお医者さん。帰りは沢山の子供を抱きかかえながら「全く、来るんじゃなかった」と小言を言う。

●伝説
・育むもの:あなたは人の子を拾って、育てたことがあります。
　全く、今でも思い出してしまう忌々しいあの記憶。
　1000年前のある日、久しくぶりに来客が来たのだ。5歳の子供、あいつが転換点だ。あいつさえなければ私は今でもただ生きていたのに。
目が見えず棒をつき、やせ細った身体。しまいには心臓に腫瘍ができているみすぼらしい子供。よくここまで生きてこられたものだ。
「身体が苦しい」と泣きわめき、「お腹すいた」と欲張る。これだから子供は嫌いだ。一日中騒がしいから治してやった。栄養価の高い飯もやった。
そしたらどうだ？帰るための目は見えるのに、身体は動くのに帰ろうとしないのだ。「恩返しがしたい」だの意味の分からぬ事を抜かして私の住処に居座ってきた。腹立たしい。
　その内また人間がやってきた。ただでさえ目障りな子供が一人いるというのにこれ以上増えるのはさすがの私も耐えられない。治してさっさと追い出した。
失敗だった。麓で”どんな難病でも治療してくれる医者がいる”などくだらん噂を流され、毎日のように人間が私の住処を踏み荒らしてきた。光の主よ、私が一体なにをしたというのだ。どのような悪事を働いたらこんな仕打ちを受けるのだ。「ありがとう」だの「この恩は一生忘れない」だの言われる筋合いはないはずだ。どうせお前らの命は短いというのに。
　数年たったある日、子供が「お手伝いがしたい」だの言いだして驚き、声も出なかった。ついに頭にも腫瘍ができたかと思った。何の魂胆かは知らないが、くだらない私のままごとを存分に教えてやった。数年もすれば子供は飽きるだろうと思った。そしたらままごとがほんの少し楽になった。どうでもいいがな。
　さらに数年たった時、子供が「町で暮らそう」などと狂言を吐き散らす。この子供はどれだけ私を失望させれば気がすむのだ。私にはもう反論する気力もなく、仕方なく町に病院というものを建ててやった。そしたら人がやってきてため息しか出ない。この地獄は永遠に続くのだろうか。
　そして数十年たったある日、あのみすぼらしい子供が息絶えた。最期に感謝をこぼして白いベッドの上で息絶えた。全く、最後までこそばゆい子供だった。いなくなって清々するし今までの仕返しに花を添えてやった。次の生すら足りなくなるくらいにな。

...ところでそこのお前は何だ？腹が痛いだ？おい泣くな。仕方がない、痛いのをとってやる。
伝説予言:看取り人
使用:

・　　:
伝説予言:
使用:

・　　:
伝説予言:
使用:


●オペラ　竜融合
条件:強い願いを持つ獲物を喰らい、その魂を貴方の一部とする。
使用:
オペラ予言:
獲得:　　　実現:

●特技
①親心　　 C ⚅　　　　　使用:
特技予言:親の心子知らず
獲得:　　　実現:

特技予言:必要以上にたくさん与えました
獲得:　　　実現:
　
②宝物庫　　 C ⚅　　　　　使用:
特技予言:盗まれました
獲得:　　　実現:

特技予言:まばゆい輝きに、目がくらみました
獲得:　　　実現:

③完全生物　　 B ⚅⚅　　　　使用:
特技予言:それはもうあなたの一部でした
獲得:　　　実現:

特技予言:良いものを組み合わせても、さらによくなるとは限りません
獲得:　　　実現:

④人のなごり　　 B ⚅⚅　　　　使用:
特技予言:ケダモノらしくありませんでした
獲得:　　　実現:

特技予言:なんて愚かでかわいらしい
獲得:　　　実現:

⑤竜の夢　　 A ⚅⚅⚅　　　使用:
特技予言:あなたは現実と夢を取り違えました
獲得:　　　実現:

特技予言:あなたはその悪夢に囚われてしまいました。ずっとずっと...
獲得:　　　実現:

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