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😶 「PLが居ないのでブチぎれないGMと疑問形KPの超短編」 第五話【縁起物の賽】 「縁起物って…あるじゃないですか…?」 KPは喋りだした。 KPが自分から喋る時は、大抵の場合何かしらの問いを投げかけてくることが多い。 『ええ…ありますな』 GMも穏やかにその声に返答する。 それに慣れていたGMは、既に疑問に対して答える構えをとっていた。 だが…今回はその大抵ではなく 「出目が良くなる縁起物について考えたんですよ」 『ほう…』 「…辿り着いた結論は…クリリンだったんですよね」 『はぁ?』 口から発せられた言葉は…トンチキなる考えであった 「な…何故そのような考えに?」 不意打ちのトンチキに、GMは困惑した。 KPが普段そういうことを言う人では無い分…その衝撃が強かった 「だって…おでこに6の出目のタトゥー入れてるじゃないですか…」 『別にアレそういうんじゃないのでは…?』 「あ、でもCOCとかだと6ってクリに1足りないか…」 『…あの』 「となると…COCの縁起物は…天津飯ですね…」 『…ちょ』 「…文字通り…1つの目が出てますからね…」 『………』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「…ということで…GMさん…ドラゴンボールTRPGをしましょう」 『KPさん…会話をしましょう…?』 KPからの言葉のドッジボールを受けきったGMは、 そう…話を締めくくった。 某日・春の出来事である。 ───────────────────────────────────────────────────────
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