はっぱつきけものさんの日記 「ルリルラとはなんぞや?④」

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はっぱつきけもの
はっぱつきけもの日記
2018/11/30 19:53[web全体で公開]
😶 ルリルラとはなんぞや?④
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)今日も改めて絶対奏甲について書いていこうと思う。

2回で絶対奏甲が兵器として欠陥品であるという事を書いたわけだが、
一方で考えてこの兵器の成立には一定の行程が見受けられる(何だかんだで形には理由があるものである)。

某スーパーロボットに乗った場合、歩いただけでその上下で酷いことになる
というのは有名な話かとは思うが、
絶対奏甲は英雄召喚が行われた頃のアーカイアでは
絶対奏甲サイズの遠距離武装はあまり大した物はない。
大弓とかの人間用の武器をそのまま大型化したものとかの他だと、
ファイアボルトとかが精々であり、基本は近接武装を主としている。
そんな格闘上等の機体の中で歌術を使う歌姫は正直凄いと言わざるを得ない
(嘔吐するかはともかくとして少なくとも舌くらいはしょっちゅう噛むだろう)。
それの対策として歌姫を後方に下げ、遠隔制御の方式へシフトする事は実に効率的であり、
事実公式としてもそうなっているようである。

だが、それでは肝心の「歌姫では動かせない」という理屈が解決されない。
パイロットに別のアーカイア人を持って来ればいい話である
(実際英雄大戦開戦時には歌姫が動かせるキューレヘルトがあっさり完成している)。

ここからはまたいつもの私見になるのだが、複座型が廃れ、歌姫を後方に置く
事になった最大の理由は動力のアークドライブにあると考えている。
第二回の繰り返しになるが、アークドライブは周囲の《幻糸》を燃料として
消費する動力である(名言されてないのでわからないが外燃機関の可能性もある)。
特定の燃料を中に放り放りこんで稼働するわけではないので、
恐らく無差別に周囲から《幻糸》を吸引、消費しているのは明白で、
パーフェクトドライブ稼働時には周囲の幻糸がかなり薄くなる(or消滅する)のは
作中で名言がされているわけだが、恐らく、根本の問題はここである。

話がそれるようだが元々クロイツシリーズをはじめとした歌姫大戦時に製造された
ワンオフ機は軒並み高出力なわけだが、これは技術後退を起こしたと見るべきであろうか?
いや、恐らく違う。
歌姫大戦の終結後、絶対奏甲という危険な技術に対して当時の黄金の歌姫と赤銅の女王が協議を行い、
これを封印する事を決定したらしいことが名言されているが、実際のところ工房は開発を続けており結果として、
召喚時での技術革新が行われていた事は周知の事実である。
表に出せないにせよ開発が続いていて且つ新型まで作っているわけなのだから技術退行がおこったのなら
何かの理由があると見るべきである。

話を戻そう。
結論を先に書くが、恐らく、絶対奏甲開発初期にアークドライブのエネルギー転換率を上げすぎて、
歌姫が搭乗出来なくなる時期(ないし乗った上での事故)があったのだ。
歌姫と女性英雄の間で差を見いだすとなると、恐らく《幻糸》に関する部分しかない。

前述の通り、アーカイアの生物は《幻糸》がなくなるとショック症状を起こして死んでしまう。 
それを限定的とはいえ消失状態に陥らせるだけの出力を持つパーフェクトドライブの近くに居れば
歌姫に影響が出ないとは考えづらい(漫画版でノクターンが不完全に行われた結果
《幻糸》が薄くなった状態でも問題なく生活している事を見るに、多少薄くなった程度では問題はないようだが)。

この問題を解決し、且つさらに絶対奏甲の出力を向上するために行ったのが恐らく単座化と
歌姫の遠隔地からの出力調整へのシステムの構築のもう一つの必要性である。
極論を言えば歌姫が影響範囲外に居るのならばどれだけ周囲の《幻糸》が消滅しようと影響は無い。
だが、英雄が去ったアーカイアでは絶対奏甲の動力としてのアークドライブの適正出力の検証が行えず、
結果安全マージンを十分にとったかなり低めの出力設定での絶対奏甲の開発が行われた、
というのがパーフェクトドライブや伝説奏甲の技術消失の原因であり、
現在の絶対奏甲の形が形成された原因である、というのが私の考えである。
(英雄が再召喚されたあとなら出来なかった調整が行えるのだから、
キューレヘルトなど歌姫が動かせる機体も開発出来るだろう)

事実、アーカイアの文明は《歌術》以外では中世ヨーロッパ程度で停滞し、
アークドライブを日常生活に運用している様子は見受けられない
(列車とか船とかといった形での利用も出来るだろうにもかかわらず)。

人型になった理由を考察すると大抵の人型兵器のおちいる矛盾にぶち当たるので
あまり明確な回答にはならないのだが、あえて人型の理由を考えるなら、恐らくアーク装備の存在が一つの理由だろう。
アーカイアの技術では破壊不能なこの武装は長期間《幻糸》の濃い環境下に置かれた武装が変質したものである。
攻撃半径が数キロに及び、敵味方の識別が可能な範囲攻撃を行うまさに超兵器(そりゃ射撃武器なんてひろまらないよ!)
だが、製造にきわめて時間がかかる為、容易に手に入らない。
使い捨てなんて当然のことながら論外であるので、これらの武器を運用するのがやりやすいのが
人型だったのではないだろうか。

と、いった感じで、絶対奏甲に関する考察は以上である。
次回はアーカイアの魔法である《歌術》について書いてみようかと思う。
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レスポンス

Undo
Undoはっぱつきけもの
2018/12/01 06:29[web全体で公開]
ルリルラの設定は、読参、オンライン、WEB小説、漫画、TRPGでそれぞれ違う部分があり、
全てを統合させてしまうと矛盾が大きくなることでしょう
特に、漫画版は漫画的表現と省略が大きく、そこで見られる描写を大きく取り上げてTRPGに組み込むのは正直難しい
漫画の時点で設定を言えば、フェアロープテはイズルハ専用機という触れ込みですしね
小笠原さんの絵が好きなので、漫画も好きな作品ですが、褒めたり考察できる代物ではないです
Undo
Undoはっぱつきけもの
2018/12/01 06:28[web全体で公開]
・歌姫パイロット
WEB小説を読むと、奇声蟲の女王種の正体は英雄召喚以前に奏甲に搭乗していた歌姫であることが分かります
また、キューレやローザの歌姫だけでの運用は廃人化のリスクが常にある上に、
歌姫を精神的に拘束し強制的に歌を歌わせて酷い負担を強いるという魔性の機体です

・複座とパーフェクトドライブ(以下PD)
奏甲の操縦は、奏座-コクピット内に注入された幻糸が搭乗者の思念を伝達することによって行われるそうです
さらに言えばPDを搭載しているイクスは複座型ですし、PDによる幻糸減少は搭乗者に影響を与えないものと思われます
(PDによる蟲化治療はPD搭載機への搭乗でなくてよいはず)
また、ノクターンなどの世界に影響を及ぼす強力な歌術は膨大な力を必要とするため、PDの補助が必要な様です
奇声蟲さえいなくなれば、本来牧歌的で、工業の力ではなく歌の力で守られてきた平和を維持するためにも、
PDや伝説奏甲といった強大過ぎる力は男たちと共に封印・消去されざるを得ないのでしょう
奏甲も改ざんされた歴史書の上では歌姫大戦で始めて建造されたことになっていますが、事実はどうも異なるようですし

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