はっぱつきけものさんの日記 「ルリルラとはなんぞや?②」

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はっぱつきけもの
はっぱつきけもの日記
2018/11/28 18:22[web全体で公開]
😶 ルリルラとはなんぞや?②
(▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)こちらも更新。
今回はルリルラにおけるロボ成分であるところの
《絶対奏甲(アブソリュートフォノクラスタ)》について書こうと思う。
開幕から断言させてもらうが小笠原智史氏の異常にかっこいいデザインに反して、この兵器は『欠陥品』である。

順を追って説明しよう。
《絶対奏甲(アブソリュートフォノクラスタ)》とは
アーカイアにおける統治組織である《評議会》が保有する《黄金の工房》(のちに独立して《無色の工房》)
という組織が開発、製造を行っている兵器の総称となる。
何が悲しくて整備も運用も難しい人型で(一応多脚型などもいるにはいる)
設計をおこなったのかわからないが、200年前の歌姫大戦の際に
はじめて製造された兵器、という事になっている。

動力はアークドライブ。
世界中に充満する《幻糸》を吸引して、これを燃料とする。
あえて大気中ではなく、世界中と書いているのは液体、固体に限らず
アーカイアの世界に存在するすべての物質には大なり小なりこの《幻糸》が
含まれているためで、歌姫が健在である限り、実質的な半永久機関として機能する。
(GNドライブと名称が似ているからか《幻糸》を生成していると勘違いしている人を時々見かけるが間違いである)

ドライブによって《幻糸》の吸引率とエネルギー転換率には若干のばらつきがあり、
80~90以上の転換率を持つものを特別に《パーフェクトドライブ》と呼称し、
200年前の歌姫大戦時に少数が生産されたようだ。
それだけ高効率のものが作れたのなら全てそれにすればいいではないかと
思うかもしれないが、アーカイアの生物は《幻糸》が無いとショック症状を
起こして高確率で死んでしまうようで(漫画版の演出を見る限り酸欠に似た
症状のようだが、後年のノクターンを見る限り一旦ショック症状を起こしても、
その後容態が安定さえしてしまえば、幻糸が無くても問題はないようである)、
周囲の《幻糸》を軒並み吸収し、エネルギーに変換してしまう
《パーフェクトドライブ》はアーカイア人にとっては近くにあるだけで
危険極まりない代物なので普及しなかったのも当然といえよう。

アークドライブの稼動と出力調整は《歌姫》が首につけた専用チョーカーを介して行使する
《歌術》によって行う為、運用には歌姫が必須であり、アークドライブと一定以上距離が離れると
この制御が出来なくなるので、必ず歌姫は絶対奏甲と一定の距離をキープする必要があり、
何らかの原因で制御可能距離を越えてしまったり、歌姫が声を出せない、
意識を失うなどの状態になってしまった場合、即座に稼動停止とまではいかないものの、
まともに動かすのが困難な状態に陥ってしまう、機動兵器の動力として使うには割と欠陥品といえる。

だが、まぁ、ここまでなら許容範囲と思わないでもないのだが、
問題はこの絶対奏甲という兵器は冒頭のコメントの通り致命的な欠陥を持っている。
どういう原理なのかはわからないが、『絶対奏甲は英雄にしか動かせない』のだそうだ
(少なくとも英雄大戦開始の時点では)。
これがアーカイア側が英雄召喚に踏み切った最大の理由なわけだが、
正直「どうやって作ってんだよ!」と思わず突っ込んでしまったのは私だけではないと思う。

女性英雄もいるので、男性しか動かせないというわけではないようなのだが、
「何故動かせないか」に関しては公式側から明確ないまのところ回答はない。
ゲームシステム的な話から考察するなら、女性英雄だと絶対奏甲の操縦に制限がかかるので、
何がしかの理由で絶対奏甲の操縦に関しては

男性英雄 > 女性英雄 >>(越えられない壁)>> 歌姫

ということになっているようだ。
ところが、(技術進歩後ではあるものの)本編である英雄大戦の後年を描いた
漫画版ではあっさり歌姫が起動から操縦まで全て一人でこなせるタイプが
存在してしまっているので、実はそんなに致命的な問題ではなかったのではないかと
思われる(それなら英雄に頼らず自分達で戦えよ)。
そして、更に驚くべきことに基本的に絶対奏甲は「単座」である(設計者は本当になにを考えていたのだろうか?)。

≪歌術≫についてはまた別途書こうと思うので詳しくは割愛するが、
前述の通り絶対奏甲の運用には歌術が必須である。
そして、歌術は歌姫にしか使えず、絶対奏甲は英雄にしか動かせない。
そろそろ何故私が絶対奏甲を欠陥品と断じているのかご理解いただけたと思う。
ようはこの兵器、単体で完結しておらず、生産したところでまともに動かせないのである。

実際にどんなに最強の絶対奏甲に乗っていようと歌姫という動力制御の致命的弱点を常に外に抱えることになるので、
そこを起点に動かざるを得なくなるため、必然的にこの兵器の活動範囲はかなり狭い
(飛行型が上空に上昇しつづけていていきなり動作不良なんぞ起こそうものなら目も当てられない)。

正直200年もあって工房は何をしていたのかと突っ込まずにはいられない。
加えて生産方法自体は工房が継承し続けており、
200年前の機体だけでなく、数々の新型、後継機が
『英雄召喚が行われる前に開発されている』事もこの疑問に輪をかけてくる。

さて、ここまで問題点と疑問点をつらつらと書いてきたわけだが、
(公式の見解もないので、私見になるが)次回は上述の情報を踏まえて何故、
こんないびつ極まりない兵器が開発されたかを考察しようと思う。
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レスポンス

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Undoはっぱつきけもの
2018/11/28 19:40[web全体で公開]
> 日記:ルリルラとはなんぞや?②
こんばんは
絶対奏甲の単座/複座についてですが、クアリッタの音楽室によると奏甲は複座として生まれ、単座へと改良されたようですよ
それというのも、歌姫としてギリギリの本来は歌姫になれないはずの才能ならば兎も角として、一般的な範囲でも300~400km圏内であれば稼働に支障が無く、才能と絆に恵まれていればどれだけ離れていても歌と念話が届き、逆に複座にすることで運動性能が低下したり、乗機が攻撃されて歌姫に直接の被害が及ぶことによって歌の集中が途切れ稼働に問題が生じてしまうからです

漫画版は自分も好きですが、出力の必要なはずのアルゴスがほとんど歌無しで動いていたりしますし、
ナハト・フェアロープテは乗っている人物が地球人とアーカイア人の混血で英雄と歌姫両方の才能がある上に、その才能レベルも・・・ってことで
とはいえ漫画版って出てくるのがほとんどケーファなのは微妙に納得出来たりはしますが

アーカイアは幻糸による女だけための理想郷ですから、それを維持するための矛盾がいっぱい敢えて作られてるんですね

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