> 日記:【長文畳】けっこう間違われているサイコパス サイコパスへの言及、ごもっともだと思いますねぇ。 あと悪の教典もいいですよね、ハスミン好きです
😶 【長文畳】けっこう間違われているサイコパス (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)先日Xのほうに海外のブラックジョーク動画にサイコパスと一言添えたポストが流れてきました。おそらくは動画の内容に対して狂気的、猟奇的という意味合いでつかったのでしょう。 サイコパスと聞いて、バットマンのジョーカーのような狂気的殺人鬼をイメージする人が多いと思いますが、これって今は間違いなんですよね。 サイコパスの大きな特徴として、協調性に欠けて他者への思いやりがない。法律や道徳を軽視し自分の価値観を優先するなどがあります。これらには続きがあり、他者への思いやりはないが自分が大好きなナルシストな性質が強く、自分を褒め称えいい気分にさせるために他者を侍らせることが多く、話術や人心操作にたけ、リーダーや人気者など集団の中心にいることも多いです。 法律や道徳の軽視に関しても、それらに価値を見出しませんが付随する刑罰などはしっかりと受け止めています。そのため、犯罪により得られる利益と捕まった際のペナルティ、逃走隠蔽にかかるコストなどを天秤にかけ、割に合わないため実行しないという思考をします。 また、これらの特徴は医者や警察、軍隊などの命に係わる業種の方々にも慣れとして多く見られ、後天的サイコパスと呼ばれていますが、彼らは犯罪などしないというのは、言うまでもないですね。 ではなぜ多くの人がサイコパスを凶悪な犯罪者とイメージするのか。 冒頭でも書いた通り、今は違いますが昔はサイコパスという括りに凶悪犯罪者が含まれていたため、多くの創作において犯人をサイコパスとして描いていたことが大きいと思われます。 あまり認知度は高くありませんが、現在ではサイコパスを細分化し、凶悪犯などはソシオパスと呼ばれています。 ソシオパスの特徴としては、法律や道徳の軽視などサイコパスと同じ部分も多いのですが、一番の違いとして共感性の高さがあげられます。 彼らは他者を思いやり、愛することができるのですが、我の強さが災いして正義のため愛のためにと凶行に及ぶのです。 これこそまさに多くの人が思い描くサイコパスではないでしょうか? 長々と書きましたが、ここまで読んでサイコパスについてもっと知りたい、考察したいと思ってくれた方には悪の教典という映画をお勧めしておきます。
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