みんなの新着日記 page.250
みんなが書いた日記の新着一覧です。表示される日記は【web全体で公開】のものになります。
| 時貞虎次郎 | |
| 2025/03/23 09:28[web全体で公開] |
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| マコト | |
| 2025/03/23 08:50[web全体で公開] |
😶 クトゥルフ短編「灰の漁村」(今日はルルイエ浮上百周年らしいので) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼) 今日3/23はルルイエ浮上から百周年にあたる日とのことなので、クトゥルフの短編小説を書いてみました。 「灰の漁村」 場所については、東京から特急電車で二時間の距離、としておこう。日本の首都である土地からその程度の時間でたどりつける位置ということだ。 人気のない漁村だった。厳密にいえば、村ではなくどこかの市に所属する一地方になるのだが。とにかく田舎は人が少なくどんどん市町村合併でより大きな自治体に飲み込まれていくのである。 入り組んだ海岸線に隠れるように存在していて、知らない人間が立ち寄ることはまずない場所だ。近道をしようとしてカーナビの指示を無視して小道に入った挙句、カーナビが海へのダイブを指示するといういかれた指示を出さなければ、私もそこに行くことはなかっただろう。つまりは道に迷ってたどり着いたのだ。 そこに迷い込んだ私が最初に感じたのは、強烈な潮の匂いだった。それも都会から田舎にやってきたときに感じる新鮮なでさわやかなものではない、淀んだ匂いだ。手入れされずに朽ちた漁網。いつの時代のものかわからない木造の漁船。浜辺のこれまた朽ちた木造の小屋。ありとあらゆるものが見捨てられたように思えるような場所だった。 こんな場所でも人は住んでいるようで、腰の曲がった老婆が、洗濯物を取り込もうとしていた。ゴムの様に灰色の肌をした老婆だ。かなりのお歳なのだろう。 そんな光景を見ながら、先を急ぐ私だったが、急に怖くなった。ここはただの寂れて忘れられた場所にしてはなにか異質だ。灰色のゴムのような肌をした老婆を見ていると、この場所がなにもかも朽ちた灰色の場所だということに気が付いた。道も家も人も、そして空を覆うどんよりとした雲、さらには海の色さえも。すべてが色を失った生命の活気を感じられない灰色の場所なのだ。 時間をロスしても構わない、この漁村を通り抜けたりせず、元来た道を戻ろう。この先に進んで、これ以上、道に迷いたくはない、そろそろ日も暮れる。森の中でこの色の褪せた世界にいることを考えたくはない。ここではなぜかわからないが、夕暮れの太陽すら、どういう加減なのか鈍い鉛のような色をしているのだ。 道を引き返し、不気味な灰の漁村を出て、山道に入る。そのころにはもう日が暮れていた。まだ日暮れの時間ではないが、山に囲まれた小さな湾なので太陽が隠れてしまうのが早かった。 道を照らす街灯もないので、私はライトを点灯した。 私がこの時にライトの明かりに照らされて浮かび上がった光景をみて感じた感情をどのように表せばよいのだろうか。それは恐怖であった。恐るべき恐怖はあの漁村だけではなく、その周りにも広がっていたのだ。 私はひたすら恐怖から逃れるために、必死に車を走らせ、なんとか主要幹線道路に出た。少し走っただけで、目立つカラフルな看板が目に入る。日本のどこにでもあるコンビニの看板だ。それはほっとする日常の色のある世界だ。喉がカラカラに乾いていたので、私はコンビニに車を止めた。少し休憩しようそれから目的地に向かってもいいだろう。私は飲み物を買うため、車を降りる。 店内に入ると、いつもは気にも留めない軽やかな店内音楽が耳に入り、少し気分が落ち着いた、ガラスの冷蔵庫の中にある黄色や赤のラベルに包まれた炭酸水。弁当の棚にあるサラダパックの鮮やかな緑。普段なら絶対に見ないだろう、店内のポップ。そこはあの灰の世界とは違った馴染みのある色に満ちた世界だった。 「ありがとうございましたー」 若い店員の声を背中にうけつつ、コンビニを出た私は緑のラベルの暖かいお茶のキャップをひねり一口飲んだ。落ち着いてみれば、さっきのことはただの疲れによる見間違いに思えてきた。そうだ、そんなことがあるわけがない。 あり得ないのだ。暗くなりライトをつけた瞬間、それまで灰色だった世界が一転し、森や道、たまたま車の窓にぶつかってきた虫、ありとあらゆるものがぎらぎらと灰のような虹色に輝きだしたなどということは。 ~終~ ・あとがき 突発で書いてるので、冒頭はありがちなインスマス系で進めながら、後半から自分の大好きな「宇宙からの色(もしくは異次元の虹彩)」にシフトしてます。 小説の場合は、登場人物にノーヒントで話を進められるから楽ですね。そう思うと「インスマスの影」なんかは、ちゃんとおじいさんから昔話を聞かされたり、ホテルからの脱出があったりとTRPGのシナリオにも転用できるしっかりした作りになってるんだなぁと感じます。
| フライングカキフライ | |
| 2025/03/23 06:53[web全体で公開] |
😊 【SW2.5】初心者のキャンペーン、冒険の始まり 初期作成から始めて、レベル15を目指そうというキャンペーンに参加させていただいています。 昔のアーマードコアのような感じで(今もそうなのかな?)、提示されたいくつかの依頼から一つ選んで冒険を進めていくような形式で、 依頼によっては報酬が渋くても、道徳観に訴えかけてくるような内容のものもあります。全て表示する初期作成から始めて、レベル15を目指そうというキャンペーンに参加させていただいています。 昔のアーマードコアのような感じで(今もそうなのかな?)、提示されたいくつかの依頼から一つ選んで冒険を進めていくような形式で、 依頼によっては報酬が渋くても、道徳観に訴えかけてくるような内容のものもあります。 まだまだ始まったばかりで、セッションは2回を超えたばかり。 経験値や報酬は中々渋く、じっくりと時間をかけて、ゆっくりと物語を積み重ねていくような形です。 もしかしたら、選んだ依頼によってルート分岐みたいなのもあるのかもしれませんね。 ということで冒険はまだまだ始まったばかりなのですが、先日の卓にて、本格的な冒険前のアイスブレイク的なRPシーンがありました。 大きな冒険者ギルド内の隅っこ。 まだまだ新米ばかりが集まるそのテーブルを仲間と囲み、くだらない話をしながら「前の依頼から装備を新調した」とか「宝箱を開けられるように訓練をした」とか…… パーティメンバーがみんな、思い思いのRPをしながら、エールを飲み、温かい正午の空気にまどろみを感じ、 そして誰ともなく、それじゃあ今日の依頼を探そうと言い出して、掲示板の前に行って依頼を吟味しました。 受けた依頼は、迷宮の探索です。 初期作成で、まだまだレベル2なので、大した準備をすることもなく依頼人のもとまで行って…… その時に突然、「ああ、私はこの人たちとこれから冒険を重ねていくんだな」という感覚でいっぱいになりました。 初めてのセッションの時でもなく、そこから一度冒険を経た今になって、唐突にそう感じました。 ものすごく不思議な感覚で、うまく言い表せないのですが、わくわくして、うずうずして、居ても立っても居られないような、胸がいっぱいになるような感覚でした。 長期CPというものも初めてで、それに対する期待感もあるのかもしれませんが、とにもかくにも初めての感覚です。 そうして無事に冒険を終え、生死判定をするほどのピンチを切り抜け……寝て起きた今になっても、不思議な高揚感に満たされています。 TRPGを去年の5月に始めて、そろそろ一年。 そんな長いようで短いTRPG経験の中で、初めてです。 SWの醍醐味は長期キャンペーンにこそあるのだと、誰かから聞いたことがあります。 それがこの高揚感のことを言うのなら、確かにその通りなのでしょう。 そんな素敵なキャンペーンに、初心者枠として参加させていただいています。 私が担当しているのはエルフのソーサラーで、RP上は皆のまとめ役として依頼の受諾関係の手続きや選定をさせてもらっています。 彼も私もまだまだ未熟で、青いところもあります。それでも、胸を張って冒険者を名乗れるように頑張っていきたいという気持ちです。 私以外にも、同じ初心者枠のリルドラケンの前衛の方や、経験豊富なPLの方2名が担当するフェアリーテイマーとプリーストファイターと、なかなか頼りがいのあるメンバーです。 彼らと一緒に、長く物語を積み重ねられたらいいなと思っています。
| 【夜行性】ゆきおナマケモノ | |
| 2025/03/23 06:27[web全体で公開] |
😶 (※長文対策済)僕のハウスルール?🤔 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)前からハウスルールと言うものを目にしていて、その時に僕にとってのハウスルールってなんだろう?って考えます。 でも、毎回、細かい報連相が出来て、楽しめる様に参加者全員が尊重し合えて、世界観を壊さないキャラを作ってきてくれれば良いんじゃないかなって思うし、都度質問してくれれば良いなって思って終わるんだよね。 ただ、今回誘ってくださった方から、ハウスルールは有りますか?と聞かれたので、折角だから日記のテーマにしてみようかなと。 結構クトゥルフで見掛けるのは、人外NG、技能値の上限、マーシャルアーツの是非、持ち物のNGとかそう言うのかな? 他にもあるだろうけど、今思い付くのはこんな感じかな? 人に迷惑掛けるとか、相談無しに暴れるとか、どう考えても現代シナリオで一般人じゃない職業を連れて来るとか、魔法とか無いシナリオなのに魔法使い作ってくるとか、そもそもルルブに無い職業を連れて来るとか、そう言うのは論外(職業に関してはルルブの所持や初心者等で変わるだろうけど)として、それ以外で考えてみる。 僕がDL(GM)をやるのはエモクロアTRPGなんだけど、基本的に職業や年齢、必須技能等は全てシナリオ遵守なので、そこに当てはまる様にキャラ作成をお願いするから、そこから外れて連れて来る人とはまだ出会った事が無い。 シナリオ上で指定が無い場合でも、僕がシナリオを読んで、こう言う年齢位の方がスムーズかもとか言うから、あんまりキャラ作りをしてもらう上で規制した事無いんだよなぁ。 ただ、特殊技能や、技能レベル最大まで取る場合は、僕に対してリアル説得力をして納得すればOKすると思うくらいかな? このキャラはこう言うキャラだからこの技能を取ったor最大にしたって言う説明に筋が通ってれば、多分大丈夫。 そもそも能力値も技能レベルも使用ポイント総数が決まってるから、無茶苦茶出来ないと思うんだよなぁ。 そもそも特殊技能が使えるタイミングが特別な時だけなはずだから、取った所でって言う。 次は持ち物くらいか? クトゥルフだと懐中電灯とかハンカチとかの持ってると便利な物ってあるけど、正味懐中電灯って一般人持ち歩かないよなと思ってはいる(笑) 普段生きてて持ち歩かないもんw だから、記者にした時は、夜に廃墟やなんかの取材調査なんかをする時に使う為の物って理由付けした。 今時だったら、スマホのライトで充分だと思うし、メモもスマホで良いと思うんだけど、持ち物没収されるシナリオが多いし、多分電波障害や謎の不具合でスマホが使い物にならない事も多いだろうから、最悪持ち物いらないんじゃね?と思わなくは無い。 お金を使うシナリオをやってる動画を見た事も無いしなぁ。 まぁ今まで見た動画が偏ってるだけな気もするけどね(笑) 先人達が口を揃えて言うんだから、色んなシナリオを知っていけば、この3つの便利さが分かるのかもなぁ。 で!エモクロアはと言うと、今まで読んだ何個かのシナリオの中では、特に共通して持ってて良い物って無かったです。 スマホが良く出てきますが、現代に生きる人ならスマホや携帯は持ってて普通だと思うので、敢えて指定する事も無いし。 お金も、無限じゃないけど、電車やバスに使う交通費くらいはあるだろうと言う感覚でいけるから、わざわざ決める必要も無いしなぁ。 メモもする機会が今まで読んでて無かったし、スマホで写真を撮る事も出来るし。 絶対持ち歩くのに苦労するだろう物や、普通に銃刀法違反だろうって物とか、そう言う物を持っていきたいって言われなければ、別に何持ってても良いしなぁ。 救急箱を持ち歩くのはおかしいけど、バッグに数枚の絆創膏くらいは入れてる人もいるよなとか。 僕が選ぶシナリオが、基本的に現代物ばかりだから、危ない持ち物や人外NGとか魔法使いNGとかそういうのをダメにしてるけど、シナリオで魔法使いOK!ヒーロー物!とかそう言うのが書いてある場合は、むしろ一般人だとNGって言うかも(笑) 要は、エモクロアTRPGは基本何でも有りですが、シナリオに書かれている設定が全てなので、そのシナリオの雰囲気を壊さないキャラを連れて来て欲しいって事です! 他の人は知りませんが、僕は必要だなと思う情報を伝えてキャラ作りをしてもらいます。 (ネタバレにならない程度) これって自由度低いってなるのかな? でも、大人設定のシナリオなのに子供連れて来られても困るし、逆もまた然りだしなぁ。 まぁ今まで不満を言われた事は無いし、そう言うのが少しでも嫌だったら断ってくれても良いしな。 無理して遊ぶのが1番お互いの精神衛生上良くないからね。 結局ハウスルールらしいものあったのかな?(笑) エモクロアTRPGが自由度が高いってのもあって、色んな世界観のシナリオがあるんですよね。 なので、やっぱり僕のハウスルールは、最初の方に書いたやつかな! ハウスルールって、遊ぶTRPGのシステムによって全然違いそうだよね。 そう言う違いも面白いかもなぁ。