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😆 【SW2.5】ホープズSCP第5話「迷い猫」 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)おっはるか~♪はるるんだよん♪ 今回は12/21に開催した、第5話「迷い猫」のお話だよ! ◆ほんわかシナリオ? “はきだめ”の魔動死骸区を抜け、この地にたどり着いたホープズ。 今では正式なギルドメンバーとして認められた、新鋭のチームだ。 今回の依頼は―― 「猫を探してほしい」という、なんともほんわかした内容♪ ルディア : 「お昼ごはんはパンにしようかなぁ」 ルディア : 「やったっ!!じゃあ私はクロワッサンにしようかなぁ」 そんな呑気なルディアを待っていたのは…… 衛兵の槍だったw 死体 → 冤罪 → 捜査。 「迷い猫」とは、迷っている猫のことではなく―― 冤罪をかけられ、街を彷徨う君たち自身のことだったのだw ※エピローグでもう一つの意味が明かされるけどね♪ ◆良作のシティーアドベンチャー グルント : でもいいなぁ、このシナリオ ルディア : 情報の出し方が好きすぎる 途中の雑談で戴いた感想。 圧倒的な情報量と、その中に巧妙に隠された誘導。 推理を楽しみつつも、次に向かう場所に迷わない。 それでいて、このシナリオは事件解決よりも、人の人生が滲み出てくる構造になっている。 被害者(パン屋の女将) 朝4時に起きる。味に妥協しない。焼きたての香りが好き。 容疑者(肉屋の男) 被害者に惚れていた。勇気がなく、何もできなかった。 そして残ったのは後悔だけ。 そして――第2の被害者である探偵。 ・ポケットには無駄にいろいろなもの ・本棚に探偵小説と決め台詞集 ・ミスティックインクで痕跡を残す ・水たまりで音を立て、見つかってしまう 有能じゃない。 でも、名探偵になりたかった男の哀愁が、そこにはあった。 最初は冤罪を晴らすために始まった事件は、いつの間にか―― 関係者の想いを背負って戦う物語へと変わっていく。 トリュマー : 「…なるほど…残してくれてありがとうだな」 ルディア : 手帳の最後に「ありがとう、向かいます byホープズ」と書いておきますわ! これは探偵にとっても、そしてGMである僕にとっても最高のご褒美だった。 ◆シナリオの構造について ここからは、ちょっとだけ手品のタネ明かし。 実はこのシナリオ―― 推理をしてもしなくても、極論を言えば探索をほとんどしなくても、事件は解決する。 パン屋の死因や人柄。 猫猫飯店の親父。 ベイコンの後悔。 怪しい商人。 圧倒的な情報量でカモフラージュされているけれど、前半の要素は、クライマックスに直接影響しない。 本当に必要なのは―― ・ハルカが探偵事務所の場所を教えること ・探偵事務所で日記を読むこと それだけ。 それ以外の情報はすべて、PCの感情を揺さぶるための仕掛けなんだよね。 だから、最後の「犯人はお前だ!」という探偵シーンも、正解でも不正解でも問題ない。 このシナリオは、探偵をするシナリオではなく、探偵RPを楽しむシナリオ。 だから、ミステリーやシティが苦手な人でも楽しめる。 “なんちゃって本格ミステリー風シティーアドベンチャー” ――この名前は伊達じゃないのだw ◆下着泥棒の本音 情報と引き換えに下着を盗んでいく、ヘンタイ少女ハルカ。 エピローグで全てが語られ、彼女もまた「迷い猫」だったことが判明する。 「君は、探偵としては三流だったよ……。 でも、僕の友達としては、一流だったんだ」 このセリフは、僕のシナリオの中でもトップクラスに好きな一言♪ こうして冒頭の雑な冤罪劇に、ちゃんと意味を持たせるのでした♪ ◆まとめ 今回も世界に翻弄されまくった、若きホープズの諸君。 本当にお疲れ様でした! このキャンペーンも、いよいよ残り2話! “はきだめ”の魔動死骸区を抜け、この地にたどり着いたホープズの行く先は――? 来年もよろしく~♪
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