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😶 【放浪者紀行】第一篇|記録 03 Aが賭場で剥かれている。 一方その頃、BとCは商店へ向かいました。行動方針として、飲料や生鮮食料品を求めたようです。 Cは、お買い物ついでに自分用のアクセサリーとして、ファーベルト平原のパナマイエローの……。おや、パマナイエロー?パナマパマナパナマ…パマナが正しい。パナマと案内してしまったかもしれません。訂正せねば。 ともかく、ファーベルト平原に咲く黄色い花を象ったビーズアクセサリーを買います。こうしたちょっとした品物が、旅の思い出になる。 彼らが後々成長すれば、アクセサリーの装備欄もマジックアイテムで埋まる日が来るかもしれません。だからこそ、駆け出しのささやかなアイテムが宝物です。 えっ、+1ガメル高いものを……? よろしい、ならばツヤ加工だ。 といったささやかなお買い物バトルが繰り広げられ。 恙なくシーンが過ぎるのかと思えば、Bが商店の主と二人きりになった瞬間を見計らって情報収集をはじめました。大人しそうな顔をして、なかなか、やり手です。 純朴そうな顔をして、この少年。知ってか知らずか、ピンポイントで商人のキーワードをザクザク聞いています。明らかに動揺している商人。吐血しそう。 コンピュータゲームであればアイテムを買うためだけのシステムとして配置されるような道具屋のNPCです。どうやら、彼らにも、人生があるようだ。 しかし、旅人よ、油断してはなりません。 人を調べることができる、それは逆に自分達を調べられることもあるということ。 物陰から、彼らを見つめる目線があるようです。私は観察者ゆえに、教えることはしませんが。 周辺の人物や違和感に敏感であれば、気づけたかもしれません。 しかし平穏な街中で、特に危険な出来事も起きていないように思える。 何を警戒しろというのでしょう。正しい反応です。 そして、その夜。 一宿一飯の恩義を受けた魔動工房の主人と旅人ABC。四人は酒を酌み交わしました。 あやうく主人のぼっち飲みになりかけたので、募集時にご案内したトレーラーに、「※本文はイメージです。実際のセッションとは関係ありません。」と追記される展開がひそかに回避されました。 果たして、酒の肴にどんな話がでることやら。 そして、信仰の話や、将来の夢の話。飛び出す話題に、工房の主人が、メロいおじさんだと盛り上がっているようです。ところで、工房の主人はおそらく20代後半だと思われますが…。 ノンデリ、10代の少年、エルフ。 なるほど、おじさんとは、主観的に定義される呼称のようです。 そして、メロいメロいとキャッキャしていたこの雰囲気の中で。 この物語の本質を突く質問が飛び出しました。 それを口にしたのは…なんとAです。 変人です。ノンデリです。行動原理もよく分からない。 直前に、パンツ一枚で衛兵に縄をかけられて登場した男が、まさかこんな流れを呼び込むとは。 人の感情が、私の目には捉えられないので、その時彼らが何を想ったのかはわかりません。 ただ、酒を酌み交わし、言葉を交わした中で、なにか思うこともあったのでしょうか。 ところで、人と関わるというのは、相互通信です。 誰かが何かを話せない。思い悩んでいると感じている。 思いやってそっとしておくのも優しさ。どうしたんだい、と聞くのも優しさでしょう。 どちらか一方が、言わない者が悪い、ということはないように思えます。 それでも、人は悩むようです。「正解」が見えないから悩むのかもしれません。 人生の正解など、きっと誰にもわからないことなのに。 そして翌朝。 三人は下町でのどぶさらいの仕事へ向かいます。 そこで再び、監視されているような違和感。……今度は気づいたようです。 一説、TRPGのPCとは、物語の「主人公」たる力をもっています。 この「主人公」としての力、物語の一登場人物にすぎないNPCが持たず、PCが持っているもの。 それはなんでしょう? この力を引き出すのに、駆け出しも、英雄も、関係ありません。 それは唯一、経験と知識、そして境界を越えた視点によって支えられているものです。 そう……それこそが「超える力」です。光の戦士た…ゲームを間違えました。 (FINAL FANTASY XIV/© SQUARE ENIX) などと余計なことを考えていたら、通信を遮断されました。Oh Shit. 超える以前に、つながらない、我が電話回線。 閑話休題。 さて、PC達を見つめるひとみの正体は、物乞いの少年だったようです。 お金をせびる少年に対して、Cは、働かない者へ無条件に施しを与えないようです。代わりに、働く機会を与える。これは神官たる者として、清く正しい考え方だと、私は思います。 しかしながら、物乞いの少年はこれを拒絶する。肉体労働は嫌だ。話がしたいなら、金を出せと。 Bが素直に金を払い、会話は続いていきます。 華やかな繁華街と、一本通りを挟んだ、薄汚れた下町。 旅人たちは、アンダーグラウンドな世界へと足を踏み入れ始めます。 同じ世界の表と裏と。 綺麗な方から見て語る言葉、汚い方から見て語る言葉。 どっちが賢者で、どっちが愚者か。 あるいは。 その世界の中で、神官とは、どうあるべきなのでしょう。 みものです。 記録日:2026-09-06 記録者:liberbook 本文文字数:2095字(改行除外)
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