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😶 【放浪者紀行】第一篇|記録 01 『放浪者紀行』始まりました。 本作は、SW2.5における「放浪者(ヴァグランツ)」という生き方を題材に、旅先で出会った人や出来事へ、自身の価値観で関わっていただくことをコンセプトにしています。 放浪者については、公式リプレイの冒頭で、このように説明されています。 「無法者だけど、悪党ってわけじゃない。まあ、悪党もいるんだろうけど、西部劇の流れ者のガンマンとか、武侠小説の武侠とか、時代小説の浪人や渡世人とか、イメージはそっちの方かな。」 (出典:ベーテ・有理・黒崎/グループSNE『ソード・ワールド2.5リプレイBIG feat. データ&ガイド 剣と荒野と放浪者』KADOKAWA、2021年) 法や秩序から少し外れたところにいて、ときには犯罪者として追われるリスクを負うかもしれないし、あるいは法では裁けない者たちを相手に立ち回ることもあるかもしれない。 そんな面倒事へ首を突っ込んでもいいし、「あっしには関係のねえことで」と立ち去ってもいい。 自由とは、自らの意思で生き方を決める、という責任に裏打ちされています。 そう考えると、なかなか面白そうな題材です。しかしながら、放浪者を扱ったシナリオを探せど、ほとんど見当たりませんでしたので、「ないなら作りましょう」の精神で、まずは一本、書き下ろしてみることにしました。 果たして、こんな風変わりな試みに付き合ってくださる物好きはいるだろうか。 そう思いながら募集を行い、今回ご縁のあったのが三名の旅人たち。便宜上、プレイヤーとプレイヤーキャラクターをある程度同一視して、記録します。 プレイヤーA。 募集開始後、真っ先に応募がありました。速すぎです。世界を縮めました。 キャラクターシートを拝見すると、参加キャラクターは、宵越しのお金どころか名前も持たない博打狂い。経歴などは比較的あっさりしていますが、かなり癖の強い人物です。しかも知力B1の魔術職。現実と同じで、才覚あふれる人ばかりがその職に就くとは限らないので、むしろ面白いと感じます。 デリカシーを知らず、人の手紙を勝手に開けるような危うい行動も平然と行う。それでも、不思議と卓上の事故になっていません。 今のところ。 おそらく、これは単なる勢いだけの行動ではないのでしょう。相当数の場数を踏み、その経験をRPの制御に使っている方なのだと感じます。 プレイヤーBは、『冒険者』として参加。 本卓は、冒険者ギルドからの依頼がありません。このテーマが難しいのは、シナリオから具体的な指示が出されない、という点にあります。 依頼を受けていないとき、冒険者は「何のために生きるのか」。自分で、自分の行動理念を考える必要があります。 募集要項には「冒険者でも大丈夫です」と書いていましたが、やはり参加しづらそうな心持ちもあるでしょう。こちらとしては構いませんが、その心の距離感がセッション中に悪い方向へ転ばなければよいが、と少し気にしていました。その心配は杞憂でした。 名前を記録する少年が、名前を持たない旅人――プレイヤーA――と出会うという、面白い巡り合わせも起きています。後述するプレイヤーCの信仰する、放浪神の導きかもしれません。 プレイヤーC。 キャラクターシートを拝見して、「お。」と思いました。 前衛技能を持たない神官が短剣を携え、細々とした道具や嗜好品まで丁寧に整えられている。旅の準備をして応募してきたのだ、と感じます。 信仰神は“放浪神”サドゥールです。本シナリオのためにキャラクターを作ったのだと言わんばかりです。もしそうなのだとしても、それを確認するのは無粋なので、触れませんが。 本卓を早締めにしなかったのは、時間をかけて準備した方が、後からでも気兼ねなく応募できる余地を残したかったためです。プレイヤーCの応募は、募集開始から数日後でした。 TRPGでは、一見すると使い道のないアイテムもルールブックに載っています。こうした、一見無駄にも思えるものが、キャラクターを単なるゲーム上のユニットではなく、「この世界で生きている人物」にします。とても素晴らしい。 どの方も、シナリオとの相性は良さそうです。しかし、キャラクター同士はどうでしょう。なかなか個性的な方々ですので、混ぜ合わせてみるまで、実卓で何が起こるかは予想できません。 本卓をきっかけに出会った方々のように思えます。皆様、物腰が少し丁寧すぎるほどなので、朗らかな合流となりました。 まだ旅は始まったばかりですが、良い雰囲気です。 さて、ここからどう変化していくでしょうか。みものです。 記録日:2026-09-05 記録者:liberbook 本文文字数:1858字(改行除外)
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