2026年版 PSI ハウスルール+PSIリスト16種

無狼
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登録日:2026/06/10 16:39最終更新日:2026/06/10 22:16

---【2026年版 PSI】---
原典:クトゥルフカルト・ナウ
(初版2013年3月12日 p.76~80を参照)
再編者:無狼(旧 夜種王) 2026.6.6更新


1945年、南江戸川通信工業が設立。1959年、「マホロバ株式会社」と社名を変える。1991年、マホロバPSI研究所を新たに創設。世界有数の超能力研究機関として牽引。
2026年、今や誰もが心に思うだけで電子機器を自在に操れる時代がついに到来した。やがて、技術的特異点を迎えた。マホロバ社は世界的不況の中で最も成功した存在となる。

本社マホロバは大手電子機器メーカーの十八番であるAV機器分野に加えて、音響・映像、放送機器、多くのマホロバグループによるエンターテイメントソフト開発に金融や流通、食品、化粧品、人的サービス、そして現代のITや通信技術にまでその頭角を現してきた。
全てこれらはPSI=アザトースへの信仰がもたらした、特異点技術によるその恩寵である。探索者も、研究者も、狂信者も、人類皆すべてが冒涜的技術に身を委ねていると知らずに……

カルト・ナウが販売された2013年当時から更に13年後、PSIの実験方法は更なる進化を遂げた。
ニャルラトホテプの化身の一つ、チクタクマンが機械接続を通じて更なる領域拡大を試みたのだ。
2026年探索者は現代の安寧と平和を享受しつつも、静かに広がる精神汚染を防がねばならぬだろう。

マホロバPSI研究所は世界でも有数なアザトースの大神殿として君臨している。盲目にして白チの神アザトースから付与された暗黒の恩寵は「PSI」として技術変換され、捧げられた供物に対し「見返り」として数多くの研究者や利用者にPSIを無差別に与えている。
大半の研究者や利用者を含め、誰もこの事実を知らない。唯一、この事実を知る者は■■■■。


以下、P.E.A.systemの旧ルール(下記URL先)を再編した、2026年の新CoC向けPSIハウスルール。
https://seesaawiki.jp/trpgyarouzu/d/P.E.A.system



・CoC(旧対応)のP.E.A.Systemと、新CoC(7版以降)のPSIハウスルールの違いについて
複雑化し過ぎた内容をより短くシンプルに再編。

PSIとは超能力。”人類の可能性(心)”ではなく、アザトースに供物を捧げ交信した結果得た”思考具現能力”。
その力の源は理外にあり、混沌をもたらし、真実のヴェールを剥ぐものなり。

・PSIの扱いについて
PSIは手番消費無しでDEXに関係なく1RにPSI取得数分まで任意に回数行使可能。リアルアイディアによって結果が大きく左右され、対抗必要時は受動側PSI対能動側PSIのR/H/Eの難易度判定によって判決する。
PSIは技能扱いとし、獲得したPSI(名称)ごとに個別管理。(例:⭐︎PSI(サイコキネシス)100%と、⭐︎PSI(テリトリー)15%)

・PSIの扱いについて(GM/KP向け)
選択式ハウスルールとし、不採用を理由にKPは拒否可能。あるいは自由にルール改変や使用を行い、自由な裁定を許可。
GMKPは制限・禁止を付与できる権限を持ち、PLによる宣言なきPSIの行使・技能判定は不発として扱ってよいとする。

PSIの行使ではなく知識や経験として技能判定を行う場合、PSIが関係するかどうかの有無を調べる事が可能。その範囲は多岐に渡る。無論、純粋な技術や魔術の場合は範囲外である。
GMKPはPSIではなく、”とある技術・魔術”として描写を隠蔽可能とする。無論、PLも虚構を織り交ぜて行使可能とする。


・PSIの取得方法について
初期取得は1つ。ロールオアチョイス。

また、PSIは多重取得可能。1Rに取得数まで任意に行える。PSI行使時は個別に判定を求め、別々の対象への攻撃や複数回攻撃、同じ効果を2倍にしたり掛け合わせたりする事が可能。

PSIを取得する方法については「・PSIの獲得(2026年版)について」を参照。

・PSIの特化について
取得時にPSIの範囲を狭めて強力にする事が可能。特化した場合は不可逆とし二度と戻せない。
制定した16種以外にもオリジナルのPSIや、複合したPSIを創作しても良いとする。その程度に合わせてコスト無しからステータス永久喪失までそれに見合うものを制定すること。


・PSIの獲得(2026年版)について
2013年当時(旧ルルブ)のカルトナウでは、1d6日間の投薬実験及びPSI賦活実験を経た後、INTx5のロール失敗でPSIを獲得。その瞬間、被験者はINT1d3とPOW1を永久喪失、2d6のSANCを供物として捧げていた。

2026年現代のキャラはInt判定不要でアザトースとの交信が誰でも可能となり、通信機器により交信した際に供物としてInt15とPOW5とSAN12を捧げれば、誰でもPSIを即座に獲得できるようになった。

IT・インターネット通信の発達と高度電子技術の普及によりもたらされた利便性は場所を問わず誰もが扱え、(マホロバPSI研究所など)神殿に関連した施設からの通信を経由して一定量の電子情報を与え続けさえすれば、アザトースの暗黒の恩寵をPSIとして気軽に受けられるようになった。ニャルラトホテプの化身たるチクタクマンは白チの神への供物増大を望みつつも自身の領域拡大と信者獲得を狙っており、人類文明が生み出した通信技術を利用せんと密かに嘲笑い魔の手を忍ばせていた……



・技能「PSI」について 【+GMKP向け】
PSIの初期値技能はそれぞれ0%。
PSIを行使する度にコストを払い、成長判定無しで1%増加。知識や経験として技能判定時は例外として増加させない。また90%超えた際のSAN2d6回復も無しとする。1クリティカルと100ファンブルのみ、コスト無しか不発として裁定。

99%から成長判定に成功した場合はカンスト100%とし、新たなPSIを1つ獲得(0%スタート)する。人外含む人間のカンスト限界は100%だが、神格等はカンスト制限無しで任意に獲得可能。魔王アザトースならば20種かつ1000%超だろう。

取得したPSIに応じたコストを消費するが、HPやMPとSAN、ステータス数値でも供物として代用可能。他者のコストも負担可能。他、アイディア次第では柔軟な対応を行うこと。

【GMKPは必ず、代用コストの可否をセッション前に伝える事。またGMKPは代用コストを拒否することが出来る。】
(例えばHPかMPかSAN1につきコストのPOW1相当、STR1でMP1に変換する、そもそも代用コストを認めない等)




・PSIの表記について
技能として個別に技能値を管理。
詳細記載時は下記の通り。

魔術取得時と同じように、☆PSI(名称)で統一。別記に名称、威力、基本射程、コスト、その他設定を表記。
成長等による何らかの変化が生じた場合は名称に+や-を追記。

旧版と異なり、各種性能データを統一した。
新たに定義したPSIの性能は2026年現代人類が平均的に扱えるレベルとして便宜上明記した。

人によっては弱くしてコストダウンを図り、あるいはコストアップして強力に、違法薬物やサイボーグ強化手術による補正や弛まぬ努力による習熟などさまざまである。
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【PSIリスト16種】

・「PSI初期取得前に」
忠実に0%から開始し職業技能点または自由技能点から割り振りしてもよいが、単発セッションや既にPSIのプロフェッショナルキャラクターとして求められる場合、冗長化するため新規取得時の場合のみ1d100をロールして成長させて良いとする。
GMKPのシナリオ内容に応じて開始前に上限99%までのXd10のシナリオ開始前成長を行わせておくことで、PL側もたった一つのPSIを最初から十分に扱える上、セッション中に無駄打ちによるPSI行使の過度成長を防ぎ健全なRPが行いやすくなることを願う。

また16種のPSIをGMKPとPLは自由に改変し、独自の定義付けと自ら選んだPSIがもたらす効果への理解を推奨する。ここでは記載しないが以下の参考例を残す。PSIは表現したい思考情報を現実へと具現化する手助けをしてくれるだろう。

テラキネシス(大気・大地操作系)、アクアキネシス(水)、マグネティズム(磁力・金属操作)、アルケミスト(錬金術や物質形状操作系統)、クロノキネシス(時間系)、バイオキネシス(生態操作・不老不死・変異・身体強化等)、テリトリー(超常、概念、領域系含む)など

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☆PSI(ヒーリング)
回復(威力):基本3d6 射程:タッチ コスト無し
生物が持つ自然治癒力を異常強化する超能力。

過剰再生によるダメージ(基本3d6)が可能。MP3を支払う事で+6回復量増加と四肢再生や肉体復元、または相手のステータスに直接ダメージやデバフ(難易度増加、B1/P1等)を与える。

この超能力者は望めば自身の代用コストにより更なる瞬間回復量を望める。気絶を即座に解除するかどうかも超能力者の匙加減で調節可能。中毒症状や無酸素状態などは取得したPSIの効果や状況により悪化する場合がある。精神分析及び医学や応急手当などの医学系技能はより有利な効果や回復量の更なる増加を見込めるとする。

他、取得時に望む効果定義や得意とする分野に応じて特化させることで、射程変化や回復量を増減させることが可能。HPではなくコスト無しMP回復/譲渡/奪取への特化も可能。

[☆PSI(リジェネーション)]
攻撃を受ける度にHP2d6+6ずつ自動回復する自己再生能力に特化した半不死身タイプが存在。このヒーリング特化型(リジェネーション)はSANを6捧げPOW5を更に永久喪失することで取得可能。

ヒーリングと違い自身のみが効果対象であり、PSIの技能判定を不要で自動成功扱い(1発の礫矢弾等を受ける度に回復/1成長/99%に初めて成長判定をセッション終了後等にロール可能など)。死にかける度にSAN1ずつ消耗してゆく。
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☆PSI(テレパシー)
威力:該当せず 射程:該当せず コスト無し
思念伝達と思考走査の超感覚的知覚能力。

発音や電子画面を用いず、直接対象に映像や音声、感覚や感情、概念まで直接伝達する。また対象が思考した情報を読み取り、他者のイメージを他人に植え付けたり記憶の共有ができる。心理学、精神分析や人類学などの技能保有者は更なる有利な効果を期待できる場合があり。

原則として相手が人間か知的生命体に対して効果が発揮されるものとし、人智の及ばない神話生物や機械(AI)、特に精神を持たない存在は効果が無いか重篤な精神汚染(SANC0/1から1d100/即死まで)を被る可能性あり。特に情報共有によるSANC発生の恐れをノーリスクで完全に情報共有できるものの、”この超能力者が発狂している場合、無差別にSANC情報を無自覚にばら撒く精神汚染を引き起こすリスクが極大”である。

戦闘等の手番でテレパシーを行った超能力者はB1/P1どちらかを選択して常に効果を期待することができる。1回のPSI行使で多重思念接続を行う場合、自身と相手以外の対象人数が一人増える度に、超能力者の行動・技能判定等に対しペナルティ1個ずつ付与される。また相手がテレパシー、プレコグニション、アンチPSI超能力者の場合は難易度判定を行い競い勝たねば効果を得られないとする。


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☆PSI(セカンドサイト)
威力:該当せず 射程:該当せず コスト無し
霊能とPSIの可視化能力。

上記に加え、魔術の痕跡や視えてはいけないものまで見えるようになる。星の精やティンダロスの猟犬から、亡霊や妖怪まで様々な存在をその眼で視ることができる。自らの意志でON/OFFが可能な点が一般的な霊感と大きく異なる点であろう。

またPSIを視覚情報で捉えることができるため、PSIに対して”回避や応戦”を試みる事ができる。その状態でMP1を支払うたびにB1/P1を獲得、蓄積し続ける事ができる。不可視のサイコキネシスや、瞬間移動のテレポートだろうと、クロノキネシスで時を停められようが魔術を使われようが『全て視えている』。
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☆PSI(クレボヤンス)
威力:該当せず 射程:該当せず コスト無し
望むがままに見る超感覚視覚能力。

肉眼で捉えきれないほど遥か遠く極めて小さくとも、遮蔽物があろうと完全な暗闇の中であろうと望んだものを見ることができる。視覚内に捉えていれば対象の視覚を盗み見る事もできる。この超能力者の理解が及ぶ範囲であれば生物の遺伝子構造や物質の素粒子だろうと好きに思い描いて見通すことができる。

この超能力は他のPSIと組み合わせる事で真価を発揮する。セカンドサイトならば対象を思うがままに(例えば弱点看破)、サイコメトリやプレコグニションなら過去か未来で知りたい内容を視覚化、ソートグラフィで写真・動画のリアルタイム共有、アンチPSIで安全に盗み見る(難易度判定)、エレクトロキネシスならば監視カメラや電子プログラムを乗っ取る視界ジャックなど多岐多彩に渡るだろう。セカンドサイトでは絶対に見てはいけない存在を視る事が出来るだろう。

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☆PSI(サイコメトリ)
威力:該当せず 射程:該当せず コスト無し
物体に残る残留思念を読み、過ぎ去りし記憶へと辿る情景知覚能力。

主に手で人やモノに触れる事で過去の記憶を読み取り、その物体がかつて見てきた場所ごとの出来事を知る事ができる。特に強く残された想いや思念に触れると意図せず発動してしまう。なお自身を触っても、自身の過去が蘇るだけである。

2026年現代PSI超能力者は電子化情報から一時的に辿る事ができ、生体電位(準静電界)で構成された幽霊や人の気配などを限定的に可視化できる。水場やトンネルなどで特に起こりやすいだろう。それ以外の電子機器周辺や送電設備といった電磁波の影響を強く受ける場所にいる場合、サイコメトリが正しく反応しないことがある。

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☆PSI(プレコグニション)
威力:該当せず 射程:該当せず コスト無し
全知に相応しき予知能力。

意図せず発動することが多い。白昼夢、デジャブ(既視感)、予感や直感、無意識の行動や偶然の出来事など様々である。当たる場合も当たらない場合もある。たった一つの時間に支配されている世界もあれば、複数の出来事で枝分かれするパラレルワールドもあり、タイムリープし続けた記憶や己だけが歴史改竄に影響されず記憶を保持している等のパターンもある。別の世界で同じ自分が自分に語り掛けてきたり、死の間際に残した強い想いを予言として受け取る場合もあるだろう。

意図して予知したい場合はMP6とし、ある探索の一区切りまたは戦闘終了まで自身のダイスをB1/P1どちらかを任意で効果を得続け、予知により必ず難易度は1段階下げられたものとする。またPOW5を捧げて『願い』を望めば、あらゆる全てのダイスロール直後のうち一つをリロールさせることができる。この『願い』はコスト代用不可。

他人に対する予言はMP1d6で行い、その他人がダイスロールを行う前に予言者が”予言”宣言を行うことでB1/P1を与える事ができる。この予言はシナリオ中(または1日ごと)に1回だけ出来るものとする。同じ予知能力者による予言が行われた場合、予言者同士の難易度判定で競い、負けると予言が上書きされてしまう。

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☆PSI(ヒプノーシス)
威力:該当せず 射程:POW コスト無し
眠りを司り、幻覚を見せ、認識を阻害する超能力。

人や亜人(深きものども、食屍鬼)、機械やサイボーグ、人外に対して影響を及ぼせる。空間に対して限定的効果を及ぼすこともでき、催眠(電源遮断)や幻覚(誤認識)を引き起こす事が可能。精神分析またはヒプノーシス(まれ/ルルブ技能)の技能保有者は有利な効果を望める可能性があり、ヒプノーシス技能保有者が技能判定に成功すると下記の難易度を全てRに置き換える。

POWメートル範囲内まではレギュラー(R)、その2倍はハード(H)、範囲外はイクストリーム(E)を基準とし、ヒプノーシスの影響下にある対象は同じくPOW判定で抵抗される(ボーナス無し/±1/±2)。例外として既に催眠状態か、INTまたはPOWが0になった存在を思うがままに操り、ヒプノーシス超能力者の技能で行動させることが可能である。

眠らせたり幻覚を見せるほかに、無意識に簡単な動作を行わせたり、電子的カモフラージュによってデジタル画像に映らなくさせられる。なおPSIによる調査や、フィルム撮影や科学捜査等で隠蔽が暴かれるだろう。
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☆PSI(サイコキネシス)
威力:基本1d10 射程:POW コスト無し
手を触れずに念の力だけで操る能力、万物の法則と物質を操る至高の能力者。装甲無視の魔術的攻撃として扱う。

自身を含む万物を自由自在に扱える。2つ以上を操る場合は全てダイスロールP1。未知の物質と非物質やエネルギーを操作する場合や未知の法則に従う概念を操作する場合も同じくP1とする。生物の体内を搔き乱して細胞破壊をすることもできる(装甲無視ダメージ)。

発想次第では医学の代用となり、道具が無くても火を起こしたり金属武器を自作したり、風を操り空気の塊を動かすことだってできるだろう。象よりも重く巨大な物体を思うがままに動かし、重力を反転させていくつもの自動車を盾にしたり、針よりも小さいナノレベルの精密作業だってなんでも出来る。発想次第では更にダメージを増加させられる。仮にフリゲート(艦)を浮かして投げつける場合は難易度Eだが直撃すれば20D10級のダメージを期待できるだろう。

MPを1消費するたびに威力を+1d10ずつ増加させてボーナスダイス1個を与える。
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☆PSI(レビテーション)
威力:該当せず 射程:様々 コスト無し
念の力でゆっくりと宙に浮かび、あるいは加速し、高速飛翔する超能力。

1Rに基本POW/5m(切り捨て)の水平垂直移動が可能、それ以上の場合はPOW判定の難易度により決める。落下時は自由に速度調節が可能であり、気絶さえしなければ落下ダメージをいつでも無効に出来る。水の上を歩いたり水の中を「走ったり」、壁や天井に足を置いて重力無視歩行をしたり崩壊中のビルの破片に飛び移ったり、空へ飛んで高速立体機動ができる。

高速移動中はDEX2倍として便宜上扱い、何らかの理由で負傷した場合はダメージの最大化と墜落のデメリットを負う。戦闘技能や射撃、登攀や水泳など身体系技能に様々な恩恵(基本B1/P1)が受けられるとする。MP1を支払う事で1R相当の間でPOW/2mのDEX3倍、MP2を支払えばPOW(m)のDEX4倍で即座に動ける。

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☆PSI(パイロキネシス)
威力:3d6/半径1m 射程:POW/5 コストSAN1かMP1
焔を操り、全てを燃やし尽くす発火能力。

”魔術的攻撃”として内部からの装甲無視の超高温ダメージとして扱う。殆どの金属を融解し、不燃物を完全焼却し、塵も残さず全て焼き払う。既に燃えている場合や種火、燃料、爆破物がある場合はコスト無しで行使可能。SAN1あるいはMP1を消費するたびに”+3d6/半径1m”ずつダメージ増加。工夫によっては火災旋風による超広域攻撃、テルミット焼夷攻撃による超燃焼攻撃、爆発とは逆ベクトルの爆縮攻撃なども行えるだろう。

火を操り消し去る事も満たす事も出来、意図して爆破と広域延焼を引き起こし、火災の中でも空気を調節し窒息しないよう立ち振る舞える。この超能力者が発狂している場合、火の原始的安堵を求めて放火し、火の揺りかごの中に気が済むまで過ごそうとするだろう。もしくは極端に熱い/寒いと感じて邪魔な衣服を脱いでしまうかもしれない。あるいは全てが嫌でやり直したくなって目に映るもの全てを燃やし尽くすだろう。

この超能力者は火による熱傷や高温火傷が起こりにくい。POW/5(切り捨て)までの耐熱装甲を有している。仮に炎上して衣類が焼け落ちても肉体は無傷であり、炎上している周囲の火の熱を奪い去り完全に消火ができる。他、化学熱傷(発熱反応)に対してもある程度の耐性があるため、一部の神話生物の攻撃があまり効かない場合もあるだろう。


風変わりな特化型として冷却能力(クライオキネシス)、乾燥と風の能力(飛行するポリプp.297参考)、音と振動の能力(トルネンブラ/新マレウス・モンストロルム Vol.2神格編p.160参考)など。
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☆PSI(ソートグラフィ)
威力:該当せず 射程:該当せず コスト無し
念写能力。化学的反応のフィルムか電子技術のデジタルを問わず画像や映像を浮かび上がらせる。自身の記憶や脳内保存したモノを写真や音声付動画として、情報媒体に転写することができ、望んだものであればなんでも出現させられる。ただし曖昧なものや自身が知らない、見覚えが無いものや理解できないものは正確に転写されない。

また2026年現代超能力者はデジタルの映像素子を利用して二次元平面や三次元立体の情報を自らの目やプロジェクターから出現させて、他人に動画やデジタル写真を見せることができる。鏡や水面にも画像や映像を見せて疑似的な光学幻覚をもたらすことが可能である。もちろん文字や何かの記号などをデジタルプリントやスキャンプリンターを経由し、リアルタイムで編集と改竄をしつつ、印刷させて紙を出力させることもできる。

古典的能力としては、念の力で透視映像をフィルムやデジタルデータに焼き付けるといったものであり、この場合は何かを望んでイメージした場合はそのナニカを焼き付けてヒントを得る事ができるだろう。MP1のコスト消費を必要とする。
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☆PSI(テレポテーション)
威力:該当せず 射程:基本POW コスト無し
自身を含む生物と物体を瞬間的に移動させる物体転移能力。POW/5分まで複数の同時移動が可能であり、MP1を支払うことでPOW分の飛距離か転移可能数が増加する。

一般的に目で見て空間を経由する空間移動型、超高速で目的地へ到着する瞬間移動型、高負荷の思考処理で移動過程を省略する座標移動型など様々なテレポート概念があり、壁や物質のすり抜けが可能なタイプや不可の場合もある。仮に埋まった場合は窒息判定を開始する。仮にテレポート中に攻撃を受けた場合は思考処理が追い付かず空間認識能力が低下するため、1d6Rの重篤なスタン(攻撃・回避・その他行動・思考不可能)を被る可能性がある。

回避転用時は自動成功扱い、攻撃転用時は攻撃判定ボーナス1個付与または攻撃手段とする威力の増加あるいはダメージ最大化、対象落下ダメージや追加攻撃、PSIの組み合わせによる複合効果などを宣言し選択する。
更にMP1d6を供物に捧げれば、機械のコアまたは生体の臓器飛ばし攻撃が可能。対象のPOW判定による抵抗に打ち勝てば、即死またはステータス永久喪失を望める。なお自身の心臓や脳を間違っても見知らぬ場所へ転移させないこと。この判定は対象の明確なその位置や構造が不明の場合、上手く発揮されず不発に終わる。

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☆PSI(アポート)
威力:その対象に依存する 射程:POW コスト無し
任意の物体を手元に引き寄せ、あるいは射出、物体移動させる超能力。

POW数だけ生物を含む任意の物体を直線・曲線・不定形に引き寄せたり、移動させることが可能。物体間をすり抜けさせることは不可能だが、視界から見えていなくても物体を把握さえできていれば自由に動かすことができ、対象をただ飛ばすだけのテレポーテーションと異なり”掴んでいる感覚”を感知することができる。生物などの対象がPOW対抗を試みて抵抗された場合や、POWキログラムよりも重い物体の移動で難易度R/H/Eで失敗した場合は掴んでいた感覚と共に中断されることがある。

攻撃や防御に転用する場合は状況により異なるが、MP1を支払うたびにその参照先威力の更なる威力増加、重量級攻撃による装甲無視ダメージ、”火や電気などを操りエネルギー攻撃”を疑似的に行えるなど多岐にわたる。

セカンドサイトと組み合わせれば魔術の流れをおかしくしたり、非物質や霊体を捕まえたり、視えたPSIを搔き乱す事もできるだろう。サイコキネシスと組み合わせれば両手で扱えるように万物を操り、紙切れのように引き千切り(魔術的攻撃による装甲破壊)、究極系は己の全てを代償として供物を捧げれば重力と斥力を弄ってブラックホールによる抵抗不可能かつ停止不可の超超範囲消滅即死攻撃の極めて致命的な重力崩壊を引き起こす事だって可能だろう。

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☆PSI(アンチPSI)
威力:該当せず 射程:POW/10m コスト無し
PSI及び魔術に対する霊障防壁。この超能力者は自身のPSIが使えなくなってしまう。
【アンチPSIの効果は最も優先され、全てのPSIはアンチPSIの効果処理後に従うものとする】

SAN1またはHP1かMP1を支払う事でその悪影響を一時的(1R相当)に解除することができる。この時だけ、この超能力者のアンチPSIの効果は消失状態となり無防備になる。

常にあらゆるPSIと魔術による直接干渉の抵抗を自動成功とするが、その結果によってもたらされた傷害や事象までは防げず被る。特にPOW/10m以内に接近したPSI超能力者及び魔術詠唱者は著しい頭痛や吐き気をもたらし、彼らの行動にペナルティダイス1個をもたらす上にPSI及び魔術を使えなくさせてしまう。既に発動した超能力と魔術の結果については無力化できない。

妨害したい対象を視覚内(POW/5m内)に捉えた上でMP1を1Rずつ支払い続けるか、あるいは空間(POW/2m内)に対しMP1d3を支払い継続し続ける事で上記と同じ効果を得る事もできる。またはMP1d6を支払えば瞬時(1R終了まで)にPOWメートル範囲内のPSIによる超常現象や電子機器類を指向性高次元エネルギーで無差別に焼き切り、PSI超能力者と魔術詠唱者を全てを一時的に無効化する。

妨害出来る効果範囲の例示として、サイコキネシス及びアポートの直接干渉攻撃、テレポテーション、パイロキネシスの体内発火攻撃、エレクトロキネシスの肉体直接干渉及びPSI妨害効果、ヒーリング、プレコグニションの予知対象外、テレパシーの読み取り無効化(POW判定)などとする。アンチPSI同士が接触または対抗する場合は互いに自動失敗とし、常に双方効果を及ぼせずに拮抗し続けるものとして扱う。


特化型として物理反射またはPSIを直接防御するPSIシールド型、物理反射・魔力反射型が挙げられる。
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☆PSI(エレクトロキネシス)
威力:2d10 射程:POW2倍 HP1またはMP1
電気を操り、電磁波を制し、電子機器を制御する現代人の超常能力。磁場を発生させたり狂わせ磁力を与えられる。

応用では電磁力の浮遊による高速移動や落下軽減、天井と壁への張り付きや金属製品の移動、生態電位の最適化と神経伝達の強化により”2回行動”の手番を得るなど超能力者の発想次第とする。

一般的な電気に加え、電磁波(電波、光、X線やガンマ線の不可視光線)、電磁力に関連した事象を操作し様々な現象を引き起こす。マイクロ波による電子レンジ加熱、電気照明やアーク放電、電子回路の焼き切りや電気火災、電脳通信と通信傍受など2026年現代で発明された電気製品と同じ事がなんでもできる。
またモバイルバッテリーや送電設備など十二分な蓄電方法があればコストをアイテムで代用可能。パイロキネシスと同じく利用が可能であれば代案を多く採用する。

このPSIによる攻撃は純粋なエネルギー攻撃に該当し、命中した超能力者のPSI行使を1R妨害(使用不可またはP1)する。また電気無効を除く全ての対象にスタン1d6の効果を与える。場合によっては除細動器のような効果や、逆にショック・気絶狙いもできるかもしれない。
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☆PSI(人工PSI)
威力:様々 射程:PSIによる 使用回数:基本1d10回
超能力や超常現象が人工再現された道具や装置類。技能判定ではなく、機械に設定された固定技能値をロールし、成功失敗を問わずコストと使用回数を消費する。

既存の法則を無視した製法で作られている。アザトースの暗黒の恩寵を受けたアーティファクトとなっているため、その電子基盤は真似できても技術的に再現不可能である。作成や再調整、充電や修理はマホロバPSI研究所に関連する施設でしか行えないだろう。

例外的に取得数としてカウントせず”手番を消費”してDEX順に従う。コストの代用は全て不可。使用後は充電するまでか使い捨てであり、ファンブル時は炸裂や熱傷による1d10のダメージを負う。設定された効果しか扱えない。

メリットはPSI能力者で無くても扱えること、エセ超能力者でも本当にそれらしく扱える。技能無しで隠せる小型の場合は使用回数1の使い捨て型だろう。基本的には電子回路と再現機構が組み込まれたモバイルバッテリー型であり、度重なる使用に耐えきれず電子回路が焼き切れているとする。サイボーグ及び機械生命体とは相性が良く、充電可能な場合が多いだろう。

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本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

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また、クトゥルフカルト・ナウから2013年3月12日 p.76〜80よりPSIに関する設定を引用しております。

その設定以外においては、【2026年版 PSI】としてのその裁定、データ内容、新CoC7版においての世界観はオリジナルであり、P.E.A.systemの原作者及び新版PSIハウスルールの再編者である著作者(無狼)としては、特に利用報告や改変許可取り等の連絡は不要です。ご自由にどうぞお使いください。
2026.06.10 無狼 (旧 夜種王)